「柿」のおすすめ商品の比較一覧表
秋のフルーツ「柿」の特徴
柿は秋のフルーツの代表ですが、その種類は1000種類以上もあるといわれています。同じ品種でも栽培されている土地や地域、県によって名前が異なるのが特徴です。
柿は大きくわけると「生果の柿」と「干し柿」があります。生果の柿は「甘柿」と「渋柿」に分けられます。実はもともと柿は渋柿だったのですが、突然変異で甘柿が生まれたのです。
おいしくて栄養価の高い柿について、解説していきます。
柿の栄養はビタミンCが豊富!
あまり一般的ではないかもしれませんが、柿には豊富なビタミンCとカロテンが含まれています。
とくにビタミンCに関しては、柿100gを食べれば1日の摂取目安量の70%を摂ることができます。ビタミンCは抗酸化作用を持ち、皮膚や粘膜の健康維持を助けてくれる栄養素ですので、毎日健康に過ごすために積極的にとりたいですね。
柿の収穫時期は10月~11月初旬!
柿には早生種やハウスものがあり、早ければ8月中旬から収穫の時期になります。9月になると筆柿や刀根早生などの露地ものの柿が収穫されるようになり、本格的な収穫時期は10月中旬から11月にかけてです。
甘柿の代表種である富有柿などは11月くらいからが本格的な収穫期ですが、一般的に柿の旬は10月から11月ということになります。この時期の柿はおいしくて栄養価の高いものが多いです。
お取り寄せ柿の選び方
フードのスペシャリストであるお二人に、柿を選ぶときのポイントを教えていただきました。柿を選ぶ際に気をつけたいポイントをチェックして、商品選びに活かしてみてください。
柿は収穫の時期にあわせて出荷が開始されますので、本記事をご覧になるタイミングによっては商品がご購入いただけない場合があります。あらかじめご了承ください。
代表的な品種から選ぶ
柿は大きく「甘柿」と「渋柿」にわかれます。品種にするとおよそ1000種類もあります。まずは代表的な品種を見ていきましょう。
甘柿の代表品種の「富有柿(ふゆうがき)」
富有柿の栽培は1857年といわれ、富有と命名されたのは1898年です。甘柿の代表で、果実は丸に近い四角形。果皮は産地によって色が違いますが、橙(だいだい)から赤みがかった橙まであります。
特徴は果皮がなめらかで光沢があり、日持ちがよいこと。甘さが強くて果汁が豊富です。採れたては果肉が粗めですが、熟すにしたがってとろける食感になります。
適応力があるので、全国の多くの地域で栽培されています。
梨の食感が楽しめる「太秋柿(たいしゅうがき)」
みずみずしい果汁もありつつ、梨のようなシャキシャキとした食感が楽しめる品種です。種が少ないので柿をむく手間もかかりません。また、糖度も高く甘みがあります。平均250g~400g位の大きさになる柿で、食べ応え十分です。お値段は少々高めな高級柿です。
富有柿×次郎柿からできた「陽豊柿(ようほうがき)」
甘い、赤い、大きいが揃った品種です。甘柿の代表品種の富有柿と次郎柿を掛け合わせて誕生したのが陽豊柿です。平均糖度が16度~17度もあり、とても甘くジューシーな果肉を味わえます。甘くて歯ごたえのある柿らしい柿をお探し方にピッタリの品種です。
茶色い果肉の「紀ノ川柿(きのかわがき)」
黒砂糖をまぶしたような茶色い果肉が特徴で、和菓子のような上品で濃い甘みがたいへん人気の品種です。
もともとは渋柿の品種の柿を手間ひまかけて渋抜きをし収穫してできたのが紀の川柿です。種のない品種で、糖度も平均以上ありたいへん甘く果肉もやわらかい柿です。
マンゴーのような糖度の「富士柿(ふじがき)」
富士山のような形と大きさがめずらしい柿です。もとは渋柿の品種のため、炭酸ガスで渋抜きされてから出荷されます。マンゴーのようなやわらかくなめらかな食感が楽しめます。
完全渋柿の「市田柿」
500年以上の栽培歴史があるといわれる南信州を代表する品種。干し柿にしたものも「市田柿」と呼ばれ、地域の特産品として知られています。
果実が小さく、干し柿にしてもひと口大で食べやすいです。特徴は果肉がきめ細やかで上品な甘さ。高級和菓子としても人気があります。
「市田柿」は商標登録されていて、長野県飯田市と下伊那郡で生産・加工されたものだけに限定されています。
種有りか種無しかで選ぶ
柿は種が多いほどに甘くなる傾向がありますが、ひとつひとつ種をとるのは手間であることもしばしば。とくに、小さなお子さまや高齢の方は、誤って飲み込み喉に詰まらせてしまう可能性もあるので注意が必要です。
平核無(ひらたねなし)は種がない品種で、明治42年に名づけられたようです。地域によって「八珍柿(新潟)」「おけさ柿(新潟佐渡)」「庄内柿(山形)」「紀ノ川柿(和歌山)」などの名前で栽培されています。
贈答用か自宅用か、目的に合わせて選ぶ
秋の代表的なフルーツである柿は贈答用にも使われます。自宅用やギフト用など目的に合わせて選びましょう。
高級柿なら贈答用としてもピッタリ!
通販で買える柿には、有名ブランド柿などの高級柿も人気の一品です。季節行事のお祝いや返礼品などに贈ると喜ばれるでしょう。しかし大量の柿を贈るとかえって迷惑になる場合もあるため送る際は相手の家族構成を考慮して選びましょう。個数が少なくてもなかなか自分では買わないブランド柿を贈ると喜ばれますよ。
自宅用なら訳あり品がコスパも最高
甘くておいしい柿は家族の間でも人気があります。家族が多いご家庭で思いきり柿を楽しみたいという場合は、「訳あり商品」を選ぶのがポイントです。
訳ありといっても、贈呈用の基準に選ばれなかったというだけ。見た目にちょっとしたキズがあったり、ふぞろいだったりといった程度の理由です。おいしさに変わりはありません。
訳あり品は量も多く、お値段もリーズナブルなのでお得です。
干し柿を作るなら渋柿を選びましょう
干し柿として有名な長野県で栽培されている柿の品種の市田柿。枯露柿の製法で作られる「市田柿(いちだがき)」は、長野県の特産として有名で小ぶりで上品な甘さが人気の干し柿です。ヘタの部分になわをかけ吊るして乾燥させる「枯露柿(ころがき)」は水分が25~30%で、しっかりとした甘さがあります。また、硫黄で燻蒸(くんじょう)させて作る「あんぽ柿」は水分が50%前後あり、ジューシーな食感を楽しめます。
お取り寄せ柿のおすすめ10選
ここからは、フルーツアドバイザーの原 詩織さんとフードアナリストの平林玲美さんがおすすめする、人気ブランド柿をご紹介します。
柿は収穫の時期にあわせて出荷が開始されますので、本記事をご覧になるタイミングによっては商品がご購入いただけない場合があります。あらかじめご了承ください。










通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 柿の売れ筋をチェック
Amazonでの柿の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
美味しい柿の見分け方
おいしい柿の見分け方には3つのポイントがあります。まず「ヘタを見る」こと。柿には4枚のヘタがついていますが、色の緑が濃く、柿の実とぴったりくっついているものを選びます。熟す前にヘタが一枚でも欠けると、そこから虫が入り込むことが多いです。
次に「色が均一なもの」を選ぶこと。色はヘタの近くまでしっかり色づいているものを選びます。全体の色が濃いものがベスト。まだらな色は避けましょう。
そして「重さ」も重要です。ずっしりと実の詰まった感じの重い柿がおいしいです。
柿の保存方法
柿は痛みやすいので保存方法が大事です。通販などでまとめて購入した場合は保存方法によっておいしさを保つことができます。
常温で保存すると2~3日でやわらかくなるので、常温保存では風通しのよい場所で保存してください。1つずつ新聞紙などで包むと痛みにくくなります。
2~3日で食べきれないときは冷蔵保存します。このときキッチンペーパーなどを水で濡らして柿のヘタにくっつけてください。その柿を逆さまにしてポリ袋などに入れて冷蔵保存すると2~3週間持ちます。
柿を使ったアレンジレシピ サラダにすると美味しい!
柿を食べるときのおすすめのレシピを紹介します。編集部員が家庭で作っているレシピです。味付けは好みの味にして調整してくださいね。
【材料】
柿(熟している)
生ハム
水菜
【ドレッシング材料】
塩コショウ
レモン汁
オリーブオイル
醤油
【作り方】
水菜と柿を適度な大きさに切ります。ドレッシングの材料をあわせます。柿と生ハムと水菜とドレッシングを混ぜ合わせてお皿に盛り付けます。
原 詩織さんからのアドバイス フルーツアドバイザー
フルーツアドバイザー
柿は昔ながらのフルーツである一方、新品種も続々と登場しています。若い方では苦手な方も多いかもしれませんが、シャキシャキ食感の太秋柿やマンゴーのようなとろける食感の富士柿など、食べやすい柿もたくさんあります。柿は栄養価が高く体によい成分がつまっているので、ぜひ毎日の食事やおやつに取りいれてみてはいかがですか?
平林玲美さんからのアドバイス フードアナリスト
日本体質改善協会 代表、フードアナリスト
品種や産地によって味わいが大きく異なる柿。渋みや甘さの程度は品種や糖度によってある程度決まっているので、購入の際には必ず確認するようにしましょう。
また、フレッシュな果実味やジューシーさを味わいたい方は生柿、凝縮した甘さを堪能したい方は干し柿など、お好みの味わいに合わせた種類の検討も必須。そのまま食べるのか、スムージーにするのかなど用途に合わせた選択も大切なポイントですよ。
柿に関するよくある質問
柿を切ると黒い斑点がありますが、食べても大丈夫ですか?

大丈夫です。黒い斑点は「ゴマ」と呼ばれており、カビではなくタンニンです。ポリフェノールの一種です。なので食べても問題ありません。
柿の食べごろはいつですか?

品種によっても違いますし、食感の好みによっても食べごろは違ってきます。柿は熟すほどやわらかくなり甘みも増します。ただし異臭やカビが生えていたら食べるのも控えましょう。
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いろいろな柿を味わって秋の味覚を再発見しよう!
柿は秋の味覚を代表するフルーツで、昔から日本人に親しまれてきました。お伝えしてきたように同じ品種の柿でも地域によって呼び名が変わります。また、栽培された場所によって甘さや食感が異なるのが特徴です。選ぶときに産地を意識すると、柿を味わう楽しさが広がるのではないでしょうか。
ご家庭でいただくだけでなく、お世話になった方に秋の贈答品として送ると喜ばれることでしょう。今はいろいろなフルーツが輸入され、バラエティ豊かです。昔から愛されてきた柿のおいしさを、再発見してみませんか。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
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私が、こんなにもフルーツのとりこになったきっかけは、大田市場で仕入れたフルーツが本当に美味しく感動したことです。 こんなに美味しく感動するフルーツをもっといろいろな人に食べてもらいたい、伝えたいと思い、フルーツの勉強をしフルーツアドバイザーの資格をとりました。お客様へ美味しいフルーツを伝えるためにフルーツの知識を勉強していく中、フルーツはほかの食材にないすばらしい効能や、フルーツ自体のすばらしさを知りました。 フルーツを毎日食べるだけで、健康で元気に日々を暮らせていると実感しています。 ■日本最大の青果市場「大田市場」勤務 ■フルーツ定期宅配”果物の達人”バイヤー ■一般社団法人FRUIT LOVERS LIFE代表 ■フルーツイベント主催「桃まつり」「苺まつり」「マンゴーまつり」「ぶどう・ワインまつり」