らっきょう酢の選び方
それでは、らっきょう酢の基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の3つ。
【1】ベースのお酢で選ぶ
【2】容器・容量で選ぶ
【3】甘さをチェックする
上記の3つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】ベースのお酢で選ぶ
一般的にらっきょう酢などの調合酢は、米から造った米酢をベースにしたものや、小麦や大麦、コーンや酒粕などから造られた穀物酢をベースにしたものがあります。
米酢の特徴は酸味がやわらかくコクがあり、一方、穀物酢は色も米酢より薄く酸味はキリっとしていてさっぱりとしています。らっきょう酢のベースになるお酢なので、仕上がりが多少左右されることから好みの酸味で選んでみましょう。
【2】容器・容量で選ぶ
らっきょう酢には少量のパウチや瓶タイプと大容量のボトルタイプがあります。らっきょう以外にもふだんから漬物や酢の物などで調味酢を使っている方には、お得でリーズナブルなボトルタイプがおすすめです。
らっきょう漬けだけに使いたい場合、生のらっきょうは出回る期間が短いためボトルタイプでは使い残してしまうことも。来年まで置いてしまうと温度や日光で品質が低下したり、せっかくのお酢の香りが楽しめなくなったりするので、使いきりタイプのパウチや瓶タイプがおすすめです。
【3】甘さをチェックする
らっきょう酢はほどよい酸味とマイルドな甘味がバランスよく配合されていますよね。ベースの酢以外にも甘味は味を決めるうえでとても重要な調味料です。
購入する際は、ラベルを見てみましょう。らっきょう酢の中には、上白糖やはちみつが配合されたものもありますが、りんご酢や果糖など素材のほのかな甘みを生かした製品も多く見受けられます。またベースの酢が米酢の場合も酸味がやわらかいので選ぶ際の参考にしてみてください。
らっきょう酢のおすすめ7選
上記で紹介したらっきょう酢の選び方のポイントをふまえて、おすすめ商品を紹介します。
豊富なサイズでお試しにも使える
お好み焼きソースで有名な「オタフク」が販売しているのがこちら。漬け込むだけで簡単に作れるらっきょう酢です。砂糖の甘味が上品で、浅漬けなら10日目頃から。しっかり漬けがお好みなら、3週間後頃から楽しめます。
500mlから1.8Lまで選べる豊富なサイズがあるためお試しにも最適。らっきょう酢1.8Lで約3kg作れます。甘すぎないあっさりとした味の万能酢。梅や生姜など、季節の野菜などを漬けるのもおすすめです。

醸造メーカーが手間暇かけて作り上げた甘酢!
福山酢醸造は、酢の醸造に適した土地で、さまざまな食酢を製造する醸造メーカーです。人工的なことは行わずに米や麹、水にこだわり手間や時間をかけて丁寧に作られています。
料理の幅を広げてくれる調味料に、こだわりたいという方におすすめ。100%醸造酒で根こんぶが入ったまろやかな甘酢は、らっきょう漬けのほか、南蛮漬けのタレなどにも使用できます。

使い勝手がいい定番メーカーのらっきょう酢
ミツカンと言えば醸造酢メーカーとして有名です。こちらのらっきょう酢は酢と昆布だしをベースに糖分や塩分がちょうどよく配合された調合酢です。らっきょう以外にも酢の物・ピクルス・マリネなどいろいろなお酢料理に使うことができます。
大容量にもかかわらず、買い求めやすいリーズナブルな価格設定もうれしいポイントですね。

酸味がマイルドでピクルス作りにもぴったり!
こちらのらっきょう酢は果実酢や洋食にも合うビネガー、漬物液などさまざまな酢商品を販売している内堀醸造のものです。創業は明治という古くからのメーカーで酢だけを専門に製造しているだけあり、このらっきょう酢には、旨みのもと利尻昆布エキスとコクだしのはちみつが使われています。
酸味がマイルドなので、和風ピクルスなどでほかの野菜を漬け込んでもおいしいです。
※Amazon・Yahoo!ショッピングは1袋、楽天市場は12袋の価格です。

リンゴ酢ベースのさっぱりとしたらっきょう酢
宝福一の健康酢はらっきょう用の専門酢ではありませんが、りんごと果糖のさわやかな味と香りが特徴なので、らっきょうをはじめ、ピクルスやビネガードリンクなど幅広い用途で使用できるのが特徴です。
試行錯誤を重ねて飲みやすい酢を造るために、甘味料や添加物は一切使用せずりんご酢のほのかな香りを生かし甘味に果糖を加えています。
塩漬けしたらっきょうを漬け込めば、浅漬けのようにさっぱりといただけておすすめです!
初心者さんでも、素材の旨味を引き出せる本格派
はちみつ黒酢ドリンクや、すしのこで有名な「タマノイ」。同メーカーが販売するらっきょう酢は、おいしさを一番に考えて開発されています。かんたんでおいしいクセになる味が特徴!
酒粕酢を使用したコクのある風味豊かな味で、季節に合わせてニンジンや大根、白菜など好みの野菜を漬けてアレンジができます。はじめて、らっきょう酢を作る初心者さんでもおいしく作れる調味酢といえるでしょう。
※Amazonは1本、楽天市場・Yahoo!ショッピングは6本の価格です。
旨さが凝縮! 受け継がれてきた「こだわりの味」
享保5年にタテソースで誕生した豊島屋は、地元で愛される調味料の製造販売のメーカーです。今も受け継がれるこだわりのらっきょう酢を使えば、手軽においしいらっきょう漬けが作れます。
シンプルな味で魚の南蛮もおすすめ! らっきょう3kgにらっきょう酢1.8Lの割合で、密閉して貯蔵すれば半年以上持ちます。付属の唐辛子を入れると風味を変えることができるので、飽きずに楽しめるでしょう。
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの人気ランキング 酢の売れ筋をチェック
Amazonでの酢の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
らっきょう漬けの作り方
市販のらっきょう酢をつかったらっきょう漬けはとてもカンタン! らっきょう酢にらっきょうを漬け込むだけです。
らっきょうの分量に対してどれくらいのらっきょう酢を使うかは、商品ごとに異なるので、確認してみてください。
らっきょう酢をつかったアレンジレシピ
大根やパプリカなどの野菜でピクルスを作ったり、梅を漬けて甘酢漬けを作ったりと、らっきょう以外にもアレンジしてつかえます!
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らっきょう酢の保存方法に注意!
基本的に酢は抗菌効果にすぐれているため、常温保存できる調味料です。しかし、らっきょう酢のように酢以外にも調味料が配合されている場合には、開封後は品質の低下や酸化などの心配があるので、冷蔵庫で保存しましょう。
らっきょうを漬ける場合には容量が多いタイプがいいですが、調味料として使いたい場合は、できるだけ短期間で使いきれる分量を購入されることをおすすめします。
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埼玉県出身。4人の子育て中のワーキングママ。 学生のころから美味しいものに目覚め、管理栄養士と料理講師の二足のわらじで、栄養相談・メニュー開発、講演会活動、フードコーディネートまで様々なジャンルで活動中。 趣味は家庭菜園と子どもが喜ぶ満足度の高い公園探し。