「ブランデー」のおすすめ商品の比較一覧表
ブランデーとはどんなお酒? 初心者にもわかりやすく解説!
ブランデーとは「果実酒を蒸留した蒸留酒」のことです。深く芳醇な香りと味わい深さがクセになる大人の飲み物です。
一般的にブランデーは、「ぶどう」を原料としたワインを蒸留してつくられたものを呼びます。しかしなかには、りんごからつくられたアップルブランデーと呼ばれるものや、サクランボからつくられるチェリーブランデーなるものもあります。
ブランデーは銘柄や産地などでさまざまな個性がでるので、料理にあうものやじっくり味わうものなど、夜な夜なの楽しみを見つけていくのがおすすめです。
ブランデーとウイスキーの違いとは?
ブランデーとウイスキーは、アルコール度数が40%程度であることや、蒸留酒であること、蒸留後は樽で熟成させることなど、共通点が多いお酒です。このふたつの違いは、原料にあります。
ウイスキーは、大麦やライ麦、とうもろこしなどの穀物を使ってつくります。一方で、ブランデーはブドウやリンゴ、サクランボといった果実を使ってつくるのが特徴です。果実が実る場所であればどこでもつくれます。
ブランデーの選び方 原料や熟成年数が大事!
日本ソムリエ協会認定ワインエキスパートの石関華子さんに取材をして、ブランデーの選び方のポイントを教えていただきました。種類や産地をよくチェックすることが大切です。ぜひブランデー選びの参考にしてください。
ポイントは下記。
【1】種類
【2】ランク
【3】原産地
【4】有名銘柄
【5】予算
上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】ブランデーの種類から選ぶ コニャック、アルマニャックなど
ブランデーには、産地やランクなどで種類がわかれています。種類ごとの特徴を知ってブランデーを選びましょう。
初心者にも飲みやすい「コニャック」
フランスの南西部、コニャック地方でつくられる「コニャック」。ブランデー初心者の方は、その王道ともいえるコニャックから試してみるとよいでしょう。ぶどうでワインをつくり、そこからワインを2回蒸留してアルコール度数を高めます。熟成はおもにオーク樽を使用し、オーク樽のエキスが移ることでコニャックの琥珀色に変化していきます。
主な銘柄は「ヘネシー」や「レミー・マルタン」です。ブランデーのなかでも基本となるので、はじめてブランデーを飲みたい人にも向いています。
パンチのきいた強めの味わいの「アルマニャック」
南フランスのピレネー山脈の近く、ガスコーニュ地方でつくられる「アルマニャック」。コニャック地方よりも古くからブランデーの製造をしていたそうです。また、これらの地域でも規定の条件を満たしていないものや、そのほかの地域でつくられたものは、「フレンチ・ブランデー」に分類されます。
コニャックとの大きな違いは、蒸留方法。コニャックは単式蒸留機で2回蒸留が行われますが、アルマニャックは、伝統的な半連続式蒸留機でゆっくり1回行われます。1回のため、コニャックよりも野性的でパンチのある味わいに。コニャックの次にためしたいブランデーにぴったりです。
りんごの甘い香りが魅力の「カルヴァドス」
カルヴァドスの原料はりんごです。こちらはフランス北部のノルマンディー地方とブルターニュ地方が産地です。この地方のブランデー製造基準を満たしたブランデーがカルヴァトスと呼ばれます。なぜこの地方だけりんごかというと、寒くてぶどうの産地に向かないからだとか。
ほんのり甘いりんごのアロマが香るフルーティーさが魅力のブランデーです。味はもちろん、甘い香りも一緒に楽しみたい人や、チーズとあわせたいときに向いています。
ぶどうのフレッシュさが楽しめる「グラッパ」や「マール」
ワインをつくるときに出たぶどうのしぼりかすから作られたブランデーが、グラッパとマールです。グラッパはイタリア産、マールはフランス産で、樽熟成をしません。ぶどうの酸味が強く、フレッシュな味わいのブランデーとして楽しめます。
グラッパ、マールともに、気取らずカジュアルに飲めるブランデーとしても親しまれています。グラッパはイタリアでは定番の食後酒です。
【2】ランクを確認する
ブランデーには一般的に熟成年数が短いものからVS(Very Special)、VSOP(Very Superior Old Pale)、ナポレオン、XO(eXtra Old)といったランクがつけられます。ブランデーの種類によって、各ランクごとの熟成年数が異なるため、少々わかりづらいかもしれません。熟成年数が明記されている場合は、そちらを参考にするとよいでしょう。
一般的に、熟成年数が長ければ長いほど、口あたりがまろやかで飲みやすく、高品質なものになります。そのため、ブランデーをはじめて飲まれる方や、ストレートで飲まれる方には、だんぜん熟成年数が長いものがおすすめです。
【3】原産地から選ぶ
ブランデーもワインのように、原料のブドウが育った土壌の影響を受けるもの。そのため、ある程度ブランデーに慣れてきたら、産地にも目を向けてみるようにしましょう。
たとえば、コニャックの場合、もっとも良質な産地から順に、グランド・シャンパーニュ、プティット・シャンパーニュ、ボルドリ、ファン・ボア、ボン・ボア、ボア・ゾルディネールと区分けされています。
また、グランド・シャンパーニュのブドウに50%以下の割合でプティット・シャンパーニュのものをブレンドした場合、フィーヌ・シャンパーニュと表示することが可能。このように産地やその表示からも、ブランデーの質を見定めることができるのです。
カルヴァドスはりんごの産地、グラッパやマールはワインの産地かどうかをチェックしてみると、より納得の香りや味わいのブランデーが見つかりやすいです。
【4】初心者は有名銘柄から選ぶ
おそらく多くの方が、「ヘネシー」や「レミー・マルタン」といったブランデーの有名な生産者や銘柄をご存知なのではないでしょうか。このような有名かつ大手のブランデーには、多くの方に支持される味わいのものが多いため、ブランデー初心者の方は、このような有名どころのブランデーを選ぶのが無難かもしれません。
一方、ブランデー中・上級者の方は、これらの生産者のブランデーだけにとどまらず、さまざまな生産者のブランデーを開拓してみるとよいでしょう。それぞれの個性を楽しめるだけでなく、これまでに味わったことのないような、新たなお気に入りの1本に出会えるかも。
【5】プレゼントにするなら予算も重要!
ブランデーには数千円のものから100万円以上する高級なものまで幅広く販売されています。高いものは美味しいというわけでもないので、初心者の人は口コミなどをチェックして、好みの味わいを探すようにしましょう。数千円のものでも味わい深く美味しいブランデーはたくさんあります。
ブランデーのおすすめ19選
ここまでに紹介したブランデーの選び方のポイントをふまえて、実際に日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート・石関華子さんと編集部が選んだおすすめ商品を紹介します。お手頃価格から高価格まで一挙に紹介していきます!
表情豊かで繊細なニュアンスを楽しんで
ストレート、ロック、ミキサードリンクで楽しみたい1本です。フレンチオークの新樽で熟成された原酒をブレンドすることで、複雑な味わいを醸し出しています。
キャラメルやトーストのような香ばしさの奥に、ブラウンシュガーやブドウの甘い香りが感じられるのがポイント。リッチでクリーミーなブランデーを好む人にぴったりです。
生産者が愛情と手間を惜しまずにつくった伝統の1本
コニャックの産地として広く知られるフランス・コニャック地方のグランシャンパーニュ地区で、1800年代の後半からコニャック生産を続けているジロー家のコニャックです。石灰質の土壌で育ったブドウを使うことで、香りが凝縮されたコニャックになります。
ブドウの栽培から収穫、蒸留まですべて手作業でおこなわれているのがこのコニャックの特徴。
手間と時間をかけてていねいにつくられています。

抜群の知名度を誇るヘネシーのブランデー
1765年に創業し、現在はコニャック業界のトップセリングブランドに君臨しているヘネシー社。そのなかでも、とくにコストパフォーマンスにすぐれているのが、こちらの1本です。
コニャック地方のなかでも最良の土壌を誇るグランド・シャンパーニュ地区で収穫されたブドウを主原料として、同地方で二番目に良質な土壌のプティット・シャンパーニュ地区のブドウをブレンドしたもの。デリケートでマイルドな味わいが特徴で、初心者の方でも飲みやすいでしょう。知名度も抜群なので、ブランデー好きな方への贈りものにもおすすめです。

ボトルの形も印象的な高品質ブランデー
1724年に創設されたレミー・マルタン。1738年には、当時の権力者であったルイ15世によって、新しいブドウ畑を広げる独占的な権限を授与されたというエピソードが有名です。
そのなかでもとくにおすすめなのがこちら。グランド・シャンパーニュ産のブドウ85%とプティット・シャンパーニュ産のブドウ15%をブレンドし、平均23年以上熟成させた原酒を使用しています。フローラルで華やかな香りに、スパイスや蜂蜜のニュアンスが特徴的で、ボトルの形もおしゃれなので、ブランデー初心者の方や女性にもおすすめです。
華やかで優美な日本のブランデー
華やかでフルーティーな香りと、まろやかな飲み心地が特徴の日本産ブランデーです。フルーティーな原酒とキレのある原酒をブレンドすることで、豊かな香りと複雑な味わいをつくり出しています。
ストレートやロック、水割りで飲むのもよいですが、華やかな香りを楽しみたいならソーダ割りやトニック割りにしてみましょう。弾ける炭酸とともに、ブランデーの優雅な香りが広がります。
リンゴの香り豊かなカルヴァドス
フルーティーな香りがフレッシュなリンゴを思わせるカルヴァドスです。オーク樽で熟成させることで、ほどよい樽の香りも感じられます。食後のチーズや葉巻との相性がよいです。
カクテルベースにもぴったりで、ジャックローズなどの定番カクテルからホットカクテル、コーヒーの風味づけなど幅広く使えます。
フレッシュな香りを生かしたいなら、トニックウォーターで割り、レモンまたはライムを搾る「ブラー トニック」で味わってみましょう。
エレガントでありながらパワフルなコニャック
フルーティーな味わいのなかにスパイスのニュアンスが感じられるコニャックです。シルクのようにエレガントなテクスチャーでありながら、骨格のはっきりとした力強さもあるのがポイント。
バニラのように濃密な甘い香りの奥に、焼リンゴや熟したアンズ、華やかなフローラル調の香りが顔をのぞかせます。
ストレートで楽しむときは、ぜひタンブラーグラスで楽しんでください。
※楽天は12本セットです

バロン・オタール『バロン・オタール VSOP』
コニャック城の地下でつくられるブランデー
1795年創業という老舗コニャックメーカー、バロン・オタール。コニャック城の地下でブランデーづくりをおこなっていることが大きな特徴です。その湿度90%を超えるという環境が、滑らかなブランデーを生み出すと考えられています。
同社のコニャックのなかでもとくにおすすめなのが、こちらのVSOP。コニャック地方最良のグランド・シャンパーニュのブドウを主原料とし、プティット・シャンパーニュのブドウをブレンドし、8年以上熟成させています。フローラルな香りに、バニラや葉巻のようなニュアンス、上品で滑らかな舌触り。初心者の方も飲みやすく、ブランデー中・上級者も納得の1本です。

老舗アルマニャックメーカーの看板商品
1246年まで歴史をさかのぼることができるというアルマニャックの生産者、ジェラス。その看板商品といえるのが、このジェラス10年です。熟成期間は10年ですが、それ以上の熟成期間を経たようなうま味が感じられます。
原料となっているブドウは、アルマニャック地方のなかでもブドウ栽培の最良の地とされるバ・アルマニャック地区のブドウ。甘いバニラのような香りや、プラムのような味わいが特徴で、ブランデーの初心者にも飲みやすく、ふだんはコニャックばかりという方にも一度試していただきたいアルマニャックです。

ブルゴーニュのワイン大手が手掛けるマール
ワインのブドウの搾りかすからつくられるマール。コニャックやアルマニャックに比べ、よりブドウの香りや風味が強く出るのが特徴です。そのため、ブランデー初心者で、ワインが好きという方は、まずはマールから試してみるというのもよいでしょう。
このマールの原料となっているのは、ワインの一大銘醸地・ブルゴーニュ地方のなかでも最上のワインを生み出すコート・ドール地区のブドウの搾りかす。ブルゴーニュ地方最大級のワインの生産者として名高いルイ・ジャド社だからこそつくれるぜいたくな逸品といえるでしょう。
ソフトな口あたり! ブランデー初心者の方はぜひ!
フランスのJ.P.Chenet(J.P.シェネ)のXO。ほろ苦く甘い芳醇なレーズンと樽に由来するバニラ香も、注目したいポイントです。
味わいはフレッシュな柑橘系。ジンジャーエールやホット紅茶との相性も抜群です。アルコールの強さを感じさせないソフトな口あたりのおかげで、ブランデー初心者の方も楽しめることでしょう。
※Amazon・Yahooは2本セットです
ほんのり甘いリンゴの香り漂うブランデー
フランス北部・カルヴァドス地方原産のリンゴを原料にしたブランデー。Boulard(ブラー)社の商品です。
オーク樽の熟成香と、ほんのり甘いリンゴのアロマが生かされた香り高いカルヴァドス。ストレートはもちろん、カクテルでも楽しめます。トニックウォーターで割って、ライムのスライスを仕上げにどうぞ。自家製のフルーツブランデーのベースにも使えます。
バニラの香りが特徴のコニャック
150年以上の歴史をもつカミュのVSOP。ボルドリ原酒をメインに使用し、独自の製法が生み出したフルーティでスミレのような花香りをもつコニャックです。
黒を基調にしたスマートなボトルとボックスデザインがたいへんおしゃれで、プレゼントにも向いています。軽やかで上品なコニャックを目的につくられたエレガンスシリーズは、花・フルーツ・オーク樽に由来するバニラの香りが特徴です。
ナポレオンも愛したクルボアジェ
5大コニャックのひとつにかぞえられるクルボアジェ。1805年に創業し、皇帝ナポレオンにも愛されていたブランデーです。
厳選されたフレンチオーク樽で高品質のブドウをブレンドして熟成。フルーティな香りがしっかりと感じられる商品です。最初の1年は新樽で熟成し、その後は古樽にて熟成され、最後にブレンド。深い香りと味わい、コクが楽しめます。
※Amazonは3本セットです
自然発酵のブドウから生まれた手づくりコニャック
コニャック地方でも最高峰の土壌をもつグランド・シャンパーニュ地区で、400年以上農業を営んできたポールジロー。機械化が進んだ現代でも昔ながらの方法にこだわり、栽培から瓶詰めまでを手作業でおこなっています。
品質を確認しながらひとつひとつ手摘みされたブドウは、イーストを使わずに自然発酵させます。フレッシュな香りとまろやかな味が特徴。やや辛口ですが、初心者にも飲みやすい味わいです。ヘネシーやレミー・マルタンなどと比べると知名度は低いものの、味や香りでは決して引けを取らない、知る人ぞ知る名ブランデーです。
無添加のやさしいコニャック
栽培から醸造までを手掛ける小さな蒸留所の無添加コニャック。EU認証を取得した畑で栽培された、遺伝子組換えでないブドウを100%使用。オーク樽で大切に6年間熟成してから出荷されます。
まろやかさ、コク、フルーティな香りが調和した心地よさが味の特徴。フランス式の食後の締めに最適なコニャックです。栽培から熟成までていねいに扱われている、やさしいコニャックを飲みたい方はぜひお試しください。
口あたりまろやかで芳醇な味わいのコニャック
5大コニャックのひとつ、マーテルのコルドンブルー。1715年より歴史があり、エレガンスに洗練された芳醇な味わいが魅力のコニャックです。このコルドンブルーはマーテルの代表的な作品とされ、「伝説のXO」とたたえられています。
シナモンやアーモンドなどの香りと、フルーティで芳醇な味わいが特徴で、口あたりは非常にまろやか。贈答用としてもよろこばれますし、リピートを望む方も多い逸品です。
ヘネシーならではの濃厚さをもつブランデー
ヘネシーは創業250年の歴史をもつ、世界に名だたるコニャックメーカーです。厳選されたブドウからつくられた原酒を、オーク樽で2年間熟成してできあがるヘネシーVSは、華やかなフルーツの香りと、ほんのり甘いバニラの香りが特徴。老舗メゾンのヘネシーならではといえる、濃厚さと豊かな風味をもつブランデーです。
箱・ボトルともにおしゃれでギフトにもぴったり。ストレートで飲むほか、ジンジャーエールや紅茶でカクテルにするのもGOOD。また、手づくりお菓子の風味づけにも最適です。
由緒あるドメーヌ育ちのヴォギュエのマール!
コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエのブランデーの原料には、ブドウの高級品種であるピノ・ノワールを使用。しかも、高級ワインの名門でもある、フランス・ブルゴーニュのミュジニィ特級畑で栽培したピノ・ノワールを使ったぜいたくなブランデーであり、入荷数も限られる非常に貴重な1本です。
由緒あるピノ・ノワールの搾りかすで醸造された原酒は、オーク樽で10年ほどかけて熟成。より深みを増したマールは、世界中の愛好家を虜にする味わいです。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ブランデーの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのブランデーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ブランデーの飲み方
個性豊かなブランデーのおすすめの飲み方をご紹介します。度数がとても高いお酒なので、量などは好みで調整してみてくださいね。では、みていきましょう!
ストレート
ウイスキー本来の味を味わうなら、ストレートがおすすめです。
グラスにそそいで、ゆっくりブランデーを回します。グラスの内側に、ブランデーならではのセクシーさを目で見ることができます。
まずは鼻でブランデーの香りを楽しみ、口に含んで味を楽しみます。喉を通って鼻に抜けるとき感じる香りや味わいもまた違ったものを感じることができるでしょう。
しかし、ブランデーはアルコールが40%以上と非常に高め。飲む際は水をチェイサーとして飲むようにしましょう。
ロック
バーなどでよく見るのは、グラスに入った丸くてきれいな氷ではないでしょうか。自宅でこの氷を用意することはハードルが高いので、なるべく大きめの氷を準備するようにしましょう。
ブランデーが氷につかないよう、グラスのフチからそそぎます。その後、マドラーで氷を1回くるっと回せばOKです。
最初はアルコール感が強いですが、徐々に氷がとけていき、ブランデーがまろやかな味に変化していくことでしょう。
ソーダ割り、水割り
まずは、氷をグラスに入れます。その氷の霜をとるために、一度氷を水でさっと洗います。
つぎに、ブランデーをグラスの3割程度(自分の好みでOK)入れ、強炭酸水をグラスのフチからそそぎます。このとき、炭酸水を目いっぱいそそがないでください。4割程度炭酸水をいれると、ブランデーの個性をこわすことなく味わうことができるでしょう。
マドラーで氷を一回くるっと回せば完成です。
ブランデーカクテルのホーセズ・ネック
ブランデーとジンジャーエールをグラスに入れて軽く混ぜます。最後にレモンの皮をいれたら完成です。ブランデーとジンジャーエールの量はお好みで調整してみてください。
ブランデーケーキの作り方
ブランデーはお菓子づくりにも使えます。ブランデーの香り豊かなケーキは、大人にぴったりのお菓子です。
やわらかくしたマーガリンに砂糖・卵を加え、小麦粉とベーキングパウダーをふるい入れます。そこにブランデーを加えて混ぜたら、ブランデーケーキの生地の完成です。
できあがった生地は、30分ほど冷蔵庫で寝かせてから170℃のオーブンで35分ほど焼きましょう。
ボウルひとつでかんたんにできるので、ブランデーを購入したら試してみてください。
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自分好みのブランデーを選んで贅沢なひとときを
今回は、日本ソムリエ協会認定ワインエキスパートの石関華子さんへの取材をもとに、ブランデーの選び方と、おすすめのブランデーをご紹介しました。手軽に楽しめるものから、一度は味わってみたいという高級品まで、その種類は実に多様です。価格の高さではなく、自分だけの1本をみつけてじっくりと味わっていただきたいと思います。
自分の価値観で選んだブランデーを片手に、すてきな時間を演出するのはぜいたくの極みともいえるでしょう。また、大切な方への贈りものにもぴったりです。お気に入りのブランデーで至福のひとときを楽しんでください。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
埼玉県出身、高知県在住。一児の母。慶應義塾大学文学部仏文科卒。三越日本橋本店の洋酒担当を経てワインやビール、ウィスキーなどの洋酒全般の知識を培い、2016年、J.S.Aワインエキスパートの資格を取得。 現在はOffice Le Lionの代表として、高知県内のワイナリーのアドバイザーやワイン検定の講師を務める一方、ワインに関連する記事やコラム等の執筆も多数手がけています。2019年、日本ソムリエ協会高知支部副支部長に就任。