SPF30台の日焼け止めのおすすめ12選【プチプラ・デパコス】普段使いにぴったりなのはどれ？

日差しの強い夏場や長時間外に出るときにはしっかりと日焼け止めを塗るけれど、「1日中家で過ごすときは日焼け止めを塗らない！」「出かける予定がないとつい塗り忘れてしまう…」というようなことってありませんか？

紫外線は室内にも入ってくるものなので、「家の中だから大丈夫！」と油断するのは危険です。家にいてもしっかりと紫外線対策を心がけましょう！ ただし、「日焼け止めならなんでもOK！」というわけではなく、使用するシーンや時間に合わせて適切なものを選ぶ必要があります。

ここからは、「PA」と「SPF」について解説していきます。より肌への負担を少なく、自分に合った方法で紫外線カットできるものを選びましょう！

PAは肌の深部に届き、シワやたるみの原因となるUVA（紫外線A波）に対するカット力を表しています。UVAは紫外線の約90％を占めています。

PA+からPA++++までの4段階で表示され、「+」の数が多いほどUVAを防ぐ効果が高くなります。

PA＋　　　UVA防止効果がある
PA＋＋　　UVA防止効果がかなりある
PA＋＋+　 UVA防止効果が非常にある
PA＋＋+ 　UVA防止効果が極めて高い

SPFは肌表面に届き、シミの原因となるUVB（紫外線B波）に対するカット力を表しています。

SPFは、日焼け止めの時間効果を表しており、SPF1は、約20分間です。

SPF20　 約20分間×20＝400分間（6時間30分）
SPF30　 約20分間×30＝600分間（10時間）
SPF50　 約20分間×50＝1000分間（16時間30分）
SPF50+ 　SPF50より効果が高いものは、SPF50の後にプラス（+）がつきます。

1日お家で過ごす日や、散歩や買い物に行く程度の日常使いにはSPF30・PA＋＋程度で十分といえるでしょう。

スポーツやレジャーなどで長時間外で過ごす日や、なかなか塗り直しできない場合は、数値が高い日焼け止めを使用すると良いでしょう！

前述したとおり、SPF1は、約20分間の効果があります。つまり、SPF30なら、30（SPF）×20（分）＝600（分）の計算になります。

ただし、汗や皮脂によって日焼け止めが崩れてきたり落ちて着たりする可能性が高いので、より防御効果を高めるには、2時間を目安に塗り直すと良いでしょう。

ここからは、日焼け止めの選び方を解説していきます。

日焼け止めを選ぶときに注意すべきポイントは、「紫外線カット成分」が何かという点です。

主に2種類の紫外線カット成分があり、それぞれUVカットの方法が異なります。紫外線吸収剤だけを用いたもの、紫外線散乱剤のみを用いたもの、両方を使用しているものがあります。仕組みを理解して、自分の肌に合うものを選びましょう。

◆紫外線吸収剤
紫外線吸収剤自体がスポンジのように紫外線を吸収するといった化学的な仕組みで紫外線をカットします。肌に塗った吸収剤と紫外線が化学反応を起こすことで紫外線を吸収するため、肌が敏感な方や体質によっては、負担や刺激になることがあります。

◆紫外線散乱剤
物理的な仕組みで紫外線を散乱、反射させるのが特徴です。肌に塗った粉体の散乱剤が鏡のように反射・散乱させ、紫外線の影響を防ぎます。散乱剤は白色の粉末なので、肌に塗ったときに白浮きして見えることがあるのがデメリットといえるでしょう。

「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」としているの代表的な成分は上記の通りです。パッケージなどで成分表示を確認してみましょう。

「紫外線吸収剤が使用されているから肌に悪い」「紫外線散乱剤だから安心！」といったことはないので、自分の肌の状態に合うものを選んだり使用シーンに合わせて使い分けたりしましょう。

お肌が弱い方は、「パッチテスト済み」または「アレルギーテスト済み」とパッケージに記載されたものを選ぶのがおすすめです。試験を実施して刺激性が低いことが確認されたものなので、比較的やさしい処方になっています。ただし、すべての方に対して肌トラブルが起きないことを保証するものではないため、必ず試し塗りをしてから使用しましょう。刺激を感じたりかゆみが出てきたりしたら、すぐに使用を中止しましょう。

紫外線を浴びると肌のバリア機能が低下し「うるおい構造（角層ラメラ）」が乱れて水分を保つことができなくなってしまいます。その結果、肌が乾燥したり肌が荒れたりします。

肌のうるおいを保つために、保湿成分の有無もしっかりチェックしましょう。

日焼け止めや化粧品に配合される、主な保湿成分は以下のとおりです。

・セラミド
・コラーゲン
・ヒアルロン酸
・植物油
・植物エキス　　など

上記のような保湿成分が配合された日焼け止めを選ぶことで、肌の乾燥を軽減することができます。また、日焼け止めを塗る前のスキンケアも入念に、保湿を心がけましょう！

日焼け止めには、ボトルやチューブなどさまざまな容器のタイプがあります。

外出前に自宅で塗るなら手軽に出せるポンプタイプ、塗り直しに使いたいならチューブタイプ、持ち歩き用ならスティックタイプなど、使う場所に応じて使いやすい形状の商品を選びましょう。

いくつかのタイプをシーンごとに使い分けするのも便利ですよ。

紫外線対策のためにしっかりと塗った日焼け止めは、時間が経つにつれて汗などと混ざり合って汚れになります。

塗っている時間が長いと、毛穴がふさがれた状態が続いて肌に負担がかかってしまいます。そのため、日焼け止めはきちんとオフすることが大切です。

とくに、子どもや敏感肌の方が使う場合は、「お湯」や「石鹸」などの肌への負担が少ない方法で落とせる商品だと安心です。

日焼け止めを落とす際は、ゴシゴシこすらずに優しく落とすことを心がけましょう。

ここからは、SPF30台の日焼け止めのおすすめ商品を厳選してご紹介します！

ドラッグストアで手軽に購入できるものを中心にピックアップしているので、ぜひ自分にぴったりの日焼け止めをみつけてくださいね。

Amazon、楽天市場でのSPF30台の日焼け止めの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。

※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。

ここで何商品か、口コミを見てみましょう！ テクスチャーや使用感をチェックして、日焼け止め選びの参考にしてくださいね。

※口コミはあくまで個人の感想です。

SPF30台の日焼け止めを厳選してご紹介しました。気になる商品はみつかりましたか？

日焼け止めは、使用するシーンや時間に合う「SPF・PA」値のものを選ぶのが重要です。また、紫外線カット成分や、その他に配合されている保湿成分などもチェックして肌の状態に合ったものを使用しましょう。

この記事を参考に、普段使い用の日焼け止めをみつけて、毎日の紫外線対策に役立ててくださいね。

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