サンプラーのおすすめ5選! レコーディングエンジニアが選び方も解説

サンプラーのおすすめ5選! レコーディングエンジニアが選び方も解説
レコーディングエンジニア
小野寺 孝樹

1989年株式会社ゼロスタジオに入社。 アシスタントを経て、1992年チーフエンジニアに昇格。 その後、数々のレコーディングに携わる。 2001年ゼロスタジオを退社、フリーランスとなる。 以降、レコーディング・ミックスからプログラミングまで、またアイドルソングからプログレまでなんでもこなす便利な人として、活躍中。"

サンプリングした音を好きなタイミングで再生できるサンプラーは、DJセットでのパフォーマンスのみならず、楽器として演奏したりレコーディングに使用したりとさまざまな場で活躍します。本記事ではレコーディングエンジニア・小野寺孝樹さんに最適なサンプラー選びのポイントとおすすめ機種5つを紹介していただきます。ほかのデバイスにつなぐことなく単体で使用できるスタンドアローンの機種や、PCなどに接続してエディットができる多機能なモデル、割り当てたサウンドをシーンにあわせてサッと音出しする「ポン出し」に向いた機種、付属音源が豊富な機種など、各メーカーこだわりのマシーンがずらり。愛機となるモデルを見つけるために、ぜひ本記事を参考にしてみてください。


サンプラーの選び方|レコーディングエンジニアに聞く

レコーディングエンジニア・小野寺孝樹さんに、サンプラーを選ぶときのポイントを3つ教えてもらいました。

サンプル音源の操作ができるコントローラーの画像
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DJプレイでも、DTM作業でも、持っていると表現の自由度が上がるサンプラー。

レコーディング? パフォーマンス? メインの使用目的を明確に

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機種ごとの得意分野を見極めて

ひと口にサンプラーといっても、各社から色々な機種が出ており、それぞれに得意な分野があります。それを知った上で選択しないと機能に物足りなさを感じたり、逆に多機能を持て余したりすることになりかねません。

とくに使用目的が、楽器としてのレコーディングがメインなのか、またはDJなどのライブパフォーマンスを中心がなのかで大きく変わってきますので、そのあたりは明確にしたほうが後悔しないで済むと思います。下記で紹介するサンプラーを参照して、楽器演奏向けなのか、DJ&ライブパフォーマンス向けなのかを見極めてみましょう。メーカーの特色でサンプラーは変わります。

スタンドアローンかPC使用か、機種のタイプを確認する

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タイプによってはPC本体も必要になることに注意

サンプラーには単体で使える機種(スタンドアローン)と、PCと同時に使うことを念頭に置いた機種があります。PCと一緒に使うことで音源の拡張性が増したり、エディットの視認性が良くなったりする場合があります。

ただし、PCとの連携が必要な機種だと、ライブパフォーマンスをする際は、当然ノートPCが必要。一から機材を揃えようという方は注意しましょう。

これから始めるならプリセット音源がしっかりあるモデルを

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サンプラーを使いこなすために必要なネタをチェック

サンプラーについての基本的な説明は省きますが、本来サンプラーは音源、つまりサンプルネタがなければ何もできません。ただ最近の機種は、ブレイクビーツやループネタが大量に用意されているものがほとんどですので、これから始める方はなるべくプリセットなどが多い機種を選択すると良いと思います。

また、自分でターンテーブルからサンプリングしたい場合、オーディオ入力がある機種を選ぶ必要があります。ほとんどの機種には何らかの入力端子がありますが、ごく一部の機種は、別途オーディオインターフェイスが必要になります。

サンプラーのおすすめ5選|レコーディングエンジニアが厳選!

うえで紹介したサンプラーの選び方をもとに、レコーディングエンジニア・小野寺孝樹さんがおすすめするサンプラー5機種を紹介します。

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Roland(ローランド)『SP-404SX』

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出典:Amazon

ディスプレイ有無 あり
電力方式 ACアダプター、単3電池×6本
音源保存方式 SDカード
サイズ(幅×奥行×高さ) 177.6×256.7×72.1mm
重さ 1.2kg

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ポン出しや即興演奏に適したコンパクトなマシーン

スタンドアローン・サンプラーの定番機種『SP404』の後継機種です。なにより、コンパクトで長時間電池駆動できるのが魅力。サンプルを録音して鳴らすという作業がかんたんかつすばやくできるので、即興でビート演奏をするのに向いています。

また事前にパッドにSEをアサインしてタイミングに合わせて手動で音出しをする、いわゆる「ポン出し」マシーンとして、演劇やイベント、放送の現場などでよく使われています。反面、1曲をこれ1台だけで組み上げることはできなくはないですが、そこそこたいへんなので、PCのDAWソフトなどと組み合わせて使うことをおすすめします。

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KORG(コルグ)『electribe sampler (electribe2s)』

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出典:Amazon

ディスプレイ有無 あり
電力方式 ACアダプター、単3電池×6本
音源保存方式 SDカード(512MB〜2GB)、SDHCカード(最大32GBまで)
サイズ(幅×奥行×高さ) 339×189×44mm
重さ 1.6kg

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ライブで活躍するシンセサイザーベースのサンプラー

『SP-404』の対抗馬的な位置づけとなるシンセサイザーベースのサンプラーです。エフェクト、フィルター、リサンプリングなど編集機能も豊富。メーカーが電子楽器で知られているKORG(コルグ)ですし、どちらかというと楽器寄りのサンプラーですので、即興でビートを演奏するのに適した1台だと思います。サンプリング周波数が48kHzということで、音質もなかなかのもの。

また、ドラムス、ループ、楽器系などのプリセット・サンプルは300を超え、全237種類のサウンド、フレーズ、シーケンスを含んだボーナス・パターンをメーカーサイトからダウンロード可能ですので、導入後、すぐにでもストレスなくトラックメイクできるでしょう。パッドなどのリアルタイムコントローラーが充実しているので、ライブパフォーマンスでもとても見映えします。

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AKAI(アカイ)『MPC LIVE』

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出典:Amazon

ディスプレイ有無 あり
電力方式 電源アダプター、内蔵リチウムイオン充電池(約4時間駆動可能)
音源保存方式 オンボードストレージ、SD/SDHCカード、USBドライブなど
サイズ(幅×奥行×高さ) 424×224×69mm
重さ 2.7kg

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直感的に演奏できる操作性の高さが自慢

国産サンプラーの元祖AKAI(アカイ)の、名シリーズ『MPC』。『MPC TOUCH』ではPCとの連携が必要でしたが、この『MPC LIVE』はスタンドアローンでの動作が可能に。とても『MPC』らしい機種です。

大きく見やすいカラータッチパネルで音源の編集も感覚的に行なえますし、パッドを叩いた感覚も快適で楽器としての完成度も高いです。もちろん『MPC TOUCH』と同様にPCと接続して使えますから、プラグインを駆使して、自宅での編集作業も問題なく行なえます。

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Native Instruments(ネイティブ・インストゥルメンツ)『MASCHINE MK3』

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出典:Amazon

ディスプレイ有無 あり
電力方式 USB、電源アダプター
音源保存方式 PC
サイズ(幅×奥行×高さ) 320×301×41mm
重さ 2.2kg

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レコーディングエンジニア

豊富な付属音源とサウンドライブラリーが大きな魅力

『MASCHINE MK3』は(Macや)PCと接続して、『MASCHINE』ソフトウェアやその他のバンドルソフトをコントロールするためのオーディオ&フィジカルインターフェイスです。ソフトウェアシンセサイザーやプラグインの傑作を数多くリリースしているNative Instruments(ネイティブ・インストゥルメンツ)社製だけあって、付属音源やサウンドライブラリーの豊富さは群を抜いています。これらを入手して使用できるだけでも、非常にお得です。

ハードのクオリティも素晴らしく、96kHz/24-bitのオーディオインターフェイスでサンプリング、オーディオの取り込みもかんたんに高音質でできます。豊富な付属ソフトウエアはPCだけでも操作可能ですが、『MACHINE MK3』を使うと格段に使いやすくなります。正直これ1台あれば、しばらくは何もいらないとさえ思ってしまいます。PCとの組み合わせで1台で完結したいという方におすすめです。

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Pioneer(パイオニア)『DJS-1000』

Pioneer(パイオニア)『DJS-1000』

出典:Amazon

ディスプレイ有無 あり
電力方式 電源コード
音源保存方式 USBストレージデバイス対応
サイズ(幅×奥行×高さ) 320×421.6×110.1mm
重さ 5.4kg

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レコーディングエンジニア

パフォーマンスで活躍! プロ愛用のマシーン

DJブースでよく見かける、愛用しているプロの方も多い機種です。CDJプレイヤーとセットで使うのにこれほど適した機種はないと思います。その理由はMIDIクロック以外に、同社のPRO DJ LINK機能に対応したDJシステムとの同期もできて、小節単位でのシンクロがかんたんだから。

さらに、外部USBストレージが使えるのもポイント。PCなしでもデータのバックアップや拡張が可能で、スタンドアローンで安心して使えます。正直、価格も筐体(きょうたい)もコンパクトとは言いがたいですが、大型な分、ディスプレイも見やすく、ベロシティ付きのパフォーマンスパッドとステップシーケンサー用パッドが別に用意されていることはポイントが高いです。DJ&ライブパフォーマンスを中心にされている方は、積極的に検討してみることをおすすめします。

「サンプラー」のおすすめ商品の比較一覧表

画像
Roland(ローランド)『SP-404SX』
KORG(コルグ)『electribe sampler (electribe2s)』
AKAI(アカイ)『MPC LIVE』
Native Instruments(ネイティブ・インストゥルメンツ)『MASCHINE MK3』
Pioneer(パイオニア)『DJS-1000』
商品名 Roland(ローランド)『SP-404SX』 KORG(コルグ)『electribe sampler (electribe2s)』 AKAI(アカイ)『MPC LIVE』 Native Instruments(ネイティブ・インストゥルメンツ)『MASCHINE MK3』 Pioneer(パイオニア)『DJS-1000』
商品情報
特徴 ポン出しや即興演奏に適したコンパクトなマシーン ライブで活躍するシンセサイザーベースのサンプラー 直感的に演奏できる操作性の高さが自慢 豊富な付属音源とサウンドライブラリーが大きな魅力 パフォーマンスで活躍! プロ愛用のマシーン
ディスプレイ有無 あり あり あり あり あり
電力方式 ACアダプター、単3電池×6本 ACアダプター、単3電池×6本 電源アダプター、内蔵リチウムイオン充電池(約4時間駆動可能) USB、電源アダプター 電源コード
音源保存方式 SDカード SDカード(512MB〜2GB)、SDHCカード(最大32GBまで) オンボードストレージ、SD/SDHCカード、USBドライブなど PC USBストレージデバイス対応
サイズ(幅×奥行×高さ) 177.6×256.7×72.1mm 339×189×44mm 424×224×69mm 320×301×41mm 320×421.6×110.1mm
重さ 1.2kg 1.6kg 2.7kg 2.2kg 5.4kg
商品リンク

※各社通販サイトの 2019年11月1日時点 での税込価格

※各社通販サイトの 2019年11月1日時点 での税込価格

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※各社通販サイトの 2019年11月1日時点 での税込価格

※各社通販サイトの 2019年11月1日時点 での税込価格

通販サイトの最新人気ランキングを参考にする サンプラーの売れ筋をチェック

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのサンプラーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。

Amazon:サンプラーランキング
楽天市場:ランプラーランキング
Yahoo!ショッピング:サンプラーランキング

※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。

サイズと操作性、一長一短なので可搬性などもチェック

レコーディングエンジニア

使いやすさと可搬性は相反しやすいので注意

ライブパフォーマンス中心であるならば、サンプラー選択のポイントとしては、筐体の大きさも重視するべきだと思います。コンパクトな機種は可搬性に優れる反面、視認性や操作性が犠牲になっています。

逆に大きい機種、特に『Pioneer DJ DJS-1000』などは、圧倒的に使いやすいですが、サイズも大きく重さも5kg以上あるため気軽にヒョイヒョイと徒歩で運ぶ、という訳わけにはいかないと思います。また『MASCHINE MK3』のように、PCとセットで使う機種はノートPCの用意も必要となり、可搬性が劣る点も考慮に入れるべきです。

※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。

※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページなどで商品情報を確認できない場合は、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。

※マイナビおすすめナビでは常に情報の更新に努めておりますが、記事は掲載・更新時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。修正が必要と気付かれた場合は、ぜひ、記事下の「お問い合わせはこちら」からお知らせください。(掲載:マイナビおすすめナビ編集部)

※2019/11/18 一部コンテンツと価格を更新しました。(マイナビおすすめナビ編集部 桑野美帆子)

マイナビおすすめナビ編集部

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