「ドラム マシン」のおすすめ商品の比較一覧表
ドラムマシン(リズムマシン)とは? サンプラーとの違い
ドラムマシンとは、シーケンサーとドラム音源が一体となった機材。または、サンプリングした音源を自動的に演奏させるために開発された電子楽器です。ドラムマシンは、リズムマシンと呼ばれることもあります。
サンプラーとの違いは、シンセサイザーが組み込まれているかいないかです。サンプリング機能では同じですが、サンプラーにはシンセサイザーの機能がないため、音色を作ることができません。
ドラムマシンの選び方
ここからは、ドラムマシン(リズムマシン)の選び方のポイントについてご紹介していきます。まずは、機能や操作のしやすさをよくチェックすることが大切です。ぜひドラムマシン選びの参考にしてください。
用途に合ったタイプを選ぶ
ドラムマシンの機能は多彩なので、用途に合わせて使えるタイプを選びましょう。
メトロノームとして使うならシンプルなタイプを
練習時のメトロノーム代わりに使うなら、多機能なドラムマシンを選ぶ必要はありません。操作がかんたんで扱いやすければじゅうぶんでしょう。
一般的なドラムマシンはアンプやほかの機器に接続して使いますが、メトロノームの代用にする場合は、スピーカーがついている機種を選ぶと、すぐに使えるので便利です。
ライブや録音で使うなら多機能タイプを
ドラムマシンの機能は基本的に「音色の記憶」と「音を鳴らすタイミングの記憶」のふたつですが、機種によってはさまざまな機能が搭載されています。
ライブなどで使うなら、128拍子までこまかく打ち込みができるタイプや、再生できるリズムの長さ、同時に再生できるパート数などもチェックしておくといいでしょう。
EDMの作成はDAWと連携できるタイプを
ドラムマシンには、「本体だけで駆動できるタイプ」と「パソコンが必要なタイプ」があります。EDMの作成に使うのであれば、DAWと連携できる「パソコンを使うタイプ」を選ぶようにしてください。
最近では本体での駆動だけではなく、パソコンにも対応できるハイブリッド式のドラムマシンもあるので、気になる方はチェックしてみましょう。
操作のしやすさもチェック
ドラムマシンはパッと見ただけでもさまざまなツマミやスイッチが目に入ります。
「使い方を覚えるだけでもたいへん」ということにならないためにも、直感的に扱える操作性の高いドラムマシンを選ぶようにしましょう。
パッドの大きさや各種メーター類の見やすさなどもチェックすれば、長く愛用できる1台と出会えるはずです。
あると便利な機能を確認しよう
ドラムマシンの機能は多彩ですが、サンプラー機能と外部接続の仕様は欠かさずチェックしておきたいところです。
音楽の幅が広がるサンプラー機能
サンプリング機能がなくても、ドラムマシンには多くの音色が入っているので、とくに困ることはないでしょう。
ただ、サンプリング機能があれば、好きな曲のフレーズや自分の声、自分で演奏した楽器の音なども音色のひとつとして使えるため、楽曲製作の幅が大きく広がります。サンプリング機能の有無は機種によって異なるので要チェックです。
他機器との同期方式も確認
同期方式のチェックも大切です。もっともポピュラーなのは「MIDI規格」で、ほとんどのドラムマシンにはMIDI INとMIDI OUT端子がついています。
安価なモデルだとMIDI OUTしかなかったり、MIDI端子がなかったりするので、ほかの機器と連動させて楽曲製作を楽しみたいという方は注意が必要です。
ドラムマシンおすすめ14選 スピーカー・サンプリング・MIDI・PC対応もチェック!
上記の選び方のポイントをふまえ、ピアノ講師・元大手楽器メーカー勤務の山野辺祥子さんと編集部が厳選したドラムマシン(リズムマシン)おすすめ商品をご紹介します。
Behringer(ベリンガー)『RD-6-AM』










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KORG(コルグ)『KR mini KORG RHYTHM』










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ピアノ講師・元大手楽器メーカー勤務
KORG『KR mini』は、スピーカー内蔵。フィンガードラムも可能です。

Roland(ローランド)『Boutique TR-08 Rhythm Composer』








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ピアノ講師・元大手楽器メーカー勤務
ローランド『Boutique TR-08 Rhythm Composer』は80年代に売り出され業界を風靡した808の後継機種。音や外観はそのままでUSB端子がつくなど、より現代にあう仕様になっています。

KORG(コルグ)『KR-55 Pro KORG RHYTHM』
















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ピアノ講師・元大手楽器メーカー勤務
KORG『KR-55 Pro』は路上ライブでも使える電池駆動とコンパクトさが魅力です。
BOSS(ボス)『DR-01S Rhythm Partner』




















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Alesis(アレシス)『SR16』














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ARTURIA(アートリア)『DrumBrute』












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MOOER『MICRO DRUMMER』








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KORG(コルグ)『volca beats ANALOGUE RHYTHM MACHINE』








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Elektron(エレクトロン)『Digitakt DDS-8』






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IK Multimedia『UNO Drum コンパクトアナログ/PCMドラムマシン』














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novation(ノベーション)『Circuit』






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メディア・インテグレーション Teenage Engineering(ティーンエイジエンジニアリング)『PO-24 office』














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Roland(ローランド)『TR-6S』












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通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ドラム マシンの売れ筋をチェック
Amazon、Yahoo!ショッピングでのドラム マシンの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ドラムマシン(リズムマシン)に関するQ&A よくある質問
パッド・トラックの音をオーディオ化することは可能ですか?

可能です。パソコン側のDAWを使ってリアルタイムで録音する方法と、WAV形式でエクスポートし、SDカード内に保存する方法とがあります。いずれの場合もオーディオ化するにはPCとDAWが必要です。
シーケンサーとは何ですか?

シーケンサーとは、パッドを叩いたり、つまみをいじったりといったアクションを記録・再生する装置です。シーケンサー単体でも販売されていますが、ほとんどのサンプラーはシーケンサーと一体型です。
ドラムマシン(リズムマシン)に関するそのほかのおすすめ 【関連記事】
アイデア次第で音が変わる!
ドラムマシンを使っていると、もっと音に変化をつけたいと感じることがあります。そんなときには、「ギターやベース用の歪みエフェクターとつないでみる」というのも、ひとつの方法です。
ギター用のエフェクターはレンジが狭いので音が痩せてしまう可能性もありますが、ベース用のエフェクターはバスドラムの音もしっかり出せるので試してみてください。
ドラムマシンは扱いやすいものを選ぼう ピアノ講師・元大手楽器メーカー勤務がアドバイス
ピアノ講師・元大手楽器メーカー勤務
1980年代から数多くのヒット曲に使われてきたドラムマシン。アコースティックドラムだけでは成し得ない独特のリズムに惹きつけられる方も多いのではないでしょうか。
自宅で音楽制作を楽しむ方は、ぜひ機能性の高いもの、操作のしやすいものを選んで作曲の幅を広げてみてください。周辺機器との接続についても要チェックです。
ドラムマシンは用途に合った機能で選ぶ!
ここまで、ピアノ講師・元大手楽器メーカー勤務の山野辺祥子さんと編集部が選んだおすすめのドラムマシン(リズムマシン)と選び方を紹介しました。ドラムマシンは、用途にあった機能を搭載しているものを選ぶことが重要です。
EDMの作成に使うなら、DAWと連携できるタイプを選ぶといいでしょう。サンプラー機能があれば音楽の幅が広がります。他機器との同期方式も確認しておきましょう。今回の記事を参考に、長く愛用できるドラムマシンを見つけてみてください。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
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武蔵野音楽大学出身。卒業後某大手楽器メーカーの法人部に入社。 音楽教室の運営や講師指導のサポート、店舗接客、楽器セッティングなどを担当するイベントクルーとして全国を飛び回る。また、出版部に在勤中は楽譜校正、楽譜情報誌編集の経験も。 現在はピアノ講師のかたわらフリーランスライター、校正者として活動中。プライベートでは3児の母。