単3電池のサイズと種類
単3電池のサイズは、高さ49.2~50.5mm、直径13.5~14.5mm。メーカーや製品によって多少誤差がありますが、JIS(日本産業規格)で規定されています。
日常的に使う使い捨ての単3乾電池には、「アルカリ電池」と「マンガン電池」の2種類があります。そのほかにも繰り返し使える充電式の「充電池」があります。
容量の目安は、アルカリ電池の場合で2,000~2,700mAhです。
乾電池の選び方
それでは、乾電池を選ぶ際のチェックポイントをご紹介します。ポイントは下記の5点。
【1】充電機能の有無
【2】使用推奨期限
【3】補償の有無
【4】サイズが合うか
【5】その他の機能
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。選び方を詳しく確認したい場合は、下記でご紹介しているので参考にしてみてください。
単3電池のおすすめ5選
それでは、おすすめの単3電池を紹介します。アルカリ電池、充電池の各タイプから人気のものをピックアップしました。
未使用時の液漏れを漏液防止構造でガード
乾電池内で使用する材料の粒子をこまかくし、まんべんなく配置したことで反応面積が拡大。大きな電流を流す性能が、従来品よりも約20%アップしたアルカリ乾電池です。早さが求められるラジコンなどのレースゲームで使うのに適した性能となっています。
製造時の乾電池内に生じる微細な亀裂を抑えることで、未使用時の液漏れ防止の性能もアップしているとのこと。日用品はすこし多めに買っておきたいという方や、液漏れで破損したくない製品への使用などに安心感の多い乾電池ですね。
パワーが必要な機器向けのハイエンド充電池
充電池の代名詞的存在となっているパナソニックのエネループシリーズのハイエンドモデル。よりパワーを必要とするデバイスにも対応できます。
特にカメラ本体やストロボなどの周辺機器に適しています。電池容量も通常のエネループよりも多くなっていますので、頻繁に充電するのが面倒という方も満足できるでしょう。
とにかく長持ちする電池がほしいときに
電池の持ちのよさが最大の特徴ともいえるパナソニックの『EVOLTA NEO』。長持ちを売りにする『EVOLTA』の進化版として登場した本製品は、従来品に比べて電池の持ちがさらに10%アップしました。
毎日使う子どものおもちゃからお父さんのシェーバーまで、いろいろなアイテムで活躍すること間違いなしの単3乾電池です。
たくさんの乾電池が必要な方に
ペンライトやラジコンなど、電池消費の激しいアイテムを使う人におすすめ。アマゾンが販売するアルカリ乾電池です。なにかと使う機会の多い乾電池、配送料金を0円にするために、ほかの商品とセットで買うのもひとつの手ですよ。
繰り返し使える充電池タイプの単3電池
最小容量2000mAh、約1000回の使用が可能な充電池タイプの単3乾電池。充電器が別途必要になりますが、セットで購入すれば繰り返し使うことができます。
充電池は充電済みなので、すぐに使用できるのもうれしいポイント。乾電池の使えるスマホバッテリーに使えば、災害時の備えにもなります。
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 乾電池の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの乾電池の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
使用推奨期限をチェック
使い捨ての乾電池には本体や包装部分に使用推奨期限が載っています。この日付を過ぎたものは、電池性能が落ちていたり、部品の劣化で液漏れしやすくなっていたりすることがあります。なるべく期間内に使うことが推奨されているため、乾電池を購入する際は使い切れる本数を購入しましょう。
ちなみに「使用推奨期限」は乾電池のパッケージや本体に明記されています。「05-2023」や「05-23」などのように書かれている場合は、2023年5月までが使用推奨期限です。
電池の捨て方
使い捨ての電池は、一部の電池を除いて不燃ゴミとして捨ててもよい規定になっています。しかし、各自治体によって規定が変わる地域もあるので注意が必要です。
捨て方も、電池は金属と電気という、一つ間違えれば火事になりやすい性質のものが組み合わさっているものであるので、捨て方にも気を留めましょう。
「完全に使用してから捨てる」「電極側にセロテープを貼る」、この2つのポイントさえ抑えておけば安心です。電池は他の金属と反応して、中に電気が残っていると電極側から発火してしまうことがあるので、しっかり覚えておきましょう。
種類やメーカーはなるべく同じものを
一般的には汎用性の高い使い捨てタイプのアルカリ乾電池が主流です。電池をたくさん使ったり、環境のことを考慮したりすると、充電池タイプも選択のひとつとしておすすめです。
種類の違うもの、新しいものと古いものを混ぜて使うのは、たとえ同じメーカーでもおすすめしません。パフォーマンスが落ちたり、事故の原因になったりするおそれがあります。
ここで紹介したことを踏まえて、よりコストパフォーマンスの良い生活を送り、より安全に電池を使いましょう。
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家電製品総合アドバイザー資格を保有しており、家電、ガジェット、Wi-Fiなどの知識が豊富。家電製品選びに悩む方のため、豊富な知識と分かりやすい解説をモットーとする。冷蔵庫から最新スマホやガジェットまで、多彩な家電製品の情報に精通。