コードレス掃除機のおすすめ比較一覧表
コードレス掃除機を使うメリット
コードレス掃除機の一番の魅力は、なんといっても掃除の際にコードのわずらわしさから解放されること。家中はもちろん、ベランダや車内など、電源のないところに持ち運んで気軽に掃除ができます。
掃除機の性能は年々進化しているので、コードレスであっても、コード付きと比べてパワーの劣らない製品も多数発売されています!
メリット | デメリット |
●コードがなく取り回しがラクなのでスムーズに掃除ができる |
●バッテリーが持たず、長い時間連続して掃除ができない |
コードレス掃除機はこんな人におすすめ
掃除機の使い方や掃除機を使う環境により、コードレス掃除機の良さが活かせる人とそうでない人に分かれてきます。コードレス掃除機をおすすめするできる人は、以下となります。
●部屋数が多い家に住んでいる人
●広い部屋のある家に住んでいる人
●狭めの部屋に住んでいる人
●家具やモノが多い家に住んでいる人
●短時間でサッと掃除したい人
●ガレージなどコンセントがない場所で掃除をしたい人
●掃除機を戸外に持ち出すことがある人
コードレス掃除機のメリットやデメリットが、現在住んでいる家にあうかどうか、また自分がやりたい使い方にあうかどうかをよく考えてみましょう。
コードレス掃除機は3種類! 違いと特徴は?
コードレス掃除機の種類は、おもに「キャニスター型」「スティック型」「ハンディ型」の3種類。まずはそれぞれの特徴やメリット・デメリットを解説します。
キャニスター型掃除機|吸引力が高くメイン掃除機として活躍
キャニスター型は、重さのある掃除機本体と操作する吸引ノズルがホースでつながっているタイプの掃除機を指します。収納スペースが確保でき、広い床面を掃除をするなら、キャニスター型掃除機が向いているでしょう。
▼メリット
吸引力が高い、本体は車輪で転がすため手元が軽く操作しやすい、集じん容量が大きくたくさんのゴミを吸い取れる
▼デメリット
収納で場所をとる、本体重量自体は重くなる
ただし、キャニスター型の掃除機はほとんどコード付き。コードレスはそもそも数が少ないので、少ない選択肢のなかから選ぶ必要があります。
スティック型掃除機|取り回しのよさと手軽さが魅力
片手でスイスイと使えるスティック型掃除機(スティッククリーナー)。ひと昔前までは、メインの掃除機はキャニスター型、サブの掃除機はスティック型と使い分けている家庭が多かったものの、近年スティック型掃除機もバッテリーと吸引力が進化したことでメインの掃除機として活躍するようになりました。
▼メリット
サッと手軽に掃除ができる、取り回しがよく操作しやすい、簡単に持ち運べるので車やベランダなどの掃除もラク、収納に場所を取らない
▼デメリット
本体にバッテリーやモーターが内蔵されているため手元が重く感じる、集じん容量が小さく頻繁なゴミ捨てが必要、ゴミが溜まるとうまく吸わないこと
デジタル&家電ライター
重さは使い勝手に直結! しっかりチェックを
軽さを重視するなら本体質量2kg以内のモデルを選ぶといいでしょう。近年はコードレスのスティック型掃除機の軽量化がすすみ、軽いモデルも増加しています。
ハンディ型掃除機|持ち運びがラクで細かいところも掃除しやすい
キャニスター掃除機やスティック型掃除機(スティッククリーナー)などのメイン掃除機のサブとしての位置づけです。ハンディ専用タイプのほかに、スティッククリーナーがハンディ型として使える2in1タイプがあります。
▼メリット
サッと手軽に掃除ができる、取り回しがよく操作しやすい、どんな場所でも簡単に持ち運べる、収納に場所を取らない、狭い場所や細かいところも掃除がしやすい
▼デメリット
本体にバッテリーやモーターが内蔵されているため手元が重く感じる、集じん容量が小さく頻繁にゴミ捨てをしなければならない、ハンディ専用タイプは吸引力が弱い
コードレス掃除機の選び方
ここからは、コードレス掃除機の選び方を紹介します。集じん方式、重量、バッテリー持続時間、アタッチメントの種類など、選ぶポイントはさまざまあります。購入前にチェックしておきましょう。
集じん方式で選ぶ ゴミ捨てやお手入れのしやすさは?
掃除機を選ぶうえで、吸い込んだゴミを回収する集じん方法をチェックするのは大切です。掃除機の集じん方法は、紙パック式、サイクロン式、カプセル式、フィルター式などがあります。
ここでは、とくに代表的な「紙パック式」と「サイクロン式」の集じん方法の特徴を紹介します。
紙パック式|手軽に捨てられお手入れもかんたん
紙パック式は、吸ったゴミが紙パックに入り、紙パックごとゴミとして捨てられるタイプ。ゴミを見ることなく捨てられるのがメリット。フィルターも必要なくお手入れもかんたんです。
一方で、紙パックのランニングコストがかかるという点がデメリットに。また、純正の紙パックを使わないと、ゴミが漏れ出して故障の原因になるのでその点も注意しましょう。
サイクロン式|お手入れは必要だが経済的
サイクロン式は、吸引した空気を回転させることで、吸い取ったゴミと空気を遠心力で分離させる集じん方法。本体内のダストボックスにゴミを溜め、溜まったら都度ゴミを取り出します。
ゴミを分離してから排気するので、紙パック式と比べて排出される空気がキレイで、紙パック式のようなランニングコストがかからないのがメリットです。お手入れ方法は製品によりさまざまで、ダストボックスを取り外して水洗いができるものもあります。
吸引力(吸引仕事率)で選ぶ
吸引力が高いほど、多くのゴミを吸い込むことが可能です。吸引力は掃除機選びの重要なポイントながら、比較が難しいところ。そこで、ひとつの参考値となるのが「吸引仕事率」というスペックです。
吸引仕事率とは、掃除機の性能目安として用いられる数値で、掃除機の吸引力をワット数で表したもの。この算定方法は、JIS規格で定められています。
ただし、この値は掃除機にヘッドブラシやアタッチメントをつけない場合の計測値です。実際の掃除機の清掃能力は、ヘッドブラシの性能、取り回しのよさ、アタッチメントの種類や使い方に大きく左右されます。
吸引仕事率に一番重点を置くのではなく、さまざまな機能を総合的にみて判断するようにしましょう。
バッテリー持続時間も要チェック
コードレス掃除機を使ううえでチェックしておきたいのがバッテリー持続時間です。
最近は60分以上使える長時間駆動に対応したモデルが増えていますが、それらはあくまで標準モードやエコモード時の駆動時間で、強モードで利用すると数分しか使えないモデルも少なくありません。
ふだん掃除機がけをする時間や、部屋の広さに応じて最適なバッテリー駆動時間の製品を選びましょう。
デジタル&家電ライター
ペットを飼っている場合や、カーペットが多い場合は強モードを使うことが増えるため、この場合できるだけバッテリー駆動時間が長いモデルを選ぶ必要があります。
逆に、部屋がそれほど広くない場合や、ほとんどがフローリングといった場合には、それほどバッテリー駆動時間を気にする必要はありません。
ヘッドの種類にも注目
掃除機のヘッドの種類はおもに3種類。「モーター式」「自走モーター式」「エアタービン式」があります。それぞれの特徴をかんたんに解説するので、押さえておきましょう。
・モーター式:ヘッドにモーターを内蔵させ、モーターの力でヘッドについたブラシを回転させるタイプ。じゅうたんやカーペットなどの床もブラシが汚れを掻き出し掃除ができる、集じん性能の高さが魅力。
・自走モーター式:モーター式の仕組みに、重くなったヘッドが自ら前に進む機能を付加したタイプ。モーター式同様の集じん力を持っているうえに、ヘッドが自動で進むようになるので、力を入れずに掃除機がけが可能。
・エアタービン式:吸引する空気の力でヘッドについたブラシを回転させるタイプ。モーター式よりも集じん力は少し落ちるものの、低価格で購入可。
モーター式は、構造上ヘッドが大きく重くなりがちで、手元の操作がしづらくなる、価格も割高になりやすい、運転音が大きくなりやすい面があるので、メリットとデメリットの双方を良く考えて検討しましょう。
付属アタッチメントの種類で選ぶ
近年、掃除機での掃除は、床面だけではなく棚の上やエアコンの上など、高い場所にも対応するようになりました。それを実現しているのがさまざまな付属アタッチメントです。
アタッチメントの種類は、隙間や細かい場所の掃除に適したノズルや、デリケートな素材に向いたソフトブラシ、こびりついた頑固な汚れに対応するハードブラシ、高いところを掃除しやすいロングホースなど多数。
コードレス掃除機を選ぶときは、掃除場所や使用用途を事前に決めておき、それに合ったアタッチメントが付いているか確認しましょう。
デジタル&家電ライター
アタッチメント類は別に買うと高価なため、できるだけ付属モデルを選ぶのがおすすめ。高い場所を掃除する場合は、ロングホースや延長ノズルなどが付属したモデルを選びましょう。
使用する時間によっては静音性もチェック
仕事などの都合で早朝や夜遅くに掃除機をかけるという方は、静音性もチェックしておくと便利です。静音性(音の大きさ)は、dB(デシベル)で表示されます。掃除機で静音設計のものは60dB以下。なかには50dBほどの商品もあります。
また、弱モードに切り替えると音が静かになる掃除機もあるのでぜひチェックしてみてください。
コードレス掃除機のおすすめ22選 人気のダイソン、マキタ、日立、パナソニックなど厳選!
ここまでに紹介した選び方のポイントをもとに、デジタル&家電ライターのコヤマタカヒロと編集部が選んだおすすめ商品を紹介していきます。
スティッククリーナー(サイクロン式)のおすすめ

Dyson(ダイソン)『Dyson V12 Detect Slim Fluffy』

出典:Amazon
吸引力がとにかく高いと人気のダイソン掃除機
レーザーが微細なホコリを可視化することで、微細なゴミまで強力に吸い込みます。バッテリー駆動時間は最長約60分。本体後方に液晶ディスプレイを搭載しており、秒単位でバッテリー駆動時間を表示することが可能。
やわらかいナイロンフェルトのヘッドは、大きなゴミもしっかりと捕らえつつしっかりと床に密着、微細なゴミも逃がしません! また、静電気を除去することができるため、 床に張りついた埃(ほこり)や、フローリングの目地に入った埃などもしっかりと吸引してくれます。
こまかいゴミや埃までしっかりと取り除くハイパワーな掃除機がほしい人は、ぜひ検討してみてください。
Dyson(ダイソン)『Dyson Micro』

出典:楽天市場

HITACHI(日立)『パワーブーストサイクロン スティッククリーナー コードレス式(PV-BFH900)』






















出典:Amazon

SHARP(シャープ)『RACTIVE Air POWER 軽量ハイパワーコードレススティック掃除機(EC-SR7)』
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出典:楽天市場
Panasonic(パナソニック)『パワーコードレス(MC-SB52K)』






















出典:Amazon
TOSHIBA(東芝)『TORNEO V cordless(VC-CL1700)』
![【新品】東芝トルネオヴイコードレスVC-CL1700(R)[グランレッド]](/assets/loading-gif-ef97edf4d1acb90bd8ecfb171d4687ca923b13d386173426bfcb961097a710fe.gif)
出典:楽天市場
ILIFE(アイライフ)『コードレス掃除機 H7』














出典:Amazon
Electrolux(エレクトロラックス)『25.2V Pure Q9(PQ92-3OBF)』






出典:楽天市場
Shark(シャーク)『充電式サイクロンスティッククリーナー(CH966J)』

出典:楽天市場
スティッククリーナー(紙パック式)のおすすめ 人気のダイソン、マキタ、日立、パナソニックなど厳選!
続いて、「スティック型(紙パック式)」掃除機のおすすめをご紹介!
サイクロン式の掃除機が増えてはきましたが、ゴミの片づけの利便性から、紙パック式掃除機はまだまだ人気が高いです。紙パック式が気になる方は、こちらをチェックしてみてください。
IRIS OHYAMA(アイリスオーヤマ)『極細軽量スティッククリーナー(IC-SLDCP12)』


















































出典:Amazon
Panasonic(パナソニック)『セパレート型コードレススティック掃除機(MC-NS10K)』






















出典:Amazon
TWINBIRD(ツインバード)『コードレススティック型クリーナー(TC-E263)』






出典:楽天市場
Makita(マキタ)『充電式クリーナ CL282FDRFW』










出典:Amazon
アイリスオーヤマ『極細軽量スティッククリーナー(SBD-74)』

出典:Yahoo!ショッピング
ANABAS(アナバス)『コードレスハンディークリーナー(SSC-300)』
![アナバス|ANABASハンディクリーナーホワイトSSC-300[紙パック式/コードレス][SSC300掃除機]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/biccamera/cabinet/product/1394/00000003007133_a01.jpg)
![アナバス|ANABASハンディクリーナーホワイトSSC-300[紙パック式/コードレス][SSC300掃除機]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/biccamera/cabinet/product/1394/00000003007133_a02.jpg)
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出典:楽天市場
Makita(マキタ)『充電式クリーナ(CL107FDSHW)』


















出典:Amazon
高儀『EARTH MAN 18V 充電式クリーナー(VCM-180LiC)』






出典:楽天市場
RYOBI(リョービ)『BHC-1010』














出典:Amazon
ハンディ掃除機のおすすめ
ハンディ掃除機のおすすめを紹介します! ハンディ掃除機は、ハンディ専用のものをご紹介しています。スティッククリーナーをハンディタイプとして使えるものも多いので、比較して検討してみましょう。
Shark(シャーク)『EVOPOWER W35(WV280J) 』






出典:楽天市場
アイリスオーヤマ『充電式ハンディクリーナー(IC-H50)』
















出典:Amazon
Anker(アンカー)『Eufy HomeVac H30 Venture』














出典:Amazon
キャニスター掃除機のおすすめ
コードレスの家庭用キャニスター掃除機は、各メーカーとも生産終了などでほとんど選択肢がありません。

TOSHIBA(東芝)『コードレスクリーナー(VC-NXS2)』

出典:Yahoo!ショッピング
軽快に運べる高機能コードレスキャニスター
キャニスター型コードレス構造を採用したモデルで、バッテリーを内蔵しながらも非常に軽い力で掃除が可能。コードレススティッククリーナーからの買い換えだとその軽さに驚くはずです。
連続運転時間は最長約60分で、電池切れを気にすることなく使いたい人におすすめ。ヘッドを持ち上げると自動的に運転が止まるため、無駄に電力を使わないのも魅力です。
さらに、本体に大きな車輪が搭載されており、反転してもそのまま動きます。キャニスター掃除機でありがちな本体が倒れてしまうといったことがありません。
掃除が終わったあとは、スタンドに置いておくだけで充電できます。ヘッドブラシに大きなゴミが詰まったとき、ドライバーなどを使うことなく開けられるメンテナンス性の高さも魅力です。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする コードレス掃除機の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのコードレス掃除機の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
コードレス掃除機に関するQ&A
ここでは、コードレス掃除機に関する「よくある疑問」にお答えします! 商品選びに迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
紙パック式とサイクロン式どちらを選べばいい?

掃除やゴミの処理、コストなどによって、どちらの方式を選べばいいのかは変わってきます。
まず紙パック式ですが、「掃除をサッと済ませてゴミ捨てもラクにしたい」という人に向いています。紙パックにゴミを溜めておくことができ、紙パックを捨てるときにも手が汚れないメリットがあります。
しかし、ゴミを紙パックに溜めるという構造上、ゴミがたまると吸引力が落ちるため、定期的な紙パックの交換が必要です。当然、その分のコストもかかります。
サイクロン方式の掃除機は10年ほど前に開発された新しい掃除機です。遠心分離作用で紙パック式と異なり吸引力が持続し、吸ったゴミを半透明のダストボックスで確認できます。「徹底的に掃除したい」という人は、サイクロン方式のほうが向いています。また、紙パックの購入コストや取り替えの手間もかかりません。
しかし、ダストボックスのこまめなお手入れが必要なうえ、ゴミ捨ての際に直接ゴミに触れてしまう可能性もあります。掃除機そのものの手入れが必須になるので、それが苦になる人は紙パック式のほうがいいでしょう。
サイクロンと紙パックどちらにするか、それぞれの特徴を見て決めましょう。
ロボット掃除機があれば掃除は不要?

環境を整えることで、ほとんどの掃除をロボット掃除機に任せることができるようになります。家具や家電のケーブルといった障害物も少なければ、ロボット掃除機だけでもかなりきれいに掃除することができます。さらに、拭き掃除をしてくれるロボット掃除機を併用すれば、床の拭き掃除も不要に。あとは、部屋の隅など、ロボット掃除機が苦手な部分や吸い残したゴミを掃除機で吸い取るだけで掃除は終了します。そういった意味では、ロボット掃除機はふだんの掃除を時短する家電と捉えた方がいいでしょう。
一方、家具が多く、物やケーブルが散乱している部屋や、毛足の長いラグがある場合などは、ロボット掃除機だけでは掃除ができない箇所がたくさん出てきます。この場合、手作業の掃除が増え、あまり時短の効果は期待できません。
とはいえ、ロボット掃除機を購入すると、ロボット掃除機が掃除しやすいように部屋を片付ける家庭が多いようです。ロボット掃除機が掃除する際に、椅子をテーブルの上に上げたり、ラグを丸めて部屋の隅に寄せる、といったカイゼン活動をすることで、掃除の効率が大きく向上し、効果が目に見えて現れます。このようなカイゼン活動を続けるうちに、自然と部屋が片付づいた、というケースは少なくありません。ここまで来れば、ほとんどの掃除をロボット掃除機に任せることができるようになるでしょう。
【関連記事】そのほかの掃除機のおすすめはこちらで紹介
吸引性能とバッテリー駆動時間、軽さがポイント! 家電ライターからのアドバイス
デジタル&家電ライター
コードレス掃除機は相反する要素である、吸引力とバッテリー駆動時間、そして軽さが重要です。吸引力を高くしたりバッテリー駆動時間をのばすと相対的に本体は重くなりますので、そのバランスを見きわめて選びましょう。
たとえば、吸引力を妥協したくないならキャニスター型のコードレス掃除機を選ぶのもひとつの手。より多くのバッテリーを内蔵できるため、スティック型に比べると吸引力は高めです。
スティック型を選ぶ場合は手に持ったときの重さの感覚を重視しましょう。各モデルで重心が異なるため、軽く感じるモデルのほうが毎日使うのが負担になりません。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
1973年生まれ。大学在学中にライターデビュー。現在はデジタル&家電ライターとしてパソコンからデジタルガジェット、AV機器、白物家電全般を専門分野として執筆活動を展開。得意分野は調理家電。寄稿先はモノ雑誌を中心で、ファッション誌、ニュースサイト、そしてメーカーのwebサイト、オウンドメディアなど多岐にわたる。AllAboutガイドも勤める。執筆以外に企業へのアドバイスやコンサルティングなども行う。