産後の体型ケアはいつから始めるのがベスト? 医師に相談してスタート!
答えは、産褥期後、医師に相談してスタートするのがベスト!
実はおなかはすぐに元通りになるわけではありません。大きくなった子宮が元のサイズに戻るまでに約6週間かかり、皮下脂肪も付いたままの状態であるためです。このほか骨盤まわりなど、出産の際にダメージを受けた靭帯や筋肉の回復にも半年ほどの時間がかかります。
増えた体重やたるんだおなかに耐えられず、産後すぐにでもダイエットをはじめたいママさんも多いと思いますが、少なくとも身体の回復期間にあたる産褥期(産後6~8週間)は激しい運動も食事制限もNG。焦りや無理は禁物です。ダイエットを開始するベストな時期は人により異なりますが、産後3カ月目くらいがひとつの目安。開始時期は医師に確認のもと、1年など時間をかけてゆっくり元に戻していきましょう。
【必要なもの】産後体型ケアにおすすめのグッズリスト 補正下着を上手に活用して!
産後の体型戻しに効果的な方法は、食事制限やヨガ、運動などさまざまありますが、「産後リフォームインナー」など産後の体型補正に役立つ補正下着を活用する手も。ここでは産後の体型ケアにおすすめのグッズを紹介します!
産後用ガードル
産後用ガードルは、おなか、ウエスト、ヒップ、太ももの引き締め、さらに骨盤もサポートしてくれるアイテム。産後ママの体型戻しの心強い味方です!
基本的には産褥期(産後6~8週間)を超えて使用しますが、使用時期は医師に相談しましょう。産後すぐは骨盤ベルトや産後ショーツで過ごし、途中から切り替えるのがおすすめです。
ソフト、ミディアム、ハードなど引き締める強さの異なるアイテムが用意されているので、体型や履き心地の好みに合わせて選ぶといいでしょう。
骨盤ベルト
骨盤ベルトは、出産で負担がかかりがちな腰や骨盤を支えてくれるアイテム。腰痛予防として、妊娠中から着用しているママさんもいますよね。産後に着用することで、骨盤の戻りもサポートしてくれます。
産後すぐや産褥期から使えるアイテムもあるので、医師に確認のもと、メーカーの推奨期間を確認して使用しましょう。なお、産前から使っている骨盤ベルトを継続して使いたい場合は、産後使用が可能なアイテムかどうか、必ず確認しましょう。
ウエストニッパー
ウエストニッパーは、その名の通りウエストに巻き付けて使用するアイテム。おなかや骨盤回りを固定することで、出産で緩んだ骨盤を安定させてくれます。装着が簡単なのもメリット。
こちらも産後すぐに使えるアイテムがあるので、チェックしてみてください。
産後用ショーツ
産後用ショーツは、産後の体型に合わせて設計されたショーツのこと。マタニティショーツと同様に、産後のおなかをスッポリ包みつつ、快適な締め付けでウエストやボディラインを整えてくれます。
おなかと同時にバストのシルエットも整えたい人は、産後ブラと産後用ショーツをセットで揃えることもできますよ。
産後体型ケア・体型戻しの方法を紹介!
産後の体型ケアは補正下着を活用すると同時に、ダイエットや運動、産後ヨガなども行なうとさらに効果的です。ここではさまざまな体型戻しのアイディアを紹介します!
産後ヨガ
産後の運動といえば、まず「産後ヨガ」を思い浮かべる人も多いのでは? 産後の体型戻しや体力戻しに効果的だといわれています。ヨガは深い深呼吸をしながら身体を動かすので、運動不足解消だけでなく、ストレス解消やリラックス効果もあり、産後身体も心も疲れてしまったママにもおすすめ。
産後ヨガは心身の調子を整えるポーズが中心になっているのも特徴。無理なくできるので、初心者ママでも安心です。自宅で動画を見ながら取り組むほか、オンラインレッスンを受ける、産後ヨガ教室に通うという手も。教室に通えばママ友も作りやすいです。
ヨガでなくても、産後ママ向けの「腹横筋エクササイズ」や「ウォーキング」などの有酸素運動もおすすめ。負荷が少なく続けやすい運動を毎日継続しましょう。
栄養バランス
出産をおえると、それまで子宮から圧迫されていた胃がラクになるため、ついつい食べ過ぎてしまうママも多いようです。ダイエットの基本として、まずは食べ過ぎに注意してください。ジャンクフードやスナック菓子など間食も極力控えましょう。
一方で、ダイエットの結果を焦ると、極端に食べる量を減らす、もしくは低カロリーなものだけ食べるという手段をとりがち。ですが、極端な食事制限は母乳の成分に影響する場合があります。厚生労働省は、授乳中は摂取エネルギーを1日あたり350kcal増やすことを推奨しています。
授乳中のママは、赤ちゃんの栄養のためにも、必要量のカロリーを摂ること、さらに栄養バランスの整った食事を心がけることが大切です。
骨盤矯正
下半身の体型がなかなか戻らない要因のひとつに、骨盤のゆがみがあります。これは骨盤がゆがむことで内臓が圧迫されたり、下垂状態になったりしていることが要因といわれています。そのほか出産による骨盤のズレやゆがみは、腰痛や肩こりなど体調にさまざまな不調を引き起こす要因にも。
そのため「体型が戻りにくい」「腰痛がひどい」などの悩みを抱えるママや、骨盤の不安定さを感じるママは、接骨院・整骨院などで「産後骨盤矯正」の施術を受けるのもおすすめ。産後開いてゆがんでしまった骨盤を整え、徐々に閉じるように調整してくれます。
先輩ママの体験談・口コミを紹介! 産後の体型ケアはどうしてた?
先輩ママは、産後の体型ケアにどんな対策をしていたのでしょうか? ここでは先輩ママたちの体験談を紹介します!
産後体型ケアグッズを【使っていた派】の口コミ
出産直後1週間くらいは「骨盤ベルト」「ウエストニッパー」を、産後1~3カ月は「ガードル」を活用していました。
骨盤ベルトは、産院からお産のあとに必要になるから入院までに用意するようにいわれ、産前&産後使えるタイプを購入。しっかりと締め付け感のあるタイプだったので、安定感があって快適でした。ただ座ってるときにつけると苦しいので、立ってるとき、歩くとき、横になるときに着用していました。また、合わせて産後の大きなおなかが気になったのでウエストニッパーも購入。ただ、夏に使用していたので暑かったです。外出時は耐えられないので外していました。
その後、下半身についたお肉がなかなか落ちなかったのでガードルを購入。毎日着用して生活していました。履くだけで痩せるということはありませんが、太ももやお尻にほどよい締め付け感や圧がかかるのが心地よかったです! また、猫背になるとガードルが食い込んでくるので、姿勢を良くしようという意識が習慣になりました。(Nさん/2歳男の子)
3児のママです。一人目はとくに何もせず体型が戻ったのですが、あとから骨盤矯正しておけばよかったと後悔。
二人目のときは、産後直後に腰が痛すぎて歩けなくなり整体へ。そのあと少しだけ骨盤ベルトを使用しました。徐々に体重が戻り、おなかのお肉は落ちてないけど多少ウエストも戻ったかも。
三人目も腰が痛すぎて、整体と骨盤矯正に3回くらい通いました。その後コルセットを使用したのですが、これがとてもよかった! 助骨が締まるし、トイレのときもつけたままだから、そんなに苦じゃない! でも産後10カ月ですがまだおなかのお肉が落ちないので、そろそろ運動もしなきゃダメだな~と思っています。(Mさん/4歳男の子、3歳女の子、0歳男の子)
産後体型ケアグッズを【使わなかった派】の口コミ
わたしの場合は食事で産後ダイエットに成功しました! 一人目のときはスムージー。二人目のときは具沢山の野菜スープで体重を減らしました。スープは鍋1杯分たっぷり作って、それを3食かけて食べるように。野菜のほかに、ベーコンやウインナーなども入れていました。
一応骨盤ベルトも購入したのですが、着脱が面倒で使わずに終わってしまいました……。(Sさん/4歳女の子、0歳男の子)
産後ダイエットとして、食事制限をしていました。さらにジムや産後ヨガにも毎週通い、運動もしていました。一人目のときは合わせて骨盤ベルトも使用していましたが、二人目では使用していません。(Nさん/3歳女の子、1歳女の子)
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体型戻しは無理せず焦らず「継続」が大切!
産後すぐは、なかなか戻らない体重やたるんだままのおなかが気になりますよね。できるだけ早く妊娠前の体型に戻したいけれど、育児に追われてなかなか運動ができない……といったママさんも多いはず。ですが、焦らず無理せず、毎日少しずつでも継続していくことが大切です。
運動や食事制限にプラスして、ぜひこの記事で紹介した産後リフォームインナーなどの補正下着も上手に活用してみてくださいね。
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「ベビー・キッズ」カテゴリー担当。出産準備グッズや赤ちゃんのお世話グッズ、ベビーカー、チャイルドシート、抱っこ紐、おもちゃ・知育玩具、保育園グッズなどを担当。育児と日々の生活に忙しいママ目線での神グッズ選びに自信あり。鋭い目線で商品を見極め、少しでも日々の生活が豊かになるものを紹介すると誓う1児のママ編集者。