おすすめ商品の比較一覧表 産後抜け毛対策グッズ
産後に抜け毛が起こる原因は?
出産を経験した多くのママが悩まされる、産後の抜け毛。まずは、産後に抜け毛が多くなる原因について迫っていきましょう。
ホルモンバランスの変化
産後の抜け毛は、ホルモンバランスの変化がおもな原因です。
もともと髪の毛は、伸びる時期(成長期)、伸びるスピードが落ちる時期(退行期)、抜ける時期(休止期)を繰り返しています。そして、髪の毛の成長には女性ホルモンの「エストロゲン」が影響を与えています。エストロゲンには髪の毛の成長をうながし、ハリ・ツヤをアップしてくれるとともに、抜け毛を防ぐ働きがあるのです。
そのため、ホルモンの量やバランスの変化によって、抜け毛の量が増えたり減ったりします。
女性ホルモンの変化が産後の抜け毛の原因に
通常、女性ホルモンは月経周期にともなって変化していますが、妊娠するとエストロゲンが増加するため、抜け毛が減って健康的な髪の毛をキープしやすいです。
ところが、出産するとエストロゲンの分泌量が急激に低下。髪の毛のサイクルが退行期と休止期に突入し、一気に抜け毛が増えてしまいます。
妊娠中は髪の毛が抜けにくかった分、あまりのギャップに「いつからいつまでつづくの!?」と不安になってしまうかもしれません。多くの場合、産後2~3カ月ごろに抜け毛が目立ちはじめ、4カ月頃にピークを迎えます。その後、半年から1年かけて落ち着いていくといわれています。
【先輩ママ体験談】いつから、いつまで? 対策は? 産後の抜け毛に悩んだママの口コミ
実際に「産後の抜け毛に悩まされた」という先輩ママたちの体験談を聞いてみましょう。
体験談
体験談
頭皮マッサージ&育毛剤で抜け毛ケアにトライ
私の抜け毛は、産後1カ月からはじまりました。お風呂に入った後、毎回排水溝がいっぱいになるくらいの量が抜けてしまい……家族も驚くほど。そんな量の抜け毛が、授乳が終わる8カ月頃までつづきました。
少しでも抜け毛を減らしたかったので、頭皮マッサージを実践! しゅわしゅわと刺激のある育毛剤も使ってみました。マッサージの甲斐もあってか、抜け毛が少し改善したように感じます。(Sさん/1歳男の子)
体験談
洗い流さないトリートメントを使ってアホ毛を軽減
妊娠前から髪の毛が伸びると傷みやすく、絡んで抜けることが多かったです。ひとりめ出産後は髪の毛をケアする余裕がなく、抜け毛&絡まって抜ける悪循環に。
そこでふたりめの産後は洗い流さないトリートメントでケアしたところ、絡まって抜ける毛が減り、産後の抜け毛とのダブルパンチを回避できました! トリートメントのおかげか、髪の毛がしっとりして、新しく生えた短い髪がツンツンしたアホ毛になってしまうのも抑えられている気がします。(Tさん/4歳女の子、1歳男の子)
産後抜け毛対策おすすめグッズ4選【市販シャンプー・育毛剤】
抜けにくい髪の毛に育ててくれる、おすすめのシャンプーや育毛剤をまとめました。
産後抜け毛対策おすすめグッズ3選【スタイリング剤】
産後、髪の毛が抜けて薄くなってしまうことはもちろん、新しく生えてきた短いツンツン毛もなんとかしたいですよね。ツンツンした毛が目立ってしまうと、髪型がイマイチ決まらないこともあるでしょう。
つづいては、そんな短い毛をケアしてヘアスタイルをつくりやすくするアイテムを紹介します。
産後抜け毛対策おすすめグッズ4選【キャップやヘアバンド】
抜け毛で地肌や薄さが気になったら、ヘアアイテムを活用してみるのもおすすめです。おしゃれ、かつサッと使いやすいアイテムを見てみましょう。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 産後抜け毛対策グッズの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場での産後抜け毛対策グッズの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
産後の抜け毛対策|グッズ以外でできること
育毛剤やシャンプーを使ったり、気になる部分を隠してカバーしたりと、いろいろな抜け毛対策グッズを紹介してきました。グッズをうまく活用することで産後の抜け毛の悩みを軽減できますが、できたら内側からも解決したいですよね。
ここからは、抜け毛対策でできることを紹介していきます。
バランスのよい食事をとる
抜け毛を防ぐには、バランスのよい食事をとりましょう。授乳していると栄養分を母乳にとられがちになり、髪の毛の成長に欠かせない栄養素がじゅうぶんに行き届かないことも。
とくに意識して摂取したいのが、タンパク質や鉄分、亜鉛、ビタミン類などです。具体的には、豚肉、レバー、マグロ、海藻、緑黄色野菜といった食品を意識して取り入れてみてください。
そして、女性ホルモンと似た作用がある、大豆イソフラボンを多くとるといいでしょう。大豆イソフラボンは、その名のとおり豆腐や納豆といった大豆製品に含まれています。
厚生労働省・農林水産省作成「妊産婦のための食事バランスガイド」で、妊娠期、授乳期の食事バランスを確認できます。あわせてチェックしてみてくださいね。
▼「妊産婦のための食事バランスガイド」
できるだけ睡眠をとる
髪の毛の成長には、栄養だけでなく成長ホルモンが欠かせません。成長ホルモンは、夜22時から深夜2時頃に活発に分泌されるといわれています。そのため、できるだけその時間は睡眠をとっておきたいですね。
そうはいっても、産後は赤ちゃんのお世話や夜間の授乳でぐっすり眠れないママも多いでしょう。睡眠不足による疲労も、抜け毛の一因となってしまいます。
夜にまとまって眠れなかったとしても、赤ちゃんと一緒にお昼寝して、まずは身体を休めることが大切です。
なるべくストレスを溜めない
産後の抜け毛の原因のひとつに、ストレスがあります。ストレスが溜まると頭皮の血流が滞り、髪の毛に栄養や酸素が届きにくくなってしまうのです。さらにストレスから身体を守ろうとする反応によって、亜鉛が消費されます。亜鉛は髪の毛の成長に必要不可欠な栄養素なので、亜鉛不足になると抜け毛が増える傾向があります。
産後は、慣れない赤ちゃんとの生活にストレスを抱きがちになります。また、抜け毛を気にしすぎることもストレスとなってしまうでしょう。たいへんなときはまわりの力を借りる、ママ友に愚痴をこぼすなど、なるべくストレスを溜めないようにしたいですね。
分け目や生え際が気にならない髪型に変える
薄毛が目立ちやすい分け目や生え際をカバーできる髪型に変えるのも、ひとつの手です。おすすめは、ショートヘア。分け目や生え際をカバーできるだけでなく、シャンプー後に短時間で乾かせるので、お手入れがラクになります。
全体的なボリューム不足が気になるようであれば、ふわっとなるようにカットしてもらいましょう。
また、おでこを出すヘアスタイルは、生えてきた短い髪の毛が目につきやすいです。そのため、短めの前髪にしておくのもおすすめ。前髪の量を厚めにすると、ツンツン毛がより目立ちにくくなりますよ。
育毛アイテムを活用しながら抜け毛対策をしよう
覚悟していても、産後にやってくる抜け毛にショックを受けてしまうママは多いはず。地肌が目立つばかりか、生えてきた短い髪の毛がツンツンして、髪型がなかなか決まりません。
そこで今回紹介した育毛アイテムやヘアアクセサリなどを活用しつつ、食事面や生活習慣から抜け毛改善を目指してみてくださいね。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
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※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
前髪を重めにつくって目立つ薄毛を回避!
ふたりの子どものママです。ふたりの産後とも、3カ月たった頃に抜け毛が目立ちはじめ、10カ月頃に落ち着いてきました。もともと髪の毛の量があまり多くなく、ひとりめのときは前髪が長い状態で出産したため、髪の毛が抜けて前髪の薄さが目立ってしまいました。
その教訓を生かし、ふたりめのときは前髪をカット! 重めに切ってもらったので、ひとりめのときより薄さが目立たずにすみましたよ。(Yさん/5歳男の子、1歳女の子)