前髪ウィッグでできること 前髪を自然に見せる
まずは、前髪ウィッグでできることを見てみましょう。
イメージチェンジができる
前髪ウィッグは、髪型のイメチェンができるアイテムです。たとえば、前髪がある場合、かわいらしくやわらかいイメージを与えます。一方、前髪をつくらずサイドに流すと、大人っぽさやキレイなイメージに仕上がります。つまり、ふだん前髪がない人が前髪ウィッグをつけると、ガーリーな印象をほかの人に与えることが可能です。
お気に入りの前髪をキープできる
前髪ウィッグは、自分の髪の毛のように成長することがありません。長さを調節することで、いつまでもお気に入りの前髪をキープできます。前髪をセルフカットする人も多いですが、セルフカットは失敗するおそれもあり、一度切ってしまった髪の毛はすぐに伸びません。そんなときに前髪ウィッグを持っていると、セルフカットの失敗を隠せます。
前髪ウィッグの選び方 バレない! 痛くない!
まずは前髪ウィッグの選び方をチェックしていきましょう。
前髪ウィッグの素材を確認
前髪ウィッグは、使われている素材にも種類があります。
自然な前髪を作れる「人毛タイプ」
人間の髪の毛でつくられている人毛は、装着したときに自然な仕上がりになるタイプ耐久性があるため、ドライヤーやアイロンでアレンジも可能。
日本に流通している前髪ウィッグは、中国の農村部や東南アジアの人たちの髪の毛といわれています。個人の栄養状態によって髪質に差があり、うねりや色の不均等などがありますが、カラーやパーマなどをあまりしていないので髪の毛が良質という特徴があります。また人毛は、洗ったあとのブローなど、お手入れをこまめにする必要があるタイプです。
手軽で安い「ファイバー(人工毛)タイプ」
ファイバー(人工毛)でつくられている前髪ウィッグは、スタイルを形状記憶しているタイプが多く、色褪せも起こりづらいです。また、価格も安く、手軽に購入できるのもメリット。しかし、ファイバー特有のテカリがあるため、装着すると不自然に仕上がってしまうことも。
一般的なファイバーは熱に弱いですが、最近は耐熱性を高めた「耐熱ファイバータイプ」も販売されています。コテやアイロンでアレンジしたい人は、耐熱性があるかをよく確認してください。
いいとこ取りの「人毛ミックス」
人毛ミックスとは、人毛とファイバー(人工毛)をミックスさせてつくっているタイプです。ファイバーよりも自然で、すべて人毛を採用しているウィッグよりも価格が低くなっていることが特徴。
また、人毛だけだとお手入れに気をつける必要がありますが、人毛ミックスはシャンプーやコンディショナーを使って、ファイバーのようにお手入れができます。
髪色に合うカラーを選んで
前髪ウィッグを自然に装着するためには、自分の髪色とより近いタイプを探すことが大切です。自分の髪色と前髪ウィッグの色に違いがありすぎると、見る人に違和感を与えてしまいます。
そのため、自分の髪色と合うかしっかり確認することが望ましいです。ネット販売なら、サンプルを取り寄せできるかを確認しましょう。
前髪ウィッグのスタイルをチェック
前髪ウィッグと一言でいっても、さまざまなタイプが存在します。シースルーバングなどの今のトレンドを取り入れたタイプや、ぱっつんなど定番のスタイルでつくられたタイプなどです。なかには、よりナチュラルに仕上がるつむじ付きもありますよ。
また、つける人の顔の形によって似合うスタイルが変わってきます。たとえば、丸顔の人が幅広タイプの前髪ウィッグをつけると、より丸顔が強調されてしまうことも。前髪ウィッグのスタイルが自分の顔に合うか、口コミなどもチェックしてください。
前髪ウィッグの付け方で選ぶ
前髪ウィッグはクリップとカチューシャの2つの装着方法があります。
定番の「クリップ」
クリップは、前髪ウィッグの装着方法として定番になっているタイプです。使い方は、自分の前髪の生え際部分にクリップをつけて固定します。
このタイプは、クリップで直接自分の髪の毛をはさみこんで固定するため、きちんと装着できるのがメリットです。また、クリップタイプは多少の動きにも耐えられ、長時間装着できることも特徴です。
簡単に付けられる「カチューシャ」
ヘアアクセサリーのカチューシャに、前髪ウィッグをプラスしたアイテムもあります。カチューシャをつける感覚で前髪がつくれるので、装着方法も難しくありません。
また、ウィッグと自毛の境目がわかりづらいのも特徴。しかし、カチューシャタイプはクリップタイプとは違い、ズレてしまう可能性もあるため、ヘアピンなどほかのアクセサリーで固定する必要があるでしょう。
前髪ウィッグのおすすめ14選 人気のぱっつんやシースルーバングも!
ここからは、おすすめの前髪ウィッグをバリエーション豊かにご紹介します。自分に合った使いやすいウィッグを選んでくださいね。
スタイル自在のセパレートタイプ
大小セットのセパレートタイプの前髪ウィッグです。分けた前髪にボリューム感をプラスすることによって、簡単にグラマラスなヘアスタイルを実現できます。
180℃耐熱ファイバーを採用していて、コテやアイロンなども使用可能なのでヘアスタイルの自由度がさらに高くなります。質感もファイバー系ながら、自然な光沢に仕上げられています。自然と自分の髪になじませることができますよ。
ウィッグ初心者でも使いやすい超薄型タイプ
一般的な前髪ウィッグよりも薄型になっていますので、不自然になりにくくウィッグ初心者の方やヘアセットに自信がない方にもおすすめのアイテムです。トレンドの薄め前髪が簡単にできますよ。
全体的にちょっと長めに作られていますので自由にカットして好みの長さに調整できるという点もポイント。ドライヤーやアイロンにも対応していますので、スタイリングも簡単です。
人毛100%で自然に仕上がる
薄めのぱっつん風前髪がつくれるデザインで、レイヤーが多めに入っているのでシースルーバングな雰囲気も感じられます。素材にすべて人毛を採用していて、自然なツヤを再現できます。
また、制作方法が総手植えなので、エアリー感がナチュラルです。このアイテムは180度の温度まで対応可能。カラーバリエーションも6色と豊富です。
さまざまなスタイルに合わせやすいサイドなしタイプ
サイドのない前髪のみのシンプルなスタイルのウィッグとなっています。おでこが透けてみえるくらいのシースルー風に仕上げられています。
ポニーテールやお団子など、さまざまなヘアスタイルに合わせやすくなっています。素材にはすべて本物の人毛を使用しており、光沢感も自然で地毛となじみやすいという点もポイントです。
Brightlele(ブライトララ)『ワンタッチシースルーバング』
総手植えによりエアリーで自然な仕上がり
前髪のみのノーマルタイプと、サイドのおくれ毛が付いたサイドバングタイプの2種類から選べます。
どちらのタイプも総手植えのため、自然になじみ軽いつけ心地です。ふんわりと空気を含んだエアリーな前髪は、かわいらしい印象を与えてくれますよ。

かわいく見せたい人には、ぱっつん前髪の『前髪ウィッグ サイド付』がおすすめ。顔周りが長めなので小顔に見せてくれます。
ぱっつん前髪がつくれる
約17cmのぱっつん前髪ウィッグで、後れ毛つきです。そのまま流してぱっつん前髪としてセットするのもいいですし、分け目をつくってもかわいくなるでしょう。
耐熱温度は、最大180度(推奨温度:120度~160度)まで使用しても問題ないので、コテ、アイロン、ドライヤーが使えます。また、シャンプーでのお手入れも可能です。

『つむじ付き前髪ウィッグ』はつむじから放射線状に隠れるので、地毛との境目が見えにくく、上からの視線も気になりません。
プリン頭や白髪も隠せるつむじ付き
つむじまでデザインされた前髪ウィッグ。トップのボリュームが気になる人、プリン頭や白髪を隠したい人にチェックしてほしいアイテムです。
クリップが4個ついているので、しっかり装着して固定ができます。耐熱性をもつファイバー素材を使っているので、コテやアイロン、ドライヤーも180度まで使用可能です。また、6色のカラーを展開しているので、自分に合う髪色を見つけやすいのもうれしいですね。
ふんわりかわいいシースルーバング
トレンドのシースルーバングスタイルで、フェミニンな雰囲気の前髪ウィッグ。前髪だけではなく後れ毛もデザインされているため、より自然に前髪をつくることができるアイテムです。
製法が総手植えなので、空気を含んだようなふんわり感も得られます。また、180度の温度まで耐えられるので、ドライヤーやコテの使用も可能です。
9種類のカラーバリエーションから選べる
サイドの後れ毛を多めにデザインしたことで、顔を小さく見せてくれる前髪ウィッグです。前髪の長さは約15cm、サイドの長さは約25cmあります。
また、カラーバリエーションが9種類あるので、自分の髪色と似ているカラーを見つけやすいのもポイント。耐熱温度が180度なのでコテやカーラーも問題なく使用できます。ボリューミーな前髪をつくりたい人にチェックしてほしいアイテムです。
新ファイバーを総手植えして軽くなじむ
ファイバー(人工毛)素材ですが、人毛のような雰囲気を再現。プリシラの新ファイバーと総手植え製法によって、自分の髪の毛に溶け込むようにつくられています。
このアイテムは毛量を減らしているので、一般的なウィッグのように重さを感じさせないのがポイント。耐熱温度は180度まで対応でき、カラーバリエーションは6種類です。
サイドの流れ方が自毛のようにナチュラル
横に流れるようなスタイルの前髪ウィッグです。後れ毛もあるので、自分の毛と境目がわかりづらくなっています。また、根元がふんわりと立ち上がっているので、横から見ても丸くやわらかなシルエットを再現できます。
素材には、お手入れとスタイリングがしやすい人毛ミックスを採用。毛量は少なめなので、薄くナチュラルに前髪をつくりたい人に適しています。
トレンドに左右されないスタイル
重すぎず軽すぎず、トレンドに左右されない前髪ウィッグです。自然なフリンジをデザインしたアイテムで、アップヘア・ダウンヘアのどちらのスタイルにもなじみます。
また、スプレーやワックスで束感を出すとシースルーバングもつくることが可能です。素材は人毛ミックスを採用。ドライヤーやコテは180度まで使用できます。
サイドと後ろ髪もついている前髪ウィッグ
素材にすべて人毛を使っている前髪ウィッグ。総手植え製法によって自然な毛立ちが生まれています。
サイドと後ろ髪もデザインされている3Dタイプですが、ボリュームは控えめ。自分の髪の毛となじませるとナチュラルに仕上がりになります。人毛でつくられているシースルーバングを探している人にチェックしてほしい製品です。
かんたんカチューシャ付き! ボリューミーな前髪に
黒のシンプルなカチューシャが付いた前髪ウィッグです。手軽にヘアアレンジができます。
前髪のかたちは、「ぱっつん」と「ナチュラル」の2種類から選べるのもポイント。いずれも毛量が多めで、ボリュームのある前髪なので、全体的に毛量が多い人や、重めの前髪が欲しい人におすすめです。
「前髪ウィッグ」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 前髪ウィッグの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場での前髪ウィッグの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
元美容師からのアドバイス
前髪ウィッグはどれも簡単に装着できるので、その日の気分によって様々なスタイルが楽しめます。カチューシャで隠せるタイプや、つむじまであるタイプはかんたんになじませやすいので、初心者にもおすすめです。
ウィッグを付けてみて長ければ、毛先を少しカットして自分好みに調整しましょう。一度気に入る長さになれば、何度も再現できるので慎重に整えてくださいね。
前髪ウィッグの付け方 ばれない自然な仕上がりに
ここでは、自然に見せる前髪ウィッグの上手なつけ方をご紹介します。
まず、地毛の前髪をセンターわけにし、ピンで留めます。そのあと、好みの位置に前髪ウィッグをとめ、くしなどを使ってなじませればOK。サイドの毛を少し取って、前髪ウィッグのうえにかぶせるようにするとよりなじみますよ。
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前髪ウィッグでヘアスタイルを楽しもう
本記事では、前髪ウィッグの選び方とおすすめの商品を元美容師・ヘアケアマイスター sakuranboさんと編集部で紹介しました。前髪ウィッグは、スタイルや色、素材、装着方法の違いを把握して選びましょう。とくに、素材には人毛、ファイバー、人毛ミックスの3種類がありそれぞれ特徴が異なります。どの素材がいいかは個人の好みにわかれるので、特徴をしっかり把握したうえで選んでください。ぜひこの記事を参考にして、自分の希望に合う前髪ウィッグでヘアスタイルを楽しみましょう。
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