加湿器なしで簡単に加湿できる方法は?
乾燥する季節には欠かせない加湿器。ファミリーなら各部屋に加湿器を備えたいところですが、何台も買うとお金もかかるし、使用しない時期の収納場所の問題も出てきます。
さらに、暖房器具、加湿器、空気清浄機などの家電を併用すれば、電気代もかさんでしまいます。
そこで、家庭にあるグッズや日用品雑貨、エコな加湿グッズなどで、加湿器の代わりになるグッズやアイデアをご紹介します。
「手軽度」、「エコ度」、「効果面」で★3点満点で点数もつけているので、ぜひ参考にしてください!
【1】コップに水を入れて置く
簡単に加湿ができる方法は、コップやボウルなどに水を入れて邪魔にならない場所に置くことです。水が自然と蒸発することで、少しずつ乾燥した部屋の空気が加湿されます。お湯を入れれば水よりも早く蒸発するため、加湿効果は高まります。
手軽でエコな加湿方法ですが、急速な加湿効果や広い部屋での加湿には向きません。
手軽度★★★
エコ度★★★
効果面★
【2】洗濯物やタオルを干す
室内で洗濯物を干すと、水分が蒸発して加湿ができます。「リビングが乾燥しているけれど洗濯物をたくさん干すのは気が引ける」のならば、おしゃれなミニハンガーで湿らせたタオルや手ぬぐいを干すのも一つの方法です。
メインの暖房器具にエアコンを使っているならば、エアコンの吹き出し口の前に洗濯物干しを置くというアイデアもあります。洗濯物が早く乾き加湿もできて一石二鳥!
手軽度★★★
エコ度★★★
効果面★★
【3】電気を使わない加湿器を使う
電気を使わない加湿専用グッズは、置き場所を選ばすどこでも使いやすいですね。オフィスのデスクまわりに置いたり、寝室に置いたりと使い勝手もいいグッズです。インテリアになるようなデザインの商品が多いのも特徴。
手軽度★★★
エコ度★★★
効果面★★
【4】霧吹きで空気を湿らす
霧吹きでカーテンなどの布製品に水を吹きかけると部屋の湿度アップになります。細かいミストを吹きかけられる霧吹きがベターです。美容用に使うスプレーボトルなどでも代用可能。
布製品を湿らせすぎるとカビや雑菌が繁殖する可能性もあるので、濡らし過ぎには注意を。また中の水はこまめにかえて清潔を保ちましょう。
手軽度★★★
エコ度★★★
効果面★★
【5】お風呂の蒸気を利用する
一気に家の中の湿度をあげたいときは、お風呂の蒸気を利用してみましょう。バスルームのドアを開けて、お湯の蒸気が部屋に広がるようにしてみて。ある程度湿度が上がったら扉を閉めてください。
湿度計で湿度を管理するのもおすすめです。
手軽度★★★
エコ度★★★
効果面★★★
【6】観葉植物を置く
部屋のスペースが広めの家、インテリアとしても使いたいという方には観葉植物を置くのもおすすめです。植物は葉から水分を放出してくれるので、ある程度加湿につながります。
手軽度★
エコ度★★★
効果面★
【7】乾燥しにくい暖房器具を使う
エアコンをメインの暖房器具に使っている家庭では、とくに空気が乾燥します。寝室や子ども部屋など、部屋によって暖房器具を使いわけるのも、乾燥対策の一つともいえます。
●石油ストーブ:石油が燃焼するときに水蒸気が出るので、乾燥しにくい暖房器具
●ホットカーペットやこたつ:空気を乾燥させにくい。ただし部屋全体を暖めることはできない
●オイルヒーター:部屋全体を暖め、空気も乾燥しにくい。電気代が少し高めなのはデメリット。
手軽度★
エコ度★
効果面★
【8】保湿マスクを使う
のどや鼻の乾燥が気になるときは、マスクで保湿しましょう。のどや鼻の粘膜の乾燥を防ぎ、風邪などをひかないように気をつけることもできます。就寝中の乾燥対策にも便利!
手軽度★★
エコ度★★
効果面★★
本記事で紹介した便利グッズの比較一覧表
【関連記事】加湿器の購入を考えている方はこちら
しっかり加湿したいなら加湿器の買い替えも検討しよう
編集部
メインで使っている加湿器の効きが悪い、フィルターを掃除しても臭いがするといった場合、加湿器を買い換えることを検討してもいいかもしれません。加湿器の寿命は3~5年程度と言われています。
家電は年々エコ機能や節電機能がよくなっていきます。最近の加湿器のラインナップはチェックしておいても損はないですよ。
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主に『ベビー・キッズ』『美容・健康』『食品・ドリンク』カテゴリを担当する、40代編集者。マタニティ・育児雑誌、美容系雑誌、モノ系雑誌の編集経験をもとに、「ユーザー目線で本当にいい物をおすすめする」が信条。最近はスキンケアグッズよりも、健康食品や健康グッズに興味・関心が移りつつある。趣味:食べる、寝る 特技:大食い、子供とすぐ仲良くなる