保湿マスクを使うメリットは? 乾燥を防ぐ!
保湿のためにマスクをすることには、さまざまなメリットがあります。乾燥しやすい季節や冷暖房が効いた部屋で寝るときなどに保湿マスクをすれば、就寝中ののどや鼻、くちびるの乾燥が防げるだけでなく、のどの不快感を和らげてくれるとされています。のどや鼻の粘膜が乾燥すると風邪などをひきやすくなるので、それを防ぐ点でも保湿マスクが活躍するでしょう。
また、保湿マスクをすることで冷たい空気が直接肺に入らなくなるので、冷気によって体が内側から冷やされにくくなります。体の冷えが気になる人もぜひ使ってみてください。
保湿マスクのおすすめ11選
ここからは、保湿マスクのおすすめを紹介します。のどや鼻を乾燥から守って、乾燥にともなうトラブルを防ぎましょう!
【1】旅行や手軽に使いたい方におすすめの「使い捨てタイプ」
プリーツマスクや立体マスクの内側に保湿シートを入れて使うタイプは、手軽に保湿マスクを使いたいときにぴったりです。なかには、香りがついている商品や、あたたかい蒸気が出る商品もあります。
使い捨てなので、衛生的に使えるのもポイント。マスクを濡らす必要がなく、水道がない場所でも使えるため、旅行にも持っていきやすいです。
保湿成分をたっぷりと含んだ保湿シートつき
すでに販売されている『しっとり美肌マスク 就寝用』の「日中用」が発売されました。
不織布のマスクの内側に、保湿成分をたっぷりと含んだ保湿シートがついています。口元やほほもしっかりと密着し、内側はしっとり保湿で乾燥を防ぎ、外側からは花粉などから肌を守ります。
加湿フィルター1枚で10時間うるおいが続く!
マスクのポケットに加湿フィルターを装着して使用する保湿マスクです。1枚のフィルターで、約10時間うるおいが持続します。さわやかなハーブ&ユーカリの香りです。
高密度のフィルターを搭載しており、ウイルスや花粉をしっかりガードしてくれるのもポイント。立体マスクと特殊形状ぬれフィルターで、呼吸・会話がしやすいです。
たっぷりの蒸気でのどをうるおす
マスクのポケットに加湿フィルターをセットし、電子レンジであたためて使う保湿マスクです。電子レンジから取りだして約20分は、あたたかい状態が続きます。冷めたあとも加湿フィルターに残った水分が鼻やのどをうるおしてくれるので、そのまま装着していましょう。
電子レンジで加熱することで、たっぷりの蒸気が発生します。のどが乾燥しているときはもちろん、乾燥によるせきや風邪が気になるときの保湿ケアに使ってみてください。
【2】コスパ重視の方におすすめの「繰り返し使えるタイプ」
毎日保湿マスクを利用する人は、コスパが高い繰り返し使えるタイプを購入するとよいでしょう。洗い替え用に何枚か購入しておくと便利です。
洗って繰り返し使える保湿マスクに保湿シートは付属していないことがほとんどです。よりしっかりとのどや鼻を保湿したいときは、水などで軽く湿らせてから装着できるものを選ぶなど工夫してみましょう。
シルクがマスクの内側を快適にたもつ!
吸湿性・放湿性にすぐれたシルク製の保湿マスクです。立体設計なので鼻や口元が圧迫されず、就寝中もスムーズに呼吸できます。シルクがマスクの内側の温度と湿度を適度にたもってくれるのも魅力です。
薄くしなやかな手触りですが、繊維のなかでも丈夫なシルクを使っているので、洗濯を繰り返しても傷みにくく、長く使えます。
大判サイズで口元をすっぽり覆える!
独自のクレープ織の生地を使用することで生地に適度なヒダを作ったマスクです。高い伸縮性と適度な保温・保湿力があります。
直接肌に触れる内側は、ふんわりとやさしい肌触りなのもポイント。耳にかける紐はアジャスターで調節できるので、自分の顔にぴったりフィットさせられます。
大判サイズであごまですっぽり覆えるため、就寝中のズレも気になりません。
ゴムを交換して長く愛用できる!
オーガニックコットンを使って作られた就寝用の保湿マスクです。顔をすっぽり覆ってくれる大判サイズで、睡眠時のズレも気になりません。やさしい肌触りで、長く愛用できます。
耳にかけるゴムがやわらかいのもポイント。調整できるだけでなく、伸びてきたら交換もできるので便利です。
ノーズワイヤーが入っていないので、鼻へのあたりもソフトです。
フィットするのに薄手で呼吸しやすい!
綿とシルクを使って作られた、もっちりやわらかな肌触りの保湿マスクです。薄手なので呼吸がしやすく、就寝時も快適に使用できます。
頭からすっぽりかぶるロングタイプで、ネックウォーマーやナイトキャップとして使えるのもポイント。
伸縮性があるので長時間つけていても耳が痛くなりにくく、顔に心地よくフィットします。
やわらかな風合いが心地よいつけ心地
シルクと綿で織ったガーゼ製のマスクです。シルクと綿を合わせることで、高い吸水性と放湿性を両立しています。4重構造になっているガーゼはやわらかくしなやかな肌触りで軽く、長時間でも快適に装着できるのもポイントです。
耳紐にはアジャスターがついていて、自分の顔にあわせて調整できるので、フィット感もよいです。
【3】素材にこだわる方におすすめの「コットンガーゼタイプ」
保湿力と通気性を両立させたいなら、コットンガーゼでできたマスクがよいでしょう。綿(コットン)は吸水性と発散性にすぐれており、夏は涼しく、冬はあたたかく身につけられることから、肌着などにもよく使われている素材です。その綿を使って織られたガーゼはとても軽いので、保湿マスクの重さが気になる人でも装着しやすいのがポイント。
やわらかい肌触りで、肌がデリケートな人にもぴったりです。
草木染めのやさしい色合いがおしゃれ
草木染めで色をつけたオーガニックコットンのマスクです。コットンのほかにミューファンという銀の糸を使用しています。ミューファンを使用することで静電気が起きにくくなるので、ホコリなどがつきにくく、きれいな状態を長くたもてるのも魅力です。
ツヅキボウのTZ酸性酵素法を使って精錬することで、高い吸水性とやわらかくしなやかな風合いを兼ねそなえています。
ふんわり軽いのに顔にぴったりフィットする
メーカー独自の吊天竺生地を使ったマスクです。新生児の肌着にも使用されている吊天竺生地は、ふんわりとやわらかい肌触りが特徴。立体型に縫製されているため、顔のかたちにぴったりフィットします。ゴム紐が交換・サイズ調整可能なのもポイント。軽い素材で呼吸がしやすく、長時間でもらくに装着できます。
熱湯消毒や洗剤を使った洗濯もできるので、お手入れもかんたんです。
洗えば洗うほどやわらかい肌触りに!
コットンのダブルガーゼを使って作られた就寝用マスクです。和晒し仕上げのダブルガーゼは、洗えば洗うほどやわらかさが増し、ふんわりとやさしい肌触りになります。吸水性にすぐれており、夏は涼しく、冬はあたたかいつけ心地も魅力です。
検出されているホルムアルデヒドはベビー用品の基準である0.05以下。ホルマリンも使用していないので、ケミカルなものが気になる人も使いやすいです。
「保湿マスク」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの人気ランキング マスクの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのマスクの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
保湿マスクを使うときのポイント
保湿マスクを使うときは、次の点に気を配ってみましょう。
ぴったりフィットさせてすき間を作らない
保湿マスクを使うときは、フィットさせてすき間を作らないようにしましょう。すき間ができると、そこから蒸気や湿った空気が外に漏れてしまい、思うように保湿できないことがあります。
プリーツの向きにも注意が必要です。プリーツの谷間が上を向いていると、ホコリなどが溜まりやすくなるので、谷間は下に向けて装着してください。
鼻に当たる部分にワイヤーが入っているものは、鼻のかたちにあわせてしっかり折り曲げましょう。
つねに清潔な状態をキープする
マスクの内側は高温多湿で、雑菌が繁殖しやすいです。直接肌に触れるものなので、できるだけ清潔な状態をキープしましょう。使い捨てのマスクは1回使用したら捨てる、繰り返し使えるマスクはこまめに洗濯してしっかり乾燥させることが大切です。
つけっぱなしにせず、適度にマスクをはずして湿気を逃がし、化粧水を含ませたコットンで口のまわりをふくことも肌トラブルを防ぐのに役立ちます。
医療ライターがアドバイス
口呼吸の人はぜひ保湿マスクのお試しを
口が乾燥していると細菌やウイルスに対する耐性が落ち風邪のもとになります。また、寝るときに口を開けてしまう人にとっては朝起きたときの口の乾燥は悩みのひとつかもしれません。
さらに口の乾燥はくちびるが乾燥する原因にもなります。いつもくちびるがカサカサしていて困っている人は、口の保湿を心がけましょう。口呼吸に心当たりがある人は鼻呼吸の練習、そして保湿マスクもしてみてください。
【関連記事】乾燥が気になる人は、加湿器の記事を!
保湿マスクでのどと鼻を乾燥から守ろう!
のどや鼻が乾燥すると、風邪などにかかりやすくなるだけでなく、さまざまなトラブルが起きてしまいます。空気が乾燥する冬場はもちろん、エアコンが効いた部屋や飛行機内で過ごすことが多いときは、保湿マスクを活用してのどと鼻を乾燥から守りましょう。
保湿マスク選びに迷ったときは、記事中で紹介した選び方のポイントだけでなく、きむらさんのアドバイスも思い出してみてください。
自分にあった快適な保湿マスクで、乾燥知らずのすこやかな毎日を過ごしましょう。
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現役内科医師。 医学部卒業後、臨床で診療にあたるほか、産業医として企業の健康経営にも携わっている。プライベートでは未就学児を含め3児の母。 病気のひとを診るなかで、病気になる前のひとがさらにたくさんいることを目の当たりにし、予防医学、未病の大切さを伝えるべく、医療系の記事執筆、監修等も多数手がけている。また、趣味で漢方の勉強やビジョントレーニングもマニアックに学んでいる。