観葉植物の選び方
それではまず、観葉植物の種類の解説をする前に、基本となる選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の4つ。
【1】置く場所
【2】高さ
【3】育て方
【4】ペットに害のない品種か
詳しく解説しているので今まで観葉植物を育てたことがなくて迷っている人や、どんな選び方ができるのか知りたい方もぜひ参考にしてくださいね。
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【1】置く場所をチェック
観葉植物を飾るとお部屋の印象が大きく変わります。インテリアとして効果的に飾りたい場合は、リビング、寝室、玄関など、室内に景色を作るイメージで視線が行きやすい場所を候補に考えてみましょう。
部屋のコーナーやテレビボードの脇など、デッドスペースになっている場所もおすすめ。まずは家のなかを見回して、候補の場所を決めます。
次にそれぞれの場所の日当たりを確認して、うまく育てられそうな樹種をいくつかピックアップしてみましょう。
▼観葉植物の大きさの目安
インテリアとしてのバランスや、観葉植物が育つための風通しや日光の入り方など、観葉植物の大きさは重要なポイントです。
6〜8畳ほどのお部屋であれば、3〜5号ほどのサイズが目安。10〜12畳ほどのリビングなどの広さであれば、8号ほどサイズが目安となります。
お部屋の広さ |
観葉植物のサイズの目安 |
6〜8畳ほど |
3〜5号ほど |
10〜12畳ほど |
8号ほど |
上記のサイズを目安に、インテリアなどのバランスを考えて選んでくださいね。
【2】高さをチェック
植物の見え方は、葉の形状やつき方などによってさまざまです。そのため、それぞれの植物がよりきれいに見える配置を考えて高さを決めましょう。
床や低めのテレビボードの上などに置きたい場合は、上から見たときにきれいに見える樹種を選び、低めに仕立てるのがポイント。
ソファの脇などに置きたい場合は、下から見上げたときにきれいに見えるものを選び、鉢や鉢カバーと合わせて高さを決めます。
また、アイビーなどのつる性の植物は鉢を天井から吊るしたり、高めの収納家具の上に置いたりして、横方向にはわせるようにしてもすてきです。
【3】育て方をチェック
水やりがうまくいかずに観葉植物を枯らしてしまう方も多いので、樹種を選ぶ際は、水やりの量や頻度も考慮してライフスタイルに合わせて選びましょう。
乾燥に強い植物なら水やりの頻度が少ないので、ひとり暮らしで出張が多いという方にもおすすめです。
また、大きなサイズの植物は鉢が大きく保水力もあるので、水やりの頻度が少なくて済みます。想像するより育てやすいので、検討してみるとよいでしょう。
【4】ペットに害のない品種かチェック
犬や猫などペットを飼っている場合は、購入する観葉植物が害のない品種かどうかも事前にしっかりチェックしましょう。環境省によると、下記がペットに危険を及ぼす可能性がある植物です。
【ペットNGな植物】
■観葉植物
・ディゲンバキア
・アイビー
・モンステラ
■切り花・鉢植え
・スイセン
・ツツジ科全般
・スズラン
・オシロイバナ
・クリスマスローズ
・ポインセチア
(出典:環境省 資料/『ペットが出会う危険な植物』より)
あきらかにペットが届かない壁掛けや吊り下げでも、床に葉が落ちてしまうこともあるので、設置する場所も含め、注意しながら観葉植物を選びましょう。
エキスパートのアドバイス
高さが合うよう植物を仕立てる工夫をしましょう
観葉植物おしゃれな飾り方は様々ありますが、インテリアグリーンとして部屋に植物を飾るなら、どこに飾るかが重要になります。まずは絵になりそうな場所を決めてからそこの環境に合った樹種に絞り込み、植物のサイズを決めるという手順がおすすめです。
背の高い植物がほしいけれどちょうどいい高さのものがないという場合は、鉢カバーを使って上げ底に仕立てるなどの方法もあります。
通販で観葉植物を購入する際の注意点
通販で観葉植物を購入する際、注意しなければならないのが「質」=「観葉植物の元気さ」です。
購入時の問題としてたびたび「写真と現物が違う!」といった現象が起こります。この問題は、写真が撮られた季節が違う、発想する店舗の気温・気候が違う(暖かい)、ショップの管理に問題がある、などの要因があります。
そのため、「種類が同じだから」と安易に決めず、口コミを必ず確認するようにしましょう。
初心者におすすめの観葉植物 17選(9種)
それでは、初心者におすすめの観葉植物を、品種の解説とともにご紹介いたします。
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(1)サンスベリア
サンスベリアは、根っこから直接、葉っぱが生えているように見える植物。虎の模様に似ていることから「トラノオ」とも呼ばれます。
もともとはアフリカが原産地で、乾燥に強いのが特徴。水やりも少なく、冬は断水も行うため、サボテンのように育てることができます。
見た目にもインパクトがあるため、手間をかけず、さらに、インテリア性も求める方にピッタリです。
リビングに置いてさわやかに
日当たりのいいリビングではとくに育てやすい植物。
種類やサイズも豊富なので、お気に入りのインテリアや部屋の雰囲気に合わせて選べます。
水耕栽培で土を使わず育てられる!
土を使わないタイプで、部屋を汚すことがない観葉植物。手入れもかんたんで、特別な園芸の知識がない初心者でもかんたんに育てることができます。
付属の水位計から水やりのタイミングがわかるため、こまめにチェックして水やりをしてあげましょう。
育てやすい観葉植物で空間を快適に
インテリアのアクセントとして部屋を明るく演出してくれる植物。窓際などたっぷりと日光があたる場所で育てましょう。
また、インテリアとして楽しめるだけでなくお部屋の空気を快適にたもってくれるでしょう。
(2)カポック(シェフレラ)
カポックは、細めの幹に、小さめの葉っぱを生い茂げらせる植物。縦に長く成長していくので、存在感があります。そのため、観葉植物としては非常に人気です。
水やりは定期的に行う必要がありますが、日陰でもしっかり成長するため、手間もかかりません。広めのリビングや玄関、冬以外であれば、屋外にも設置できますよ。
初心者も育てやすい水栽培でお手入れもかんたん
土を使わないハイドロカルチャーで、お部屋も汚れずお手入れがかんたんです。
においもなく虫もわきにくいハイドロコーンは、土栽培より水やりの回数が少なく、初心者でも育てやすいでしょう。いろんな場所に置けるミニサイズなので、お部屋をかわいくコーディネートしましょう。
(3)モンステラ
モンステラは、ハート型や切れ目の入った雫(しずく)型など、葉っぱの形が印象的なつる性の植物。
もともとの原生地はアメリカの熱帯地方で、湿気や熱気のある環境で育ちます。そのため、湿気の多いお部屋にピッタリ。また、日陰の環境でも元気に育つため、初心者におすすめの植物です。

京阪園芸『モンステラ』
上から眺めるとすてきでエキゾチックな雰囲気を演出
床の上に置いたり、低めのテレビボードの上に飾ったりできる植物を探しているという方におすすめです。
こちらの商品は鉢の色を選べるので、インテリアカラーに合わせて選びましょう。アジアンテイストのインテリアに合わせるなら、鉢と受け皿ごとすっぽりカゴなどに入れて飾るのもおすすめです。
乾燥に強く、1年中室内で丈夫に育つ
葉っぱがハート型になっているのがかわいいモンステラ。
日光を好む観葉植物ですので、日陰に置いたままだと枯れてしまう可能性があるため定期的に日光にあてるようにしましょう。
(4)フィカス
フィカスは、白い幹と緑色の葉っぱのコントラストが鮮やかな植物。“ゴムの木”としても知られ、枝などを切るとゴムの素となる白い樹液が出てきます。
一番の特徴は、育てやすさです。もともとの原産は主に熱帯から温帯ですが、暑さだけでなく、寒さや乾燥にも強いです。そのため、初心者でも手軽に育てることができます。
葉の形によって、「フィカス・ウランベータ」「フィカス・アルテシーマ」などの種類が複数あります。

インテリアとしての存在感と演出効果が抜群
育てやすくて見栄えのするインテリアグリーンがほしいという方におすすめなのが「ウンベラータ」です。
下から見上げる姿もすてきなので、クリップライトで下からライトアップするとハート形の大小の葉が陰影を出してくれるので、存在感がグーンとアップします。
害虫がつきにくくお手入れがかんたん!
フィカス・アルテシーマは、その育てやすさからプレゼントや贈り物としても選ばれています。しかし、寒さに弱いため、冬は5℃以下にならないようにリビングで育てるようにしましょう。リビングに置くことで部屋全体をすっきりと明るい雰囲気にすることができます。
害虫がつきにくく丈夫で、初心者にもお手入れがかんたんな観葉植物です。
(5)ガジュマル
ガジュマルは、幹と根っこが太く、絡み合ったように見える植物。もともとは沖縄などに自生する植物で、“聖霊の宿る木”として有名です。
ガジュマルの一番の魅力は、育てやすさ。太い幹には、吸い上げた水分を溜めておける習性のため、手間がかかりません。忙しい方でも簡単に育てられますよ。
場所を選ばず飾りやすいサイズ
全体のサイズも20〜30cm程度と小さめなので、リビングの窓際やソファ横、棚の上など、場所を選ばずに飾りやすいのが特徴です。
ガジュマル自体に存在感がありつつも、サイズ感が小さめの植物なので、鉢や器を自分の好みにあったものを選びやすいですね。
(6)パキラ
パキラは、太めの幹と、先端に生い茂る茎・葉っぱが魅力の植物。大・中・小、どのサイズでも存在感があり、広いお部屋のインテリアにもピッタリです。
一番の特徴は生命力の強さ。暑さ・寒さに影響を受けにくく、乾燥にも強いです。また、日陰の環境でも比較的育ちやすいため、置き場所にも困りません。初心者でも手軽に育てることができます。
置くだけでおしゃれな部屋に! 育て方もシンプル
成長が早いため、葉がどんどんと増え、定期的に日光や肥料をあたえることでさらに成長を促進することができます。
充分に土が湿っているうちは水やりは必要ありません。生育期の春~晩夏にかけては、充分なお水を与えましょう。
大きくてリビングのおしゃれなアクセントになる
こちらの商品は、高さが約75~85cmと大きめ。リビングに置くことでお部屋のアクセントにもなり、存在感のある観葉植物です。日当たりのいい窓際に置くことで、強い日差しを遮ってくれます。
お手入れもかんたんで初心者でも育てやすい植物ですが、冬場は葉が枯れて床に落ちてくる場合もあります。
(7)ポトス
文ポトスは、雫(しずく)形の葉っぱをたくさんつける、つる性の植物。もともとは熱帯地方で自生し、近くに大木などがあれば、巻きつきながら成長していきます。葉は やや大きめで、育ち方によっては10mの長さを超える場合もあります。
多湿の環境を好み、日陰でも元気に育つため、設置場所にはあまり困りません。玄関に飾ったり、リビングのエアプランツとしてピッタリです。
個性的な植木鉢と組み合わせてリビングのアクセント
ハート型の葉をもち、緑と白のグラデーションのような葉の色をしているタイプ。
大きく育てたい場合は大きめの鉢に入れてあげるのがよいでしょう。また、鉢を変えて雰囲気の変化を楽しんでみてもいいかもしれません。
強すぎる光を避けて水やりを大切に
生育旺盛であり、水耕栽培で育てることができます。
レースのカーテンで日差しを少し遮った場所が適しています。
(8)アイビー
アイビーは、白と緑の紅葉のような形の葉が鮮やかなつる性の植物。
とにかく丈夫なのが魅力で、暑さ・寒さ、乾燥にも強いです。生命力も強く、鉢植えでも、エアプランツとして植えても、しっかり育ちます。
広いお部屋のスポットごとに設置したり、玄関に設置したい方にピッタリです。
鉢から垂れ下がるツタがさわやかでおしゃれ
葉の形が銀杏型になっており、見た目もさわやかでナチュラルな雰囲気を演出してくれます。
ツタが下に垂れさがるように伸びるため、リビングの棚の上などの高い場所においたり、天井や壁に吊り下げて飾ってみるとおしゃれです。
(9)ベゴニア
ベゴニアは、鮮やかな花を咲かせる観葉植物。1万以上の交配種が存在するほど、世界中で愛される品種です。
世界中の環境に適応するため、育てやすさはピカイチ。適度な日当たりがあれば、すくすくと育ってくれるため、初心者でも簡単に花を咲かせられます。
テーブルやデスクの上、玄関先など、スポットごとに彩りを足したい時にピッタリ。赤やピンク、白など、花の色や模様のバリエーションが豊富なので、育てるのが楽しみになりますよ。
ユニークな模様のベゴニア
葉っぱの水玉模様が印象的なベゴニア・マクラータ。葉が大きく、形もユニークなため、存在感のあるおしゃれなインテリアとして活躍します。
また、葉が出た当初は黄色、その後成長するにつれて緑色になり、葉っぱの色の変化を楽しめます。予想開花時期は、春・夏・秋・冬で、育て方や環境によってはいつでも花を咲かせることができます。
『レックスベゴニア(エスカルゴ)』
ワンポイントにピッタリな観葉植物
かたつむりのような葉っぱの模様がかわいいレックスベゴニア
コンパクトなサイズなので、テレビの横やベランダ、玄関など、スポットで設置するのにピッタリですよ。
番外編|セット商品も紹介
色々な種類を確認し、観葉植物を選ぶのも大変です。そのため、あらかじめ複数種類セットになった観葉植物を選ぶのもひとつの手。
ここで紹介するのは、つる性植物の「シュガーバイン」と「プミラ」ですが、各通販サイトでは、セット商品も多数販売されているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

はじめての方におすすめの小さな観葉植物
観葉植物を育てるのがはじめてという方や小さな観葉植物をお探しの方におすすめしたいのが、小さな葉がかわいらしい、つる性植物の「シュガーバイン」と「プミラ」です。
こちらの商品は2種類セットで白い陶器の鉢つきなので、すぐに飾ることができるのでお手軽。
日当たりの悪い場所でも育つので、キッチンカウンターの上や、本棚の空きスペースに飾ってもすてきです。窓のある洗面所やトイレのカウンターなどに置くとさわやかな印象になります。
中級者・インテリア向けの観葉植物 11選
続いては、中級者・インテリア向けの観葉植物をご紹介いたします。
【ご紹介する中級者向けの観葉植物】
▼『オリヅルラン』
▼『シマトネリコ』
▼『テーブルヤシ』
▼『ツピタンサス』
▼『ストレリチア・オーガスタ』
▼『カラテア マコヤナ』
▼『アルデシア』
▼『エバーフレッシュ』
▼『ドラセナ・コンシンネ』
▼『マングーカズラ』
▼『アレカヤシ』
こちらも、ぜひ参考にしてくださいね。
丈夫で生命力が強いオリズルラン
春から夏にかけて白い花を咲かせるオリズルランは、品種もさまざまであり、「ソフトオリズルラン」「ナカフオリヅルラン」「ボニー」などがあります。
それぞれ葉の模様が異なるため、自分好みのオリズルランを選びましょう。また、大鉢から小鉢で育てることができ、オリズルランは丈夫な観葉植物であるため初心者でも育てやすい品種です。
複数本の株立ちでボリュームのある葉が特徴
美しい緑の小さい葉がたくさんついているシマトネリコは、さわやかな印象の観葉植物です。
風に吹かれて葉が揺れる姿は癒やし効果抜群です。窓際に置いておけば、窓を開けたときに涼しげな雰囲気を楽しめます。
葉の色が悪くなってきたら日光不足の可能性がありますから、日のあたる場所に移動させましょう。
セラミスの乾き具合をみてかんたん水やり
テーブルヤシは日陰に強く、日当たりが悪い場所でも成長します。そのため、育てるのが苦手な方や初心者にもおすすめです。ヤシの葉に似ていて、お部屋をトロピカルな雰囲気にしてくれますよ。
丈夫で育てやすい定番のオシャレ観葉植物
ツピンタスは観葉植物のなかでも定番といわれています。置くだけでおしゃれで明るい空間になるでしょう。
自宅ならリビングや寝室、お店ならロビーに置いてもいいですね。
比較的丈夫で寒さにも強い方なので、室内であれば育てるのはあまり難しくありません。直射日光の当たらない明るい場所に置きましょう。

スタイリッシュなモダンインテリアにあわせやすい
どの角度から見ても絵になる「オーガスタ」は床置きがおすすめ。暖かい時期にはどんどん伸びるので、日当たりのよい場所に置いて、成長を楽しみながら育てることができます。
上方向に伸びていく大きな葉は、スッキリとしたスタイリッシュなインテリアに似合います。
こちらの商品は鉢の色が選べるので、お部屋のインテリアカラーに合わせて選んでください。迷ったときは、どんなインテリアにもなじみやすい白色がおすすめです。
昼と夜は違う表情になる観葉植物
昼間は葉の付け根から広がり、夜は茎にそって立ち上がります。これによって美しい緑の葉表が見える時間と、鮮やかな赤紫の葉裏が見える時間があり、1つの観葉植物で2つの表情を楽しめます。寒さと乾燥に弱いので、暖かい室内で毎日霧吹きをしてあげると葉艶よく育ちます。
見た目は本物?絶対枯れない光触媒の人工植物!
光触媒「V-CAT」を使用しており、日光や照明などの光があたることで消臭や防汚などの効果が期待できる人工の観葉植物です。
見た目は本物のようにきれいですが、手入れ不要なので、枯らす心配がある方にも適しています。
夜になると葉を閉じるねむの木の仲間
昼間は葉を広げ、夜になると葉を閉じる、おもしろい性質を持つ観葉植物です。中国では夫婦円満の象徴とも言われています。
こまかい葉っぱにくねくねした樹形が魅力的で、お部屋をすてきに演出してくれます。
直射日光は避けて、夏は風通しのよい場所に置きましょう。
ストレートな幹と細くてシャープな葉が特徴
細い幹と葉がスタイリッシュな印象を与えるドラセナ・コンシンネは、花言葉の「真実」から「真実の花」とも呼ばれています。
葉を縁取る赤いラインがおしゃれです。ほかにも、白く縁取っているさわやかな種類もあります。ご興味のある方はチェックしてみてください。
オリエンタルな雰囲気を持つボリューミーな観葉植物
マングーカズラは、幹が見えないほど大きくボリューミーな葉が特徴的な観葉植物です。一本置くだけで、部屋にオリエンタルな雰囲気を入れ込んでくれます。
また、耐陰性があるので日当たりのいい場所が少ないご家庭でも育てることができます。よく水を吸うので、土が乾いてないかどうかは頻繁にチェックしてあげましょう。
お部屋を南国の雰囲気に!
お部屋を南国の雰囲気にしてくれるヤシ科の観葉植物です。ボリューム満点なので、お部屋に置くと存在感がありますよ。
明るい場所ではたっぷり水をあたえ、暗い場所では少し控えめにしましょう。
おすすめ商品の比較一覧表
各通販サイトのランキングを見る 観葉植物の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの観葉植物の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
観葉植物の上手な育て方
お部屋に合う観葉植物を選んで購入しても、枯れてしまうとがっかりしてしまいますね。ここでは観葉植物を枯らさないための対策をご紹介します。
■水やりと肥料
水や栄養剤は、あげすぎもあげなさすぎもよくありません。水やりは土の表面だけでなく、土の中もチェックして、乾いているときにあげるようにしましょう。水がすぐにしみ込まないときは、根がいっぱいになっている可能性があります。一回り大きなサイズの鉢に植え替えましょう。栄養剤は、用法・用量を守って使用してくださいね。
また、乾燥しているとハダニが発生しやすくなります。ときどき霧吹きで葉っぱを潤してあげましょう。
植物は急な環境変化にも弱く、暗いところから明るい場所へ突然移動させると葉焼けをおこしてしまいます。室内から室外へ移動させたいときは、1週間程かけて徐々に慣らしましょう。
■温度管理
観葉植物の多くは、寒さに弱いため、温度管理をしてあげる必要があります。
室温は低くても10℃以上、できれば15℃以上にしてあげると生育もよくなります。また急激な環境変化にも弱いので、温かいところから急に寒いところに移すなども避けるようにしてあげましょう。
■日当たりや風通し
植物は基本的に日光が好きだと思いがちですが、日陰が好きな植物や直射日光に弱い植物もあります。置き場所を考えてその場所に置いても問題のない品種を選ぶようにしましょう。日差しに強い植物は、窓際のカーテン越しなど、日差しに弱い植物は、部屋の中ほどの明るい場所においてあげるとよいでしょう。
また風通しも重要です。室内で育てていますが、本来はできるだけ自然に違い環境を作ってあげるのがベターです。ということで、部屋の換気などを行ったときに自然の風に当たれるようにしてあげてください。
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まとめ
本記事では、観葉植物の選び方や、初心者におすすめの観葉植物の紹介、さらに、中級者向けの観葉植物などをご紹介いたしましたがいかがでしたか。
観葉植物は種類によって、水やりの頻度や日当たりの良さ、温度・湿度など、育ちやすい環境は変わってきます。
「サンスベリア」や「モンステラ」など、本記事でご紹介した初心者向けの環境植物は、手間がかからず、育てやすく品種がほとんど。忙しい方でも手軽に室内に設置できるはずです。
「お試しで購入したい」「お世話に自信がない」という方も、ぜひ本記事を参考に、お部屋に緑を足してみてくださいね。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
設計事務所(株)木型屋のむすめの仕事部屋を経て、1998年に(有)エル・エル・プランニングを設立。 「ライフスタイルからインテリアをデザインする」という独自の発想と設計手法で、家具、カーテンなどのセ レクトから、造作家具やリフォームの設計まで、トータルなインテリア空間デザインを得意としている。インテリアコーディネーター、マンションリフォームマネジャーの資格を持つ。