【アイリスオーヤマ】KITCHEN CHEFのダイヤモンドコートパンを実際に使ってみた！その実力はいかに…

ダイヤモンドコートパンとはその名の通り、フライパンの表面の加工にダイヤモンドが使われています。以前はフッ素加工がされているものが主流でしたが、コーティングが剥がれやすいのがデメリットでした。

ですが、ダイヤモンドコーティングパンはそんなフッ素加工のフライパンの弱点を克服し、食材がくっつきにくく、また焦げ付きにくくお手入れも楽になりました！

これまでフライパン界で主流だった「フッ素（テフロン）加工」から、新たに「ダイヤモンドコーティング」という技術が出てきて評判になっています。その２つの違いはいったい何なのでしょうか？

簡単にまとめると……

フッ素（テフロン）加工 → 表面にフッ素樹脂を加工して焦げ付きにくくしている
ダイヤモンドコーティング → フッ素（テフロン）加工にダイヤモンドを混ぜて強度を強くしている
ダイヤモンドの他にも、大理石やサファイヤやチタンなどさまざまな素材が混ざっているものがありますが、すべてフッ素加工の一部になります。

どちらもフッ素加工されているので「焦げ付きにくい」のですが、さらにダイヤモンドを混ぜることによって「コーティングをはがれにくくする」ことができるようになりました。

ここからはアイリスオーヤマのダイヤモンドコートパンの仕様と特徴について説明していきます。

注目する点として一番はやっぱり「焦げ付かない・こびりつかない」ということです。目玉焼きも油なしでスルンと剥がれて気持ちがいい！調理中だけではなくお手入れの面でも力を発揮してくれます！

また、するっと汚れが落ちるので、洗いものもしやすく、洗剤の量も少なくてOKな点も環境に優しいですよね。

取っ手はマルチハンドルになっているので、片手で取り付け・取り外しが可能になっています。取り外しが可能なので、調理後そのまま食卓に出してもOKですし、オーブン調理もできます！

また、冷蔵庫に入れても邪魔にならないので扱いやすいのがポイントです。

我が家がIHだけど対応していないかも……という心配も不要です。アイリスオーヤマのダイヤモンドコートパンはIHとガスの両方に対応しているので、どんなご家庭でも使いやすいというメリットがあります。

ダイヤモンドコートパンは、それぞれのフライパンやお鍋を入れ子でスッキリと収納ができます。しかも、柔らかいフェルトが付いているので、お互いを傷つけることなく重ねることができるのも嬉しいですよね。

実際の口コミや評判をここからは見ていきましょう。

「ムラなくキレイに焼けて、こびりつきもない」
「セット内容がよく、コスパが良い」
「洗うとき汚れが簡単に落ちる」
「熱伝導率がいいから中火でも十分な火力」

「通常のフライパンより取っ手に角度があるので使いづらい」
「金属製の調理器具を使うとフライパンが傷ついてしまった」
「思ったよりもすぐにコーティングが剥げてしまった」
「熱伝導率が悪く、お湯の沸騰までに時間がかかった」

筆者は使い始めて3週間くらい。コーティングが剥がれたなどの悪い口コミもありますが、現状ではダイヤモンドコートが剥がれてしまうということはありません。

購入時に同封されていた説明書に記載されていた取り扱い方法に記載されていた、「必ず油をひいて使用する」「金属調理器具を使わない」「調理後にフライパンを急激に冷やさない」「火加減は中火」などを守りながら使用しているのも影響しているかもしれません。

アイリスオーヤマ『KITCHEN CHEFのダイヤモンドコートパン6点セット』を実際に購入して使用してみました。

実力は評判通りなのか、使い勝手と合わせて検証してみたので、気になる方は参考にしてみてください。

今回購入したのがフライパン20cm、26cm・鍋20cm・マルチハンドル・シールふた20cm・ガラスふた20cmが入った6点セットのものになります。

落ち着いたシックな色合いで、どんなキッチンにも馴染みそう！ お家のキッチンにおいても違和感なくて見た目は満足…！！

手前のコンロには26cmのフライパンと20cmの鍋、奥に20cmのフライパンを設置。お互いが程よい距離感を保ってくれるサイズなので、干渉することなくまるでシンデレラフィットかのようにぴったりとハマってくれました。

作り置きなどで3口コンロをフル活用したい日にもストレスなく使えそうです。

重ねて収納するのを想定しているため、収納時にフライパンや鍋同士が傷つくのを防ぐためのフェルトも入っていました！ 私はズボラなので、収納時は気にせず「ガチャン」と音を立てながらフライパンを重ねていましたが、知らず知らずのうちにフライパンのコーティングを傷つけてしまっていたようです……。

これなら、フライパンや鍋を傷つけてしまう心配もこれならなさそう！！

マルチハンドルは2段階でしっかりと固定するので、途中で外れてまうことなく安定し、使い心地も悪くない感じです。フライパンを振っても外れることなく安心して使うことができます。

片手で取り付け・取り外し可能となっていますが、取り付け時、若干力が必要なので、私は両手を使って取り付けています。

しっかりと閉まるシールふたが良い仕事をしてくれています。お鍋をそのまま冷蔵庫に保管でき、作り置きにも便利！ また、作りすぎてしまったおかずをコンロからそのまま冷蔵庫に入れられるので、別のお皿を出す必要がなく、洗いものの手間も減るって、本当に便利です。

しっかりと閉まるので中身がこぼれてしまう心配もなく、使い勝手は抜群！

まるでCMかのように、するんとフライパンから目玉焼きが簡単に剥がれてくれるので、その感覚が気持ちいい……！ 完成した目玉焼きはなんだかいつもより美味しく感じましたが、コーテイングをはがさないようにするため、中火以下で加熱しないといけないので、加熱にかかる時間が長く感じてしまうのが唯一のデメリットです。

ダイヤモンドコートパンは熱伝導率に優れているので、（中火・弱火だと調理に時間はかかりますが）しっかりぱりぱりとした食感となり、理想的な焼き具合が楽しめます。

また、、調理に使う油の量が少なくて済むので、今まで油の量が気になっていた人も、余分な油を使わずヘルシーで美味しい料理が楽しめそうです。

ごびりつきやすそうなチキンライスでも、フライパンに焦げ付くことなく調理可能です。今まで使っていたフライパン（もうコーティングが剥がれているもの）であれば、ケチャップを入れて炒め始めたタイミングでフライパンにひっついていましたが、全くこびりつかないので調理がラクチン！

チキンライスの卵も均一に火が通り、油や味付けも食材すべてにコーティングされているようで、いつものフライパンで調理したものより美味しく出来上がったように思います。

フライパンに焦げ付かない、こびりつかないというだけで、なんだか調理時のストレスも解消されたような気がします。

ダイヤモンドコートパンは焦げ付きにくいので、汚れも簡単に落ちやすいという特徴があります。洗剤をしみ込ませたスポンジで優しく円を描くように洗っていきます。

調理後、まだ熱いフライパンにいきなり水をかけて温度を下げようとすると、コーティングにダメージを与えてしまう原因に。なので、ある程度フライパンの温度が下がってから洗うようにしてください。

毎日手洗いしていますが、未だにつるつる・ぴかぴかです！

実際に『KITCHEN CHEF ダイヤモンドコートパン』を使ってみて分かった、良い点と悪い点を主観でお伝えします！購入を考えている方の参考になれば幸いです。

焦げ付かない、こびりつかない機能性を持ち合わせていながら、他社のフライパンと比べてコスパが良いのがアイリスオーヤマの「KITCHEN CHEF ダイヤモンドコートパン」最大の魅力です。有名な他社製品と同様、持ち手の取り外しや重ねて収納が可能、軽量で調理しやすいため、毎日使うフライパンとしては上出来です。

記事冒頭でもお伝えした通り、フライパン購入時に同封されている「ご使用のポイント」を守り、使い方に気を付ければ焦げ付かないし、食材がフライパンにこびりつかないので、調理の時間が快適になりました。お手入れも楽なので、使い勝手の良い、理想のフライパンに出会えた！感じがしています。

メリットも沢山ありますが、我慢しなければいけないポイントもいくつかありました。一番ストレスなのは、ダイヤモンドコーティングを長持ちさせるため、調理道具や調理方法が制限されてしまう点。金属製の調理器具は使わない方がよく、強火調理は基本不可。揚げ物はできないわけではありませんが、コーティングを長持ちさせたいなら避けた方がいいでしょう。

気を付けて使用しないと、焦げ付くようになってしまい、するんと調理できる感覚を味わえなくなってしまうので、本当に注意が必要です。

アイリスオーヤマ『KITCHEN CHEF ダイヤモンドコートパン』を実際に使ってみてわかったことは、料理をストレスなくするための機能性を兼ね備えた、コスパがよいフライパンであるということです。

食材が焦げ付いたり、こびりついたりすることもないため、調理や後片付けがラク。毎日忙しいパパやママ、料理好きなすべての人にとって使いやすいフライパンです。

▼こんな方におすすめ
・コスパを重視したい方
・炒め物をよく作る方
・焦げ付かないフライパンが欲しい方
・シンプルなデザインをお探しの方
・使い勝手が良いフライパンが欲しい方

Amazon、楽天市場でのフライパンの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。

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