『万年CIL(ケリー)』を実際に購入し使ってみました
おしゃれなデザインや高級感のあるシャープペンはさまざまありますが、ペン先が収納されないものが大半です。そのため、カバンやシャツのポケットにシャープペンを入れた際、先端が当たって傷つくのが気になる人も多いと思います。
そこでお試しいただきたいのがキャップつきで、高級な見た目が人気の『万年CIL(ケリー)』です。万年筆のような重厚感が特徴ですが、シャープペンとしての使い心地も気になるところ。
本記事は、『万年CIL(ケリー)』を実際に購入し、書き心地、握りやすさなど、気になる点について検証してみました。筆者が使って感じたことを正直にお伝えするので、購入を検討している人はぜひ参考にしてみてください。
『万年CIL(ケリー)』ってどんなシャープペン? 公式サイトの情報などを調査
ぺんてるが販売する『万年CIL(ケリー)』は、万年筆のような外観で重厚感があり、さらにキャップがついているのが特徴のシャープペンです。また、適度な重さと太さで安定した書き心地が味わえるようになっています。
キャップの脱着時、キャップをボディの後ろにはめたときは、カチッという心地いい音が鳴るようになっています。芯を出す際は、一般的なシャープペン同様にボディの後ろをノックする形式ですが、キャップとボディ本体が連動するようになっているため、キャップをボディの後ろにはめた状態でもノックが可能です。
芯の補充はボディの後ろのキャップを外して行う形式。消しゴムはキャップ側のノックする部分を外して使います。
『万年CIL(ケリー)』の口コミ&評判 SNSやECサイトでの評価は?
『万年CIL(ケリー)』の口コミを調べたところ、キャップがついている点や見た目の高級感で選んでいる人が多く見受けられました。ほかにもいくつか意見があったので、ポジティブな口コミとネガティブな口コミに分けてご紹介します。
ポジティブな口コミ
一番多く見られた口コミは、「重厚感、高級感がありカッコいい」でした。ほかにはこんな意見もありました。
・「キャップがついているのでペン先でポケットを傷つける心配がない」
・「コンパクトで持ち歩きやすい」
・「丈夫で長持ち」
・「ペン先は軸がブレないので書きやすい」
ネガティブな口コミ
圧倒的にポジティブな口コミが多い『万年CIL(ケリー)』ですが、ネガティブな口コミとしては以下の意見がありました。
・「キャップ式のためサッと使えない点は不便」
・「長く使っているとキャップのストッパーが劣化して固定できなくなる」
『万年CIL(ケリー)』を実際に使用してわかったこと 検証レビュー
シャープペンをペンケースに入れて持ち歩いている際、ペン先でケースやほかのものを傷つけたという経験はありませんか? 筆者は、無造作に布製のカバンのポケットに入れているとき、ペン先がポケットの底に引っ掛かり、無理やり引き抜いて破れたことがあります。
『万年CIL(ケリー)』はキャップつきシャープペンなので安全に持ち歩けるのはなんとなくわかりますが、使い心地についても知りたいところ。
そこで、「見た目のよさ」「握りやすさ」「書き心地」「芯の折れにくさ」「使いやすさ」について実際に使って検証してみました。
見た目は?
高級な万年筆のような重厚感があり、一目見ただけではシャープペンとは思えないフォルムが特徴です。キャップ側にはクリップもついているので、シャツなどのポケットなどにもはさみやすいです。
キャップをはめた状態の全長は約120mm。比較的コンパクトなので、浅めのポケットやスマホケースにも入れやすいと思います。
握りやすさは?
筆者の手は手袋のサイズがSサイズと少し小さめですが、ほどよい太さで手になじみやすいと感じました。また、キャップをはめない状態でも、重心がペン先のほうにあるため、安定した握り心地です。
キャップをボディの後ろにはめると、キャップの分が長くなるので、手にかかる部分も多く、安定感はさらに増します。
キャップとボディは連動しており、キャップをはめた状態でもノックができます。
書き心地は?
滑り止めがなく、先にいくにつれ細くなっているため、強く握ると若干滑ります。しかし、筆者はそれほど気になることはなく、ペン先のほうに重心があるため、安定した書き心地だと感じました。
また、軸が安定しているせいか、大きく動かしても芯がガタガタとブレることもありませんでした。
芯の折れにくさは?
芯を支える軸にブレがあるシャープペンは、ちょっと力を入れるだけで芯が折れ、なかなか書き進められません。
しかし『万年CIL(ケリー)』の軸はブレずに丈夫なので、しっかり芯を支えており、少し力を入れて書いても折れませんでした。
使いやすさは?
キャップのストッパーはやや強めなので、外すのに少し力が必要です。しかしストッパーが強い分、キャップが勝手に外れる心配はありません。
口コミの中には、「キャップ脱着時のカチッという音が心地よい」という意見もありました。
キャップを外したら、ボディの後ろにカチッという音がするまではめ込みます。キャップとボディは連動しているので、ノックができるようになります。
キャップをはめない状態でもそのままノックは可能です。キャップを後ろにはめるという手間を省くことができるので、急いでいるときはそのまま使ったほうが便利です。
芯の補充はボディ側のノックする部分のキャップを外して行います。若干堅いですが、指の力が弱めの筆者でも苦労することはありませんでした。
消しゴムはキャップ側のノック部分を外して使います。ただし、キャップのみの状態では外れないので、本体にはめた状態でキャップを外してください。
本体サイズ | 15×12×125mm |
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重量 | 22g |
芯径 | 0.5mm |
本体カラー | 黒、青、オリーブグリーン、スモーキーグレイ、ロゼ |
本体サイズ | 15×12×125mm |
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重量 | 22g |
芯径 | 0.5mm |
本体カラー | 黒、青、オリーブグリーン、スモーキーグレイ、ロゼ |
『万年CIL(ケリー)』を実際に購入して試してみたうえでのまとめ 総合評価:4.4点
万年CIL(ケリー)を試した感想をチャートにしてみました。
書き心地:4
使いやすさ:4
見た目のよさ:5
芯の折れにくさ:4
握りやすさ:5
※執筆者の主観を数値化したものです。
『万年CIL(ケリー)』は、シャープペンでも高級感を求めている人におすすめです。見た目に高級感や重厚感があるので、プレゼントとしても良さそうですね。それに加え、シャープペンではあまりないキャップ式なので、しっかりとペン先を保護して持ち歩きたい人にぴったりです。
軸がブレずにスラスラと書け、芯も折れにくく長持ち。また、替芯は3~4本は余裕で入れておけるため、替芯のケースを常にもっておく必要もほとんどないでしょう。
替えの消しゴムも販売されているので、消しゴムが減っても買い替えることができます。
本体のカラーバリエーションは、本記事で紹介した黒のほか、青、オリーブグリーン、スモーキーグレイ、ロゼがあり、可愛い色が好みの人、シックな色が好みの人など幅広く使用できます。『万年CIL(ケリー)』に興味のある人はぜひ試してみてください。
本体サイズ | 直径5×長さ14mm |
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適合商品 | 万年CIL(ケリー)、スマッシュ、グラフ1000、オレンズ ほか |
本体サイズ | 直径5×長さ14mm |
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適合商品 | 万年CIL(ケリー)、スマッシュ、グラフ1000、オレンズ ほか |
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「生活雑貨・日用品」「住まい・DIY」カテゴリー担当。妻と娘が二人で料理をしているのをほほえましく眺めながら、息子と食べる担当になっている30代編集者。あると便利な日用品を買っても使わず、怒られているのは内緒。