『ジョッター』を購入して実際に試してみました
シャーペンは使用頻度が多い身近な筆記具のひとつ。しかし、その種類は豊富で、なかには文具とは思えないほどおしゃれなアイテムも販売されています。
せっかくなら、デザイン性の高いシャーペンを選んで、ファッションアイテム感覚で持ち歩いてみるのもいいですよね。とくに、高級筆記具ブランドのアイテムなら、持っているだけでも気分が高まり、話題のきっかけにもなります。
そこで注目したいのが『ジョッター』のシャーペン。高級筆記具ブランドのおしゃれなアイテムでありながら、リーズナブルな価格設定が魅力です。ワンランク上のシャーペンの入門としても、気軽に取り入れることができますよ。
しかし、どんな使い方に適したシャーペンなのかや、持ちやすさや書きやすさなどの使用感も気になりますよね。そこで今回は、『ジョッター』のシャーペンを実際に購入し、使い心地を試してみました!
『ジョッター』とはどんなシャーペン?
1888年創業のイギリスの高級筆記具ブランド「パーカー」。英国王室からそのすぐれた品質が認められ、「ロイヤルワラント(英国王室御用達)」の称号をふたつ授与された実力あるブランドです。
『ジョッター』は、そんなパーカーを代表するコレクションのひとつ。今回ご紹介するシャーペンのほかに、万年筆・ボールペン・ジェルペンがラインナップされています。
ブランドの象徴である「矢羽クリップ」をそなえたデザインで、ひと目でパーカーのアイテムと分かるのが特徴です。ボディの素材にはステンレススチールを使用。高級感ある雰囲気に仕上がっています。
『ジョッター』に対する口コミ&評判は?
口コミや評判をインターネットで検索してみたところ、『ジョッター』のシャーペンは手帳にはさんだり胸ポケットにさしたりして、携帯用として愛用しているひとが多いことが分かりました。
具体的にどんな点が評価されているのかや、否定的な意見についても見ていきます。
【いい口コミ】もうほかには戻れないというリピーターも!
「高級感がある」「カッコいい」とデザインを評価する声が多く見られました。矢羽のクリップも好評。子どもの進学祝いなど、学生向けのプレゼントに選んでいるひとも多いようです。
書きやすさも高評価。「重心が安定している」「書き心地がいい」という口コミが複数見られました。
【イマイチな口コミ】持ちにくいという声も
肯定的な意見がある一方、なかには否定的な口コミも。「軸が細すぎて書きにくい」という意見が少なからず見られました。とくに、男性など手が大きなひとのなかに、小さすぎて扱いにくいと感じるひとが多いようです。
また、「軸がすべりやすい」という声も。メモにはいいが、長時間の筆記には不向きだと感じる人もいるようです。
『ジョッター』を徹底レビュー!
ここからは、『ジョッター』のシャーペンを実際に手にとって、魅力や気になる使用感を検証していきます。カラーバリエーションも豊富ですが、今回は『ブラックCT』のカラーを用意しました。
デザイン
『ジョッター』は、見た目がとてもおしゃれ。ルックスに惹かれて気になっている方も多いでしょう。まずは、デザインについてくわしくチェックしていきます。
高級感あふれる魅力的なデザイン
ボディにはステンレススチールが使用されていて、高級感ある佇まいが特徴。シルバー部分がきらりと輝いておしゃれです。
先端に向けて細くなっていくシルエットも印象的。洗練されたうつくしさで、リーズナブルなシャーペンを手にしたときとはちがう特別感を感じさせてくれます。このルックスなら、持っているだけでもじゅうぶん満足できそうです。
また、派手になりすぎない落ち着いたデザインも魅力。気軽に使うことができ、実用性を兼ねそなえているのがうれしいですね。社会人だけでなく学生が持っていても違和感がないため、入学祝いなどで贈るのにもよさそうです。
箱入りでプレゼントにもぴったり。
パーカーの象徴「矢羽クリップ」がおしゃれ!
デザインのなかでなにより目を引くのが、高級筆記具ブランド「パーカー」の象徴「矢羽クリップ」。シンプルなルックスのアクセントになって、おしゃれ度をグッと引き上げています。
こんなに素敵だと、ペンケースに入れてしまっておくのはもったいないと感じてしまうほど。手帳にはさんだり、胸ポケットにさしたりしてファッションアイテム感覚で持ち歩きたくなります。
シンプルな手帳もおしゃれな雰囲気に。
スーツなどの胸ポケットにさして、ファッションのアクセントにしてもGOOD。
コンパクトで持ち歩きやすい
『ジョッター』はシャーペンのなかでもコンパクト。ほかのシャーペンと並べてみても、長さが短く、軸も比較的細めです。
手帳にはさんでもはみ出しにくく、ポケットにも入れやすいサイズ感。邪魔にならないので、メモ用にひとつ筆記具を持っていきたいというときに重宝しそうです。
ペン先の口金部分も、短めで太さがあるしっかりとしたつくり。口金を収納できないデザインですが、パイプが破損する心配がなく、ケースに入れずむき出しの状態でも安心して持ち運べます。
口金も頑丈そうなつくりで気兼ねなく持ち運べます。先もとがっていないため、ほかのものを傷つける心配もなさそう。
持ちやすさ
つぎは、実際に『ジョッター』を手に持って、持ち心地を確かめていきます。
小ぶりで扱いやすいサイズ感
『ジョッター』はコンパクトなサイズ感で、手にすっぽりと収まります。長さも短いため、ノック部にもスムーズに手が届きました。これなら、手が小さい女性でもラクに扱うことができるでしょう。サッと取り出してメモを取るときなどに使いやすそうです。
ただし、口コミでも指摘があったように、軸の細さがやや気になります。とくに、先端部分に行くほど細くなるデザインなので、ペン先のほうを握る場合はかなり細い部分を握ることに。
少し使うぶんには気になりませんが、長時間持ち続ける場合はホールドしにくく、持ちにくいと感じてしまいそうです。
先端のほうを持つとだいぶ細く、3本の指同士がくっついてしまうほど。
手触りはいいがすべりやすいのが難点
グリップ部分はすべり止めなどはなく、質感もツルツルしています。手触りはいいのですが、筆記する際の安定感を考えるとグリップ力がもうすこしほしいところ。すべりやすさが気になります。たくさん文字を書くのにはあまり適していないようです。
書きやすさは良好!
つぎは、書き心地をチェックしていきましょう。
『ジョッター』の本体重量は約14g。10g程度の軽量なシャーペンにくらべるとやや重さを感じますが、ほどよい重みのおかげでペン先が安定し、書きやすい印象です。軽いシャーペンだと、思わず走り書きになって字が汚くなってしまうこともありますが、コントロールしやすく、字も比較的ていねいに書くことができました。
また、軸が細いので指先の感覚が伝わりやすく、小さな文字も書きやすい印象。手帳に予定をこまかく書き込むときにも使いやすそうです。
芯の折れにくさに大きな特徴はなし
シャーペンを使っているとき、芯が折れると筆記の手が止まりイライラしてしまいがち。近年、芯が折れにくいことを特徴にしたシャーペンも多数販売されていますが、『ジョッター』の芯の折れにくさには特徴があるのでしょうか。筆記したり、紙に押しあてて力を加えたりして、芯の折れにくさを検証してみました。
通常に筆記するなかで、とくに芯が折れることはないものの、やや長めに芯を出して力を込めると折れてしまいます。残念ながら、芯の折れにくさに悩む人の不満解消に役立つような特徴は感じられませんでした。
サイズ | 12×132×5mm |
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芯径 | 0.5mm |
タイプ | ノック式 |
サイズ | 12×132×5mm |
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芯径 | 0.5mm |
タイプ | ノック式 |
『ジョッター』のおしゃれなブランドシャーペンを持ち歩こう 総合評価:3.5点
『ジョッター』を試した感想をチャートにしてみました。
書きやすさ:4
デザイン:5
芯の折れにくさ:2
持ちやすさ:3
※執筆者の主観を数値化したものです。
『ジョッター』のシャーペンは、うつくしいルックスでほかのシャーペンとはひと味異なる特別感を感じさせてくれる商品でした。
軸が細くグリップ力が乏しいため、勉強や仕事で長時間の筆記するためのシャーペンとしては不向きですが、コンパクトなサイズ感でメモ用に持ち歩くのにはぴったり。ほどよい重さで書き心地もよく、手に入れればきっと重宝するでしょう。
身につけてもおしゃれなので、ファッションアイテム感覚でひとつ持っておいても損のない一本。高級筆記具ブランドのおしゃれなシャーペンを試してみたい方は、ぜひ選んでみてください。ギフト用にもおすすめです。
『ジョッター』はシャーペンのほかに、万年筆やボールペンもラインナップされています。贈りものとして選ぶ場合は、『ジョッター』のコレクションのなかから相手に合う筆記具をチョイスしてプレゼントするのもいいですね。
あなたも『ジョッター』のシャーペンを手に入れて、高級筆記具ブランドのおしゃれなアイテムを持ち歩いてみてくださいね!
サイズ | 12×132×5mm |
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芯径 | ペン先:M(中字) |
タイプ | ノック式 |
サイズ | 12×132×5mm |
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芯径 | ペン先:M(中字) |
タイプ | ノック式 |
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「生活雑貨・日用品」「住まい・DIY」カテゴリー担当。妻と娘が二人で料理をしているのをほほえましく眺めながら、息子と食べる担当になっている30代編集者。あると便利な日用品を買っても使わず、怒られているのは内緒。