『プロジェクトペーパー』を実際に購入し使ってみました

文字を書くときは罫線つきを使うときれいに収まりますし、図を描くときは方眼のほうが大きさの目安がつけやすいものです。しかし、書きあがったものを見て、「線が邪魔だな」と感じたことはありませんか?
『プロジェクトペーパー』は、罫線や方眼の線を薄い水色にしたことで書いた文字や図が見やすく、コピーにも写りにくいという特徴をもった用紙です。
しかし、「ほかの用紙とどれだけの違いがあるの?」と疑問をもつ人も多いと思います。本記事では、いろいろな種類の『プロジェクトペーパー』の中から、5mm方眼用紙をセレクトし、その機能性について検証してみました。
筆者が実際に使って感じたことを正直にお伝えするので、ぜひ用紙選びの参考にしてください。
『プロジェクトペーパー』ってどんな用紙? 公式サイトの情報などを調査
オキナの『プロジェクトペーパー』は、「考案する」「投影する」「具体化する」をはっきり伝えられる多目的用紙として誕生しました。30年以上前に、他社に先駆けて方眼用紙をノートパッドとして販売開始。
『プロジェクトペーパー』の大きな特徴としてあげられるのは「コピーしても写りにくいブルーの罫線」「書いた文字や図がはっきり見える白色度の高い上質紙」の2つです。
2010年にはグッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞し、東京都墨田区の地域ブランド戦略である、すみだブランド「すみだモダン」2011にも認証されました。現在では、5mm方眼、10mm方眼、10mm横罫タイプなど、さまざまなサイズの用紙が売り出されています。
『プロジェクトペーパー』の口コミ&評判 SNSやECサイトでの評価は?

「方眼のマス目が薄く、文字や図を書いても見やすい」という意見が圧倒的に多い『プロジェクトペーパー』ですが、ほかにもいろいろな口コミがありました。
そこで、この項目ではポジティブな口コミ、ネガティブな口コミに分けて、利用者の意見を紹介します。
ポジティブな口コミ
「薄い水色のマス目なので見やすい」という意見のほかに、「コピーしても線が濃く写らない」「適度な厚みで使いやすい」「いろいろなサイズがあるので用途で使い分けがしやすい」という口コミがありました。
ネガティブな口コミ
「書きやすい」「使いやすい」の口コミが多く見られる『プロジェクトペーパー』。しかし、中には「方眼のマス目にインクが乗らない」「B5やA4は使いやすいサイズだが、100枚なので持ち歩くには重い」といったネガティブな口コミがありました。
『プロジェクトペーパー』を実際に使用してわかったこと 検証レビュー

「書きやすい」「書いたものがみやすい」と評判の『プロジェクトペーパー』ですが、そんなに書き心地がいいのか疑問に思っていたので、実際に購入し、「紙質のよさ」「書きやすさ」「見やすさ」「裏写りのしにくさ」について検証してみました。
紙質のよさは?

筆者の自宅で使っている再生紙のコピー用紙(写真左)と『プロジェクトペーパー』(写真右)を比較してみました。『プロジェクトペーパー』のほうがかなり白いのがわかります。
また、原材料には「無塩素漂白紙エコパルプ」を使用した上質な紙で、ザラつきはなく、ツルッとした触感です。
書きやすさは?
ツルツルとした紙質で、シャープペンもボールペンも滑るように書き進められます。
使用する前は、方眼のマス目が薄い水色なので、「書く際の目安にするのには少し見にくいのでは」と思っていました。しかし、口コミでも多くみられたように、線が邪魔にならず使いやすいと感じました。
見やすさは?

シャープペン、ボールペン、水性マーカー、油性マーカーと、筆記具を変えて書いてみたところ、どれも滑るような書き心地でした。また、水性マーカーや油性マーカーのにじみも見られません。
裏写りのしにくさは?

文字の見やすさを検証するのに試し書きをした『プロジェクトペーパー』を、机の上で裏返してみました。結果として油性マーカーのみが裏からでもはっきり見えるくらいに文字が透けています。
しかし、書いていた台の上にはインクがついていなかったので、インクが薄めの油性マーカーでササッと書けば、台に写ることはないと感じました。
今回は走り書きのようなスピードで書いたものなので、ゆっくり書くと机に写るかもしれません。心配な人は下敷きを使ったほうが安心でしょう。
コピーをすると線が写りにくいって本当?
筆者の夫は、文字がまっすぐ書けるという理由で、普段から5mm方眼用紙を好んで使っています。また、DIYで図面を描くことも多いので、『プロジェクトペーパー』を使って描いてもらいました。

実際に書いてみた夫の感想は、「ツルツルして書きやすい」でした。今回は、ボールペンの黒と、水色を使ってもらいましたが、水色でも書いた線ははっきり見えます。『プロジェクトペーパー』の方眼のマス目もあまり気になりませんよね?

先ほど書いてもらった図をコピーしてみました。コピーすると『プロジェクトペーパー』の方眼のマス目の色が薄くなっているのがわかります。
これまでコピーしたら線が邪魔になるという理由で方眼用紙の使用をさけていた人も、『プロジェクトペーパー』なら使いやすいのではないでしょうか。
okina(オキナ)『Project Paper プロジェクトペーパー 5mm方眼罫』
『プロジェクトペーパー』を試してみたうえでのまとめ レビュー総括

プロジェクトペーパーを試した感想をチャートにしてみました。
※執筆者の主観を数値化したものです。
『プロジェクトペーパー』は、図面を描く際の用紙としても、普通のノートのように使う場合にもとても書きやすいと思いました。また、コピーをして線が濃く写らないのもとても魅力的です。
本記事で使った5mm方眼は、A3、A4、B4、B5ですが、ほかにA5、B6、A6があるので、用途によってサイズの使い分けが可能です。
また、レポート用紙のように切り離して使えるタイプは、10mm方眼がA3、B4、A4、B5の4種類、10mm横罫がA4、B5の2種類です。
そのほかにも、無地、リングノート(5mm方眼)、リングタイプでミシン目で切り取れるリーフノート。ミニサイズとして、本記事で紹介した1枚ずつ切れるタイプとリングタイプ(いずれも5mm方眼)があり、貼ってはがせるステッカーメモは、5mm方眼タイプで3種類あります。
『プロジェクトペーパー』はサイズも種類も豊富なので、興味のある人はぜひ実際に使ってみてください。
okina(オキナ)『Project Paper プロジェクトペーパー 10mm方眼罫』
okina(オキナ)『Project Paper プロジェクトリングメモ』
ステッカーメモは、透けないタイプと、ほどよく透ける「トレーシングタイプ」もラインナップしています。
「プロジェクトペーパー」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ノートの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのノートの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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「生活雑貨」「キッチン用品」「ギフト・プレゼント」カテゴリー担当。妻と娘が二人で料理をしているのをほほえましく眺めながら、息子と食べる担当になっている30代編集者。あると便利な日用品を買っても使わず、怒られているのは内緒。