「MCTオイル」のおすすめ商品の比較一覧表
MCTオイルとは? どんな効果がある?
MCTオイルとは、ココナッツやパーム(アブラヤシ)の種子など、ヤシ科の植物由来の天然成分を抽出したオイルです。どんな効果があるのか、ここから詳しく解説します。
エネルギー補給や栄養補給に役立つ 効果.1
MCTとは日本語で「中鎖脂肪酸100%」を意味します。オリーブオイルや菜種油に含まれる「長鎖脂肪酸」よりも、文字どおり分子の長さが半分ほどしかありません。
そのため消化・吸収・分解がはやくエネルギーになりやすい特徴があり、医療・介護の現場でも栄養補給のために使用されています。
アスリートの体づくりに役立つ 効果.2
アスリートや筋トレ中の方も、MCTオイルをプロテインに入れるなどして積極的に摂取している人が多いですよね。アスリートにとって気になるのは、筋肉のパフォーマンスにどのように作用するかという点でしょう。筋肉は2種類あり、「速筋」は糖質代謝、「遅筋」は脂質代謝で動いています。MCTオイルを摂取するとうまく「遅筋」を利用できるようになるため、元気な体づくりのサポートにつながります。
さらに体脂肪の蓄積を気にせず、エネルギーを摂取できるのも魅力。疲れにくい体づくりにも役立つので、アスリートはもちろん、体調を整えたい人もぜひ注目しましょう。
糖質制限やダイエットに役立つ 効果.3
アメリカなどで「ケトジェニックダイエット」といわれるダイエットが注目されています。これは糖質制限ダイエットのひとつで、糖質の量を制限しつつタンパク質や脂質を多く摂り入れる食事方法です。
体には「糖質」と「脂肪」の2つのエネルギー産生回路があり、糖質制限をすることで足りなくなった糖の代わりに脂肪からエネルギーを作り出します。脂肪がエネルギー源として分解、合成される途中に生成される中間代謝物質がケトン体です。
ケトジェニックダイエットをするためには、MCTオイルが欠かせません。MCTオイルは、ブドウ糖が体内にある場合でもケトン体を生成できることが分かっており、糖質制限中の方やダイエッターに人気を集めているのです。
MCTオイルの選び方 ダイエットや筋トレに!
では、MCTオイルはどのように選べばよいのでしょうか? ここからは選び方を解説していきます。
ココナッツ由来オイルがおすすめ
中鎖脂肪酸(MCT)を多く含むのは、ココナッツやアブラヤシの種などヤシ科の植物油です。ココナッツオイルを使用している商品は、アブラヤシのものに比べると熱に強く酸化しにくいといわれています。
また、商品によってココナッツとパーム油を原料としているものもあるので、気になる方は原材料表記を確認して、ココナッツ由来100%のオイルを選ぶのがおすすめです。
ココナッツの香りがするかどうかで選ぶ
ココナッツ由来のMCTオイルは、どれを選んでもココナッツの香りがするわけではありません。なかには精製過程で脱臭をして無味無臭にしているタイプや、あえて風味を高めるためにココナッツオイルを混ぜたタイプもあります。
ココナッツの香りが苦手な人は無味無臭タイプを、コーヒーに入れたい人や甘い香りを楽しみたい人はココナッツの香りがするMCTオイルを選ぶといいでしょう。
品質にこだわるならオーガニックを選ぶ
MCTオイルには、原材料にオーガニック(有機栽培)のものを使用した商品もあります。合成着色料などの添加物だけでなく、化学合成農薬まで使用せずに作られているため体に優しい基準で作られているのが特徴です。
MCTオイルの形状で選ぶ
MCTオイルを出先で摂取するために、いつも持ち歩きたい人もいるでしょう。ここではライフスタイル別におすすめのMCTオイルの形状を紹介します。
料理に使うなら「液状タイプ」
パンやご飯などの主食を抑える糖質制限ダイエットは、どうしてもエネルギー不足になりがち。そんなときに手軽にMCTオイルでエネルギー補給をするなら、使い勝手がいいのが液状タイプがおすすめです。
液状タイプだと、ほかの食用オイルのようにふだんの料理にかんたんに加えられます。サラダなど料理の仕上げに加えて、ダイエット中のエネルギーを補いましょう。
ただし熱すると低音で煙が出るため、揚げ油や炒め油には向いていません。
外出時に便利な「サプリタイプ」
勤務先や、レストランなど出先で気軽にMCTオイルを摂取したいならサプリタイプが便利です。いつもバッグに入れておけるので、いつでもどこでも摂取できます。
飲みやすさを考えるなら、小さめのソフトカプセルを選びたいところ。インターネット上で確認は難しいですが、「小さめ」と書かれているものをや口コミなどを参考に、取り入れやすいサイズを探すといいでしょう。
コーヒーによく合う「パウダータイプ」
液状タイプにはオイル特有の油浮きがあります。気になる人は、パウダータイプを選んでみましょう。液状タイプはコーヒーに入れても混ざり合いませんが、パウダータイプのMCTオイルならスプーンで混ぜればしっかりなじみます。
コーヒーに入れてもパウダータイプのMCTオイルなら油浮きは起こりません。オイルの質感が苦手な人は、パウダータイプをぜひ試してみてください。小分けタイプなら持ち運びもしやすいです。
遮光性の高い瓶容器を選ぶ
MCTオイルは、真夏でも直射日光を避ければ常温保存できる、取り扱いのしやすい食用オイルです。その理由は、原料であるココナッツオイルは酸化・劣化に強いからです。そのため透明のボトルで販売されているMCTオイルもあります。
ただし直射日光を避ける必要があるので、棚などに出しておきたい方は、遮光瓶に入ったMCTオイルを購入するといいでしょう。
コスパの高さや継続しやすさで選ぶ
ダイエット時の栄養補給は、継続的にしたいもの。MCTオイル生活をはじめるなら、継続しやすいMCTオイルを選びましょう。中鎖脂肪酸の割合が高い、品質の高さと価格や内容量のバランスが大切です。
単価だけに着目し大容量のMCTオイルを購入しても、使い切れずに廃棄しては意味がありません。はじめは少量タイプで自分の体質や好みに合うかどうかチェックしてから、徐々に大容量に変えるといいでしょう。
MCTオイル【液体】おすすめ14選 ダイエットや料理に活用しやすい!
ここからは、市販MCTオイルのおすすめ商品を液体・サプリ・パウダーのタイプ別に紹介していきます。無理なく毎日の生活に取り入れられる商品を見つけてくださいね。
仙台勝山館『MCTオイル』


















出典:Amazon
CoCo(ココ)『MCTオイル』


















出典:Amazon
勝山ネクステージ『MCTオイル』












出典:Amazon
日清オイリオグループ『日清MCTオイル』












出典:Amazon
ロハスタイル『MCTオイル』






出典:楽天市場
CIVGIS(チブギス)functia(ファンクティア)『MCTオイル』


















出典:Amazon
レインフォレストハーブジャパン『MCTオイル』


















出典:Amazon
持留製油『MCT食べるオイル ボトルタイプ』














出典:Amazon
旭薬品工業『Fresh MCT Oil 460g』








出典:Amazon
COCOLAB『MCTオイル』


















出典:Amazon
バイオアクティブズジャパン『MCTオイル』

出典:Amazon
プレミアムマーケティング『Premium MCTオイル』












出典:Amazon
MCTオイル【サプリ】おすすめ4選 外出先に持ち歩きたい人に!
ここではサプリタイプの市販MCTオイルを紹介します。

Lipusa(リプサ)『MCTオイルダイエット 約3カ月分(C-415)』














出典:Amazon
バブルスター LOHAStyle(ロハスタイル)『MCTオイルサプリ 120粒』






出典:Amazon
ナチュラルレインボー『MCTオイル 100EX ソフトカプセル』




出典:楽天市場
Nutricost『MCT Oil Softgels 1,000mg』














出典:Amazon
MCTオイル【パウダー】おすすめ5選 コーヒーやドリンクに合う!
最後に、コーヒーなどドリンクに使いやすいパウダータイプの市販MCTオイルのおすすめを紹介します。
仙台勝山館『MCTオイル スティックタイプ』
















出典:Amazon
持留製油『MCT食べるオイル スティックタイプ』














出典:Amazon
日清オイリオグループ『日清MCTパウダーHC(210g)』






出典:Amazon
勝山ネクステージ『MCTオイルパウダー ゼロ』
















出典:Amazon
Nutiva『Organic MCT Powder』


















出典:Amazon
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする MCTオイルの売れ筋をチェック
楽天市場、Yahoo!ショッピングでのMCTオイルの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
MCTオイルの副作用や摂取する際の注意点 過剰摂取に気を付けて!
体や脳のはたらきにいいオイルときくとたくさん摂取したくなりますが、はじめるときは少量からが肝心です。大量のMCTオイルを摂取すると、腹痛や吐き気などの副作用が出る危険性があるといわれています。摂りすぎには注意しましょう。
商品によって1日の摂取目安量が記載されているものもあるので、メーカーが推奨する量を守るようにしましょう。
MCTオイルの効果的な使い方・飲み方 ダイエットの栄養補給に!
ここでは、ダイエット時の栄養補給にMCTオイルを取り入れる際のヒントを紹介します。
コーヒータイムに取り入れる
置き換えダイエットとしても注目されているバターコーヒー。コーヒーにグラスフェッドバターやMCTオイルを入れて混ぜ合わせて作るので、バターコーヒーを作るのにぴったりです。MCTオイルを取り入れたり、飲むタイミングで迷っている方は、コーヒータイムに取り入れてみては?
コーヒーにMCTオイルを混ぜるだけでも、手軽に栄養補給ができるでおすすめ。腹持ちがよく、空腹感に悩まされにくくなるのもポイント。間食や食べ過ぎが気になる人はぜひお試しください。
ふだんの料理に取り入れる
カロリーがじゅうぶんな食事にMCTオイルをかけると、カロリーオーバーになることも。糖質は控えめに高タンパクな食事と合わせるのがポイントです。朝食時にMCTオイルをヨーグルトに加えたり、スムージーに加えたりすると、ダイエット時にありがちなエネルギー不足を防げます。
ダイエット中のリバウンドもしにくくなるのがポイント。ドレッシングやディップソースに、おにぎりを握る際や炊飯時に加えたりするのもいいでしょう。
フードアナリストからのアドバイス
フードアナリスト・日本箸教育講師
一般的な油よりも約4倍も早くエネルギーに変わる
「MCT(Medium Chain Triglyceride)」とは、中鎖脂肪酸100%の油のこと。一般的な油より、消化・吸収が早いため、脂肪として蓄積されにくく、素早くエネルギーに変わるという特長があります。以前から医療現場で利用されていましたが、アスリートの体づくりや美容、ダイエットにもぴったりと脚光を浴びています。上質なものを選び、毎日の食事に摂り入れましょう。
美容健康におすすめのオイルはこちら 関連記事
亜麻仁油やえごま油など、美容や健康にいい栄養素が摂取できるオイルはほかにもあります。こちらの記事で紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
MCTオイルでエネルギー不足を補おう 効果が出るまで継続を!
糖質制限ダイエットをしている人も、筋肉を鍛えるアスリートの人も、エネルギー補給は大きな課題です。エネルギー不足だと代謝が悪くなり、ダイエットをしていても痩せにくくなります。アスリートの人もエネルギー補給をしっかりすることで、疲れにくい体に慣れるのがポイント。
すばやくエネルギーを補給できるMCTオイルは、そんなダイエッターやアスリートの毎日の生活をしっかり下支えします。MCTオイルは、手軽に料理に振りかけたり飲み物に入れて使えるためとても便利なオイル。ぜひ毎日の生活に取り入れてみましょう。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
2005年、朝日新聞地域情報誌のライターとして取材執筆活動をスタート。2014年、フリーライターとして独立、個人事務所iworks を設立。 2013年にフードアナリスト、及び日本箸教育講師の資格を取得し、以後、数々の飲食店や生産者、料理人を取材し、食にまつわる情報や食の魅力を高いレベルで発信。 2020年2月、エゾシカ産業に挑戦する北海道釧路市の人々の奮闘を綴った『北海道ジビエ物語』(シーソーブックス)を共著で出版。