電子レンジゆで卵調理器の選び方
まずは電子レンジゆで卵調理器の選び方をチェックしていきましょう。ポイントは以下のとおりです。
【1】電子レンジの庫内に合うサイズを
【2】卵の殻の割るかどうか
【3】まとめて調理できるものがおすすめ
【4】ほかの食材にも使えると便利
上記のポイントを押さえることで、あなたに合った商品を見つけることができます。ぜひ参考にしてみてください。
【1】電子レンジの庫内に合うサイズを選ぶ
電子レンジゆで卵調理器は電子レンジのなかへ入れますので、まずは電子レンジの庫内のサイズをチェックしてください。
一般的なひとり暮らし用電子レンジの庫内サイズは、幅約300×奥行約320×高さ約165mmほど。商品によっては高さ制限のある商品もあります。
事前にインターネットの商品ページで庫内サイズをチェックしておきましょう。
【2】卵の殻を割るかどうかは使い道に合わせて選ぼう
電子レンジゆで卵調理器は、「卵の殻を割るタイプ」と「割らないタイプ」があります。それぞれの特徴について説明しますので、使い道に合わせて選んでください。
卵を割らないタイプ|断面がきれいに仕上がる
卵を割らないタイプは卵を立てて調理するので黄身が真んなかに寄り、カットしたときの断面がきれいです。ただし、ゆで卵ができあがるまでに時間がかかります。
お弁当の彩りや、サラダに輪切りを添えるときなどは、きれいに飾れるメリットがあります。卵本来の形を残したい場合は卵を割らないタイプを選んでください。
卵を割るタイプ|調理時間短縮に
卵の殻を割るタイプは、スピーディーにゆで卵ができあがります。朝の忙しいときなどに素早く作りたい場合は、時間を短縮できる割るタイプを選んでください。
半熟卵やポーチドエッグを作るときや、料理のトッピングに卵を使う場合などは、卵の殻を割るタイプが適しています。
ゆで卵の使い道はいろいろありますので、割るタイプと割らないタイプの両方をそろえておくと便利です。
【3】まとめて調理できるものがおすすめ
ふたり暮らしやそれ以上の家族がいるなら、複数のゆで卵が作れる調理器が便利です。1度に人数分のゆで卵を作れるので時短になりますし、光熱費も抑えられます。
ひとり暮らしの方でもサンドイッチやタルタルソースを作る場合は、ゆで卵を3個程度は使います。複数個作れる商品でも1個から作れるものがほとんどなので、使い勝手を考えたら2個以上作れる調理器をおすすめします。
【4】ほかの食材にも使えると便利
電子レンジゆで卵調理器にはいろいろなタイプがありますが、おすすめはゆで卵以外の料理も作れる商品です。たとえば野菜を蒸したり、肉まんなどを温められたりするもの。また、付属の卵カッターで野菜の裏ごしができるものもあります。
ゆで卵以外にも使える調理器があれば、レシピのレパートリーも増やせますし、より便利になって料理が楽しくなることでしょう。
>> 管理栄養士からのワンポイントアドバイス
電子レンジなら時間管理がしやすい
鍋でゆで卵を作るとき、固さに応じて時間管理をしなくてはなりません。半熟に仕上げたかったのに、うっかり忘れて固ゆでになった経験を持つ方も多いはずです。その点電子レンジなら、時間を設定すればあとは勝手に加熱が終了するので、見張っておく必要がありません。時間がないときでもゆで卵を作れます。
電子レンジゆで卵調理器おすすめ11選 半熟・固ゆで・温泉卵も作れる!
いろいろな種類の電子レンジゆで卵調理器の中から選んだおすすめの商品をご紹介します。
使い勝手で選ぶなら、貝印『レンジでゆでたまごが作れる容器』がおすすめです。

1台3役の便利な調理器
卵の殻を割らずにゆで卵ができる電子調理器で、1度に3個まで作れます。忙しいときでも時短になり、光熱費も節約。
この商品の特徴はゆで卵以外にも調理ができること。温野菜も作れて、裏ごしメッシュを使えば卵サラダやミモザサラダもかんたんにできます。
電子レンジの庫内高さが150mm以下の場合は使用できないので注意です。
ジョセフジョセフ『M-クイジーン 電子レンジシングルエッグポーチャー』は、水切りができるカップのおかげで、盛り付けがかんたんです。

コツのいるポーチドエッグもかんたん!
火加減や加熱時間などの調整がむずかしいポーチドエッグを、かんたんに作れる調理器です。あらかじめ水を入れたカップに卵を割って入れ、電子レンジでチンするだけ。
盛り付けがかんたんにできるようにカップには水切り穴がついており、ふたも防滴仕様になっています。ポーチドエッグが作れれば、モーニングトーストやスパゲティなど、いろいろな料理に使えるのでとても便利です。
食洗機に対応しているので使用後の片づけもらくです。
加熱しても外側が熱くならない
半熟卵が作れる電子レンジゆで卵調理器で、2個セットになっている商品です。卵の殻を割って中身を容器に落としてから電子レンジで調理します。
電子レンジから取り出したら、そのまま食卓に出して食べられるのでとても便利です。外側が熱くならないので、素手でも取り出しが可能。朝の忙しいときに時短できて、おいしい半熟卵が食べられます。
ひとり暮らしにおすすめなハンディタイプ
電子レンジでかんたんに半熟卵が作れる調理器です。卵1個用のハンディタイプなので持ちやすく、収納場所にも困りません。
本体に卵を割り入れ、水を加えて電子レンジで約1分加熱するだけなのでとてもかんたん。
子どもの好きなハンバーグや、パスタ、どんぶりもの、サラダ、ラーメンなどいろいろな料理に半熟卵を添えるだけでおいしさがグンと増します。
曙産業『ez egg レンジでゆでたまご3個用』は、万一爆発したときもケースのなかにあるのでレンジが汚れません。

「電子レンジゆで卵調理器」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ゆで卵メーカーの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのゆで卵メーカーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
電子レンジゆで卵調理器を使うポイント 安全に、上手に使おう!
電子レンジを使って、安全に、より美味しくゆで卵を作るために、押さえておきたいポイントをご紹介します。
マニュアルはちゃんと読もう
電子レンジゆで卵調理器にはいろいろなタイプの商品があります。それぞれに作り方が違うので、使用する前にマニュアルをよく読むことが大切です。
商品のなかには水を加熱するものなどがあり、素材の違いによって注意するポイントなども。安全に取り扱うためにも、事前にマニュアルを読んで使い方を確認しましょう。
調理時間は電子レンジの能力に合わせて
電子レンジゆで卵調理器には商品によって使い方が異なりますが、使用する電子レンジも商品によって性能が違います。
ゆで卵調理器を使うときは、電子レンジのワット数と加熱時間を調整してください。電子レンジの能力に合わせてベストな加熱時間をみつけることが大事です。
また冷蔵庫から出した冷えている卵と常温の卵とでは、加熱時間が変わってくるので調整しましょう。
レンジ・ガスの使い分けは卵の個数で決めよう
電子レンジゆで卵調理器は商品によって1度に作れる数が決まっています。1個用の調理器で3人分を作るには3回電子レンジで加熱することになりますが、再加熱をくりかえすと本体が変形する場合も。
調理器で作れる個数をオーバーするときや、複数のゆで卵を作る場合は、ガスでゆでるという方法も採用してください。個数によって電子レンジとガス火を使い分ける工夫も大切です。
電子レンジで使える調理グッズをご紹介! 【関連記事】
電子レンジを活用して時短調理! いかがでしたか?
ゆで卵の調理は、お鍋に水を入れて沸かしたり、熱する加減がむずかしく以外と作業工程が面倒。「電子レンジゆで卵調理器」があれば、ゆで卵を効率よく簡単に作れます。
時短になるので、朝の忙しいときや、小腹がすいたときにも便利です。毎日の生活に、「電子レンジでゆで卵を作る」という習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか?
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管理栄養士兼ライター。食と体の関係をもっと分かりやすく、幅広い人に伝えたいと思い、ライターとして活動しています。2児の母です。食べること、料理を作ることへの興味から管理栄養士を目指しました。学生寮、老健併設の病院での勤務経験があります。管理栄養士として培った経験をもとに、ユーザー目線に立った分かりやすく価値ある情報をお届けします。