セルフジェルネイルキットとは?
サロンに行かずとも自宅でジェルネイルが楽しめたら嬉しいですよね。そんな人におすすめなのが、セルフジェルネイルキット。自分でジェルネイル・・・となると難しそうなイメージがありますが、今は自宅で手軽にジェルネイルをするために必要なものが一式そろっています。
ジェルネイルは、樹脂をLEDライトで硬化させて作ります。マニキュアとの違いは、「強度が高く長持ちする」「ツヤと厚みが出る」「短時間で硬化するので時短でネイルできる」点にあります。
セルフジェルネイルキットの中身
商品によりセット内容はさまざまですが、基本のアイテムは、「ネイルライト、カラージェル、ベースジェル、トップジェル、ネイルブラシ、リムーバー、ネイルファイル、ウッドスティック、説明書」です。
カラージェルのほか、ベースやトップジェルも付属しています。また、甘皮を処理するプッシャーがついている場合も。
まずはプロおすすめ!【セルフジェルネイルキット3選】を紹介

初心者にはこちら! 爪に優しいジェルネイルセット
UVとLED、両方に対応したライトが付属しているセルフジェルネイルキット。そのためUVジェルとLEDジェルのどちらも硬化させることができます。
この商品に付属しているカラージェルは弱酸性のため、爪への負担を極力抑えオフもスムーズ。ノンサンディングなので初心者さんでも爪に優しくジェルネイルを楽しめます。
また、コンテナ容器にジェルを拭う出っ張りが設計されているので容器のまわりがベタつきません。

弱爪やキズ爪にも対応したLEDライトが付属
ジャパンネイルが発売する充電式LEDライトが付属した商品。2時間充電すると3〜4時間稼働するので、持ち運んで自宅以外でも使用できます。
また、ライトにローダウンモードが搭載されているので、弱爪やキズ爪でもジェルネイルが楽しめるでしょう。カラージェルはコンテナタイプとポリッシュタイプの2種類から選べる形式です。

人気の国産ジェルがセットになった商品
ネイルブランドとして人気があるプリジェルのクリアとカラージェルがセットになった商品です。付属のライトはUV、LEDのどちらにも対応しており、出力が24Wと48Wから選べます。
また、密着重視のベースと拭き取りがいらないトップコート、64種類のネイルアートパーツも付属。このベースを使えば最長2カ月間ネイルをもたせることもできます。
セルフジェルネイルキットの選び方
ひと口にセルフジェルネイルキットといっても、プロ用・業務用から初心者に扱いやすいものまで種類が豊富です。選ぶときは、ライトの種類や形状、ジェルやプッシャーなど付属しているセット内容に着目することがポイント。ここからは、初心者に向けてセルフジェルネイルキットの選び方を紹介します。ポイントは下記5点。
【1】ライトの種類で選ぶ
【2】ライトの形状で選ぶ
【3】ジェル容器の使いやすさで選ぶ
【4】削らないノンサンディングタイプも注目
【5】商品区分をチェック
それぞれ解説していくのでチェックしてみましょう。
【1】ライトの種類で選ぶ
セルフジェルネイルキットに付属しているライトには、おもに「LEDライト」と「UVライト」の2種類があります。
▼硬化が早く使い勝手もいい「LEDライト」
セルフジェルネイルキットに付属しているライトの1種が『LEDライト』です。LEDライトは硬化が早いことが特徴。30秒〜1分でジェルが硬化するため、素早くネイルを完成させられます。
硬化が早いとジェルがよれてデザインが崩れるというトラブルも少ないです。また、LEDライトは寿命も長いといわれているので、一度購入すると長く使えます。
▼安いが硬化するまで時間がかかる「UVライト」
『UVライト』は硬化するまで2〜3分の時間が必要なタイプです。ベース、カラー、トップと塗り重ねるときに毎回2〜3分かかるので、ネイルの完成まで時間がかかります。また、UVライトの寿命は約半年とされていて寿命を迎えると光が弱くなるため、ライトだけを買い換える必要も。
最近のセルフジェルネイルキットはUVとLED両方に対応したライトも多く販売されているので、手元にUVジェルを持っている人は兼用タイプを選ぶといいでしょう。
【2】ライトの形状で選ぶ
セルフジェルネイルキットのライトは形状も2種類あります。
▼5本の指を一度に硬化できる「卓上タイプ」
卓上タイプは箱のような形状で机に置いて使うライトです。照射できる範囲が広いため、手や足の5本指すべてを一度で硬化させることができます。
ペンタイプとは違い両手を使って硬化させる必要がないので、リラックスしながら待つことができます。卓上タイプは、幅をとるため自宅でジェルネイルを楽しみたい人に適するタイプです。
▼コンパクトで外出先でも使いやすい「ペンタイプ」
ペンタイプのライトは文字どおりペンのように使えるタイプです。とてもコンパクトなため、持ち運んで友達の家や旅行先などでも使うことができます。また、ジェルネイルがリフトしたとき、手軽に応急処置できることも特徴。
しかし、照射できる範囲が狭いため1本ずつライトを当てる必要があり、すべての指を完成させるには時間がかかる形状です。
【3】ジェル容器の使いやすさで選ぶ
次は、ジェルが入っている容器をチェックしましょう。
▼プロも使用する「コンテナタイプ」
サロンでもよく使われるコンテナは、筆と容器がわかれているタイプです。ラメやホログラムを納めるような容器と同じものを使っており、セルフジェルネイルキットの付属ブラシや別途用意したネイルブラシを使ってデザインします。
その都度ブラシのお手入れが必要になるので手間がかかりますが、ジェルネイルではこちらが主流。選べる種類も豊富にあります。
▼初心者におすすめの「ポリッシュタイプ」
ポリッシュタイプは、一般的なネイルポリッシュ(マニキュア)と同じ容器に入っています。ハケがついているため、ふだん施しているネイルと同じような感覚でジェルが塗布できます。ネイルポリッシュを使い慣れている人や初心者さんはこちらが使いやすいでしょう。
セットによっては、カラーはコンテナタイプで、ベースやトップだけがポリッシュタイプという商品もあります。
【4】削らないノンサンディングタイプなら爪にやさしく時短に
セルフジェルネイルキットを選ぶ際は、ジェルネイルが完成するまでの工程がいくつあるのかも忘れずチェックしましょう。とくに注目してほしいのが、「サンディング」と呼ばれる爪やすりで爪を削る工程の有無。
付属しているベースが『ノンサンディング』と表記されていると、爪を削らなくてもしっかりとジェルが硬化します。これにより、爪表面のダメージを抑えると同時に、塗布と硬化だけでジェルネイルが仕上がるので時短が叶います。
サンディングが必要な場合は、サンディングダスト(爪を削ったときに出る粉)を払い落とすためのネイルダストブラシも用意しておくと便利でしょう。
【5】ジェルの商品区分をチェックする
ジェルには「化粧品」区分と「雑貨品」区分があります。化粧品区分のジェルは、製造許可を持つメーカーによって製造され、人体に影響の少ない原料で作られています。自爪に直接塗るものなので、安全性を考えても化粧品区分のものを選ぶようにしましょう。
ただし、化粧品だから必ずしも安全の保障があるわけではないので、ひとつの判断基準にしてください。
セルフジェルネイルキットのおすすめ9選
ここからは、プロのネイリストが選ぶジェルネイルキットを紹介していきます! 爪を削らないノンサンディングや、オフの際に簡単に剥がせるもの、本格的でプロが使うジェルネイルキットなど、さまざまなアイテムを厳選しました。
SNSで大人気!オホラのネイルセット
こちらはジェルではなく、ジェルでできたネイルチップをライトで固めるタイプです。ジェルネイル初心者でも簡単に楽しめます。しかし、自分の好きなネイルデザインにはできないタイプで、使い切りになりますのでご注意ください。
好きなカラージェルが3つ選べる
16WのLEDライプが付属されたセルフジェルネイルキットです。卓上タイプで間口が広いため、ハンドだけではなくフットネイルにも対応しています。
また、好きな時間でタイマー設定ができ、デジタル表示によって残り時間もひとめで確認が可能です。カラージェルは肌にやさしい弱酸性タイプ。豊富なバリエーションから好きな色を3つまで選択できます。
爪を削らない! 硬化時間も4パターンから選べる
ジャパンネイルスクールが販売するセルフジェルネイルキットで、卓上タイプのLEDライトが付属しています。ライトにはオン・オフ機能を搭載しているので、施術中に電源プラグの抜き差しをする必要がありません。
また、15・30・60・120秒と硬化時間を自分で決められることも特徴。地爪を削る必要がないベースコートがついているため、サンディングせずにジェルネイルが楽しめます。
ハンドグリップが設計されているLEDライト
36WのLEDライトが付属しているセルフジェルネイルキットです。1台でUVとLEDジェルの両方を硬化できます。形状は卓上ですが、ハンドグリップが設計されているので持ち運びがしやすいタイプです。
この商品には、長時間密着してリフトしづらいベースと発色がキープできるトップジェルが付属。また、カラージェルも4つまで好きな色を選ぶことができます。
32個の付属品がセットになった商品
UVとLEDの両方のジェルを硬化できるライトが付属しています。ローヒート、省エネLAW MAX、タイムメモリーと3つのモードを搭載しているので、デザインや地爪に合わせてライトの微調整が可能です。
全192色のカラージェルから好きな色を4つ選べます。また、32種類の付属品があるキットなので、はじめてセルフジェルネイルに挑戦する人に適したアイテムです。
ハンディタイプのUV/LEDライトつき
UVとLEDの両方の光を照射できる6Wライトが付属した商品です。ライトは持ち運びに便利なハンディタイプで、充電式のため自宅だけではなく外出先でもジェルネイルが楽しめます。
また、UVジェルとLEDジェルのふたつに対応しているので「手持ちのジェルが使えない」というトラブルもありません。付属しているベースはノンサンディングタイプのため、爪の表面を削らないでOK。地爪をキズつける心配が少ないです。
卓上タイプで充電式のLEDライト
充電式・コードレスが特徴的なLEDライトが付属しているセルフジェルネイルキットです。2.5時間充電すると3.5〜6時間使用可能なので、外出先でも使用できます。
この商品に付属しているライトは、表示の反転機能があるので、ひとめで秒数を確認可能。さらに、カラージェルが最初から30色セットになっているので、購入後すぐにジェルネイルが楽しめます。
64種類のネイルアートパーツが付属している
UV、LEDの両方に対応したライトが付属しているアイテムです。ライトには手を入れるとカウントが開始する自動センサー機能、ボタンを押して30秒と60秒のカウントがはじまるタイマー機能、硬化熱をやわらげて段階的に出力できるローヒートモード機能の3つが搭載されています。
64種類のネイルアートパーツが付属しているので、購入してすぐにいろいろなデザインのジェルネイルが楽しめる商品です。
UVとLEDどちらにも対応したペンタイプのライト
コンパクトなペンタイプのライトが付属したセルフジェルネイルキットです。ライトはUV、LEDの両方に対応しているので、ジェルの種類を問いません。
この商品にはカラージェル、ベース、トップ、ブラシ、リムーバー、収納ボックス、HOW TO BOOKと基本的なアイテムが付属。カラージェルは好みの色を3つまで選べます。
「セルフジェルネイルキット」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする セルフジェルネイルキットの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのセルフジェルネイルキットの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
【初心者必見】セルフジェルネイルのやり方
最後に、セルフジェルネイルキットの使い方を紹介します。ここで解説するのは基本的なやり方です。各メーカーによって多少異なる可能性があるので、詳しくは説明書を確認してください。
ジェルネイルの基本ステップ
ジェルネイルは次の11ステップで完成します!
1.爪の形を爪やすりで整えて、プッシャーやニッパーなどで甘皮を処理する
2.ベースジェルを生え際から先端、断面に塗布する
3.ライトで硬化する
4.カラージェルを塗布する(1回目)
5.はみ出した部分を修正してライトで硬化する
6.カラージェルを塗布する(2回目)
7.ライトで硬化する
8.トップジェルを塗布する
9.ライトで硬化する
10.未硬化ジェルを拭き取る
11.ネイルオイルで保湿して完成
爪やすりやニッパー、ネイルオイルは、セルフジェルネイルセットに含まれていない場合があります。以下の記事でおすすめをチェックしてみてくださいね。
デザインのアレンジに必要なアイテム
ジェルネイルのデザインにひと手間加えると、さらに華やかでオリジナルの仕上がりに!
アレンジに使えるアイテムは、キラキラ輝くネイルストーンや、爪の長さ出しができロングネイルを作りたいときに便利なネイルフォームなど。これらの使い方やアレンジ方法は、youtubeやインスタグラムなどで動画が多数アップされているので参考になりますよ。
おすすめ商品が知りたい方は、以下の記事をチェックしてみてくださいね。
UVとLED両方使えるライトがおすすめ ネイリストからのアドバイス
ネイルアドバイザー・アロマオイルアドバイザー・美容アドバイザー
初心者なら、ハケのついているポリッシュタイプのもの、ライトは卓上タイプが使いやすいでしょう。ライトの種類は、UV、LEDのどちらでも構いません。ジェルの種類によっては「UVのみ対応」「LEDのみ対応」という場合もあります。
できれば、さまざまな種類のジェルに対応できる、UVとLED両方使えるライトがおすすめです。
そのほかの関連アイテムもチェック! 【関連記事】
ジェルネイルセットを使ってセルフネイルを楽しんで!
この記事では、セルフジェルネイルキットの選び方とおすすめ商品を紹介しました。マニキュアと違って剥がれにくいので、長くネイルが楽しめるジェルネイル。
セルフジェルネイルキットはライトの種類や形状のほか、ジェル容器や商品区分を確認して選ぶことが大切です。
UVとLED両方のジェルを持っている人は、両方に対応したライトを選ぶといいでしょう。この記事で紹介したおすすめ商品も参考にして、自分の用途に合うセルフジェルネイルキットを見つけてください。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
美容ライター。 エステティシャン、EJA耳つぼジュエリー協会認定講師、1級ネイリスト。 単身ニューヨークでアートを学び、タイやバリで自然派エステを学んだグローバルセラピスト。 趣味は小説を書くことや美術館めぐり。ネイルやマッサージなど、リラックスできることが生きがい。基本的に文化系女子。世界をひとりで旅行して、暮らすように滞在するのが好き。プチミニマリストで、がんばらない家事を意識している。