ジェルネイルライトとは?
ジェルネイルライトは爪に塗布したジェルを硬化させるときに使用するアイテムです。
ジェルに使われている成分は通常のネイルポリッシュとは違い自然乾燥できないので、UVやLEDを使った照明を当てることでプラスチックのように硬化させていきます。
お家でジェルネイルを楽しみたい方にはもちろん、レジンクラフトなどを楽しみたい方も一台もっておくと便利でしょう。
ジェルネイルライトの種類
ジェルネイルライトの種類は3種類に大別できます。UVライト・LEDライト・UV&LEDミックスです。ここではそれぞれの特徴をみていきましょう。
LEDライト|硬化スピードを重視する人におすすめ
ジェルネイル用LEDライトは、消費電力が少なく長寿命のLEDを使用しています。10~30秒で硬化できる、硬化スピードの速さが魅力です。LEDは光がまっすぐに進むため、小指や親指に塗布したジェルに硬化不足が生じることがあります。
角度を工夫したり、個別に照射するといった工夫が必要になることも。持ち運びできる、軽量でコンパクトなデザインもあり注目されています。
UVライト|コスパを重視する人におすすめ
UVライト(別名UVランプ)は、蛍光管を使ってUV波を放出します。硬化のスピードは2分前後とLEDライトより時間がかかります。四方に光が発散されるのが特徴で、反射板などと組み合わせていろいろな角度から照射できるのが魅力です。
セルフジェルネイルを楽しみたい方なら比較的LEDジェルネイルライトよりも安価で買えるのでおすすめ。ジェルネイルだけでなく、UVレジンクラフトも楽しめます。蛍光管の形状から本体サイズが大きくなるため、ゆったりと手や足がおさまります。
ジェルネイルライトのおすすめ商品
ここからは、ジェルネイルライトのおすすめ商品をご紹介します。
▼おすすめ7選【LED&UVタイプ】
まずは、LEDもUV機能も付いたタイプをご紹介!様々なジェルネイルに対応する波長が出るので、便利なタイプです。
プロのネイリストからも好評
肌への負担を考慮して、硬化熱を和らげる低ヒートモードが搭載されたLED&UVネイルライトです。液晶モニターに照射時間が表示されるので、初心者でも施術時間が分かるところが嬉しいポイント。硬化時間は30秒です。
コンパクトサイズながらフットネイルにも対応できる
自宅で手軽にネイルを楽しみたい、そんな気持ちを後押しするブランド、ローロ。こちらは、机においたり手に持って照射したりと、スタンド型とハンディ型の2WAYで使えるジェルネイルライト。
UV&LEDチップを搭載したことでより広範囲の照射が可能になり、硬化不足を解消しました。わずか78gの軽量ボディは、携帯にとても便利です。
ネイリストこだわりのジェルネイルライト
SNSで人気のネイリストとコラボして作られた、製品です。48Wのチップ型LEDを備えたハイパワータイプで、UVに対応したジェル・レジンにも使用可能です。
本体に手を差し込めば自動で照射&カウントダウンが始まるため、作業がスムーズに進みます。ボタンひとつで設定可能なタイマーや、ベース部分が取り外せる構造など、使い勝手のよさが魅力です。
出力パワーの切り替えもかんたん
さまざまなネイリストとコラボした商品を展開するビューティーネイラー。UV&LED、2種類のジェルに対応するミックスライトを採用したモデルです。
5秒、30秒、60秒と3段階に設定できるタイマーがついているほか、自動センサー機能を搭載。
48Wのハイパワー出力と24Wの出力に対応。ボタンを2秒間長押しすることでかんたんに切り替えられます。

施術に便利な自動センサーと液晶モニターつき
ネイルを時短したいセルフネイラーにぴったりなジェルネイルライトがこちら。48Wとハイパワーですが、低ヒートモード機能でゆるやかに温度をあげられるのがポイントです。硬化熱への対策がなされているジェルネイルライトを探している人はぜひお試しください。
目や肌にやさしいLEDとUVのミックスライトや照射ムラのないドーム型多面照射を採用しています。
オホラネイルに特化したUVジェルネイルライト
ジェルネイルを60%硬化した状態のオホラネイルの最後の硬化のために活躍するジェルネイルライト。コンパクトなサイズなので、自宅以外でセルフネイルを楽しみたい方におすすめです。
コンパクトな軽量設計
UV&LEDのダブル光源を備えた、コンパクトタイプのジェルネイルライトです。二重光源により硬化速度が2倍になるため、手への刺激や黒くなるトラブルが抑えやすいのが特徴。
6Wと省電力ながら、短時間でしっかり硬化します。また、横からも光があたるよう設計されており、照射範囲が広いのでムラになりにくいでしょう。
▼おすすめ4選【LEDタイプ】 プロ用から小型タイプまで紹介
LEDジェルネイルライトのおすすめ商品を紹介します。ジェルネイルだけ楽しみたい方におすすめです。
コンパクトながらフットネイルにもじゅうぶん対応
コンパクトで場所をとらないジェルネイルライト。光が拡散しやすいLEDチップを搭載しているため、ジェルが固まりにくいといった硬化不足の問題はありません。クリアな肌へと働きかける黄色LEDも使用しているので、続けると肌の色ツヤがよくなったと感じることも。
68gととても軽量なので、親指を硬化させるときは本体を持ちながら、かんたんに仕上げることができます。
軽くて使いやすい
ネイル関連グッズを取り扱う、「ジニピン」のジェルネイルライトです。ミニマルなサイズ感と60gという軽さで、扱いやすいのが大きな魅力。
タイマーは60・120秒の2種類備わっており、ボタンを短く押すか長く押すかで操作するだけなので、誰でもかんたんに使えます。また、プチプラ価格のため、費用を抑えたい人にもぴったりです。
10秒ごとに点滅するタイマーで硬化時間をチェック
405nm、LED対応のジェル商品に使えるジェルネイルライト。持ち運びしやすいペン型タイプで、手指・足指の1本ずつを硬化させられるのがポイントです。1本だけお直しが必要になったときにさっと使えるので、とても重宝します。
乾電池を使用するタイプなので、電源コードを気にする必要がありません。どこでも気軽にお直しできてとても便利です。
操作性の高い計算された液晶画面とスイッチの位置
主電源やオートセンサーのオン・オフ機能の搭載など、こまかい点まで配慮された日本製のジェルネイルライト。60秒と120秒の2種類のローダウンモードつきで硬化熱を感じにくいため、弱い爪の人も使いやすいのがポイントです。
小さな子どもがいる人は、オートセンサーをオフにしてイタズラを防止できるので、とても便利に使えます。操作性の高いタッチボタン式は、満足のいく買い物になることでしょう。
▼おすすめ3選【UVタイプ】 レジンクラフトが趣味の人にも!
UVのみしか対応していないタイプです。レジンクラフトも行えるので工作にも向いています。
お値段以上!ニトリのネイルライト
ハンドとフットの両方に使えるニトリのジェルネイル乾燥機です。18個のLEDライトがネイルを均一に照射してムラなく乾燥。時間は30秒、60秒、120秒から選べます。
120秒タイマーつきなので時間管理もかんたん
こちらは、9WのUV管が4本ついた、ハイパワー36WのUVジェルネイルライトです。ジェルネイルとUVレジンに対応しているので、レジンアクセサリーづくりも楽しめます。
中央に照射が集まるよう設計され、内面にはリフレクトミラー(全面反射)を採用しているので、ムラなく硬化できるのがポイント。簡単で分かりやすい説明書も同封されているので初心者の人にもおすすめです。
Naility!のジェルなら約10~30秒で硬化
セルフネイルを楽しむためのツールをリーズナブルな価格で提供するNaility! (ネイリティー)。こちらは、フットもラクラク入るブラックカラーのボディがカッコイイ、UVジェルネイルライトです。
底面の反射板はスライド式で取り外して清掃ができるため、清潔に使用できるのがポイント。最終硬化が2分以内ととてもパワフルなので、サクサク作業を進めたい人に検討してほしいアイテムです。
おすすめ商品の比較一覧表
各通販サイトの最新人気ランキングを見る ジェルネイルライトの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのジェルネイルライトの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ジェルネイルライトの選び方
続いて、ジェルネイルライトを選ぶときのポイントを5つご紹介します!
【1】波長で選ぶ
【2】硬化の速さにかかわる、ワット数にも注目する
【3】ハンドネイルかフットネイルか? サイズを確認する
【4】タイマーやオート機能の有無をチェック
【5】コードレスなら携帯にも便利
それぞれ解説しているので、どう選んだらいいか悩む方は参考にしてみてくださいね。
【1】波長で選ぶ 業界標準は405nm
ジェルにはUVの波長で硬化するものと、LEDの波長で硬化するものと2つの種類があります。ただ、まれなケースですが、純正ライト以外ではカラーの一部が硬化しない例もあります。
あくまでも平均値ですが、UVライト用は365nm、LEDライトは400nm程度の波長となっています。国内で販売されているほとんどのジェルは405nmで硬化するようになっているため、LEDライトを購入すればセルフネイルが行えるでしょう。
【2】硬化の速さにかかわる、ワット数にも注目する
ジェルネイルライトを選ぶ際は、ワット数をぜひ確認してください。ワット数が高いと光が強くなるため、硬化スピードが速くなります。ネイルサロンで使用されているジェルネイルライトは、一般的にワット数が高く硬化スピードが速いタイプです。
硬化スピードが速いと、気になるのは硬化熱。少しずつ出力をあげるローヒートモード機能を搭載したものだと、硬化熱を感じにくくなります。
【3】ハンドネイルかフットネイルか? サイズを確認する
LEDのジェルネイルライトは、さまざまなサイズが発売されています。自宅使用にぴったりなのは据え置き型。片手の指すべて一度に硬化できるので、作業効率がいいタイプです。フットネイルやレジンクラフトをする用途なら、大きめのサイズで底板を外せるものだとなお便利です。
ペン型やスマホサイズの小型ジェルネイルライトは持ち運びにとても便利。出先で、緊急にお直しが必要になった場合に使えるので、化粧ポーチのなかに入れておくといいでしょう。
【4】タイマーやオート機能の有無をチェック
ジェルネイルライトの中には、便利な機能がついているものも沢山発売されています。
例えば、手を入れると自動で照射を開始してくれたり、必要な時間分照射したら自動で電源が切れるタイマー機能などが付いていたり。+αの機能がついているとセルフでネイルをするときに便利ですよ。
【5】コードレスなら携帯にも便利
ジェルネイルライトのおもな電源のタイプは、コンセント・USB・電池の3種類です。携帯性の高い小型のジェルネイルライトは、USB給電と電池のどちらも使えるものがあります。電池は交換の必要性はありますが、コードレスで使えるのでとても便利です。
なかには価格は高くなるものの、USBケーブルで充電できるものもあります。自分の用途にうまくあった電源タイプのジェルネイルライトを選ぶようにしましょう。
UV&LEDミックスタイプの購入がお得 エキスパートからのアドバイス
複数のメーカーのジェルを持っている人は、ジェルの種類に応じたライトをそれぞれ買うよりも、UV&LEDミックスタイプをひとつ購入する方がいいでしょう。
また、大きさにも注目してください。ハンドだけでなく、フットもしたいなら片手の指がすべて入るくらいの大きさがおすすめです。大きめだと、複数の爪をいっきに硬化できるので時短になります。
セルフジェルネイルのやり方&注意点 初心者必見!
ここでは、セルフジェルネイルのやり方を解説します。基本に忠実に、くり返し練習して、セルフネイルを楽しめるようになりましょう!
【STEP1】甘皮処理
ジェルの密着度を高め、美しい仕上がりを目指すために大切な工程です。消毒剤・コットン・エメリーボード(やすり)・ウッドスティックを用意しましょう。まずは消毒剤を含ませたコットンで手の甲や手の平、指先や爪の消毒から行ないます。
エメリーボードで爪の長さと形を整えたら、コットンを巻いたウッドスティックで甘皮の処理をします。再度、消毒剤を含ませたコットンで爪の汚れを重点的に拭き取れば、下準備の完了です。
【STEP2】ジェルの塗布
ジェルネイルはライトを照射するまで固まらないので、ていねいに工程を進めていきましょう。ベースジェル→カラージェル→ベースジェルの順で塗布し、塗布するたびにジェルネイルライトで硬化させます。
ベースジェルの厚塗りは、はがれやすくなる原因となるので要注意。いずれの工程でも、爪の中央にジェルをのせて甘皮や肌につかないようにのばすことと爪の断面にも塗ることが大切です。照射したライトが、ブラシやジェルに当たらないように気をつけます。
【STEP3】ジェルの硬化
ツヤツヤの質感が持ち味のジェルネイルが曇ってしまっては元も子もありません。ジェルの硬化時間は守りましょう。意外と難しいのが、まんべんなくライトを照射することです。
親指と小指は角度によって当たりにくいため、ライトがあたっているかチェックしてください。また未硬化ジェルが爪の表面に残らないように、ジェルクレンザーで最後の拭き取りをする点も忘れないようにしましょう。
ジェルネイルライトに関するよくある質問 【FAQ】
最後に、ジェルネイルライトのよくある質問にお答えします。
ジェルを硬化するとき熱いですか?

ジェルネイルを硬化する際に「硬化熱」により熱さや痛みを感じることがあります。自爪が薄い人、過度のネイルや無理な施術方法で爪が傷んでいるとき、ジェルを厚塗りしたときは熱く感じる場合があります。
UVライトとLEDライトの違いは?

ジェルネイルライトには紫外線UV-A波を用いたUVライトと可視光線を用いたLEDライトがあります。
UVライトは消費電力がかかり、ランプそのものに寿命があるため、適度にランプを買い替えなくてはいけません。LEDライトはUVライトよりも後に登場してきたもので、UVライトのようにランプ買い替える手間なく、半永久的に使うことができ、硬化速度もUVライトに比べて早いのが特徴。
ジェルネイルのオフ方法は?

爪を傷める原因になるので、浮いてきたジェルを無理にはがしてはいけません。まずは自爪を削らないように注意しながら、ツヤがなくなるまでジェルの表面を軽くファイル(やすり)で削ります。
削れたら、あらかじめ爪の大きさにカットしておいたコットンに、リムーバーをしみこませて爪のうえへ。アルミホイルで包んだら、待つこと10〜15分でジェルがふやけるので、やさしくジェルを取り除きましょう。
UVライトだと手が日焼けする?

UV-Aは、波長の長い紫外線で真皮層まで到達するため、シワやたるみにつながることも。ただし、ジェルを硬化させるのにかかる時間は、長くても数分程度なので日焼けやシミなどの原因にはまずならないと思ってよいです。
ジェルネイルライトでマニキュアは早く乾く?

マニキュアは、成分が揮発することで残りの成分が硬化する仕組みになっており、UVライトやLEDライトでは揮発のスピードが早くなることはありません。
下準備をしっかりしてセルフジェルネイルを楽しもう!
ジェルネイルはネイルアートなど幅広いデザインにチャレンジできるのが醍醐味です。まずは手持ちのジェルに合ったジェルネイルライトを手に入れ、ていねいな下準備を心がけてセルフジェルネイルの上達を目指しましょう。
ジェルネイルライトは硬化熱を感じにくいローヒートモードを搭載した機種も登場しています。どこでも気軽にお直しができ、1本ずつ照射できるペン型や携帯性の高いコンパクトなジェルネイルライトまで種類もさまざま。用途に合わせて複数そろえて、セルフジェルネイルをぜひ楽しんでください。
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