お酢ドリンクに含まれるお酢の効果とは? 美容と健康に! ダイエットや疲労回復も!
お酢に含まれる成分には、さまざまなはたらきがあることがわかっています。お酢に含まれる「アミノ酸」と「クエン酸」は、疲れを和らげるのをサポートする成分です。「酢酸」には体に脂肪が蓄積されるのを抑えるはたらきがあります。
お酢は胃酸の分泌を促して胃腸の動きを活発にするので、すっきりした毎日を送りたい方にもおすすめ。ぜひ毎日の食事などに取り入れて、健やかな毎日を過ごしましょう!
お酢ドリンクの選び方 管理栄養士に聞いた!
まずはお酢ドリンクの選び方をチェックしていきましょう。ポイントは下記。
【1】ストレートか濃縮か、飲み方のタイプで選ぶ
【2】穀物酢などベースの酢の種類をチェック
【3】果実酢なら初めての人にも飲みやすい
上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。管理栄養士・宮﨑奈津季さんのアドバイスも紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
「お酢ドリンク」のおすすめを今すぐチェック!
【1】ストレートか濃縮か、飲み方のタイプで選ぶ
お酢ドリンクを選ぶときは、ストレートタイプか濃縮タイプかをチェックしましょう。
そのまま飲めて手軽な「ストレートタイプ」
ストレートタイプは、パックなどに入ったそのまま飲めるタイプのお酢ドリンクです。水や炭酸水で割る必要がないのですぐに飲めます。
小さな飲みきりサイズのパックであればオフィスなどにも持って行きやすいでしょう。ペットボトルに入った大きなタイプは、自宅で手軽にお酢ドリンクを楽しみたい人にぴったり!
好みの濃さに調整して飲める「濃縮・希釈タイプ」
濃縮・希釈タイプは水や炭酸水などで薄めて飲むタイプなので、自分の好きな濃さに調整して飲むことができますよ。
お酢が苦手な人は薄めにすると飲みやすいです。牛乳や豆乳で割ると、飲むヨーグルトのような味わいが楽しめるのもポイント。ビールに入れれば、手軽にフルーツビールのようなカクテルが作れます。
販売されているお酢ドリンクは5~10倍に薄めてのむものが多いです。
【2】穀物酢などベースの酢の種類をチェック
お酢ドリンクとひと口にいっても、ベースの酢によってその味わいは大きく異なります。それぞれの特徴を紹介しましょう。
酸味・香りがまろやかな「黒酢」
玄米または大麦を長期間発酵させてつくったお酢が「黒酢」です。黒酢は名前のとおり黒褐色で、黒蜜のような色をしています。一般的な米酢よりも酸味と香りがまろやかで、お酢ドリンクとしても酸味が強すぎず飲みやすいです。
黒酢には米酢よりもアミノ酸が豊富に含まれており、運動する30~40分前に黒酢を飲むと脂肪燃焼のサポートをします。
クエン酸が豊富な「もろみ酢」
「もろみ酢」は、泡盛をつくる際にできるもろみからつくられる酢です。沖縄県で多くつくられており、豊富な栄養とマイルドな味わいが特徴です。
もろみ酢には米酢などに含まれている酢酸が含まれていないため、お酢独特のツンとした酸っぱいにおいはしません。酢酸によって胃が荒れる心配がないので、お酢ドリンクのなかでも比較的飲みやすいでしょう。
クエン酸が豊富に含まれているので、体が疲れているときにぴったり。アミノ酸も豊富なので、脂肪の燃焼を助けるはたらきも期待できます。
さっぱりとした味わいの「きび酢」
奄美大島で、サトウキビからつくられるお酢が「きび酢」です。空気中に存在する酢酸菌の力で発酵させてつくります。穀物酢よりもまろやかな酸味とりんご酢よりも控えめな甘みが特徴。ほかのお酢よりもカルシウムやマグネシウム、カリウム、鉄が豊富に含まれているのもポイントです。
水だけでなくジュースで割ってもおいしく飲めます。甘いお酢・酸っぱすぎるお酢が苦手な人は、ぜひ試してみましょう。
【3】果実酢なら初めての人にも飲みやすい
お酢ドリンクのなかには、くだものから作られた果実酢を原料にしているものもあります。
甘みがあって飲みやすい「りんご酢」
りんご酢はりんごを搾ったりんごジュースをアルコール発酵させたあと、酢酸発酵させたお酢です。米酢や穀物酢よりもフルーティーな味わいで、甘みもありドリンクとしても飲みやすいです。
ビタミンCとクエン酸、カリウムが豊富に含まれており、これらの栄養素には体の疲れを和らげたり、すっきりした毎日をサポートします。
りんご酢をお酢ドリンクとして飲むときは、5~7倍に薄めて飲むとよいでしょう。
そのほかの果実酢も要チェック!
りんごのほかにも、柿を使った「柿酢」やぶどうを使った「ぶどう酢(ワインビネガー)」などさまざまな果実酢があります。果実酢は、米酢や穀物酢よりもフルーティーな味わいのものが多く、お酢の酸味が苦手な人も飲みやすいです。
果実酢といっても、りんご酢や米酢にくだものを漬け込んだタイプもあれば、果汁や果肉を発酵させたものもあります。フルーティーで飲みやすいお酢ドリンクを探しているときは、ぜひくだものを使った果実酢ベースのものを探してみましょう。
はじめての方は、飲みやすさで選んで! 管理栄養士からのアドバイス
お酢ドリンクは苦手意識のある方も多いので、まずは飲みやすいタイプのものを選ぶのをおすすめします。黒酢や果実酢は思いのほか飲みやすいですよ。人が集まるときには、濃縮タイプにしてみんなで飲み方を変えてみると楽しいでしょう。
お酢ドリンクのおすすめ10選 人気の黒酢・りんご酢ベースも厳選!
ここからは、管理栄養士・宮﨑奈津季さんと編集部が選ぶ、さっぱりとして飲みやすいお酢ドリンクのおすすめ9選を紹介していきます!
ほんのりジャスミンが香るお酢ドリンク
甘酸っぱい果実酢といちご果汁、ジャスミンティーをブレンドしたストレートタイプのお酢ドリンクです。保存料・着色料は不使用。ビタミンCとコラーゲン、ヒアルロン酸を加えているので、美容に気を使う女性にもぴったりです!
酸味はあまり強くなく、後味にふんわりとジャスミンティーが香ります。200mlの小さなパックなので、カバンに入れて持ち運びやすいのもポイント。
甘く飲みやすいもも風味のお酢ドリンク
こちらも同じく人気の「美酢(ミチョ)」から。もも果汁とりんご果汁を発酵させた果実酢がベースのお酢ドリンクです。酸味も刺激臭もマイルドなので、お酢ドリンクの酸味やツンとした香りが苦手な人も飲みやすいでしょう。
水で割る以外に、牛乳や豆乳で割ったり、炭酸水で割ってもおいしく飲めます! ジュースのような味わいのマイルドなお酢ドリンクが好きな人にぴったりです。
好みのフレーバーを選べておいしく飲みやすい!
知名度・人気ともに高いタマノイの黒酢ドリンク。黒酢のほかに、りんご酢、うめ、ブルーベリー、プルーン酢など5種類のフレーバーがあります。どれもはちみつ入りなのでまろやかな味わいが特徴。
カルシウムのほかビタミン、食物繊維も含まれるので、健康志向の高い方にもぴったり! ストレートタイプもあるので、ランチ用に持ち歩いたり、気軽に飲みたいという方はそちらを選びましょう。
国産黒酢使用。ビタミンB1・B6をとれる!
原料に国産の米黒酢と大麦黒酢を使用したお酢ドリンク。そこにりんご果汁とマンゴーピューレをブレンドすることで、フルーティーな味に仕上げられています。
人工甘味料、香料、着色料、保存料は無添加で、からだにやさしく素材由来の味をたのしめます。栄養機能食品でもあるので、ビタミンB1・B6を補いたい方にもぴったり!
血圧高めの方に! トクホのお酢ドリンク
血圧が高めの方におすすめの、トクホ(特定保健用食品)の黒酢ドリンクです。黒酢をベースにりんご果汁とはちみつを加えているので飲みやすく、またカロリーも控えめなのでダイエット中の方にもおすすめ。
容量も1,000mlとたっぷり、ストレートタイプでお手軽なので続けやすいでしょう。炭酸や牛乳で割ってもおいしくいただけますよ。
はちみつ入りで子どもでも飲みやすい味わい
フルーティーなりんご酢にりんご果汁とはちみつを加えた、まろやかな味わいのお酢ドリンクです。6倍希釈タイプなので、コスパが高いのもポイント。30mlあたり約9mlのりんご酢が含まれています。
お酢ドリンクの酸味が苦手な人や、ツンとした刺激臭が苦手な人はぜひ試してみてください。はちみつが入っているためほどよい甘さがあり、子どもでも飲みやすいでしょう。
フルーティーな味わいが楽しめるビネガードリンク
エルビーの「おいしい果実酢100」シリーズは紙パックのストレート飲みきりサイズ。どこへでも持ち運べて手軽にお酢を摂れる製品です。果汁(濃縮還元)と果実発酵のお酢、どちらも100%を組み合わせているので飲みやすいのが特徴的です。オフィスや休み時間、朝の忙しい時でもさっと飲めるのでとても便利です。
同じ商品で「ざくろミックス」のほか、「パイン」「ホワイトグレープ」と味が展開されているので飲み比べてお気に入りの1本を見つけてみましょう。
さっぱりとした梅風味のドリンク
和歌山県産の梅果汁をブレンドした黒酢ベースのお酢ドリンクです。さっぱりとした味わいなので、お酢ドリンクとして飲む以外にも、調味料としてスイーツや料理など幅広く活用できるのがポイント。
濃縮タイプなので、自分の好きな濃さに割って楽しみましょう。甘すぎるお酢ドリンクが苦手な人や、すっきりとしたお酢ドリンクを探している人はぜひ手に取ってみてください。
からだにうれしい美容成分配合!
「フジタイムPure」がリニューアルして販売された本商品。おいしさはそのままに、カロリーを約30%オフ! ダイエット中の方にも飲みやすくなりました。
からだにうれしいアミノ酸やヒアルロン酸、マキベリー果汁やアサイーエキスなどを配合。また、合成甘味料、合成着色料、保存料も無添加で安心です。
幅広く使えるまろやかなきび酢
沖永良部島のサトウキビとカルシウムを豊富に含む島の水だけでつくられた「きび酢」です。2年間熟成させることで、まろやかな味になっています。クセがないお酢なので、お酢ドリンクとして飲むだけでなく、ドレッシングやピクルスなどに使ってもおいしいです。
1日1個のポーションタイプなので、計量する手間がなく、持ち運びやすいのもポイント。ペットボトルの水や炭酸水があれば、外出先でも手軽にお酢ドリンクが楽しめます。
「お酢ドリンク」のおすすめ商品の比較一覧表
管理栄養士がおすすめランキングTOP5を発表! お酢ドリンクの1~5位はコレ!
紹介した商品のなかから、管理栄養士・宮﨑奈津季さんがおすすめするお酢ドリンクランキングを5位から1位の順に発表していきます!
5位 さとうきび酢宗屋『さとうきび酢 「きらさん」 ポーション』
4位 坂元醸造 KurozuFarm『黒酢ドリンク うめ(F379)』
調理などで使用するのであれば、坂元醸造『黒酢ドリンク うめ』がおすすめです!
3位 CJジャパン『美酢(ミチョ)もも』
2位 ミツカン ビネグイット『まろやかりんご酢ドリンク(6倍濃縮タイプ)』
お子さまでも飲みやすいものは、ミツカン『まろやかりんご酢』。濃縮タイプなので希釈して飲みましょう。
1位 CJジャパン『美酢(ミチョ) いちご&ジャスミン』
CJジャパン『美酢』は女性で美容に気をかっている方におすすめです。ストレートタイプなので毎日続けやすいですよ。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする お酢ドリンクの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのお酢ドリンクの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
関連記事|お酢のおすすめはこちらで紹介
マイナビおすすめナビでは、お酢に関する記事を多数掲載しています! ぜひこちらも参考にしてみてください。
好みのお酢ドリンクを見つけて
お酢ドリンクはさっぱりした味わいで、お風呂上りなどのリフレッシュタイムに飲むのにぴったり! いろいろな味のお酢ドリンクがあるので、ぜひ自分が好きな1本を見つけてみましょう。
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女子栄養大学実践栄養学科卒業。介護食品メーカーで営業を2年経験後、独立。 フリーランスの管理栄養士として、 菓子メーカーの営業代行・商品開発、料理動画サービスのレシピ開発、撮影、記事の執筆を行う。 2019年1月に合同会社HITOOMOIの創業メンバーとして参画。食・健康にかかわるコンテンツ制作など幅広く活動中。誰かのための料理、労わる料理、作り手も気負わない料理を大切にしている。