ネックピローを使う効果やメリット 海外旅行の飛行機や家で使うなど使い方いろいろ
ネックピローとは、首まわりに装着することで首と頭の位置を自然な位置に整え、飛行機やバス、車などでの移動中の眠りをサポートしてくれる枕のこと。首枕と呼ばれることもあります。正しい使い方をすれば、首や肩への負荷を大きく軽減することができる便利なアイテムです。
座っていても体勢を崩さずに寝られるため、眠りから覚めたときに首のこりや肩こりを感じづらくなるはずです。移動中にぐっすり眠れると旅先で元気に活動できるので、ぜひ活用してみましょう。
もちろん、トラベル時だけでなく、自宅やオフィスで普段使いすることもできます。座ったまま短時間仮眠したいときや、会社での昼寝にも活躍しますよ。リモートワークが続いている方の疲れ対策にもぴったりです。
ネックピローの選び方 最強に使いやすいのは?
ここからは、ネックピローの選び方をご紹介します。
ポイントは下記のとおり。
【1】用途にあわせてタイプを選ぶ
【2】使い方にあわせて形状を選ぶ
【3】季節に合わせて選ぶのも大事!素材も意識しよう
【4】クッションタイプなら中材にも注目しよう
【5】洗濯できるものを選ぶ
【6】子ども用は月齢や年齢にあわせて選ぶ
上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】用途にあわせてタイプを選ぶ
ネックピローは、大きく分けて「空気を入れるタイプ」と「クッションタイプ」の2種類に分けられます。それぞれの特徴をみていきましょう!
移動時や機内への持ち運びに便利な「空気を入れるタイプ」
いわゆる空気枕です。軽量で、空気を抜けばコンパクトにたためるため、持ち運びしやすいのがポイント。空気の量によってネックピローのかたさを調節できます。
2種類の空気の入れ方があり、手動でポンプボタンを押して空気を注入する「ポンプ式」と「口で空気を注入」する方法です。前者はラクに膨らませられますが、多いのは後者の口でふくらますタイプです。自分にとって利用しやすいタイプを選ぶようにしましょう。
とにかく軽量でかさばらないことを重視する方には、こちらのタイプがおすすめです。
安定感にすぐれた「クッションタイプ」
低反発ウレタン、コットン、ポリエステルなどの詰め物を使ったクッションタイプ。安定感があり、首と頭をしっかり支えて肩や背骨の負担をやわらげてくれます。
構造上、どうしてもかさばってしまうので、とくに自宅や車で使うのにおすすめです。飛行機で使う場合は持ち運びしやすい収納袋やキャリーバーへの取り付けが可能かどうかを確認しておきましょう。
【2】使い方にあわせて形状を選ぶ
続いて、ネックピローに採用されているさまざまな形状を紹介します。U字型、J字型、枕型、変形型の4つに分けて紹介するので、それぞれの特徴を理解したうえで自分の使い方にあった形状を選びましょう。
U字型|寝るときに首まわりや後頭部をしっかり支える
首を包み込むU字型は、最もポピュラーな形状。首のまわりや後頭部をしっかり支えてくれます。首が前や横に過度に倒れこまなくなるので、まわりの乗客に迷惑をかけることを防いでくれます。
飛行機や新幹線で移動中、U字型のネックピローがあればリクライニングが倒せない場合もリラックス感を味わえるでしょう。
J字型|座った姿勢で快適に眠れる
首の後ろから頭を支えるU字型と違い、J字型は片側から顔と頭を包み込み、同時にあごをサポートして頭を支える点が特徴。
下からあごをやさしく包み込むので、座った姿勢で眠りにつきやすくなります。頭の揺れをおさえてくれるので、眠りから覚めたときに首や肩が痛くなるのを防いでくれますよ。
変形型|さまざまなシーンで多用途に使える
変形型は文字どおり、ねじったり曲げたり、丸めたりして、自由自在に使えるネックピローです。移動中だけでなくオフィスでも、枕代わりに、またフットレストとしてなど多目的に使えるのが特徴です。
自由度が高く、なかには首と腰を同時にサポートできるものもあり、リラックスできる使用方法を自分で探したい人にぴったりのネックピローです。
枕型|首だけでなく腰もサポート
枕型は、空気を入れるタイプでよく見かける、キャンプやアウトドアでも使用されることが多いアイテム。頭や腰のうしろに使うことで、体重のかかりやすい部分の負担を軽減できます。
目立ちすぎるネックピローは避けたい人にも、使いやすいシンプルな枕型の空気を入れるタイプなら、小さくたたんで持ち運びしやすいので、便利に多用途に使えます。
【3】季節に合わせて選ぶのも大事!素材も意識しよう
ネックピロー表面の素材も大事なチェックポイントです。
特に夏場の仕様なら、汗の原因となる熱がこもらない通気性のよい素材を選ぶのもよいでしょう。メッシュやパイル地のものは、汗をかいても乾きが早く、快適に使えます。一方で、冬など寒い時期は、ベロアやフリースのものがあたたかくておすすめです。
また、市販のネックピローはポリエステル製のものが多いですが、ムレやすいので長時間の使用には向きません。肌が敏感な人は、年間を通じて快適に使えるコットン素材のものを選ぶとよいでしょう。
【4】クッションタイプなら中材にも注目しよう
クッションタイプのネックピローの場合、中に使われている素材によって寝心地が変わります。中材に使われているのは、次のような素材。
・低反発ウレタン:沈み込みにくく弾力のあるもっちり質感
・ビーズ(マイクロビーズなど):ふにゃふにゃと優しくフィットする柔らかい質感
長時間同じ姿勢でいるなら、低反発ウレタン製のほうが疲れにくいでしょう。Yogiboなどに代表されるビーズクッションは、極上のフィット感がやみつきになります。お好みの寝心地から中材を選んでくださいね。
【5】洗濯できるものを選ぶ
ネックピローは、使用時に首や顔、髪の毛に直接触れるため、どうしても汚れてしまいがちです。汗や皮脂、メイクが付着してしまった際には、洗って清潔に保つようにしましょう。
頻繁に洗いたいなら、カバーを外して洗えるタイプを選ぼう
メイクやヘアセットをする方は、ネックピローにファンデーションやワックスが付いてしまうことがあるので、洗濯して清潔に保てるものを選ぶと良いでしょう。
カバーを外して洗えるタイプなら、カバーだけ洗ってすぐに乾きますし、クッションも傷めず長く使えます。頻繁に洗いたい方や綺麗好きの方はこのタイプを選ぶと良いです。
ズボラさんには、丸洗いできるタイプ
カバーを取り外せば洗えるタイプが多い中ですが、なかには丸ごと洗濯機で洗えるタイプもあります。
手間がかからないので、ズボラな方や忙しくて頻繁に洗えない方におすすめ。乾くまで少し時間がかかるのが難点です。
【6】子ども用は月齢や年齢にあわせて選ぶ
首がすわった赤ちゃんや小さな子供のために、チャイルドシート用のネックピローもあります。車で寝てしまうことの多い子ども用に、ひとつは持っておきたいアイテムです。車の発進や停車のときに、首がカックンとなってしまうことを防いでくれますよ。
子ども用のネックピローを探している人は、子どもの年齢や月齢にあう商品を選ぶようにしましょう。チャイルドシート用ネックピローの選び方やおすすめ商品については、下記の記事でご紹介しています!
ネックピローおすすめ11選 最強の着け心地を!
ここからは、ネックピローのおすすめ商品をご紹介します。
通気性と肌ざわりのよいコットンのカバー
内蔵ポンプで、最速30秒でふくらませることができます。排気弁のボタンを押すことで、好きな高さに調節可能。口を直接触れないので、清潔さを保てるのもポイントです。
人間工学にもとづいて設計されており首の曲線に沿うデザインのため、首や肩、背骨の負担を軽減します。
ネックピローカバーはコットン素材。洗濯をしていつも清潔に保てます。
収納ポーチとネックピローは合わせてたった140g
使用の際に、逆止弁(ぎゃくしべん)が作用するまでじゅうぶんに空気を吹き込めば、空気がもれない仕組み。空気枕ながら、人間工学にもとづいたデザイン設計を採用しているので、首の疲れや肩こりを和らげてくれますよ。
ポリエステル製のカバーは品質の高さを感じさせる肌ざわりのよさがポイント。カラー展開もおしゃれな6色から選べます。
クールマックス生地を使用した日本製ネックピロー
クールマックスは、汗などをさっと吸い取り、水分を蒸散させる特殊な生地です。生地のなかに水分をため込まないので、いつも涼しくドライな肌ざわりを保ちます。
また、側生地に10mmのウレタンが入っているので、クッション性もよく快適です。読書しながらという使い道もよいですね!
女性や子どもも使いやすいミニサイズ!
女性や子どもにおすすめの、小さめサイズのネックピローです。価格も安いため、とりあえずネックピローを使ってみたいという人も購入しやすいでしょう。
ロゴとキャラクターが散りばめられたデザインは、かわいいもの好きな人にぴったり! 使い終わったら空気を抜いて折りたたんでおくと、荷物のなかでも場所を取りません。コンパクトなネックピローを探している人は、ぜひチェックしてみてください。
ジェラピケのあのふわモコ素材がネックピローに!
高級感のある風合いが特徴のジャガードネックピロー。柔らかい肌触りとかわいいベア柄に、旅の疲れも癒されます。
専用の巾着袋が付属しているので、折りたたんでコンパクトに収納でき、旅行や出張などの際に便利に持ち運べます。プレゼントにもおすすめです。
視線を気にせず眠れる
寝ているときの顔を見られたくない人におすすめなのが、すっぽりと顔を包み込んで隠してくれるフード付きのネックピロー。厚めの枕が首をしっかり支え、フードが光や人の視線を遮るから、入眠・安眠しやすいのが特徴です。
枕は柔らかく首にフィットする低反発タイプ。カバーは取り外して洗えるので汗をかいてもお手入れ簡単です。
首が前に倒れにくい独自形状のネックピロー
ネックピローの内側が五角形になっており、首のまわりを360度しっかり支えてくれます。ネックピローの前後で厚みも異なり、前側を厚くすることで首の前倒れを防いでいるのもポイント。首の力を抜いても姿勢が安定するので、長時間でも疲れにくいです。
詰めものは、体の凹凸にぴったりフィットするパウダービーズを採用しています。
自由に曲げて、その状態でフィットするネックピロー
「もう少し形がこうなっていると快適なのに」という声に応えて開発された、自由に曲げられ、固定力を高めたネックピローです。曲げ具合を、自分の心地よいポジションに合わせて微調整できるのがポイント!
洗濯してもくたびれにくく、吸水性や通気性の高いコットンをピローカバーに採用しています。持ち運びしやすい収納袋付き。
丸洗いOK!アスリートのためのネックピロー
アスリートが最高のコンディションを維持できるように生まれたネックピロー。もちもちのクッションが首にフィットして、頭をしっかり支えます。
また、なんといっても丸洗いできることがポイント!カバーだけ洗えるタイプが多い中で、手間のいらない丸洗いできるクッションは、忙しくて頻繁に洗えないけれど、清潔に保っておきたい方におすすめです。
通気性と抗菌性を持つバンブー生地のピローカバー
メビウスの輪の形をした、多目的に使えるトラベルピロー。首や腰をサポートするためや、窓際にもたれかかる際のクッションとして使えるほか、頭のまわりに巻けば、アイマスクや遮音のためにも利用できます。
竹繊維のサラサラの肌ざわりと控えめな光沢が上品です。夏は涼しく、冬は暖かい高機能中綿で知られる3M社のシンサレートを使用。オールシーズン快適に使えるので、枕代わりとして家で使うのにもおすすめです。
リュックやキャリーケースに引っ掛けられる!
小さなビーズが体の凹凸にぴったりフィットする、寝心地のよいネックピローです。ストラップと首もとの2カ所にスナップボタンがついているので、快適に装着できるだけでなく、持ち運びもかんたん。
カバーは取り外して洗濯機で洗えます。ネックピローの使用頻度が高く、常にピローを清潔にたもちたい人にぴったりです。
日本人に合う機能性を追求した自由自在なピロー
日本人の体型に合わせてデザインされた、自由自在に形を変えて使用できるネックピロー。じゅうぶんな厚みで首をしっかり固定しつつ、フカフカしたさわり心地が気持ちいいです。
丸めて枕として、耳に当てて遮音、そのほかにもレッグウォーマー、アイマスク、リストレスト、ネック&バッククッションといった使い方も!
ツイストさせてふたりで仲よくネックピローとして使うことも可能です。
低反発素材のかわいいネックピロー
もっちりとした低反発素材が、やさしく首を支えてくれるネックピローです。表面は肌触りのよいふわふわ素材で、裏面はサラっとした肌触りの素材でできています。スナップボタンで留められるので、寝ているあいだにズレたり落ちたりしにくいのもポイント。
かわいいミッフィーのデザインは、かわいいものが好きな女性や子どもにぴったりです。かわいいネックピローを探している人は、ぜひチェックしてみてください。
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの人気ランキング ネックピローの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのネックピローの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
エキスパートからのアドバイス 参考にしよう!
自分がどのような場面でネックピローを使用するかしっかりとイメージしながら選ぶのがポイントです。たとえば、海外旅行で荷物が多い場合はコンパクトに携帯できる「空気を入れるタイプ」がおすすめ。
一方、車での移動や日帰り旅行など、大きなネックピローを持ち運べる場合は、クッションタイプがいいでしょう。
「寝やすさ」と「運びやすさ」を考えたあと、そのほかの要素を決めていくと失敗しにくいです。
移動時間を快適にするトラベルグッズも こちらもチェック!
ネックピローを利用して、長時間の移動を快適に過ごそう お気に入りは見つかりましたか?
移動時間を快適なものに変えてくれるネックピロー。自分にぴったりのネックピローがあれば、飛行機や電車、バスでの長旅も楽しくなることでしょう。
本記事では、ネックピローの選び方とおすすめ商品を紹介しました。それぞれの特徴を知ったうえで、お気に入りのネックピローを見つける参考にしてみてください。
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