「腰枕」のおすすめ商品の比較一覧表
腰枕とは 睡眠時にかかる腰への負担を軽減する効果が
腰痛持ちの方にとって痛みが軽減できる腰枕。柔らかいタイプのものならベッドだけでなく、椅子やソファーなどでくつろぐ時にも便利ですね。
朝起きると腰が痛いという方におすすめしたい「腰枕」。マットレスと腰の隙間を埋めることで、腰の痛みを抑える効果が期待できます。
腰枕には高さが調整できるものから、ずれにくい腰に巻くタイプなどさまざまな特徴のものがあります。腰痛の悩みがある方は、自分にぴったりの腰枕をチェックして、睡眠環境を見直してみましょう。
腰枕の選び方 失敗しない!腰痛の改善や睡眠の質を高める
腰枕にはさまざまな種類やタイプがあります。ポイントは下記の6つ。
【1】マットレスに合わせて硬さを選ぶ
【2】タイプ
【3】高さや厚み調整ができるものが便利
【4】幅が60cm以上のものなら寝返りしても安心
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】マットレスに合わせて硬さを選ぶ
腰枕の硬さは、ふだん利用しているマットレスの硬さに合わせて選んでみましょう。
柔らかいマットレスには高反発の固めがおすすめ
柔らかいマットレスを利用していると、体重のある腰からお尻まわりのマットレスとの接点が沈みやすくなります。もし沈んでしまっているようであれば、腰部分をしっかり支えることが大事ですので、硬めの高反発の腰枕がおすすめです。
固めのマットレスにはフィットしやすい低反発の柔らかめがおすすめ
硬いマットレスを利用していると体重が軽くて、身体が沈まずに腰が浮いて反ってしまうことがあります。その場合には、腰との隙間にフィットしやすいように、低反発の柔らかい腰枕がおすすめです。
【2】タイプで選ぶ
腰枕は、使い方の違いにより「敷くタイプ」「巻くタイプ」「椅子の背もたれに立てかけるタイプ」の3種類があります。簡単に特徴をみておきましょう。
マットや布団に敷くタイプ
寝るときに使うのが「敷くタイプ」で布団やマットの上において使用します。腰のカーブに合わせて高さを選んでいきます。寝相の悪い人だと腰枕が腰の位置から外れてしまったり、腰枕が動いてしまったりすることも。腰枕を布団に固定して置けるものなども発売されています。
ズレずに使える腰に巻くタイプ
腰枕には、動いてもズレにくい腰に巻くタイプもあります。マジックテープでかんたんに身体に固定できるので、寝返りをうっても外れてしまうことがなく、どんな体勢でも朝までしっかりサポートしてくれます。
持ち運びにも便利なので、旅行や出張時にもおすすめのタイプです。夏場に使用する場合には、ムレにくく通気性のいいものや、洗濯のできるタイプを選びましょう。
椅子の背もたれに立てかけるタイプ
椅子に座っているときに腰と背もたれの隙間を埋めて、腰への負担を軽減してくれるのがイス用の腰枕です。長時間のオフィスワーク時、旅行などの移動時などはもちろん普段からイスやソファに座るときにも有効です。このタイプは、イスの形状に合わせて最適な腰枕の形状が変わるのがポイント。それぞれのシーンで最適な腰枕を用意するのがベターです。
【3】高さや厚み調整ができるものが便利 妊娠中の女性にもおすすめ
腰枕の適切な高さは、体型によって人それぞれ。自分にフィットする高さが分からない方には、高さが調節できる腰枕がおすすめです。シートや中材を取り出して調整できるタイプを選べば、自分にぴったりの高さに合わせて快適に使用することができます。
とくに妊娠中の女性は、お腹が大きくなるにつれて腰への負担がかかりやすく、腰痛の悩みも多くなりがちです。月齢ごとに体型が変化する妊婦さんも、高さ調節ができるものなら、状態に合わせて活用することができるでしょう。
【4】幅が60cm以上のものなら寝返りしても安心
腰枕の幅が狭すぎると寝返りがしずらく、睡眠を妨げてしまう場合も。スムーズな寝返りができなかったり、腰枕から落ちてしまったりすると、かえって腰痛が悪化してしまう恐れもありるため、幅のあるものを選びましょう。
ネットなどで購入する場合には、横幅が60cm以上あるものを目安に探してみてください。また、体の大きい方は腰枕も幅広のものを選ぶといいでしょう。
腰枕は高さと硬さに注目して選ぶ ルームコーディネーターによるアドバイス
整理収納コンサルタント/暮らしコーディネーター
腰枕を選ぶ際に大切なポイントは、高さと硬さです。腰枕の高さは、高すぎると腰の痛みを増強してしまい、低すぎてもあまり意味がありません。高さが合うか不安な場合は、調節できるタイプを選ぶといいでしょう。
硬さも適したものでないと余計に腰への負担がかかります。マットに合うもの、適度な硬さのものを選びましょう。
また、寝返りによって外れる場合もあるので、サイズにゆとりがあるものか、巻くタイプがおすすめです。
おすすめの腰枕メーカー
人気のあるおすすめの腰枕メーカーをご紹介します。寝具全般を扱っているので、そのほか寝具まわりの商品を購入するときにも参考にしてみてはいかがでしょうか。
昭和西川
創業450年の日本の老舗寝具専門店。ロングセラー商品である“ムアツふとん”をはじめ独自の製品開発を行い、良質な眠りを提供しています。もの作りへのこだわりと追及し、健康への欲求が大きくなっている世の中に、より良い睡眠と健康を提供しています。
テンピュール
NASA(米国航空宇宙局)が開発した素材テンピュール。その素材は独自の特性で体温と体圧を完治し、ゆっくり沈み込み体の一点に集中しがちな圧力を均一に分散させます。テンピュールは世界80ヵ国で愛用される、最高の睡眠のためのマットレスとピローのブランドです。
オーシン
自社工場で、商品の企画から製造、卸売、販売まで一貫した生産体制を整えることで、用途や規模に合わせた、小ロット生産やオーダーメイド商品の開発製造までを可能にしています。高品質な寝具メーカーとしての地位を築いています。
腰枕のおすすめ13選 【評判の人気ブランド・メーカー】昭和西川、テンピュール、MOGU、眠り製作所ほか
腰枕のおすすめ商品をご紹介。求める条件に合ったぴったりのものを見つけてみてください!
整理収納コンサルタント/暮らしコーディネーター
眠り製作所『ここにも枕』は、幅広の腰枕でゆとりをもって腰を支えてくれます。
中材のナチュラルパイプは量を調整可能なので、使う際に、ちょうどいい高さに調整することができるのはうれしいポイントです。

整理収納コンサルタント/暮らしコーディネーター
昭和西川『美睡眠 こしまくら』は、適度な硬さと安定した厚み、すっぽりと腰を包むような形状で、満足度の高い使い心地が期待できます。
安定感も高いことから、デスクワークが多い方にもおすすめです。

整理収納コンサルタント/暮らしコーディネーター
オーシン『温熱腰まくら』は、巻くだけで腰の凹みにフィットする腰枕です。きちんと固定されることで、寝返りを打ってもずれることなく体圧を分散し、睡眠中の腰への負担を減らします。
冬は暖かく腰回りを温め、より心地良い眠りにつくこと間違いなしです。

通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 腰枕の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの腰枕の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
自宅のバスタオルで簡単できる腰枕のつくり方
自宅で仕事される方も増えていると思います。長時間慣れない環境で仕事をしていると、姿勢が悪くなったり、ストレスもたまりますよね。そんなときに、自宅にあるバスタオルで簡単に腰枕をつくることができます。
用意するものは、大きめのバスタオル、ヒモ、ハサミ。作り方は簡単です。バスタオルをきつめに折りたたみ、丸めたタオルの両端をヒモで結び固定するだけです。このとき直径は15センチ程度がベストです。あっという間に腰枕の完成です。
利用方法の応用編として首の下に置くと、首コリ枕の代用にもなりますよ。
腰枕以外の枕もチェック!
腰の下に敷いたり、腰に装着する腰枕をご紹介しましたが、腰と同じくらい首や肩こりに悩む人は多いと思います。そんな方たちには磁器枕や首コリ枕がおすすめです。
腰枕を使用する際に気を付けたいポイントは、「不自然な寝姿勢にならないように使うこと」です。人の理想的な寝姿勢は、背骨が軽いS字を描き、横にずれずまっすぐになる直立姿勢に近い状態。腰枕を使うと腰回りの隙間を埋めることができるので、理想的な姿勢に近づくため腰痛を予防できます。
しかし、高さの合わない腰枕を使用すると逆に不自然な寝姿勢になり、腰痛を悪化させる原因にもなります。直立姿勢をベースに、無理のない姿勢で寝られる腰枕を探してみましょう。
【関連記事】腰枕に関連する記事をご紹介
編集部まとめ 高さと硬さが基本で洗濯のしやすさにも注目!
腰枕のおすすめ商品をご紹介しました。
腰枕を選ぶ際は、好みの使用感に合ったタイプや形状を選びましょう。また、自身に合った高さや硬さのものを選ぶことも重要です。腰枕のサイズや通気性、洗濯のしやすさにも着目して比較検討してみてください。
目的にあったお気に入りの腰枕を見つけて、腰痛対策に役立ててくださいね。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
株式会社クラシングR 代表取締役 化粧品会社勤務、看護師を経て転職。 整理収納コンサルタント、住宅収納スペシャリスト、時短家事コーディネーター(R)expert他、資格有。 出版書籍6冊、掲載誌は130冊を超える。 専門家として「サタデープラス」「ZIP!」「ラヴィット!」などメディア出演も多数。 SNS総フォロワー19万人のインフルエンサーとして暮らしを提案、執筆、講演、SNSコンサル業務、ショップ経営など幅広く活動している。