車用シートクッションの選び方 機能性もおしゃれも大事!
カージャーナリストの松村 透さん監修のもと、車用のカークッションを選ぶときのポイントをご紹介します。ポイントをチェックして自分に合った車用のカークッションを選びましょう。
取りつける目的に合うものを選ぼう
カージャーナリスト
「愛車のシートが体型に合わないのでシートクッションで調整したい」、「ホールド性を高めたい」、「通気性をよくしたいなど、求める用途によって選ぶべきシートクッションはまったく異なります。裏を返せば、それだけ選択の幅が広いということ。
なので、シートクッションを選ぶうえで、目的や用途を整理してから目的に合ったものを探すのがおすすめです。ものが大きいだけに、いざ買ってみたけれど使わない……となった場合、意外と対処が面倒なので注意しましょう。
クッションの形状・タイプで選ぶ
カージャーナリスト
体全体はもちろん、背中や腰、お尻など、体のどの部分にクッションを当てたいかで、求めるシートクッションの選び方が変わってきます。
特に、長距離を運転する機会が多い方、腰痛持ちの方は、シートクッションというよりも腰のサポートをしてくれるような機能を重視した方がいいかもしれません。
なお、運転席のシートがへたると、それだけ体への負荷が大きくなります。多少値が張ったとしても、腰や体全体をきちんと支えるシートクッションを選んでおきたいところです。
車用シートクッションの形状には、大きく分けて3タイプあります。それぞれの特徴を見て、合うものを選びましょう。
腰当てタイプ・シートタイプ
運転中に腰が痛くなってしまう人は、現在の車のシートが腰にフィットせず、腰痛の原因になっている可能性があります。このため、腰や背中をサポートする「腰当てタイプ」を選びましょう。腰や背中を中心にカバーでき、腰痛対策につながります。
腰にかぎらず、全体的にフィットしていないという場合は「シートタイプ」がおすすめです。首から背中、腰、お尻にかけてサポートしてくれるので、ホールド感があります。
座布団タイプ
長時間座っていてお尻が痛くなったり、凝ってしまうという人は「座布団タイプ」を選んでみましょう。座席の上にのせるだけのシンプルなタイプで、高さ調節にもなります。運転時の振動によってお尻が凝ってしまう原因となるため、座布団タイプのシートクッションを敷くことで快適度がアップしますよ。
首固定タイプ
首や肩が凝りやすい人は、運転中に無意識に首が前に出過ぎてしまったり、肩に力が入っている可能性があります。そういった場合は、シートのヘッド部分に設置する「首固定タイプ」のクッションがおすすめ。首・肩まわりをサポートすることで、正しい姿勢を取りやすくなり、ラクに運転できるようになります。
低反発・高反発で選ぶ
シートクッションのやわらかさも重要なポイントです。
高反発素材は、反発力が強いので弾力性が高く、正しい姿勢を保ちやすいです。へたりにくいので長期で使えるのもメリット。ほどよいかたさを求める人に向いています。反発力が高いぶん、フィットしないと居心地悪く感じてしまう場合があります。
一方、低反発素材はやわらかく反発力が弱いぶん、自分の体型に合わせて沈み込むのでフィット感があります。包み込まれるようなやわらかさを求める方におすすめ。ただし、人によっては沈み込みすぎて安定感を感じられないケースがあります。
そのほかの機能性で選ぶ
温度調節機能
車内の温度は季節によって大きく変化するもの。温度調節機能付きの車用シートクッションなら、1年中快適に過ごせます。
たとえば、夏は涼しい風を送れる「ファン内蔵型」や「接触冷却タイプ」だと快適です。冬の寒い時期は「ヒーター機能」で暖房があたたまるまで寒さに耐得る必要がありません。これらの機能は商品説明に記載がありますので、ぜひチェックしてみてください。
通気性で選ぶならメッシュ素材
座席シートのムレが気になるという方は、メッシュ素材の車用シートクッションを選びましょう。サラッとした素材ではりつかず通気性がよいので、汗をかきやすい蒸し暑い時期でもムレを軽減してくれます。
洗えるものだと衛生的
カージャーナリスト
シートクッションは、ドライバーが運転席に座っているあいだ、常に背中やお尻などに触れていることになります。
そうなると気になってくるのがにおいに関する問題。特に夏場は汗を吸収してしまうため、よりにおいがきつくなってしまいます。
そのため、シートクッションのカバーを取り外して洗えるタイプがおすすめです。できれば、クッション本体も、洗濯は難しいとしても、洗剤を溶かしたぬるま湯につけてもOKなタイプだと理想的です。
車用シートクッションおすすめ11選 腰痛対策にも!
うえで紹介した車用カークッションの選び方のポイントをふまえて、カージャーナリストの松村 透さんと編集部で選んだおすすめ商品を紹介します。
シートクッションは多くのメーカーよりさまざまな特長を持った商品が販売されています。こちらの記事を参考に、軽自動車、スポーツカー、SUV、トラックなど、自分の愛車と体に合ったシートクッションを使用することで、運転を楽しくしましょう。

IKSTAR 『腰楽クッション 低反発ランバーサポート オフィス』


















出典:Amazon
サイズ | 縦36×横41×厚さ12cm |
---|---|
素材 | 本体:ポリエステル、カバー:通気メッシュ |
対応部位 | 背中、腰 |
カラー | ブラック |

Aoomiya 『腰痛クッション 車 上下ゴムバンド付き』














出典:Amazon
サイズ | 縦50×横42×厚さ8cm |
---|---|
素材 | 本体:低反発ウレタンフォーム、外カバー:ポリエステル、インナーカバー:ポリエステル |
対応部位 | 背中、腰 |
カラー | ブラック |

Unittoo『新世代 アーチ型ランバーサポート』
![(ヨニトオ)Unittoo低反発座布団冬用クッション椅子車用滑り止めお尻クッション[腰痛対策/坐骨神経痛/体圧分散/骨盤サポート/姿勢矯正]Black](https://m.media-amazon.com/images/I/31NaMVH8rFL.jpg)
![(ヨニトオ)Unittoo低反発座布団冬用クッション椅子車用滑り止めお尻クッション[腰痛対策/坐骨神経痛/体圧分散/骨盤サポート/姿勢矯正]Black](https://m.media-amazon.com/images/I/513vGZscTdL.jpg)
![(ヨニトオ)Unittoo低反発座布団冬用クッション椅子車用滑り止めお尻クッション[腰痛対策/坐骨神経痛/体圧分散/骨盤サポート/姿勢矯正]Black](https://m.media-amazon.com/images/I/51KYjHWBQ8L.jpg)
![(ヨニトオ)Unittoo低反発座布団冬用クッション椅子車用滑り止めお尻クッション[腰痛対策/坐骨神経痛/体圧分散/骨盤サポート/姿勢矯正]Black](https://m.media-amazon.com/images/I/41Dt1-3mbAL.jpg)
![(ヨニトオ)Unittoo低反発座布団冬用クッション椅子車用滑り止めお尻クッション[腰痛対策/坐骨神経痛/体圧分散/骨盤サポート/姿勢矯正]Black](https://m.media-amazon.com/images/I/41YSCKhqsxL.jpg)
![(ヨニトオ)Unittoo低反発座布団冬用クッション椅子車用滑り止めお尻クッション[腰痛対策/坐骨神経痛/体圧分散/骨盤サポート/姿勢矯正]Black](https://m.media-amazon.com/images/I/51hs15IlQsL.jpg)
![(ヨニトオ)Unittoo低反発座布団冬用クッション椅子車用滑り止めお尻クッション[腰痛対策/坐骨神経痛/体圧分散/骨盤サポート/姿勢矯正]Black](https://m.media-amazon.com/images/I/51RxFReWeYL.jpg)
![(ヨニトオ)Unittoo低反発座布団冬用クッション椅子車用滑り止めお尻クッション[腰痛対策/坐骨神経痛/体圧分散/骨盤サポート/姿勢矯正]Black](https://m.media-amazon.com/images/I/31NaMVH8rFL.jpg)
![(ヨニトオ)Unittoo低反発座布団冬用クッション椅子車用滑り止めお尻クッション[腰痛対策/坐骨神経痛/体圧分散/骨盤サポート/姿勢矯正]Black](https://m.media-amazon.com/images/I/513vGZscTdL.jpg)
![(ヨニトオ)Unittoo低反発座布団冬用クッション椅子車用滑り止めお尻クッション[腰痛対策/坐骨神経痛/体圧分散/骨盤サポート/姿勢矯正]Black](https://m.media-amazon.com/images/I/51KYjHWBQ8L.jpg)
![(ヨニトオ)Unittoo低反発座布団冬用クッション椅子車用滑り止めお尻クッション[腰痛対策/坐骨神経痛/体圧分散/骨盤サポート/姿勢矯正]Black](https://m.media-amazon.com/images/I/41Dt1-3mbAL.jpg)
![(ヨニトオ)Unittoo低反発座布団冬用クッション椅子車用滑り止めお尻クッション[腰痛対策/坐骨神経痛/体圧分散/骨盤サポート/姿勢矯正]Black](https://m.media-amazon.com/images/I/41YSCKhqsxL.jpg)
![(ヨニトオ)Unittoo低反発座布団冬用クッション椅子車用滑り止めお尻クッション[腰痛対策/坐骨神経痛/体圧分散/骨盤サポート/姿勢矯正]Black](https://m.media-amazon.com/images/I/51hs15IlQsL.jpg)
![(ヨニトオ)Unittoo低反発座布団冬用クッション椅子車用滑り止めお尻クッション[腰痛対策/坐骨神経痛/体圧分散/骨盤サポート/姿勢矯正]Black](https://m.media-amazon.com/images/I/51RxFReWeYL.jpg)
出典:Amazon
サイズ | 縦51×横43×厚さ12cm |
---|---|
素材 | 本体:低反発ウレタンフォーム、カバー:ポリエステル |
対応部位 | 背中、腰 |
カラー | ブルー、ピンク、コーヒー |

ボンフォーム 『クールジェット ダブル』


















出典:Amazon
サイズ | 縦103×横48cm |
---|---|
素材 | 本体:ポリエチレン、EVA、ウレタンフォーム |
対応部位 | 背中、腰、臀部 |
カラー | ブラック |

Mission Praise『RS-1 リバースポルト Model REVERSPORT RS-1』






出典:Amazon
サイズ | - |
---|---|
素材 | バックフレーム・アウターフレーム:ミラブランクレイヤー、中材:ウレタン、表皮:ダブルラッセル立体メッシュ生地 |
対応部位 | 肩、背中、腰、臀部 |
カラー | セピアオレンジ、ゴールドキャメル、グリーングレー、ミラノレッド、メタルブルー、カモフラージュ |

RAKU『シートヒーター 加熱 冷却 マッサージ 12V』














出典:Amazon
サイズ | - |
---|---|
素材 | - |
対応部位 | 肩、背中、腰、臀部 |
カラー | ブラック |

テンピュール『シートクッション』














出典:Amazon
サイズ | 縦42×横40×厚さ5cm |
---|---|
素材 | カバー表面、側面:ポリエステル、カバー底面:ポリエステル、綿、コーティングポリウレタン |
対応部位 | 臀部 |
カラー | ダークブルー |

プロファクト『シートクッション』












出典:Amazon
サイズ | - |
---|---|
素材 | - |
対応部位 | 肩、背中、腰、臀部、足 |
カラー | ブラック |

エクスジェル『ハグドライブ スリムクッション』






















出典:Amazon
サイズ | 背:縦34.5×横28.5×厚さ1.8cm、腰:縦18.8×横45×厚さ5.5cm、座:縦41.3×横42.5×厚さ3cm |
---|---|
素材 | 表材:ポリエステル、ウレタンフォーム 中材:エクスジェル(合成ゴム)、ウレタンフォーム等 |
対応部位 | 背中、腰、臀部 |
カラー | ブラック、グレー |

エクスジェル 『ハグドライブ シート/バッククッション』










出典:Amazon
サイズ | バッククッション:背 縦31.5×横35×厚さ3.5cm他、シートクッション:縦46×横48×厚さ4cm |
---|---|
素材 | 表材:ポリエステル、ウレタンフォーム 中材:エクスジェル(合成ゴム)、ウレタンフォーム 裏材:滑り止め加工付きナイロン等 |
対応部位 | 背中、腰、臀部 |
カラー | ブラック、グレー |
『低反発 シートクッション』
















出典:Amazon
サイズ | 50×47×3cm |
---|---|
素材 | ウレタンフォーム、通気メッシュカバー |
対応部位 | 臀部 |
カラー | ブラック |
「車用シートクッション」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 車用シートクッションの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの車用シートクッションの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
タクシードライバーにおすすめを聞いてみる ワンポイントアドバイス
カージャーナリスト
タクシードライバーといえば、長時間にわたって運転席に座る機会が多い仕事のひとつです。それだけに、お気に入りのシートクッションを使っている方を見かけることもしばしば。
もし、タクシーに乗る機会があったら、思い切って運転手さんに質問してみることをおすすめします。
たいていの運転手さんが懇切(こんせつ)ていねいにおすすめのシートクッションを教えてくれるはず。まさに口コミで得られる情報です。
疲労軽減が目的の場合は体にあうものを カージャーナリストより
カージャーナリスト
クルマに装着されているシートはもちろんのこと、シートクッションを含めて、汎用品(はんようひん)として設計されています。つまり「ものに対して体が合わせる」必要があります。
長時間にわたって我慢した状態で使い続けていると、無意識のうちに体にダメージが蓄積されていきます。もし、疲労軽減が目的でシートクッションを選ぶのなら、妥協せず体にあうものを見つけ出してください。
1度では見つからないかもしれません。多少の出費は覚悟のうえで、何度か買い替える必要が生じるかもしれませんが、何よりもご自身の体を守るための投資だと思って、納得のいくシートクッションを見つけ出してください。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページなどで商品情報を確認できない場合は、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※マイナビおすすめナビでは常に情報の更新に努めておりますが、記事は掲載・更新時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。修正の必要に気付かれた場合は、ぜひ、記事の下「お問い合わせはこちら」からお知らせください。(制作協力:やきさんま、掲載:マイナビおすすめナビ編集部)
※2020/11/25 コンテンツ追加・修正のため記事を更新しました(マイナビおすすめナビ編集部 下田結賀子)
※2021/1/28 本文修正のため、記事を更新しました。(マイナビおすすめナビ編集部 西原みなみ)
輸入車の取扱説明書の制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトのリニューアルを担当し、Webメディアの面白さに目覚める。 その後、大手飲食店ポータルサイトでコンテンツ企画を経験し、2013年にフリーランスとして独立。現在はトヨタ GAZOO愛車紹介の監修・取材・記事制作、ベストカー誌の取材等で年間100人を超えるオーナーインタビューを行う。 また、輸入車専門の自動車メディア・カレントライフの編集長を務める。現在の愛車は、2016年式フォルクスワーゲン ゴルフ トゥーランと1970年式の古いドイツ車。妻と、平成最後の年に産まれた息子、動物病院から譲り受けた保護猫と平和に(?)暮らす日々。