耳栓の効果やメリット どんな時に使える?
耳栓にはさまざまな使い方と多くの需要がありますが、最大のメリットは、騒音や雑音をカットできること。遮音できることで、いびきや生活音が気になって眠れない睡眠時や仕事・勉強に集中したいときに活躍します。
また、騒音から耳を保護するので、ライブや工事現場などで大きな音にさらされ続けることによる耳へのダメージを防いでくれるアイテムでもあります。さらに、入浴時やプール、飛行機の離着時に起こりがちな耳の違和感を軽減できるタイプもあります。
ただし、合わない耳栓を付けてしまうと痛みを伴う場合も。特に、長時間付ける際には、自分にあった種類の耳栓を選んでおくことが重要です。
耳栓の選び方 ポイントをおさえよう!
いろいろな種類がある耳栓。どんな耳栓を選べばいいのかは、希望する使用感や使用目的などによって変わってきます。そこでまずは、豊富な種類のなかから自分に合う耳栓をみつけるために、耳栓の選び方を紹介していきます。
【1】耳栓の種類
【2】遮音性の数値
【3】使う場所
【4】サイズ
それぞれ詳しく解説しているのでチェックしましょう!
【1】耳栓の種類から選ぶ
耳栓に使われている素材にはいくつかの種類があり、その素材によって特徴も異なります。痛くない耳栓が欲しいのか、遮音性の高い聞こえない耳栓が欲しいのかなど、欲しいものをイメージしておきましょう!
長時間の使用には、耳穴にフィットする「スポンジタイプ(フォームタイプ)」
耳栓といえば、古くからあるスポンジタイプ(フォームタイプ)を想像する方も多いかもしれません。
スポンジタイプ(フォームタイプ)の特徴は、フィット感がよいこと。収縮素材なので、それほどサイズを気にする必要がありません。耳に押し込むだけでかんたんに使用でき、耳の違和感を感じにくいところもポイント。圧力をかけると形が変化するので、耳に負担が少なく寝るときにも付けやすくなっています。また、安価な商品が多いのも特徴です。
一方で、プールやお風呂では水がしみこんでしまうため、防水目的には向いてません。
水に入るなら、耳の穴を覆う「シリコン粘土タイプ」
シリコン粘土タイプの耳栓は、耳の穴に入れるのではなく、耳の穴の周辺を包み込むことで周囲の音を遮断する耳栓です。耳の穴をカバーするので、プールやお風呂でも水が入ってくるのを防ぎます。また、シリコン耳栓のため、洗うことができ清潔に保つことができるのもポイント。
遮音性はほかのタイプに比べるとやや劣りますが、長時間使用しても耳が痛くなりにくい特性があります。耳栓の異物感が気になりやすい方には重宝する耳栓です。
ただし、シリコン製なので耳垢やほこり、髪の毛がくっついてしまうのが気になってしまう可能性もあります。
軸のついた「フランジタイプ」
フランジタイプの耳栓は軸が付いていて、耳から取り外ししやすい形状のタイプです。また、耳に差し込む部分がひれ状の層になっているため、耳の穴に差し込むこととキュッと縮んで密着し、騒音をより遮断してくれます。
素材はシリコン製が多いですが、スポンジ製と比べると硬いので、慣れるまで違和感を感じるかもしれません。長時間の使用には、小さめのサイズや柔らかいものを選ぶのが良いでしょう。
イヤホンのように使える 「イヤホンタイプ」
見た目はイヤホンそのもので、別名デジタル耳栓とも呼ばれている新しいタイプの耳栓です。
周囲の騒音をイヤホンのマイクで集音し、逆位相の音を再生することで騒音を相殺します。単調な騒音ほど効果が高い特徴があり、騒音対策にはうってつけです。ノイズキャンセリング機能もあり、使い勝手はよいでしょう。
一時的な音、たとえば呼びかけなどは普通に聴こえます。
【2】遮音性の数値で選ぶ
遮音性の数値は、「SNR◯◯dB」や「NRR◯◯dB」で表記されます。耳に入る騒音レベル=実際の騒音レベル-耳栓のSNR値となるので覚えておきましょう。
なお、NRR値は目安としてSNR値+5dBほどとなっています。
騒音レベルは睡眠時は40dB以下、日常生活では85dB以下に

Photo by マイナビおすすめナビ

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耳に届く騒音のレベルを適切に抑えて快適に過ごせるように、使うシーンに合わせたNRR値(SRR値)を選びましょう。快適に過ごせる騒音レベルと適切なNRR値、SRR値の目安は上記のとおりです。
製品によって、音を遮る能力はさまざま。遮音性能には、欧州で使われる「SNR」と、北米で使われる「NRR」という指標が存在します。
たとえば洗濯機の音が約70dBなら、SNR30dBの耳栓をつけると約40dBまで静かになるということです。
遮音性能は「SNR◯◯dB」と表記されます。SNRとNRRは、測定する周波数や計算方法に違いがあるため、SNR=NRRではないので注意。
日本ではふたつが混在しています。
数値が高ければ高いほうが遮音性にすぐれますが、精密かつ複雑につくられていることもあり、装着感が気になるかもしれません。
【3】使う場所に合わせて選ぶ
使用目的によって最適な耳栓は異なります。材質や形状で遮音できるノイズの周波数や使用可能な環境が異なるため、オールマイティーな役割を果たす耳栓は存在しないものと考えておいたほうがよいでしょう。
騒音対策ができる完全遮音のものを探しているのか、睡眠時のいびきが聞こえなければよいのか基準を決めると失敗も少なく済むでしょう。
勉強・オフィスで集中を保ちたいなら「装着感」のいいものを
オフィスで目の前の仕事に集中したい。また、カフェや自習室などで勉強に集中したいときもありますよね。周囲の雑音はできるだけおさえたいところですが、人間は完全な無音だとかえって集中できないという習性もあります。したがって、完全防音ではなくある程度雑音の音量を下げてくれて、装着感のよいものが好ましい耳栓のタイプになります。
スポンジタイプ、フランジタイプで遮音性能がNRR33以上のものが目安になります。
ライブやゲーセンなどで使うなら「サウンドフィルター付き」を
ライブ会場やゲームセンターなど、騒音は軽減したいけれど、必要な音はしっかりと聴きたいシーンがあります。そういった場合には、サウンドフィルターつきの耳栓を使いましょう。
不快な騒音は軽減しながらも、人の話し声や楽器が発する音だけが聴き取りやすくなるため、騒音のなかで会話をしなければいけない工事現場や工場などに最適な耳栓です。ライブ用耳栓なんかもあるので、候補に加えてもよいでしょう。
水泳などで使うなら「防水機能付き」を
水泳のときに耳栓を使う目的は、耳に水が入らないようにするためです。そのため遮音性ではなく、耐水性・防水性が重要になります。
水泳に適した耳栓には、より耳を密閉できるプラグ・フランジタイプが多く、材質も一般の耳栓と異なる場合が多い特徴があるため、「水泳用」と記載された耳栓を使いましょう。
もちろん水洗いができるので、清潔に使い続けることができます。
飛行機や新幹線で使うなら「気圧調整機能付き」を
飛行機の上昇・下降時や、新幹線のトンネルで耳が詰まるような症状は、気圧変化によって起こります。
頻繁に飛行機・新幹線での長距離移動をされる方は、気圧コントロール機能がついている耳栓を選ぶことで、耳の圧迫感を軽減して、移動時間を快適に過ごすことができるでしょう。
【4】耳穴のサイズにフィットするものを選ぼう
自分の耳に合わないサイズの商品を選ぶと、耳に入らなかったり、遮音効果が下がったりしてしまいます。自分の耳の穴のサイズを測って把握してから、それに合う商品を選ぶと耳にしっかりフィットする装着感を得られますよ。
スポンジタイプ(フォームタイプ)はサイズを調整しやすいですが、フランジタイプやイヤホンタイプはあまり変形しません。自分の耳の穴のサイズに合うものを選ぶか、いくつかのイヤーピースがセットになっていて、ぴったりのサイズに交換できるものを選ぶようにしましょう。
不眠への対策方法として耳栓を取り入れてみよう 眠りの専門家からのアドバイス
寝つきが悪かったり、途中で目が覚めてしまうことの対策として、耳栓は有効な手段のひとつです。寝室の窓を二重窓にしたり、防音カーテンを設置したりするよりも手軽に取り入れられます。
その一方で、耳に異物を入れているという不快感から、余計に寝苦しさを感じることもあります。そのため、自分の耳に合う耳栓を選ぶことが大切です。また、40dB以上の騒音がないのにちょっとした物音で目覚めてしまう方は、そもそもの眠りの質が悪い可能性があるので、眠りの質を高める対策をすることがまず必要になってくるでしょう。睡眠時には姿勢が変わりやすく横向きになった際に、耳栓が邪魔にならないものを選ぶと睡眠の妨げになりません。
耳栓のおすすめ商品を紹介
選び方をもとにした、耳栓のおすすめ商品をタイプ別に紹介していきます。
おすすめ7選【スポンジタイプ(フォームタイプ)】 睡眠用や仕事・勉強用にはこちら!

水で洗えて衛生的なのに高い遮音性
耳のなかに入れるのだから、できるだけ清潔なものを使用したいところ。こちらは水洗いできるため、毎日気持ちよく使用することができる耳栓です。
NRR29dBなので「FLO-TEK」よりも上の遮音性能が期待できます。
大きすぎない形状ですが、耳からは出っ張ってしまうので寝返りの際に枕に触れて取れてしまう可能性は否めません。
横になって眠れない環境や大きく寝返りを打たない仮眠や昼寝での使用に向いています。衛生面が気になる方にもおすすめです。
騒音作業で大活躍! 信頼の3M製業務用耳栓
化学・電気素材で有名な3M社の業務用の耳栓です。軟質ウレタンフォーム製の耳栓で、33dBの高い遮音性が特徴。
中間部にオレンジ色のラインが設けられ、確実に挿入できているか確認できるようになっています。
建設重機や加工機械が発生する大音量を効果的にカットしながら、仕事中に長時間つけていても違和感がないように設計された耳栓です。小型なので女性でもしっかりと装着することができます。
世界の耳栓屋 MOLDEXのお試しセット
MOLDEX(モルデックス)はアメリカに本拠をおく労働安全衛生保護具メーカー。医療や軍事にも採用されるさまざまな衛生保護具を生産しています。
耳栓にも定評があり、この商品はモルデックスの耳栓8種をお試しできるセットです。
アメリカサイズであるため、日本人には少し大きめかもしれませんが、形状やかたさの異なる8タイプの耳栓を試して、自分にマッチした耳栓を探せるのは大きなメリットです。もでルックスの中でも人気の「メテオ」はメテオレギュラー、メテオスモールが入っています。
素材にはスポンジよりも密度が高く、遮音性の高い発泡ウレタンを使用。低反発タイプなので、耳への圧迫感が少ないのも特徴です。
NRR32dBと高めの遮音性を誇る耳栓
NRR32dBと高めの遮音性を誇る耳栓で、レギュラーサイズなので幅広い年代の方が使用できる商品でしょう。
縦型のコンパクト携帯ケース付きで、ケースには紐やキーホルダーなどを引っ掛けられる便利な穴があります。
ちょっとした移動や集中したいときなど、さまざまなシチュエーションに対応してます。
高品質の使い捨て耳栓
航空宇宙産業や軍需の特殊素材も取り扱うアメリカの多国籍企業ハネウェル社を母体にもつ、ハワードレイト社の耳栓です。
この耳栓は一般的なウレタンフォームで成形された、使い捨て耳栓のスタンダードモデル。独自のつり鐘形状で耳の入り口まで覆い、すぐれた遮音性を発揮します。聴覚過敏の方でも安心して利用できるでしょう。
ハワードレイトは、教育現場や作業現場での聴覚保護に力を入れており、使用者それぞれが最適な遮音性能を得られるように、形状の異なる7種の耳栓を販売しています。
4個入りなので耳栓をなくしてしまっても安心
耳にフィットしやすいフォームタイプの耳栓で、4個入りなので、耳栓をなくしてしまっても代えがあるので安心です。
フォームタイプの耳栓は装着方法が非常にかんたんなので、お子さんでも自分で装着可能でしょう。
携帯に便利な耳栓ケース付きなので、ひとつカバンなどに忍ばせておくとよいでしょう。

高い遮音性、初心者でも使いやすい耳栓
ブルーマーブルはSNR37dB、ピンクマーブルはSNR33dBで、高い遮音性がセールスポイントだけあって本当に静か。ポリウレタン素材でできた耳栓です。
指で細くロール状にしたあと、耳を引き上げながら奥まで入れ、膨らむのを待つだけで装着完了。ゆっくりと膨らむため、装着時に失敗しにくいのがおすすめのポイントです。
遮音性が高いほうのブルーマーブルは耳からの出っ張りが大きいため、寝返りを打ったりすると外れてしまう可能性が大。
寝てしまえば睡眠中の物音は気にならないので、寝つく際の物音が気になる方におすすめです。寝返りすることがないオフィスでのお昼寝休憩にも重宝します。
おすすめ5選【シリコンタイプ】 水泳やお風呂で使うならこちら!
アメリカのミュージックシーンを支えてきた耳栓
耳鼻科医も認めるソフトシリコン製の耳栓です。防音だけではなく防水性能も備えた特殊フィルターを中央部に装着。
耳に有害な周波数や音圧だけをフィルターし、楽器の音や話し声はそのまま通します。
マックスは、1962年からある老舗耳栓ブランド。マックスのシリコン耳栓はアレルギーを起こしづらく、アメリカのミュージックシーンを支えてきたベストセラー耳栓です。
使っているうちに、徐々にかたくなってくるので、それに気づいたときが交換タイミング。2ペア入りの少量タイプと、スモールサイズも販売しています。
形状記憶シリコン製の特殊耳栓
形状記憶シリコンを使用した耳栓です。グミのようにやわらかいゴム状で、耳の形にフィットしやすいのが特徴。
形状記憶により反発が少なく、耳に余計な負担をかけないよう設計されています。スポンジに比べて遮音性も高く、違和感も少ないため長時間つけていても苦にならない耳栓です。
冷えた状態ではかたいので、手で少し温めると取りつけやすいでしょう。横向きに眠って耳が圧迫されても、やわらかいため異物感を覚えにくい耳栓です。睡眠時に使用される方に最適です。

今日は絶対によく眠りたい! という特別な夜に
「FLO-TEK」という特殊シリコンが使われており、耳の奥に入れるのではなく、耳穴をふさぐための新しいタイプの耳栓。
やわらかいので装着感があまりなく、ストレスフリーで使用できます。耳からの出っ張りがないので、寝返りが打ちやすいのも好ポイント。
遮音性はNRR21dBで、海水浴などで水の侵入をガードすることができるほどの防水性も備えています。
しかし粘着性があるので、布製品などに触れるとホコリがつくことも。何度も使用するうえでは衛生面は気になるところです。
「明日は大事な日だから今日は静かに寝たい!」というここぞのとき用として持っておいて、普段は他の耳栓と併用すると長持ちするでしょう。もちろん、水泳やサーフィン、ウォータースポーツにも使えます。
気圧調整用としても活用できる
工場内や工事現場など音が大きな所でも、騒音をカットして会話をすることができる遮音性の高い耳栓です。そういった職場の方にはうってつけで、仕事のパフォーマンスも上がるでしょう。
空気圧調整機能も備えており、飛行機内で気圧調整用の耳栓としても使用できます。サイズもSサイズとMサイズがあるので、ご自身に合うサイズを選びましょう。
シリコン製で再使用できるのもポイントです。
音の楽しみを損なわずに耳を守る
ライブ用やコンサート用として使える音楽向けの耳栓です。耳に負担の大きい周波数帯域を軽減し、平均18dBの遮音性能があります。
音の楽しみを損なわずに、耳を難聴や聴覚障害から守る防音対策の耳栓です。
あまり目立たない柔らかいシリコン素材を採用し、不快な装着感がなく、脱着も簡単。暗い場所であれば見えない耳栓として活躍してくれるでしょう。
おすすめ6選【フランジタイプ】 耳にフィットして痛くなりにくい!
人の声を聞き取りやすい低遮音タイプ
押し込むだけで挿入でき、ほとんどの耳に快適にフィットする耳栓です。人の声を聞き取りやすい低遮音タイプで、防音保護も快適にできます。人の声は聞こえるので、必要なことは聞き逃しません。
耐久性が高いのが魅力で、水洗いでの再利用も可能です。塗装・溶接・研磨などの大音量な環境での作業にも向いています。

洗浄可! 耳への負担が少ない耳栓
やわらかい3重の傘と特殊フィルターにより、遮音をしながらも耳へのあたりがやさしい耳栓。長時間つけていてもそれほど違和感がなく、翌朝まで装着したままであることも多いほどです。
洗って何度でも使えるため衛生的。価格は高めですが、買い替える必要がないため、長い目で見るとコスパはよいかもしれません。
スポンジタイプでは長時間つけると耳が痛くなってしまうという方にもおすすめです。
高品質なシリコーンゴムで肌にやさしい
高品質なシリコーンゴムから作られた耳栓シェルは、肌にやさしく、快適に耳に付けることができます。硬くて入らないということもなく、フィット感は抜群。防水で洗い方も簡単なので毎日のお手入れも楽です。
ボトルフィルタがあることにより、ノイズを減らし、しっかりと耳を保護してくれます。
カラーは、オレンジ、グリーン、ブラックの明るめのカラーから選ぶことができます。
飛行機搭乗時の耳の不快感を解消する耳栓
飛行機の離着陸時の不快感を軽減する耳栓です。特殊な仕組みで急激な高度変化による耳の気圧変動を緩やかにし、飛行機を利用する際の耳や鼓膜の痛み、不快感を軽減します。
もちろん遮音性にもすぐれるため、到着までつけっぱなしでもかまいません。
高分子素材とポリエチレン製のため、水洗いが可能で何度でも使うことができます。飛行機に乗るときの力強い味方となるでしょう。
直径10mmのスモールサイズと、遮音性を強化したフライト・エアープラスも販売されています。
柔軟性にすぐれたシリコン製耳栓
耳の形に合わせて形を変えられる、柔軟性がすぐれたシリコン製の耳栓です。
減衰音量22dBで、有害なノイズだけを削減し、ナチュラルなサウンド・快適性が得られます。多様なシーンで使える耳栓で、コンサートなどのミュージックシーンにも適しています。
また防水仕様ですので、水泳やシャワーのときも大丈夫です。
ライダーをサポート! 走行ノイズを低減する耳栓
『nonoise(ノーノイズ)』は、走行中の雑音のみを低減させるため、走行中の風切音やロードノイズを低減します。
会話は耳栓を装着したままで可能で、インカムの音の聞取りも可能。緊急車両の音も聞き逃しません。
丸洗い可能なので、繰り返し使用できるのも嬉しいポイントでしょう。
おすすめ4選【イヤホンタイプ】 耳栓だと気づかれない!
従来の耳栓とは一線を画すハイテク耳栓
アイデアフルな文具商品を生み出すキングジムのデジタル耳栓です。
イヤホン部分に集音マイクが搭載され、外部の音を収集してデジタル処理することで、その音とは逆波形の音波をイヤホンから発生させ雑音を打ち消す仕組み。
周波数帯ごとに音を処理することで、人間が不快に感じるノイズだけを消し、アナウンスや人の声などの重要な情報はしっかりと聞こえるようになっています。
環境騒音の約90%を打ち消し、単4アルカリ電池1本で約100時間の使用が可能。駅や病院の待合室などで使うのに向いています。
イヤーマフの下に装着することも可能
イヤーマフの下に装着することも可能なイヤープラグは、目立たず、耐久性もあります。うるさい環境を遮断しつつも、目立ない耳栓なので重宝できるアイテムです。
フランジが3つ付いており、フィルターキャップは周囲の騒音をブロックしてくれます。
騒音カット性能は24dbとなっています。遮音性にすぐれているので、工場などの騒音が大きい場所でも活躍します。
新素材ソフトメモリーフォームでノイズを軽減
銃声や爆音から鼓膜を守るために開発された耳栓。フィルターキャップを締めた状態であれば騒音が85dBの場合、ノイズを28dB軽減できます。
ヘルメットの下に装着して、電話で会話することもできます。カラーバリエーションが複数あるので、好きなカラーから選べるのもポイントです。
トラスコ中山『TRUSCO 耳栓 コードつき 3段フランジ金属入りタイプ』
頻繁なつけ外しが多い方に便利なひもつき耳栓
3重のヒダがついたフランジタイプのひも付き耳栓です。遮音性が高いうえに安価。洗って繰り返し使えるのも特徴です。
コードの芯は銅製で、非常に丈夫。
また、金属探知器にも反応するので、作業上での落下混入といったことがあっても容易に発見できるよう配慮されています。
なくしづらく、管理もしやすいため、耳栓を頻繁につけ外ししなければならない方に最適な耳栓です。
イヤーマフおすすめ2選【番外編】 こちらもチェック!
人の話し声などの軽減にも効果的なヘッドホン型
ヘッドホン型といっても頭からかぶるタイプと首で支えるネックバンド式の2種類があります。このH7Bはネックバンドタイプ。同じ性能で頭で支えるタイプのH7Aも販売されています。
一般的な耳栓は人の声を遮る耳栓が多いですが、こちらの遮音性能は、NRR26dB。とくに人の話し声でうるさく聞こえる1kHz〜2kHz付近以上の遮音性能が高いのが特徴です。(1kHzは36.5dB、2kHzは37.6dB)
乗り物のエンジン音のような低音より、人や店舗の騒音に適したタイプです。
耳全体をソフトにおおう快適な装着感
ちょっとおしゃれなヘッドホンのような色、形が目をひくヘッドホン型の耳栓です。折りたたみ式なので、バッグにいれて持ち運ぶにも便利です。
公式サイト掲載の遮音性能は、NRR値23dBです。目安としてはにぎやかな街頭が静かな事務所に感じられるくらいの効果が期待できます。耳あてもやわらかく長時間の使用でも負担になりにくいヘッドホン型耳栓です。
圧迫が強いと耳に悪いですが、その心配もありません。
「耳栓」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 耳栓の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場での耳栓の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
耳栓のつけ方のコツ 遮音性が変わる!
形状や素材などで変わる耳栓の性能は変化します。そして、その性能をじゅうぶんに引き出すには正しい使い方もポイント。タイプごとにつけ方のコツを紹介します。
スポンジタイプ(フォームタイプ)の付け方
スポンジタイプは柔らかく、長時間の使用でも耳に負担が少ない耳栓です。弾力性に富んでいるので、ギュッとつぶしてから耳にいれますが、奥に入れる前に元に戻ってしまい、なかなかきちんと装着できないというデメリットも。
そのようなときには、反対型の手を使って耳を上方に引っ張ってみましょう。耳あながまっすぐに向くので奥へ届きやすくなります。
シリコンタイプの付け方
シリコンタイプは、シリコン粘土で作られた耳栓です。しっかり耳あなをふさぐというより、ある程度は外音も聞こえるようにしたい方向きの耳栓です。あなを塞ぎたくない方がその耳栓代わりとして使うことも多くなっています。耳から突出しないので、周りから気づかれづらいバレない耳栓としても活躍してくれるでしょう。
シリコン粘土を丸め、髪につかないように気をつけながら、耳の穴にふたをするように形成します。つまり、粘土のふたをかぶせるイメージです。まず後頭部の耳の縁に押し付けてから、前方へ広げるようにするとうまくふたができます。
耳栓に関するよくある質問
便利な耳栓ですが、正しい使用方法がよくわからないという方もいるようです。耳栓を上手に使用するために、耳栓の使用に関してよくある質問をみてみましょう。
耳栓の寿命はどのくらいですか?
耳栓の寿命は、耳栓の素材や用途、手入れの仕方などによって変わってきます。スポンジタイプの耳栓は、汚れや破損、型崩れなどが気になりだしたら交換時期。2週間くらいを目安にするといいでしょう。シリコンタイプは粘着力が弱くなったら交換の目安です。
耳栓は肌に直接触れるものなので、清潔に使うことが重要。洗えるタイプはこまめに水洗いして、汚れが気になるようなら新しい耳栓に替えましょう。
何歳くらいから使用することができますか?
耳栓は子どもでも使用できますが、大人とは耳の大きさが違うので、子ども用の耳栓を使うのがおすすめです。子ども用の耳栓には、パッケージなどに対象年齢が記載されていることもあるので、参考にするといいでしょう。
子どもの場合、耳栓を装着することで痛くなったり、耳栓の圧迫感や違和感をいやがったりすることがあります。そういうときは、無理せず使用を中止しましょう。
どこで購入することができますか?
耳栓は、ドラッグストアやホームセンター、コンビニ、100均など、身近な店舗で購入できます。出張や旅先などで急に必要になったときでも、入手しやすいでしょう。
もちろん、Amazonなどのネットショップでも購入可能。ネット通販なら耳栓の品ぞろえが豊富で、検索機能で自分に合った耳栓をかんたんに絞り込めるので便利です。
ノイズキャンセリングアイテムはこちら! あなたにおすすめ
装着感がよく効果的な耳栓で毎日を快適に いかがでしたか?
眠りとお風呂の専門家である小林麻利子さんへの取材をもとに、耳栓の選び方とおすすめの耳栓をご紹介しました。
いざ購入しようとしても、あまりのバリエーションの多さに、どれを買ってよいのかわからなくなってしまう方もいらっしゃるでしょう。また、正しい使用法も使用感を大きく左右します。今回の記事を参考に、使用する用途に合わせて装着感がよいと感じる耳栓をみつけ、不快な音の遮断にご活用ください。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。