マンスリー手帳の魅力とは? ひと目でスケジュール確認
1カ月単位の予定を書き込むことができる「マンスリー手帳」。さまざまな種類があるマンスリー手帳のなかでもメジャーなタイプです。マンスリー手帳は、ページを開くとパッとひと月のスケジュールが確認でき、先々の予定がすぐに把握できるのがメリットです。
しかし、デメリットもあります。1カ月単位のスケジュールを見開きページに収めるため、1日あたりの予定を書くスペースがどうしても少なくなってしまう点、また、時間単位のスケジュール管理には向いていません。1日のスケジュールをこまかく管理したい方は、デイリー手帳やウィークリー手帳がおすすめですよ!
マンスリー手帳の選び方 ポイントをチェック!
ここからは、マンスリー手帳の選び方のポイントを詳しく解説していきます。ポイントは下記。
【1】手帳のタイプで選ぶ
【2】メモ欄や書き込みスペースが多いと便利
【3】使い勝手を左右する「始まりの曜日」もチェック
【4】見やすさを重視するなら「罫線の有無」も大事
【5】軽くて持ち歩きやすい手帳を選ぶ
上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】手帳のタイプで選ぶ
マンスリー手帳にもいろいろなタイプがあります。まずは手帳の形式をチェックしてみましょう。
カレンダー式ブロックタイプ|月全体の予定が見通せる
マンスリー手帳のなかでオーソドックスなのが、カレンダー式のブロックタイプです。多くの人が見慣れている一般的なカレンダーと同様の形式なので、何週目かや曜日を把握しやすいのが特徴。1日分がブロックで区切られています。
月全体を通して入っている予定を確認しやすいのですが、1日に複数の予定が入っていると書ききれない可能性があります。
月間ガントチャートタイプ|時間で予定を管理するなら
ガントチャート式のマンスリー手帳は、1日の予定が縦もしくは横に並べられていて、予定を時間軸で書き込めます。1日の予定を書き込むスペースが少し大きくなっており、1カ月の予定とそのおおよその時間がひと目で把握できます。
こまかなスケジュール管理ができ、仕事やプライベートでいくつものタスクを抱えている人に向いています。
ダブルマンスリータイプ|仕事とプライベートを分けて管理できる
ダブルマンスリータイプは、カレンダー式ブロックタイプとガンチャートタイプの両方が同じページにあるタイプです。両方のよいところが合わさっており、大まかな予定はブロックタイプに、時間軸で管理したい予定はガンチャートタイプに書き込むことができます。
ただし、ふたつが同じページに載るため、それぞれの単体と比べるとどうしても書くスペースが少なくなってしまいます。
【2】メモ欄や書き込みスペースが多いと便利
使いやすい手帳には、ToDoを管理するスペースがあります。マンスリーのみの手帳でも、ちょっとしたノートのスペースがあれば、ToDoを書きこんでタスク管理することが可能です。
シンプルな手帳であることが売りのマンスリー手帳ですが、ちょっとしたレイアウトの工夫があるなら、さらに使いやすい手帳になります。
【3】使い勝手を左右する「始まりの曜日」もチェック
ブロックタイプのマンスリースケジュール帳には、週のはじまりが月曜日のタイプと日曜日のタイプがあります。自宅やオフィスのカレンダーと表示が同じものにすれば、勘違いで曜日を認識してしまうのを未然に防いでくれます。
土曜日と日曜日がお休みの仕事なら、月曜日から金曜日が先に表示されて、週末が右に並んでいる、月曜日はじまりの手帳がよいでしょう。
【4】見やすさを重視するなら「罫線の有無」も大事
マンスリー手帳のそれぞれのブロックに罫線が入っているなら、午前と午後で書きわけたり、予定とタスクに区分して管理したりでき、便利です。
罫線の数がたくさんあれば、より予定の空き時間がわかりやすかったり、イラストやシールでわかりやすく分類したりできます。罫線の太さや色の濃さが見やすくなっているかどうかもチェックポイントです。
【5】軽くて持ち歩きやすい手帳を選ぶ
1年間ずっと持ち歩きますから、手帳の厚さも大切なチェックポイントです。B6の小さいサイズには人気の手帳がたくさんあります。女性のバッグに入れておけるようにするには、たくさんのメモページがついた分厚くて大きい手帳では使いにくいので、小型の軽いダイアリーがぴったりです。
マンスリーのみでなく、ウィークリーページも付属しているなら、その分より厚さも増します。メモページの量も1年で使うちょうどよい分量のより薄い手帳を探しましょう。
スケジュール管理術の専門家からのアドバイス
これまで紹介した選び方のポイントとあわせて気にしてほしいポイントが、あなた自身の性格です。せっかく手帳を購入しても使わなくなれば元も子もありません。「細かい字を書くのが苦手」「予定時間をしっかり書き込まないと落ち着かない」といった、あなた自身の性格などもよく考えて選んでください。
購入してすぐに買い替えるなどという失敗をしないようご注意を。
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ここからは、マンスリー手帳のおすすめ商品をご紹介します!
書きやすくて見やすいコクヨのダイアリー
ノートとしても使いやすいCampusシリーズのダイアリーです。A6・A5・セミB5サイズとそろっているなかのA5タイプで、持ち運びやすさと記入面の大きさのバランスが取れているアイテム。マンスリーページだけでなく、年間カレンダーや年度計画表もついて、長期の予定も立てやすくなっています。
メモページも書きやすい広いサイズの罫線で、使い勝手がよい手帳です。
メモページがたくさんレイアウトされたダイアリー
128ページの大ボリュームで、単位や電話コードなどのいろいろな便利な情報を確認できるようになっているマンスリーダイアリーです。モレスキンの手帳の特徴である落ち着いたアイボリーカラーが、仕事のやる気を盛り立ててくれます。
各マンスリーページのあいだに、メモが書きこめるように罫線ページがあり、タスク管理やノートをとることも可能。仕事をより楽しく進めるアシストをしてくれます。
「マンスリー手帳」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 手帳の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの手帳の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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ライフスタイルに合った手帳選びを! いかがでしたか?
マンスリーダイアリーを使うことで、ご自身の予定をひと月の流れに沿いながらひと目で確認することが可能になります。
商品によっては、予定以外のタスクやメモを書きこめるスペースが用意されていたり、別ページにフリースペースがついていたりと、さまざまな付加価値がついています。ライフスタイルに合わせてチョイスしていきましょう!
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積水ハウスと零細工務店で戸建て営業を経験後独立。現在は工務店の営業マン指導がメイン業務。営業テクニックレベル以前に営業マンとしてのスケジュール管理や情報収集などのスキル不足を強く懸念。筆者が30年来続けてきたマンスリー手帳による行動管理やスクラップブックに代表されるアナログ管理をITとどう両立させるかを研修のテーマに必ず掲げる。さらには高額になる住宅の契約において使い勝手がよく客前でも見栄えのする領収書や印鑑ケースにもこだわりを持つ。プレゼン、マーケティング、営業関連の本を多数執筆。