【助産師厳選】マタニティブラ人気おすすめ14選！垂れ防止や授乳ブラとして産後も使える

マタニティブラとは、妊婦さんのバストを締め付けないゆったりとした作りになったブラジャーのこと。近年の傾向として、マタニティ期は「マタニティブラ」として、産後は授乳期間が終わるまで「授乳ブラ」として長く使用できる商品が主流となっています。

このマタニティブラ、実は妊婦さんにとっての必需品。なぜなら妊婦さんは妊娠前と比べてバストが大きくなるため、ふだん使っているブラジャーではだんだんと締め付けが強くなり苦しく感じてしまいます。

マタニティブラは、だいたい妊娠5カ月前後を目安に切り替える妊婦さんが多いようですが、明確な決まりはなく、いつものブラジャーが「きつい」と感じたタイミングでOKです。

わこう助産院の院長である伊東優子さんに、マタニティブラの選び方を教えてもらいました。

個人差はあるものの、妊娠前と比べてバストサイズが1～2サイズアップする妊婦さんが多いとされています。そのためマタニティブラも、妊娠前の1～2サイズ・1～2カップ上を目安に選ぶといいでしょう。

サイズの選び方で迷ったら、「大きいサイズ」を選んでおくのがおすすめ。締め付けがきついと長く着用できないですが、大きいサイズならホックなどで微調整も可能です。

マタニティブラには、普通のブラジャーと同じく「ワイヤー入り」と「ノンワイヤー（ソフトブラ）」とがあります。基本的には、締め付け感がより少ないノンワイヤーを選ぶのがおすすめです。

マタニティブラのほとんどはノンワイヤーなので、基本的にはワイヤーなしを選ぶのがおすすめ。ノンワイヤーブラは締めつけ感が少なく、乳房が垂れないようやさしくホールドしてくれます。

ホックなし、ホック付きがありますが、ホックがない方がより快適なつけ心地に。ホック付きの場合は、サイズを調整することでアンダーバストの変化にも対応できます。

種類は少ないですが、ワイヤー入りのマタニティブラもあります。通常のブラの使用感とあまり変わらないため、仕事のときやおしゃれをしたいときの使用におすすめ。

ただし、妊娠時にはワイヤーの締めつけやアンダーの締めつけがどうしても不快に感じてしまうことがあるので注意してくださいね。

妊娠すると皮膚が敏感になり、妊娠前にはトラブルなく使用できていた材質の布でも、かゆみが出たり赤くなったりすることがあります。布以外では、ゴム部分やレースの部分でトラブルが起こることも。

肌が敏感な方は、オーガニックコットンなど肌に優しい素材でつくられた、レースなどの装飾が控えめでシンプルなデザインのマタニティブラを選ぶといいでしょう。

産後授乳ブラとして使う場合は、授乳のしやすさもチェックしましょう。胸部分を開きやすいものなら、赤ちゃんがグズッてもサッとすぐに授乳してあげられます。授乳ブラの胸部分の開き方には、おもに以下の3種類があります。

ホックやストラップが付いておらず、ブラを下にずらして胸を出すタイプ。最も素早く授乳できます。

ブラジャーのストラップ部分についているホックを外して胸を出すタイプ。カップ部分の形も崩れにくく、マタニティブラに見えないデザインが多いです。

ブラジャーのカップ部分にボタンやホックが付いており、取り外すことで前を開けて胸を出すタイプ。着脱がラクなので入院用のブラとしても人気があります。

ここからは、マタニティブラを愛用していたママたちがイチオシの商品を紹介。5点満点で「肌へのやさしさ」「授乳のしやすさ」「ホールド力」を評価してもらいました。イチオシのポイント、おすすめする理由や口コミもぜひ参考にしてください！

その他にもおすすめしたい商品があるよという方は、ぜひ記事の下部にある投稿フォームからご紹介をお願いします。

ここからは、わこう助産院の院長である伊東優子さんと編集部が選ぶおすすめのマタニティブラを、「ノンワイヤー」「ワイヤー入り」別に紹介していきます。ワコールなど人気ブランドから厳選したのでぜひチェックしてくださいね。

Amazon、楽天市場でのマタニティブラの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。

※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。

購入しようか迷っている方に向けて、ここではマタニティブラを着用するメリットを3つ紹介します。

妊娠中は、カップの大きさだけでなくバストの重量も増すため、しっかりとホールドしないとバストの形が崩れる原因になることも。カップの大きさがあっていないブラを付け続けていると、バストが横に流れてしまい、バスト全体をホールドしきれず、「垂れ」の原因になることも。

マタニティブラは、普通のブラに比べて妊婦さんのバストの大きさに合った形、ホールド力を兼ね備えているので、マタニティブラ着用中バストの形を上向きに美しく保つことができます。

妊娠出産で女性の体は大きく変化します。特に乳房は、授乳期だけではなく、妊娠中から大きく変化し、ただ大きくなるだけではなく、張りや痛みを伴う場合もあります。

そんなデリケートな時期の胸のために、マタニティブラジャーは通常のブラジャーとは違う設計がされています。マタニティブラはそうした通常のバストアップとは違う変化に対応しつつ乳房を保護して支えられるようにできるよう作られているため、乳腺・乳管の発達を阻害しません。

マタニティブラは片手でバストが出し入れしやすいなど、授乳しやすい構造となっているため、産後の授乳にも便利。最近のマタニティブラは授乳ブラの機能を兼ね備えたものがほとんどなので、妊娠中に揃えておくのがおすすめ。

妊娠中から卒乳までデリケートな状態のバストをずっとサポートしてくれ、母乳が染みるのを防止するための授乳パッドが装着でき、乳房を取り出しやすいのも特徴。カップ内側には肌に優しい綿素材を採用しデリケートなバストのことを考慮した付け心地の商品も多くサイズ展開も豊富ですよ。

●妊娠2～4カ月（妊娠初期）
ふだんなら気にならない下着の締めつけや、ホルモンバランスの影響で肌が敏感になってくる頃。母乳を出すために、乳腺が発達し始め、妊娠3カ月頃には2/3カップ以上バストが大きくなります。

●妊娠5～7カ月（妊娠中期）
お腹をさせるためにそり身になり腰に負担がかかるように。バストに関しては1カップ以上大きくなるのでマタニティブラを揃える必要が出てきます。

●妊娠8～10カ月（妊娠後期）
2カップ程度バストのサイズが大きくなるともいわれています。数か月単位でバストのサイズが変わるため、カップ幅が広めでワイヤーで押さえないものがおすすめ。また締めつけない2列4段階ホックで調節できるものを揃えておくと便利ですね。

妊娠初期から妊娠後期まで、マタニティグッズのおすすめはこちらの記事で紹介しています。

産後は赤ちゃんが飲む母乳を形成するため、妊娠期よりもさらにバストのハリが強くなり、母乳を蓄えるためボリュームがさらにアップします。母乳を作るために乳腺が発達するため痛いと感じることも。胸に重みも出てきます。

妊娠や出産によって発達した乳腺が卒乳と同時に母乳を作るという働きを終えたことで一時的に乳腺が委縮します。それにより、バストがすごく小さくなったように感じてしまうようです。大きさとしてはゆっくりと戻りますが、バストの形としては下垂しやすくなり、産前と全く同じ状態のバストをそのままというのは難しいのが現実。早めのうちにケアすることが大事ですよ。

この記事では、助産師監修のもと、マタニティブラの選び方とおすすめ商品を紹介しました。

妊娠中は、身体の変化を受け止めながら、身につけるものもこだわっていきましょう。見た目がおしゃれな商品もたくさん販売されているので、せっかくのマタニティライフをぜひ楽しんでください！

※メーカーや販売店の方は、ページ下部の「お問い合わせはこちら」から商品情報をお送りください。

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