コスパよりも品質重視で選ぶように 初めての熱帯魚用水槽は
アクアリウム初心者の水槽選びはコスパよりも品質重視にしましょう。値段の低い水槽は強度不足による水漏れといったトラブルが起こりやすいほか、接合部のシリコンが厚くて見栄えが悪いといったデメリットもあります。
後悔してから買い替えるとかえって手間やコストがかかってしまうことに。丈夫かつ格好のよい観賞用水槽を選ぶポイントをご紹介しますので、参考にしてみてください。
熱帯魚用水槽の選び方
水辺の動植物専門ショップ「sensuous」代表の早坂 誠さんに、熱帯魚の飼育水槽を選ぶときのポイントを教えてもらいました。
熱帯魚の種類に合わせて水槽のタイプで選ぶ
熱帯魚用水槽にはいろいろなタイプの商品があります。初心者にも選びやすいように、3つのタイプの水槽について紹介します。
多くの魚に使えて便利な「規格水槽」
熱帯魚用水槽には大量生産するためにサイズが統一された「規格サイズ水槽」があります。30cm、45cm、60cm、90cm、120cm、180cmのサイズがあり、それぞれ13L、32L、65L、182L、243L、648Lが最大水量となっています。はじめての人はこのサイズを目安にすると選びやすいでしょう。
照明やフィルターなどはこの規格サイズに合わせて作られているので、備品をそろえるのに便利です。ただし魚や底砂などを入れるため、実際に入れられる水量は少なくなります。
小さな魚をたくさん飼える「キューブ水槽」
横幅、奥行き、高さのサイズが同じ立方体のものを「キューブ水槽」といいます。見た目がおしゃれなのでインテリアを重視する人におすすめ。25~60cmサイズの製品が多いです。
横長の水槽よりも水量が増えるため、魚をたくさん入れられます。また立方体なので狭いスペースにも置きやすいのが特徴。ポイントは魚にストレスを与えないように、はじめからレイアウトを考えておくことでしょう。
尾や背中がきれいな魚の飼育には「らんちゅう水槽」
「らんちゅう水槽」は金魚の王様といわれるらんちゅうを飼うために開発された水槽です。らんちゅうは上から鑑賞するので、見やすいように高さが低めになっているのが特徴。
らんちゅうは体長が大きく、餌をたくさん食べるので水が汚れやすいです。らんちゅうを飼う場合はサイズの大きな水槽を選んでください。60cm水槽の場合、3匹ぐらいが適しています。
水の状態が安定しやすくサンゴや海水魚などの飼育に向いているといわれるオーバーフロー水槽。槽自体の機能はもちろん、置く場所によってはインテリア性も重要です。本記事では、水辺の動植物専門ショップ「sensuous」代表の早坂 誠さんと編集部が厳選したオーバーフロー水槽のおすすめと選び方のポイントを...
用途やお手入れのしやすい素材で選ぶ
熱帯魚用水槽を選ぶときは素材も大切なポイントです。多く使われている「ガラス」と「アクリル」について説明します。
そのほかにも安全性の高いFRP製のものも紹介していますので使い方にあったお手入れしやすい材質をチョイスしてみてくださいね。
透明度が高い「ガラス製」
「ガラス製」の特徴は、透明度が高いので見やすく、キズがつきにくいこと。長く使用しても透明度をキープできるので長期間アクアリウムを楽しみたい方に適しています。
強度面は多少弱く、落下すると割れることも。ただし外気温などで歪みにくい点はメリットです。大きいサイズはガラスの厚みも増えて重くなるため、設置場所に要注意。値段重視の方は小型や中型を選びましょう。
衝撃に強い「アクリル製」
「アクリル製」の特徴は衝撃に強く、割れにくいこと。力が強い大型のアロワナなどを育てるのに適しています。もし割れてもガラスのように破片が飛び散らないので、小さな子どもがいる家庭向き。
ガラス製より軽いので、設置場所を変えやすいです。ただしガラスよりやわらかい素材なのでキズがつきやすく、流木や石を使ったレイアウトには注意が必要でしょう。高温に弱いので、直射日光の当たらない場所に設置してください。
耐久性・耐蝕性・保温性に優れた「FRP製」
FRP(繊維強化プラスチック)の水槽は透明度の低さや見栄えが悪いというデメリットがあり、インテリア目的のアクアリウムにはほとんど使われません。
しかし、耐久性・耐蝕性・保温性に優れるというメリットがあり、毒性がない・外気の変化に強いなど水槽としての機能性はばつぐんです。けがをした魚の隔離や塩浴用の予備水槽としてFRP製の水槽セットを用意しておくとよいでしょう。
魚の大きさに合わせてサイズを選ぶ
いろいろなサイズがある熱帯魚用水槽ですが、選ぶときは飼育する魚の大きさに合わせる必要があります。サイズごとのポイントを説明しますので、参考にしてください。
初めての人におすすめの「小型水槽」
観賞魚を趣味にしたいのに設置スペースがないという人に適しているのが「小型水槽」です。省スペースでも十分に楽しめます。お試し程度にぴったりのサイズなので、はじめての人にもおすすめです。
小型なので軽くて、設置場所も簡単に変えられます。設置したあとでも、お好みの場所に移動しやすいので、インテリア用に置きたい方にも向いています。メダカや金魚など小さな魚から始めたいのなら小型水槽を選んでください。
本格的にアクアリウムを始めたい人には「60cmサイズの水槽」
「60cmサイズの水槽」は本格的にアクアリウムを楽しみたい人に向いています。特徴は水草のレイアウトをいろいろ楽しめること。小型水槽で経験を積んだ初心者が、さらに趣味を広げたいときに適した水槽です。
水の容量も多くなるので水質を一定にキープできますし、熱帯魚の数を増やせます。初心者でも本格的に育ててみたい方は60cmサイズを選んでください。
大型魚も飼育できる「90cmサイズの水槽」
小さな魚よりも、中型魚や大型魚を飼ってみたいという人は「90cmサイズの水槽」が適しています。大型の水槽になるので、安定した設置スペースが必要です。90cmサイズの水槽なら大型魚のダイナミックな動きが楽しめるでしょう。
また小型の魚をたくさん育てたい人にも向いています。群泳する小型魚の姿を楽しむためには広い空間が必要ですが、このサイズなら堪能するのにぴったりです。
重さで選ぶ
水槽を選ぶときは重さも大事なポイントです。とくに底に敷く砂利やフィルター、照明などの備品をセッティングするので、トータルの重さが増えます。60cm水槽なら80kg、90cm水槽なら180kgが目安です。
重さのある水槽を選ぶときは、設置場所の耐荷重も重要です。水槽台を使う場合には、水槽と合わせた重量に床が耐えられるかどうか確認してください。
水槽専用の棚があると、水を入れた水槽の重みや水濡れに耐え、安心して水槽を設置できます。メンテナンスグッズなども収納できてお部屋もすっきり。水槽を眺めるのがもっと楽しくなるようなおしゃれなデザインのものもありますよ。この記事では、アクアリウム専門店代表の早坂 誠さんにお話をうかがい、水槽用棚の選...
部屋に合うデザインを選ぶ
インテリアとして熱帯魚用水槽を置く方はもちろんですが、そうでない方でもデザインを考えて選んでください。水槽は小型のものでも目立つので、デザインによって部屋の雰囲気が変わります。
水槽の存在感が増す「フレーム付き」
水槽の周囲に枠が入っているフレーム付きは強度の高さが特徴です。上下の補強がしっかりしているので、水圧にも強く、水漏れや破損の不安を減らせます。フレームがついた分だけ板の厚さが薄くなるのも特徴です。
開口部にフレームがあると上部フィルターや重い照明が設置できるので、水槽のなかの水草のレイアウトにこだわる方や、大型の熱帯魚を育てたい方に向いています。
部屋に溶け込ませるなら「フレームなし」
水槽にフレームがついてないものは、見た目がスマートでおしゃれ感があります。インテリア性を重視する方に適した水槽です。なかの水草や流木なども自然に楽しめるのが特徴。
ただしフレームの補強がないので強度は低く、小さな刺激で破損するおそれがあります。フレームなしを選ぶときは、板の厚い水槽を選ぶ必要があるでしょう。また、セーフティマットを敷くなどで底を保護できます。
熱帯魚が鑑賞しやすい「曲げ加工水槽」
曲げ加工の水槽は角を丸く仕上げてあり、接合部の角で遮られずになかの魚を鑑賞できます。水槽のなかが見やすく、外観のデザインも美しいのが特徴です。360度楽しめるので、部屋の中央に置くとより楽しさが増えるでしょう。
ただし角のある平面の水槽より強度が落ちるため、衝撃に弱いのでモノが当たらないように気をつけ、安定感のあるスペースに置いてください。値段は通常の水槽より加工が必要なので高めです。
本記事では、水槽バックスクリーンの選び方やおすすめ商品をご紹介。また、貼り付け方のコツも解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
初心者はオールインワン水槽に注目!
熱帯魚を飼うには、水槽だけでなく、ヒーター、ろ過フィルター、ライトなどの備品が必要になります。そうした備品類がセットとして装備されているのが「オールインワン水槽」です。
すぐにはじめられる反面、個々の部品交換が難しかったり、好みの装備をそろえていく楽しみが減ったりという点があります。手軽にはじめたい人向けで、なるべくベーシックなものを選ぶとよいでしょう。
水槽のおすすめ人気メーカーで選ぶ
観賞用水槽を製造・販売するメーカーは数多くあります。ここからはアクアリウム初心者にご紹介したいおすすめメーカーをリストアップしてみました。
インテリアに栄えるかっこいいレイアウトはもちろん、専門メーカーらしい機能性・耐久性、大型の水槽サイズなど、あなたの希望の条件を備えた製品を製造しているおすすめメーカーばかりです。
ジェックス(GEX)
ジェックス株式会社は1977年創業の大阪の飼育用品メーカーです。犬猫や小動物用の製品も製造しており、なかでも観賞魚用品はさまざまなアイテムが揃っています。社内研究所を活かし、ペットや飼育者の目線で開発・製造をおこないます。
水槽はインテリアにぴったりなフレームレスや、飼育用品が付属した便利なオールインワン水槽まで幅広く展開しています。
寿工芸(KOTOBUKI)
寿工芸株式会社は1955年創業の奈良県の観賞魚用水槽・付属器具の製造・販売をおこなうメーカーです。企画・デザイン・設計・生産を自社で一貫しておこない、顧客ニーズに的確にこたえられる体制が強みです。
アクアリウム初心者におすすめのスターターセットのほか、フィルター・ヒーター・底砂など水槽に欲しい備品のバラエティも豊富です。
テトラ(Tetra)
テトラはドイツのアクアリウム用品ブランドです。日本での代理店業務はスペクトラムブランズジャパン株式会社がおこなっています。「常に最高のアクアリストであれ」の理念のもとで製造される製品は世界中で支持を受けます。
おしゃれな観賞用水槽が多く、インテリアとしてのデザイン性を重視する方にもおすすめ。ほかに魚種別のフード・おやつの取り扱いもあります。
プレコ(PLECO)
プレコは1998年創業の埼玉のアクアリウム用品メーカーです。家具製造やレーザー加工の実績もあり、それらの技術がアクアリウム用の木製キャビネットなどの製品開発に活かされています。
オールガラス水槽『グラシア』、オーバーフロー水槽『オフティ』などの製品シリーズを保有し、ろ過槽などの製品はアクアリウム上級者からの支持も厚いです。
ホームセンターで気軽に購入することができる熱帯魚用の水槽は、水質を保つうえで必要なフィルターもあわせて購入すると便利です。今回は底面に敷くことで有害物質の除去や水質の安定につながる、水槽底面フィルターについてご紹介をしていきます。
熱帯魚用水槽のおすすめ17選
ここまで紹介した、熱帯魚の飼育水槽の選び方のポイントをふまえて、水辺の動植物専門ショップ「sensuous」代表の早坂 誠さんと編集部が選んだおすすめ商品を紹介します。
フレームがなくても強度が高い
独自の製造技術を採用した水槽で、ガラスの接合面にシリコンを塗布したグラステリア仕様になっており、境目が美しいです。鏡面加工されたガラス断面により強度が高くなっています。
フレームのない水槽なので見た目がシンプル。水槽内部の魚の動きや、水草などのアイテムを楽しみやすい作りです。水槽に3年保証がついているので、不安なく使える点もポイントでしょう。
メダカを飼育したい方にぴったり
メダカを育てるのに適した水槽セットで、音が静かなフィルターやメダカのエサ、カルキ抜きなどがついているので初心者にも向いています。子どもがメダカを育てたいときにぴったりのセット商品。
170mmとコンパクトなサイズでフレームがないため、水槽のなかが見やすいです。オートワンタッチフィルター付きなので手軽にアクアリウムが楽しめます。

キューブ型の水槽
30×30×30cmのキューブ型(立方体)のオールガラス水槽です。キューブ型水槽のメリットとして、同じ幅の水槽であればキューブ型の方が容量が大きいという点が挙げられます。
一般的な30cm水槽(30×18×24cm)ですと容量は12Lですが、30cmのキューブ水槽は容量25Lと2倍以上の水の量になります。そのため魚の飼育数も増やすことが可能。水槽の置き場所が決まっているなかで、大きな容量が必要な場合にはキューブ水槽がおすすめです。
ガラスブタとフック、保護マットが付属します。水草のレイアウト水槽でも使用頻度が多いサイズです。

ベタはもちろん、治療用にも使えます
13×8×15cmのガラス水槽で容量は1.3L。タテにもヨコにも並べて使うことができ、ベタを複数コレクションして飼育している方におすすめです。また、小さな魚を一時的に避難させる場合や、病気の魚の治療時、ほかの小さな生き物を飼育するときにも手で運びやすく、サイズ感のちょうどいい水槽です。
Sサイズ(10×6.5×14.4cm)とLサイズ(15.8×14×17cm)も販売されており、いずれも同じサイズでそろえるとインテリア的にもよいと思います。

オールガラスの600mm水槽
600×300×360mmのスタンダードなオールガラス水槽。フチがないので水草レイアウト水槽などで使用すると、開放感あふれるレイアウトを作れます。600mm水槽は対応する照明やろ過装置の種類も豊富で、これ1台あれば熱帯魚以外の水草、海水魚、テラリウムなどさまざまな状況にも対応可能。
ガラスフタと保護マットが付属しておりフチがない水槽で、水槽にフックをかけてフタを置くタイプとなります。小型水槽からのステップアップにおすすめのサイズです。

前面コーナーが曲げられているタイプのガラス水槽
ガラスを曲げることにより、前面と両側面のガラスが1枚となっている水槽です。シリコンの継ぎ目がないので、シリコンの経年による汚れを気にすることがなくなる半面、魚などが歪んで見えてしまうことが気にかかるという意見が聞かれることもあります。
お部屋のインテリアにもなじみやすく、コンパクトな水草レイアウトやテラリウムにおすすめのサイズです。コーナー内側は汚れが残りやすいので、掃除はスポンジやブラシを使用するようにしましょう。ガラスフタとフック、保護マットが付属します。
川のなかをのぞくようなイメージの水槽
商品名にあるように、川や池のせせらぎを室内で楽しめる水槽です。薄型なので川や池のなかをのぞき込むような感じで、魚の生態を観察できます。高さが140mmと低いので子どもでも水槽のなかがのぞけて、学習にも使えるでしょう。
高さがないので猫などのペットを飼っている場合は、設置場所に注意が必要です。ガラスブタつきなので留守にするときにはフタをしてください。

フチありのガラス水槽 、横幅35.9cmで18L
ガラスとシリコンのみで作られるオールガラス水槽が主流となりつつある現在でも、長きにわたり「水槽といえばこのカタチ」と言っていいほどスタンダードな、黒いプラスチックのフチがあるタイプの水槽。オールガラス水槽と違い底面はプラスチック製なので、軽くて取り回しがしやすいのがおすすめポイントです。
熱帯魚以外の生き物の飼育にも使いやすく、とりあえず持っておいて損のない1台です。透明なプラスチック製のフタが付属します。
お子さまが生き物を連れて帰ってきたときに入れるのにも重宝するサイズです。
インテリアにもなるコンパクト水槽
小型でコンパクトなハイタイプのキューブ水槽です。ガラス厚は4mmを採用しており、付属セット品として3mm厚のガラスフタとウレタンマットがつきます。
コンパクトですがシャープなラインが水槽を引き立て、室内インテリアとしてもぴったり。設置スペースに悩む必要がなく、小さな魚を育てたい人には適した水槽です。
ホワイトのフレームがおしゃれな水槽
横に長いスリムタイプの水槽ですが、高さがあるので水草や流木などのアイテムを楽しめます。白い上下のフレームつきガラス水槽で、デザインがおしゃれ。お部屋のインテリアにもなる製品です。
オートワンタッチフィルターがセットになっており、値段もリーズナブルな水槽セット。お部屋に置くだけでポップなイメージを演出できます。はじめてアクアリウムをやってみたい方にもふさわしい商品です。

大型魚におすすめの一台
120×45×45.5cmのフチがあるタイプのガラス水槽で、現在各メーカーから販売されている既存の水槽の中でも大型サイズのひとつ。そのため大きいサイズの魚を飼育する場合に使用するのにおすすめの水槽です。
大型魚を飼育するうえで一番多い事故は水槽からの飛び出しです。その飛び出しを防止するには、フタを隙間なくかぶせる必要があります。こちらの水槽のようにフチがあると、飛び出すときにフチが内に入り込んでいるぶん、魚が外に出にくいことと、フタがフチにしっかりと置けるというメリットがあります。
黒のフレームはインテリア性だけではない、飛び出し防止の安心感を得られることも人気の理由です。フタは別売となります。

横に長く、奥行きが短い水槽
60×17×25.4cmのフチありガラス水槽です。幅が60cmありながら奥行きは17cmしかないので、その名のとおりデスク脇やカウンターなどに設置することが可能。設置場所に奥行きがない場合におすすめです。
奥行きがないぶん照明を設置すると上部フィルターは使用できないので、付属の水中モーターフィルターの使用が望ましいでしょう。ほかにフタなどの付属品もあります。
透明度と自由度の高い観賞用水槽
高品質ガラスの使用、エッジ部分の磨き上げ、貼り合わせ部分などに熟練の技術が使われている「コーナークリア製法」で水槽の透明度を高めており、インテリアに溶け込むアクアリウムを制作できます。
器具やヒーターを別のタワーに収納する「U-TUBE構造」により水槽内がすっきりし、レイアウトの自由度・美しさを引き上げます。
方舟のようなかっこいいデザイン
水を張った水槽部分が宙に浮かんでいるようなデザインから「アーク(方舟)」の製品名がつけられている、シンプル・スタイリッシュな独特の水槽セットです。
フィルターに採用されている「ミニボックスコーナー170」はコーナーにフィットする形状で縦置き・横置き・低水位に対応しており、テラリウムやザリガニ・カメの飼育に使用することもできます。
光と音で楽しめるインテリア水槽
金魚鉢を思わせる容量7Lの丸形で小ぶりな水槽サイズです。付属のLEDライトは自動で色が変わるシステムつき。電気コードはライトとフィルター用の2系統が1本でまとめられていてすっきりしています。
手を汚さずにフィルターを交換できるなど扱いやすさにも工夫されており、アクアリウム初心者にもおすすめです。
水替えの手間を軽減する水槽セット
レバーを持ち上げるだけで「3秒でスタート」する水槽上部の排水システムが特徴的な水槽セットです。大きな負担となる水替えの作業を軽減します。排水したあとから新しい水を足せばおしまいです。
LEDとフィルターが内蔵されており、ろ過材の交換もワンタッチでかんたん。このワンセットだけでアクアリウムがはじめられます。
曲げガラスの美しい観賞用水槽
美しいラインの曲げガラスで構成されたボディが洗練されたイメージの、観賞用水槽。約56Lの大容量で迫力のあるアクアリウムを制作できます。
その大容量をサポートする同社のグレードの高い装備が付属する水槽セットで、LEDライトには「POWER SLIM 600」、フィルターはろ過能力の高い「GRANDE 600」を採用しています
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 熱帯魚の飼育水槽の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの熱帯魚の飼育水槽の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
水槽のメンテナンス方法とは?
アクアリウムを楽しむなら水槽のメンテナンスは欠かせません。水槽のお手入れの仕方を説明しますので、ぜひ覚えて実践してください。
苔掃除をおこなう
水槽の内部には苔が付着するので、定期的に掃除をする必要があります。苔掃除は水槽の素材によって使う道具が異なるので要注意。ガラス製の場合は苔をこそげ落とすスクレイバーやマグネットクリーナーが便利です。スクレイバーには樹脂製もありますが、金属製のほうが硬い苔を落とせるので重宝します。
アクリル製の水槽はキズつきやすいため、やわらかなスポンジで苔を取ります。コーナー部分は取りにくいので、歯ブラシなどでソフトにこすってください。
水換えも定期的に
メンテナンスのポイントは水換えです。どのくらいの頻度で換えるかですが、水槽の大きさや魚の数などによって変わってきます。一般的には、2週間に1度、水量の3分の1を交換するのが目安です。
交換用の水は、水槽内の水温・塩分濃度と同じにすること。交換するやり方は、魚を入れたまま静かに水槽内の水を排水します。最後に用意しておいた水を足して完了です。
人気の熱帯魚をチェックしてみよう 初心者でも飼育しやすい!
熱帯魚の飼いやすさは、『病気に強い』『水質の変化に強い』などがポイントとなります。人気のある熱帯魚・美しい熱帯魚には、飼いやすさから人気の魚と、かわいい・おしゃれといったペットとしての観点で評判は高いものの飼育が難しい魚がいます。
アクアリウムの観賞魚として複数の魚種を飼うなら、丈夫さにくわえて性格の温和さも重要です。ネオンテトラ・ラスボラヘテロモルファなどはこれらの条件をそろえています。
初心者が飼育するときの注意点は?
熱帯魚を飼うのに必要な水草。水上葉や水中葉など種類が豊富なので、初心者はどれを選べばいいか迷ってしまいますよね。この記事では、熱帯魚用水草の種類や選び方、おすすめ商品を紹介。さらに通販の人気ランキングや口コミもあるので、きっと育てやすい品種が見つかります。
熱帯魚の餌は選び方を失敗すると、熱帯魚が痩せて弱ってしまうこともあります。この記事では熱帯魚の餌を買おうか悩んでいる人にもわかりやすい選び方とおすすめ商品を紹介します。水辺の動植物専門ショップ「sensuous」代表の早坂 誠さんに教えてもらいました。記事後半には、Amazonや楽天、ヤフーの...
初心者が熱帯魚を育てるときに注意すべきポイントは、水換えや砂底を掃除する頻度です。こまめにメンテナンスをしてあげると、トラブルが発生する確率が低くなります。
掃除の回数は水槽のサイズによって変わってくるので、熱帯魚の様子をよく観察することが大事です。水換えのタイミングは、試験紙などを使って水質をチェックすると判断しやすくなります。
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メダカや金魚など、水槽で生き物を飼うときに必要な水槽用フィルター。この記事では、水辺の動植物専門ショップ「sensuous」代表の早坂 誠さんへの取材をもとに、アクアリウムで使用する水槽のフィルターの選び方とおすすめ商品をご紹介します。アクアリウム初心者の方にもわかりやすく、機能や用語の意味も...
水槽内の水温を下げる「水槽用クーラー」。冷却方法にチラー式・ペルチェ式・冷却ファンタイプがあるほか、ヒーターが内蔵されているものやコンパクトタイプなど、種類や特徴もさまざま。ここでは、水辺の動植物専門ショップ「sensuous」代表の早坂 誠さんにお話をうかがい、水槽用クーラーを選ぶときのポイ...
本記事では、水辺の動植物専門ショップ「sensuous」代表の早坂 誠さんへの取材のもと、水槽ライトの選び方やおすすめ商品をご紹介していきます。記事後半にはECサイトの売れ筋ランキングも掲載していますので、そちらもぜひチェックしてみてくださいね。
水槽で熱帯魚を飼育してお部屋のイメージを変えてみよう!
アクアリウム初心者の水槽選びは、サイズや安全性といった機能面を満たしたうえで、飼育する熱帯魚が過ごしやすい形状、鑑賞するあなた自身が楽しめるデザインなど、考えることがたくさんあります。
複雑そうにも感じますが、目指すアクアリウムの完成系をイメージすればおのずと必要な水槽の姿が見えてくるでしょう。良質な観賞用水槽を製造するメーカーは多数存在し、先輩アクアリストの支持を受けています。この記事を参考にお部屋にぴったりの水槽をみつけてください。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
東京渋谷の水草・観賞魚販売を中心とした店舗「sensuous」代表。 水草職人として、観賞魚業界を牽引するパイオニア的存在の一人。 独立後の2001年より水草を用いた作品を専門誌やインテリア誌に数多く発表しており、朝の連続テレビ小説「あまちゃん」に登場した海女カフェ水槽を始め多くのテレビ番組セットや企画展、各イベントなどでアクアリウム作品を手掛けている。 2016年6~7月にはEテレ「アクアリウムとテラリウム」の講師での出演、 2017年・18年では水草と観賞魚の企画展「グリーンアクアリウム展」でのディレクションを担当する。 都内専門学校(アクアリスト専攻)講師。観賞魚飼育管理士アドバンス・愛玩動物飼養管理士2級・ビオトープ計画管理士2級・ビオトープ施工管理士2級。著書「水草水槽のススメ」