「ブロンザー」とは? 健康的な小麦肌に!
ブロンザーとは、肌より暗い色のパウダーやクリームのこと。あえて肌のトーンを落とすのに使います。「ブロンズ肌」という言葉もあるように、ブロンザーは小麦色の健康的な肌に見せてくれる効果があります。日焼けしたような肌に憧れる、引き締まった肌に見せたいという人におすすめです。
シェーディングとの違いは?
ブロンザーとシェーディングは混同しがちですが、厳密にいえば仕上がりも目的も異なります。シェーディングは、部分的に入れることで影を作り、顔に立体感をもたらします。色もグレー系のブラウンが主流です。
一方で、ブロンザーは日焼け肌に見せることが目的なので、色味もオレンジ系のブラウンのように褐色系が多いことが特徴です。
シェーディングをブロンザーとして使用するのは、場合によって肌色が悪く見える可能性大。用途に合わせ、適切に使いましょう。
ブロンザーの選び方 使い方にあわせて
ここからは、ブロンザーの選び方をご紹介します。
使用感からテクスチャーを選ぶ
ブロンザーには、パウダータイプ、クリームタイプ、リキッドタイプ、スティックタイプがあります。それぞれの特徴をみていきましょう。
初心者にもおすすめの「パウダータイプ」
「パウダータイプ」は、軽いつけ心地で濃淡をコントロールしやすいので、初心者さんにもおすすめです。ブラシを使って少しずつ調節すると失敗しづらいですよ。パウダータイプは商品ラインナップが豊富で、選択肢が多い点もメリットです。
肌にしっかり密着する「クリームタイプ」
肌にしっかり密着させたいなら、「クリームタイプ」がおすすめです。しっとりしたつけ心地で粉っぽくならないのが魅力。崩れにくいのでメイク直しの手間も省けます。
また、指でも塗れるのでブラシ不要なところも便利。ただし、広範囲に伸びにくいので、鼻まわりなど部分的な使用に向いています。
さらさらしたテクスチャーの「リキッドタイプ」
「リキッドタイプ」は油分が少なく、サラサラとしたテクスチャーです。ファンデーションとブレンドして色味を調節して使うこともできます。肌全体になじませれば、自然に日焼けしたヘルシー肌に。ただし、リキッドタイプは量の調節が少し難しいので、メイク上級者におすすめです。
目的のパーツに使いやすい「スティックタイプ」
顔に直接塗布することができて、目的のパーツに使いやすいのは「スティックタイプ」です。ハイライトとセットになった商品もあり、コントゥアリングとして使いやすいです。塗り広げるときは、指よりもパフやスポンジを使うのがおすすめです。ポーチにも入れやすいコンパクトサイズで、持ち歩きに便利ですよ。
パウダータイプにはブラシ付きがおすすめ
パウダータイプのブロンザーは、ブラシを使って塗布します。ブロンザー用のブラシを別で購入する必要がない、ブラシ付きのアイテムが便利です。ただし、付属のブラシが小さくて使いにくいという人は、別でメイクブラシを用意してくださいね。
パールやラメの有無で選ぶ
ブロンザーはパールやラメを配合しているものがほとんど。日焼け肌に見せるため、また顔を立体的に見せるために必要だからです。ただ、なかにはパールやラメが含まれていないものもあるため、シーンや仕上がりイメージに合わせて、パールやラメの有無を選択するのもひとつの方法です。
たとえば、ラメが配合されているものでも、ラメの大きさによって華やかに見えるか、また違和感がなくなるかが変わります。ただ、ラメが入ることで肌に光沢感が出て、健康的なツヤ肌に仕上げることができますよ。一方、ノンパールのブロンザーはマット肌を好む方におすすめです。
胸元の色を参考にカラーを選ぶ
ブロンザーは、肌になじむ色を使わないと不自然になってしまいがちです。だからこそ、色味をしっかり確認したうえでブロンザーを選ぶことをおすすめします。
ポイントは、胸元の色。色白肌や赤み・青みが強い方は赤みのあるブラウンを、また黄みが強い方は深めのブラウンがいいでしょう。場合によっては、複数の色をブレンディングして使用することで肌になじみやすくなる場合があります。
ブロンザーのおすすめ6選 プチプラからデパコスまで!
ここからは、ブロンザーのおすすめ商品をご紹介します。

コントゥアリングメイクにぴったり
スティックタイプのブロンザーとハイライトが一体になったアイテム。ブロンザーに慣れている方や、コントゥアリングメイク目的でブロンザーを選ぶ方にぴったりです。鼻筋や額、眉間にハイライトを使用し、フェイスラインや鼻まわりなどにブロンザーを入れれば、外国人風のメリハリある顔立ちに仕上がります。
また、種類によってパール感が異なるのも特徴です。立体感ある仕上がりを求める方におすすめします。

日焼け肌のアクセントにもなるツヤ肌ブロンザー
理想的な肌色に近づきたい、日焼けした肌に見せたい……そんな方に向けて作られたのがMACの『ブロンジング パウダー』。肌になじみやすいゴールデンベージュで、肌色問わず使いやすくて便利です。
また、光を反射するブロンジングピグメント(パール)を配合しているので、日焼け肌に見せることはもちろん、日焼け肌のアクセントとして使うこともできます。パウダータイプなので濃淡を調整しやすいですし、初心者の方にも使いやすいです。

直接塗布できるスティックタイプ
カラーバリエーション豊富なスティックカラー。ブロンザーとして使用するなら「diva」がおすすめです。コントゥアリングメイク(骨格メイク)をするのに便利で、影を出したいところに直接塗るだけなのでかんたん。
キラキラ感というよりは、濡れたような質感でツヤを演出することができます。日焼けした肌を演出すれば、顔全体が引き締まった印象に。ノンパールを好む方におすすめです。
プチプラ韓国コスメ! 3色入りで使いやすい
韓国コスメで人気なペリペラのシェーディング。アーモンドブラウンの色味は、自然な影を作れてブロンザーとしても使いやすいです。パウダー粒子が肌にピタッと密着して、ナチュラルな立体感を演出。
Vになった3色のカラーは、顔のパーツごとに単色で使うのはもちろん、ブレンドして自分に合う色味に調節してもいいですね。一番使う中間色の割合を多くするなど、使いやすさにも配慮されています。カラーも2タイプ展開されているので、自分に合う色味が見つかりますよ。
健康的な肌をナチュラルに演出
健康的な小麦色の肌をとても自然に演出してくれるブロンザーです。とても柔らかいパウダータイプなので肌への乗りもとてもよく、普段はあまりブロンザーを使用しないという方にもおすすめです。
色合いはあまり赤みのないブラウンとなっていて、よりすっきりとした印象を与えることができます。耐久性も高くしっかりしていますので、夏場でも安心して使用できるでしょう。
GUERLAIN(ゲラン)『テラコッタ ザ ブロンジングパウダー』
保湿成分配合で持ちもいい
香水などでも有名な、フランスのブランド・ゲランのアイテムです。保湿成分配合で、お肌にもやさしく自然なブロンズ肌にみせてくれます。軽いつけ心地で、半透明なテクスチャーなので、いかにも「塗ってます」という感じもないですよ。
また、ロングラスティング処方もうれしいポイント。つけたての発色が長持ちします。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ブロンザーの売れ筋をチェック
Amazonでのブロンザーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
実際に使ってどうだった? 口コミをチェック!
ここで何商品か、実際に使ってみての口コミを見てみましょう。※口コミはあくまで個人の感想です。
M・A・C(マック)『ブロンジング パウダー』の口コミ






出典:LIPS
チークが苦手で、#ブロンザー ならヘルシーにお顔を華やかに出来ると思いやっと購入。
お色味はゴールデンです。
メリット
・発色がほんとうに素晴らしい
・ラメも程よくあり華やかになります
・粉飛びしません
・薄くブラシに取れば、シェーディングも可能です
・量もあってコスパが良いです
【追記】
・ワンクールは使用してますが、減る様子がありません。コスパ良すぎです。
デメリット
・特筆するべき点がありません
ETUDE(エチュード)『プレイ101スティックデュオ』の口コミ






出典:LIPS
ETUDE HOUSEのPLAY 101 STICKは、ちゃんとシェーディングしたいときにおすすめです
私は、シェーディングの色が1番暗い02を使っています。
シェーディングあんまりしたことない方は薄めの03の方が失敗しにくいと思います
スティックで斜めにカットされてるので凄く使いやすいのがポイント。鼻筋、ヘアライン、フェイスラインに使っています。
ETUDEの公式HPの使用例がとてつもなく分かりやすので初めて使う方はそれを参考にするといいと思います!私も見てからやりました^_^
シェーディングやハイライトを塗ったら、スポンジでぼかします(かなりはっきりと出るのでぼかすの重要です!!ぼかさないと書いた感がすごいので)
はっきり小顔感出したい時にぜひ!
NARS(ナーズ)『パラダイスファウンド ブロンズパウダー』の口コミ










出典:LIPS
通常サイズではなくオーバーサイズなので
まずサイズがでかい。
片手のひらぐらい。コスパえぐいです。
全体の下のほうには金粉みたいなのが吹き付けてあってめちゃんこキッラキラなんですけど
吹き付けだからちょっと表面削ったら無くなっちゃうのか、悲しいなと思っていたら
よくみたら普通に細かいゴールドパウダーが結構はいっててすごく上品で美しいブロンザーなんです!
これだけ使っても艶感がすんごい
とぅやとぅやの肌が簡単にできる。
ブロンザーとしてはもちろんですがブラウンとゴールドの具合が絶妙なのでアイシャドウ、チークとしても使っています
チークとして使ったら日焼けしたみたいな自然な色味
イエベなんですが浮くことなく自然なシェーディングカラーで使いやすい◎
粉質はとてもしっとりしていてシルキー
モノイオイルの南国な香りつきです
ブロンザーの使い方 ヘルシーな印象に
ブロンザーを適量ブラシにとったら、こめかみ辺りから頬骨に向かって「C」を描くように塗っていきます。同様に頬骨から顎に向かって塗りましょう。薄く広めに塗っていくことがポイントです。
ブロンザーはチーク代わりにもなる!
健康的な日焼けメイクに活躍するブロンザーですが、チーク代わりとしても使えます。
チークとして使うときは、赤みの入ったカラーやオレンジ感のあるカラーを選ぶとよいです。眉毛の横あたりから、こめかみを通って頬骨の上までブラシをすべらせれば完成!
あわせて使いたいブロンザーブラシもチェック
ブロンザーは、ブラシで塗布します。付属のブラシもいいですが、使いにくい場合は別途ブラシを用意するといいですよ。
適量のブロンザーを簡単につけられる
ブロンザーやハイライターなどを適量だけ簡単につけることができるブラシとなっています。とてもなめらかに仕上げることができる設計なので、さまざまなタイプのパウダーに対応します。トム・フォードブランドならではのグラマラスでゴージャスなデザインも魅力のひとつ。手にするだけでメイクをするのが楽しくなってしまうようなアイテムです。
「ブロンザー」のおすすめ商品の比較一覧表
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ブロンザーをうまく選んで使いこなそう
ブロンザーにもパウダーやリキッド、スティックタイプなどさまざまな種類のものがあります。それぞれ使用感は異なっていますし、仕上がりも異なっています。そのため、自分に合ったものを選ぶことが大切です。好みや肌に合わせてあなたにぴったりなものを選び、うまく使いこなしてみてください。すると、もっとメイクのバリエーションの幅を増やすことができるでしょう。
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日本化粧品検定1級を持つコスメコンシェルジュです。 化粧品・健康食品を扱う美容部員として勤務後、コスメコンシェルジュとして美容コラムの作成や情報サイトの監修、化粧品会社様の社内向けテキスト作成など幅広く活動しています。 大切にしているのは「消費者目線でものを考えること」。美容部員時代に培ったカウンセリング経験をもとに、読者のニーズに合うグッズを見極め、みなさんに良い情報をお届けします。