デッキブラシの魅力とは? 玄関、ベランダ、ウッドデッキの掃除に!
デッキブラシは、床の掃除で使用する道具です。柄が長く、立ったまま広範囲を掃除するのにぴったり! 洗剤いらずで水だけでもしっかり汚れを落としてくれます。玄関・ベランダ・ガレージ・ウッドデッキ・トイレなど、使える場所もさまざまです。
ひとつあると、日ごろのお手入れはもちろん、大掃除などでも活躍してくれる便利なアイテム! 機能性のあるものからおしゃれなものまであるので、使いやすいものを見つけましょう!
デッキブラシおすすめ15選!
それではさっそく、使い勝手のよいデッキブラシをご紹介します。ブラシの素材や幅、伸縮機能などもチェックして自分が掃除したい場所に適したデッキブラシを探してみてください。




「デッキブラシ」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする デッキブラシの売れ筋をチェック
Amazon、Yahoo!ショッピングでのデッキブラシの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
デッキブラシの選び方
ここからは、日本清掃収納協会 代表理事・大津たまみさんへの取材をもとに、デッキブラシを選ぶときのポイントを紹介していきます!
掃除したい場所に合うブラシの素材をチェック!
デッキブラシを選ぶときは、掃除したい場所に合った素材を選ぶことが大切です。ブラシの素材には「化学繊維」「天然素材」「金属製」の3つがあり、それぞれ特性や掃除に向いている場所が異なります。掃除する場所に合ったデッキブラシを選びたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
ナイロンなど化学繊維はマルチに使える
玄関のタイルやマットなど、さまざまな場所で利用できるのが、化学繊維のデッキブラシ(化繊ブラシとも呼ばれています)の特徴。毛がかたく、コシが強いので、タイルの目地汚れや乾燥した泥などもパワフルにかき出してくれます。
化学繊維のデッキブラシは、使用されている化学繊維によっても特徴が変わります。ナイロン、ポリエステル、ポリプロピレン、PVC(ポリ塩化ビニル)などがよく使われる素材です。それぞれ強度、弾力が異なるので、使用頻度や汚れの程度に合わせて素材を選びましょう。強度は、ナイロン>ポリエステル>ポリプロピレンとなっています。PVCは、かたくもやわらかくも作ることができます。
天然素材はお風呂など水回りの掃除に便利
天然素材のシダは、洗剤やお湯に強いという特徴を持っています。かたく吸水性もよいので、水やお湯を使いながら磨く場所に向いています。洗剤にも強いので、汚れが落ちればよいというだけでなく、洗剤を使い除菌も行ないたい場所に適しています。たとえば、銭湯の床、プール掃除、給食室、厨房などです。
吸水性がよいので、ブラシに含ませた洗剤液で広い範囲を磨くことができます。吸水性のない素材だと、洗剤液を床にまきながら、磨くことになるので効率に大きな差がでます。
金属製はコケや雑草もしっかり取れる
長く放置されたコンクリートに付着したコケや鉄板の塗装落としやサビ落としに活躍するのが、スチールなどの金属(ワイヤー)を使ったデッキブラシです。
ワイヤーの特質(材質、太さ、長さ)によってブラシ全体の弾性、剛性に違いが出ます。磨くものに合わせたブラシを選ばないと、床面にキズをつけることも。そのため金属製ブラシを使用する場合は、慎重な力加減の調整が大切といえるでしょう。
ブラシの幅は「15~20cm」が使いやすい
デッキブラシをお風呂場や玄関掃除で使うなら、こまわりがきいて使いやすい15~20cmくらいの幅のブラシが便利です。庭のウッドデッキやガレージなど、広い場所の掃除には30~60cmのワイド幅が活躍します。
しかし、階段など狭い場所の掃除につなげたい場合、ワイド幅ではこまわりがきかないので不便です。どの幅を選んだらいいのか迷ったときは、まずは使いやすい15~20m幅のデッキブラシを購入してから、必要に応じてワイド幅を検討してみてもいいでしょう。
柄の長さや伸縮機能があるかも確認しよう
昔のデッキブラシは柄の部分が木で作られていることが多く、持ち運びや収納するのに不便という印象をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、現在は柄の長さが自由自在になる伸縮機能や通水性にすぐれているものが多く販売されています。収納面やさまざまな場所で使いたいという方は、伸縮機能が付いたものだと長さを調節できるのでおすすめです。
耐久性や力を入れて掃除をしたいという方は、伸縮機能がないものの方が扱いやすいでしょう。
隙間掃除にはヘッドが回転するものだと便利
最近では掃除したい場所にあわせて、ブラシ部分を回転させて向きを変えられる商品があります。ベランダの排水溝やウッドデッキのしたなど、掃除のために動かせない場所の掃除や隙間掃除に便利です。
ただし、ヘッドが回転することで力がかけにくかったり、接合部の耐久性が低かったりすることがあります。「とても便利そうだけど実際はどうなんだろう?」と気になるときは、商品の口コミやレビューで実際の使用感などをチェックしてみてください。
メーカーで選ぶのもおすすめ
「どれを選べばいいかわからない……」「業務用のブラシを扱っている専門メーカーのものがほしい」という方は、人気のメーカーから選ぶのもひとつの手です。
たとえば、老舗掃除用品メーカーの「テラモト」や、使いやすさと素材にこだわって家庭用の掃除用品などを扱う「山崎産業」など。家庭用の掃除用品を豊富に取り扱っているので、ほかの商品も同メーカーでそろえるのもいいですね。
電動タイプという選択肢も
デッキブラシといえば、手動のものが一般的ですが、電動タイプの商品もあります。力を入れてゴシゴシと磨く必要がなく、なでるように動かすだけで自動で汚れをきれいにしてくれます。充電しておく必要はありますが、力に自信のない方や高齢者なども使いやすいのがポイントです。
また、複数のアタッチメントが付いている電動デッキブラシなら、家のなかのさまざまな場所に使えて便利ですよ。
デッキブラシの上手な使い方
デッキブラシを使うときは、掃除をする場所に合った素材を選ぶことが大切です。玄関やベランダ・ウッドデッキ、お風呂場などでデッキブラシを上手に使う方法をご紹介します。
玄関掃除
玄関は雨天時、靴底についた泥で汚れてしまうことも。タイルの表面をほうきではらっても、溝に入った泥汚れはなかなかきれいになりません。落としにくい汚れはデッキブラシを使いましょう。
ブラシの素材はコシが強く、洗剤の使用も可能な化繊素材が便利です。排水溝があれば、水を流しながらこするだけ。洗剤もしっかりと流して乾かしてください。
ベランダ・ウッドデッキ
ベランダやウッドデッキは土ボコリや砂ボコリがたまりやすい場所です。ベランダは排水溝まわりや、コーナー、室外機などこまかい場所があるため、ヘッドがコンパクトで回転するものを選ぶと掃除がしやすいでしょう。
ウッドデッキは季節ごと(年4回程度)デッキブラシを使って水洗いをすると長くきれいな状態で使えます。ブラシは木材を傷めない天然素材かやわらかめのナイロンを選び、軽くあてて何度かこするようにして汚れを落としましょう。コケや黒ずみなどしつこい汚れは、高圧洗浄機と組み合わせて使うと便利です。
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お風呂場
お風呂場の洗浄には掃除する床材を傷めない素材のブラシを選ぶことが大切です。ポリプロピレンやナイロンなど化繊素材のブラシなら、適度なコシと水はけにもすぐれているため、お風呂場の掃除に向いています。
片手で扱えるハンディタイプは、力もかけやすくこまわりがききます。また、柄が伸縮するタイプは壁や天井も洗浄できるので便利です。毛先が広がった形状のブラシはコーナー部分も洗いやすく、タイルの溝もしっかり洗浄できます。
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毎日のお手入れには「ほうき」や「ちりとり」がおすすめ
デッキブラシは汚れが気になったときや、年に数回程度の掃除でじゅうぶんです。毎日のお手入れは「ほうき」と「ちりとり」を使いましょう。玄関やベランダなどすぐ手にとれる場所にかけておけば、こまめに掃除することが可能です。
下記の記事で整理収納アドバイザーや節約お掃除ブロガーが、使用する場所に合ったおすすめの「ほうき」と「ちりとり」を紹介しています。気になる方はぜひチェックしてみてください。
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使用する場所に合ったデッキブラシを用意しよう
デッキブラシを使った掃除は年数回程度と、頻度は高くありませんがあると便利なアイテムです。玄関やベランダ、ウッドデッキ、お風呂場など床材はそれぞれ異なるため、1本のデッキブラシよりも場所に合わせた素材を選んで用意しておくと便利です。
頻繁に買い替えるアイテムではないため、本記事でご紹介したデッキブラシの選び方も参考にして、長く使えるものを選びましょう。あわせてご紹介したデッキブラシを上手に使う方法も参考にして、長くきれいな状態をたもってください。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
アルバイトからはじめた清掃業界。何がお客様に笑顔になっていただけるのかを考えてきました。 2006年に、たった一人でアクションパワーを設立。現在多くの女性と一緒に働くことが出来ることに幸せを感じています。 2010年12月には、かんき出版より【8秒で幸せをつかむ「片づけ力」】を出版。 自らの経験と片づけノウハウだけではなく、片づけを通じて幸せをつかむ力=片づけ力を提唱し、普及活動中です。 講師業を行いながら、現在も現場でお客様と一緒に片づけや掃除を行っています。 5つの団体の運営を行いながら、起業理念の『女性の働く場の提供と働く女性の支援』が出来るように日々努力中♪です。