デッキブラシの魅力とは?
デッキブラシは、床の掃除で使用する道具です。柄が長く、立ったまま広範囲を掃除するのにぴったり!
洗剤いらずで水だけでもしっかり汚れを落としてくれます。玄関・ベランダ・ガレージ・ウッドデッキ・トイレなど、使える場所もさまざまです。
ひとつあると、日ごろのお手入れはもちろん、大掃除などでも活躍してくれる便利なアイテム! 機能性のあるものからおしゃれなものまであるので、使いやすいものを見つけましょう!
デッキブラシおすすめ11選
それではさっそく、使い勝手のよいデッキブラシをご紹介します。ブラシの素材や幅、伸縮機能など、商品の特徴を比較しながら、あなたにぴったりのデッキブラシを探してみてください。
W繊維&軽量! 外壁やタイルもキレイに
フロアモップのような見た目が特徴のデッキブラシ。2種類の繊維で汚れをかきだすW繊維を採用し、その使い勝手のよさから、ホームクリーニングの現場でも使われている商品です。
毛足が短いためブラシによる水ハネが少なく、少ない水量で掃除することができます。スポンジ部分は面ファスナーで取り外してまる洗いも可能。柄は軽量なアルミ製なので、コンクリートの外壁はもちろん、玄関のタイル掃除にぴったりです。
お湯や薬品にも強いデッキブラシ
天然素材だけで作られたデッキブラシ。ブラシ部分には「パルミラヤシ」から採取されるパルミラファイバーを使用。さらに、繊維が太目でコシが強い赤シダも使っています。
また、水やお湯がかかるブラシヘッドはニス塗り仕上げで、湿気に強い仕様。厨房の床や銭湯、スポーツクラブなど、お湯や洗剤を使う清掃に適しています。
高耐久性! ブラッシングしやすい化繊素材
清掃用品メーカー・テラモトのデッキブラシです。天然木のヘッドにポリエステル製のブラシがついており、汚れをしっかりとかきだします。ブラシ部分と柄は適度な角度をつけた状態でしっかりと固定されているため、力をかけやすく掃除がしやすいと口コミでも評価を得ている商品です。
柄はスチール製で耐久性にもすぐれているため、玄関はもちろん、ガレージやタイル床などの掃除にぴったりです。

柄の短いブラシで、収納もしやすい
柄の長さが短いブラシです。伸縮タイプですが、伸ばしても背を丸めなければ掃除できないくらい短いです。そのため狭い範囲の床の掃除をするのに向いています。
また、子どもの背丈に合っているので、子どもが掃除するときにも力が入れやすいでしょう。
一方、柄が短い分、収納する場所にも困りません。本体が非常に軽いので、持ち運ぶときにストレスフリーです。

キズをつけたくない場所をキレイにする素材
ブラシの素材がシダになっているデッキブラシです。シダは、水を使うお風呂場ややわらかい素材でできているベランダなどの箇所の掃除をするときに便利。
柄の長さも1m以上あるので、かがまないで掃除をすることが可能です。持ち手は木製で、自然な雰囲気のものを好む方にもおすすめです。
価格も安く、何本か必要でまとめて買うときにも財布に優しいですね。
サビ落としや塗装はがし向けデッキブラシ
ブラシにスチールを用いたこのデッキブラシは、磨くというより削り取ることを目的として使用します。たとえば、コンクリートや鉄板の塗装を剥がし、研磨して塗り直すといった作業で使用する商品です。
ウッドデッキなどの汚れ落としに使用してしまうと、床が傷だらけになってしまうので注意してくださいね。
消毒処理も可能な耐久性の高いブラシ
総合環境メーカー・山崎産業の業務用品HGシリーズのデッキブラシは、高度衛生管理が求められる場所の清掃を目的に作られた製品です。ネジやリベットを使用していないねじ込み式のため、耐久性にすぐれているのが特徴。
毛が1本でも抜け落ちたらすぐに判別できるよう、レッド・イエロー・ブルーのカラーリングが施されています。ブラシは次亜塩素酸ナトリウムによる消毒処理も可能です。ベランダやウッドデッキなど、掃除したい場所にあわせて好きな色を選んでみてください。

ホースに取りつけて水をだしながらの掃除が可能!
この商品はホースを取りつけることで、ブラシ部分から水をだしながら掃除することができます。水はけもよく、長く使用することが可能。また、使用後も早く乾くので、掃除が終わったあともラクです。
業務用として掃除のプロが使用している商品でもあり、ブラシ部分の毛が絶妙なしなり具合で確実に汚れを落とします。水をだしながら掃除することが可能なデッキブラシを求めている方におすすめの商品です。
広範囲を一気に磨くことができるデッキブラシ
デッキブラシ選びはブラシの素材も重要ですが、ヘッド部の大きさや形も作業のしやすさに大きく関わります。
この商品の特徴は、商品名にも入っている7寸。つまり、ブラシの幅が約21cmと大きめになっています。小型のヘッドに比べて広い範囲を磨くのに適していますが、その分、力も必要になります。そのため柄も若干長く120cmとなっています。
こちらのメーカーのラインナップには8寸(約24cm)、柄の長さ135cmとさらに大きなものもあります。広い範囲の清掃をしたい方はチェックしてみてください。
スリムなお風呂専用電動ブラシ
お風呂掃除は床や壁だけでなく、浴槽の掃除も必要な大変な作業ですよね。その作業を大幅に軽減化してくれるのが、電動ブラシです。立ったまま浴槽の隅々まで磨くことができるので、腰を痛めることもなく、効率よく掃除できますよ。
電動式には重たいものもありますが、この商品は750gと比較的軽量で取り扱いやすい点も魅力。スリムでコンパクトなので、タオルハンガーにかけて「見せる収納」もできます。

ハンディタイプで隅々まで届く
最大の特徴は台形に毛が埋め込まれていること。床のこまかい箇所に入り込んでしまった汚れも掻き出してキレイにしてくれるすぐれものです。
さらに、床を掃除する際に力が入りやすい台形フォルムで、軽い力で汚れを取り除けます。壁側や床にも毛が届きやすく、こまかい箇所の汚れを確実に取り除きたい方にピッタリです。
「デッキブラシ」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの人気ランキング 通販サイトの売れ筋ランキングをチェック!
Amazonでのデッキブラシの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
デッキブラシの選び方
ここからは、日本清掃収納協会 代表理事・大津たまみさんへの取材をもとに、デッキブラシを選ぶときのポイントを紹介していきます!ポイントは下記のとおり。
【1】掃除したい場所に合うブラシの素材をチェック!
【2】ブラシの幅は「15~20cm」が使いやすい
【3】柄の長さや伸縮機能があるかも確認しよう
【4】隙間掃除にはヘッドが回転するものだと便利
【5】メーカーで選ぶのもおすすめ
上記のポイントをおさえることで、より具体的に自分に合うデッキブラシを選ぶことができます。
【1】掃除したい場所に合うブラシの素材をチェック!
デッキブラシを選ぶときは、掃除したい場所に合った素材を選ぶことが大切です。ブラシの素材には「化学繊維」「天然素材」「金属製」の3つがあり、それぞれ特性や掃除に向いている場所が異なります。掃除する場所に合ったデッキブラシを選びたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
ナイロンなどの化学繊維はマルチに使える
玄関のタイルやマットなど、さまざまな場所で利用できるのが、化学繊維のデッキブラシ(化繊ブラシ)の特徴。毛がかたく、コシが強いので、タイルの目地汚れや乾燥した泥などもパワフルにかき出してくれます。
化学繊維のデッキブラシの素材には、ナイロン、ポリエステル、ポリプロピレン、PVC(ポリ塩化ビニル)などがよく使われます。それぞれ強度、弾力が異なるので、使用頻度や汚れの程度に合わせて素材を選びましょう。強度は、ナイロン>ポリエステル>ポリプロピレンの順に強いです。
天然素材はお風呂など水回りの掃除に便利
天然素材のシダは、洗剤やお湯に強いという特徴を持っています。かたく吸水性もよいので、水やお湯を使いながら磨く場所に向いています。洗剤にも強いため、銭湯の床、プール掃除、給食室、厨房など、洗剤を使ってきれいに除菌もしたいという場所に適しています。
金属製はコケや雑草もしっかり取れる
スチールなどの金属(ワイヤー)を使ったデッキブラシは、長く放置されたコンクリートに付着したコケや、鉄板の塗装落とし・サビ落としに活躍します。
ワイヤーの特質(材質、太さ、長さ)によってブラシ全体の弾性、剛性に違いが出ます。床面にキズをつけないように、磨くものの強度に合わせたブラシを選びましょう。
【2】ブラシの幅は「15~20cm」が使いやすい
デッキブラシをお風呂場や玄関掃除で使うなら、小回りがきいて使いやすい幅15~20cm程度のブラシがおすすめです。庭のウッドデッキやガレージなど、広い場所の掃除には30~60cm程度のワイド幅が活躍します。
どの幅を選んだらいいのか迷ったときは、まずは使いやすい15~20m幅のデッキブラシを購入し、必要に応じてワイド幅を検討してみてもいいですね。
【3】柄の長さや伸縮機能があるかも確認しよう
立ったまま床掃除をするときは、柄が短いと腰に負担がかかってしまいますよね。自分にちょうどいい長さを選びたいところですが、通販だとよくわからないという場合は、伸縮機能があるものを選びましょう。家族で身長の差がある場合にも便利です。伸縮するタイプなら、コンパクトに収納もできておすすめ。
一方で、お風呂場など、しゃがんで掃除することが多いなら、柄が短いものの方が便利です。
【4】隙間掃除にはヘッドが回転するものだと便利
掃除したい場所にあわせて、ブラシ部分を回転させて向きを変えられる商品があります。ベランダの排水溝やウッドデッキのしたなど、掃除のために動かせない場所の掃除や隙間掃除に便利です。
ただし、ヘッドが回転することで力がかけにくかったり、接合部の耐久性が低かったりすることがあります。「とても便利そうだけど実際はどうなんだろう?」と気になるときは、商品の口コミやレビューで実際の使用感などをチェックしてみてください。
【5】メーカーで選ぶのもおすすめ
「どれを選べばいいかわからない……」「業務用のブラシを扱っている専門メーカーのものがほしい」という方は、人気のメーカーから選ぶのもひとつの手です。
たとえば、老舗掃除用品メーカーの「テラモト」や、使いやすさと素材にこだわって家庭用の掃除用品などを扱う「山崎産業」など。家庭用の掃除用品を豊富に取り扱っているので、ほかの商品も同メーカーでそろえるのもいいですね。
【6】電動タイプという選択肢も
デッキブラシといえば、手動のものが一般的ですが、電動タイプの商品もあります。力を入れてゴシゴシと磨く必要がなく、なでるように動かすだけで自動で汚れをきれいにしてくれます。充電しておく必要はありますが、力に自信のない方や高齢者なども使いやすいのがポイントです。
また、複数のアタッチメントが付いている電動デッキブラシなら、家のなかのさまざまな場所に使えて便利ですよ。
デッキブラシを使った掃除方法
デッキブラシを効果的に使うなら、水を使うのが一番です。水と一緒に汚れをかき出し、排水口に向かって流していきます。
もし水が使えないなら、デッキブラシで汚れをかき出してから、ほうきとちりとりでゴミを回収しましょう。
デッキブラシを使った後は、水洗いをしてからカビが生えないようにしっかりと乾燥させてくださいね。吊るして収納するのがおすすめです。


日ごろからほうきとちりとりで掃除しましょう
デッキブラシは汚れが気になったときや、年に数回程度の掃除でじゅうぶんです。毎日のお手入れは「ほうき」と「ちりとり」を使いましょう。玄関やベランダなどすぐ手にとれる場所にかけておけば、こまめに掃除することが可能です。
下記の記事で整理収納アドバイザーや節約お掃除ブロガーが、使用する場所に合ったおすすめの「ほうき」と「ちりとり」を紹介しています。気になる方はぜひチェックしてみてください。
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使用する場所に合ったデッキブラシを用意しよう
デッキブラシを使った掃除は年数回程度と、頻度は高くありませんがあると便利なアイテムです。
玄関やベランダ、ウッドデッキ、お風呂場など床材はそれぞれ異なるため、1本のデッキブラシよりも場所に合わせた素材を選んで用意しておくと便利です。
頻繁に買い替えるアイテムではないため、本記事でご紹介したデッキブラシの選び方も参考にして、長く使えるものを選びましょう。あわせてご紹介したデッキブラシを上手に使う方法も参考にして、長くきれいな状態をたもってください。
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