高圧洗浄機とは
水を高圧噴射することで汚れを落とす高圧洗浄機。デックブラシや雑巾で少しこすったぐらいでは落とすことが難しい、家の壁や玄関のポーチなどにこびりついた汚れ、長年蓄積した汚れを弾き飛ばすことが可能です。また、水圧の調整もできるため窓や網戸のほこり、花粉なども洗い流せます。
それ以外にも、車やバイクの洗車、キャンプ・アウトドアで使ったアイテムの洗浄など幅広く使えるので、あると便利なアイテムになります。
■高圧洗浄機の用途
高圧洗浄機を選ぶ際の大前提として、「何の用途で使うか」が重要になります。
高圧洗浄機は「洗車」「敷石や外壁などの掃除」「網戸やベランダなどの掃除」の3種類があるため、メインで使用するのはどれなのかを決めて行きましょう。
▼洗車がメインの場合
洗車の際に大切となるのは、大きく「汚れを落とすパワー(水圧)があるか」「洗剤が使えるか」「ホースの取り回しがいいか」などがポイントになります。そのため、
●汚れを落とすパワー(水圧)があるか
→高水圧モデルかどうか
●洗剤が使えるか
→洗剤タンクを搭載したモデルかどうか
●ホースの取り回しがいいか
→ホースが長いモデルかどうか
などを確認してください。
▼敷石や外壁などの掃除がメインの場合
敷石や外壁などの掃除の際に大切となるのは、大きく「長時間使えるか」「給水がスムーズか」などがポイントになります。そのため、
●長時間使えるか
→網戸や玄関など、距離が近く、電源が確保できる場合はコード式電源を
→外壁や塀など、移動距離が長い場合は長時間使えるバッテリーのものを
●給水がスムーズか
→水道から直接給水できるモデルかどうか
などを確認してください。
(★)ポイント:アタッチメントの種類で掃除の幅が増える
高圧洗浄機は、さまざまな種類のアタッチメントを取り付けることで幅広く活用できます。作業効率を上げるためには、洗浄場所に適したノズルやクリーナーがあると便利です。
本体の価格は少し高くなりますが、アタッチメントや付属品があらかじめ充実しているものを選ぶと追加購入するよりもお得になる場合もありますよ。
高圧洗浄機の電源タイプ
高圧洗浄器には、コンセントから電気を供給する電源コード式とあらかじめ充電したバッテリーを使う充電式(コードレス)、業務用のエンジン式などがあります。
■電源コード式
水圧が強いのは電源コード式で、連続使用時間を気にする必要がありません。また、電源がない場所で使う場合は、ポータブル電源を使うことができます。
■充電式(コードレス)
充電式(コードレス)は電源コード式に比べるとパワーは劣りますが、コンセントなどから電源が確保できない場所でも使える、コンパクトで軽量モデルが多いというメリットがあります。
どちらを選ぶかの目安ですが、1回の作業で30分以上使うことが多いなら電源コード式、30分以内なら充電式(コードレス)を選ぶといいかもしれません。
■エンジン式
エンジン式は、ガソリンなどを燃料に作動させるタイプ。主に業務用などで使用され、水圧が強く、頑固な汚れも落としやすいのが特徴。
一方で、ランニングコストがかかってしまう点、さらに動作音が大きくなるのがデメリットです。
高圧洗浄機おすすめ17選
それでは、高圧洗浄機のおすすめ商品をご紹介いたします。
▼「電源コード式」はこちら
▼「充電式(コードレス)」はこちら
▼「エンジン式(コードレス/業務用)」はこちら
▼「番外編」スチームクリーナーもご紹介
すぐに各商品が見たい方は、上記のリンクをクリックしてくださいね。
▼「電源コード式」はこちら

ケルヒャー史上、最もコンパクトな家庭用高圧洗浄機
ケルヒャーの家庭用高圧洗浄機の中で、最もコンパクトなこちらの製品。洗面台の下、棚の空いたスペースといった隙間に収納が可能です。
付属しているトリガーガンは、従来よりも短い約55㎝なので、マンションのベランダや一戸建ての外壁などの狭い場所でも取り回しがしやすくなっています。また、重さも3.9㎏と軽いので、使う場所にラクラク持ち運びできるのもうれしいポイント。
さらに、プレミアムフレックス高圧ホースは、しなやかでねじれにくくなっていて、使い終わった後の巻き取りで悩むことがなくなります。
操作がかんたんで初心者におすすめ!お風呂掃除にも
本体の重さは3.8kg。軽量かつコンパクトで洗浄作業中や持ち運びにも便利な高圧洗浄機です。
操作がかんたんなので機械が苦手な方でも扱いやすく、1ジェットノズルで、網戸や車などの汚れをしっかり落とします。
また、洗浄剤を一緒に噴射できるので手間もかからず便利です。ただし、水道ホースが付属してないため、別途購入の必要があります。
価格と性能のバランスが取れた高圧洗浄機
水冷式静音タイプで、住宅街でも気兼ねなく使える静穏性に優れた高圧洗浄機。この製品は東日本の50Hzに対応します。
本体と高圧ホースの接続は、クイックコネクトシステムにより簡単に接続可能です。また、付属しているデッキクリーナーは、玄関まわりを軽い力でピカピカにしてくれます。


コンパクトな軽量タイプで持ち運びに便利!
コンパクトなつくりで本体重量が4.0kgと軽いので、持ち運びがとてもらくです。収納もかさばりません。
高齢者や女性も安心して使用できるためおすすめです。本体は軽いのですが、常用吐出圧力が6.0Mpaとなかなかなものです。
扇型の広角ランスが付属されています。これを使えば洗浄力は低くなりますが、広範囲に洗浄できるので、ざっと洗浄したい場合にもおすすめです。
3種類のノズルでパワフル洗浄可能な国産モデル
パワフルなのに、節水効果も期待できる高圧洗浄機。直噴、拡散、回転の3種類のノズルで、作業場所に合わせて噴射スタイルを選ぶことができます。
さらに洗浄ブラシや延長高圧ホースが標準付属されており、つなげて使用すれば広範囲の洗浄が可能に。キャスター付きで移動がラクなのもうれしいですね。
無段階調節で頑固な汚れを落とす高圧洗浄機
水圧を無段階で調節できるパワフルさが魅力。水道の約20倍の水圧で頑固な汚れを落とします。
お掃除ノズルやホースを本体ポケット部分に収納でき、見ためもすっきり。「バリアブルノズル」が標準付属されており、水の力を拡散しながら調節します。
50度の温水対応で油汚れに強いキッチンの汚れにも
作業場所を選ばないタンク式の高圧洗浄機。水道の位置や作業場所を気にせず使用することができます。
持ち運びに便利なふた付きで、水はねの心配もなし。また、50度の温水が使用でき、落ちにくい油汚れなどの洗浄にも役立ちます。
強力スパイラル水流でハイパワーな商品
家庭用高圧洗浄機の中では最高圧力、強力スパイラル水流で汚れを落とすハイパワーなタイプ。
先端にあるダイヤルを回せばかんたんに水圧の切り替えが可能です。時間をかけて手洗いしていた場所も短時間で洗浄できます。
縦型でスリムなデザインなのに、ガンホルダーやタイヤも付いていて多機能な高圧洗浄機です。

長い高圧ホースとキャスター付き
15mの高圧ホースが付いているので、本体から離れても作業ができます。広い範囲で洗浄する方におすすめです。
ホースが長いと巻取りが絡まりがちですが、ホースガイドが付いているので、スムーズにしまい込めます。
重量のある機種ですが、持ち手のハンドルが伸縮しキャスターが付いているので、キャリーバッグのように転がして移動ができます。
東日本用(50Hz)か西日本用(60Hz)でモデルが変わりますので購入には注意が必要です。
静音モードで節水!収納性が高くマンションにも最適
レバー操作のみで運転音を抑える静音モードと節水を同時に可能にした高機能タイプです。折りたたみ式ハンドルやホースリール付きで収納性もアップ。
手元で圧力が調整できるので、アタッチメントを交換することなくさまざまなものの洗浄ができます。使いやすさを追求し、家庭はもちろん、業務用でも使用できる高圧洗浄機です。
デザイン性と業務用の耐久性を実現
業務用のパワーと高い耐久性をそなえながら100Vの電源を使用できる高圧洗浄機。
特殊強化プラスチックやステンレス製のパワーノズルを採用し、故障リスクを最小限に。縦置き、横置き、ハンドルまで収納できるのでおどろくほどコンパクトになります。
ケルヒャーならではのおしゃれなデザインも魅力です。
▼「充電式(コードレス)」はこちら
コンパクトに持ち運びできるコードレスタイプ
リチウムイオンバッテリーが内蔵されており、1回の充電で15分間の使用が可能な高圧洗浄機。給水タンクの下にトリガーガンとノズルが収納でき、重さは約3㎏と軽いので、コンパクトに持ち運びができます。
使い方は簡単で、給水タンクに水を入れたらスイッチを押してトリガーガンを握るだけ。水道の約2倍に圧縮された水で車の軽い汚れやベランダ、浴室、アウトドア用品のお手入れなどさまざまな場面で活躍してくれます。
なお、充電が切れそうになるとバッテリーランプが点滅して教えてくれます。
充電式コードレス!大容量タンクで高圧洗車にも便利
近くに水道やコンセントがなくても洗浄できる、タンク式充電タイプのコードレス高圧洗浄機です。
35リットルの大容量タンクで最長20分連続使用が可能。バッテリー内臓で、満充電時には約30~40分稼働することできます。
シガーアダプタが付属しており、車のシガーソケットからも充電できます。

電源がない場所でも安心!充電式のポータブルタイプ
電源が取れないところでは業務用のエンジン式高圧洗浄機を使うしかない、なんて思われがちですが、充電式モデルもあります。
常用吐出圧力が5.5Mpaと低め、かつ高圧ホースが5mと短いので、電源の取れないところで洗車などのちょっとした作業をする方向けです。
水道直結タイプですが、収納ケースがそのまま自吸用のタンクにも早変わりします。
静かな低圧モード(3.0MPa)もあり、さらに泡ノズルも標準装備なのでやさしく洗車することもできます。
▼「エンジン式(コードレス/業務用)」はこちら
標準付属品が充実! 農業用高圧洗浄機
電源不要のエンジン式、トラクターなどの頑固な汚れに最適な農業用高圧洗浄機です。
5種類の噴口ノズル、水道直結ホース、吸水ホースなどが標準付属。用水路などからの吸水を想定し、自吸性能は1.5mあります。
また、太さ80mmある10インチの大型タイヤは安定感があり移動しやすいのが特徴です。
エンジン式なのに軽量・超小型なハンディタイプ!
最大圧力14MPaの超高圧力で強力な洗浄力が魅力。
エンジン式のなかでは軽量でコンパクトなタイプなので、車の荷台に積んで作業場所まで移動することもできます。
高圧ホースはワンタッチ接続。すぐに洗浄作業がはじめられます。オイル充填や試運転のサービスがあるのもうれしいですね。
ホンダのエンジンでハイスペックな最強高圧洗浄機!
エンジンはホンダのGP160を搭載、日本製のポンプを使用した業務用高圧洗浄機。
水道直結と自吸方式どちらでも給水可能です。バリアブルノズルが標準装備されており、直射と広角の切り替えが自由にできる使いやすさポイントです。
洗車や舗装作業をこなす! 補償制度充実で安心
本格プロ仕様で、洗車から塗装作業まで幅広く使用でき、すぐれた洗浄力を発揮します。
最大圧力は15Mpa、最大吸水量13リットル。補償制度が充実しており、もしもの時にそなえて保険がついているので安心です。
▼「番外編」スチームクリーナーもご紹介
高圧洗浄機は主に外壁や網戸、洗車などに使うのがメインです。もし、室内の換気扇やフローリングの汚れを落としたいなら、スチームクリーナーを使いましょう。
高温の蒸気で気になる油汚れを撃退
。約100℃になる高温の蒸気で、換気扇などのキッチン周りで気になる油汚れを撃退できます。また、タイルの目や排水溝などにも使うことができます。
ホースの長さが1.2mあり、本体を持たなくても掃除可能、キッチンの掃除に特化したパーツが複数付属しているのもうれしいポイントです。
豊富なアタッチメントで家中掃除可能!
高温(ボイラー内で約143℃、吐出口で約100℃)のスチーム噴射ができるボイラー式のスチームクリーナー。使っている最中に水がなくなっても、給水すれば連続使用が可能です。
豊富なアタッチメントが付属していて、床・換気扇などのキッチン周り・浴室のカビなどさまざまな場所を簡単に掃除できます。
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商品特徴・価格の比較一覧表
各通販サイトのランキングを見る 高圧洗浄機の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの高圧洗浄機の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
高圧洗浄機に関するQ&A
最後は、高圧洗浄機のよくある疑問・質問について解説いたします。
ぜひ参考にしてくださいね。
□選び方のポイントは?

それでは、使いやすい高圧洗浄機の選び方について紹介します。ポイントは以下です。
【1】電源タイプ
【2】給水方式
【3】洗浄力(吐出圧力)
【4】高圧ホースの長さ
【5】そのほかの機能や性能
それぞれ詳しくみていきましょう。
【1】給水方式をチェック
高圧洗浄機の給水方法は、大きく分けて「水道接続式」「タンク式」「自吸式」の3種類があります。どの給水方式を選ぶかは、水道の位置や作業場所を確認してからにしましょう。
▼水道(蛇口)接続式
水道接続式は、水道の蛇口にホースを接続し、給水するタイプのこと。
水圧を安定させて掃除ができ、また、準備もホースを設置するだけで比較的手軽。しっかり掃除をしたい方にピッタリです。
一方で、掃除の範囲は蛇口を起点とした、ホースの長さによるところがあるのがデメリット。また、商品によっては蛇口と接続するホースが付属していない場合もあるため注意してください。
▼タンク式
タンク式は、高圧洗浄機本体のタンクに入れ、給水するタイプのこと。
持ち運びがしやすく、離れた場所も掃除しやすいというメリットがあります。
一方で、掃除の時間がタンクの水量に依存してしまうこともあり、さらに水の消費が激しいと、給水のために蛇口と掃除場所を往復してしまう場合もあります。
▼自吸式
自吸式は、本体とは別のバケツの水、雨水タンクやお風呂の残り湯、川の水からでも給水できるタイプのこと。
持ち運びがしやすく、庭だけでなく、川や池などが近い田んぼ・畑、キャンプ地のコテージなどでも使用しやすいです。
しかし、川や池などの水、雨水タンクやお風呂の残り湯を使用する場合は、ろ過装置などが付属していないと、汚れた水で掃除をしてしまう場合もありますので注意が必要です。
【2】洗浄力(吐出圧力)をチェック
吐出圧力とは、水を出す強さ(水圧)のこと。「常用吐出圧力(常に給水した際の力)」と「最大吐出圧力(本体の最大の給水力)」の2種類があり、強さの表記は、「◯◯MPa(メガパスカル)」です。
カタログでは「最大吐出(許容)圧力」も記載されていますが、構造上出すことが可能な限界値になるので、実際の使用は「常用吐出圧力」となります。
5Mpa以上あれば、洗車や網戸といった箇所の清掃ができ、頑固な外壁の汚れを落とす場合は7〜9Mpaが目安ですが、水道のバルブを締めたり、ガンのノズルを緩めたりなど、使用時に水圧を下げることはできるので、できるだけ常用吐出圧力が高い機種を選ぶのがおすすめです。
【3】高圧ホースの長さをチェック
高圧ホースは短すぎると目的のところまで届かなくなります。その分、本体自体を使用するところまで運ぶ必要があるのですが、水道の蛇口の位置、水道ホースの長さ、コンセントの位置などで制約がかかります。
機種によっては運びやすいよう、キャスターが付いている場合もありますが、本体自体が重いと運ぶのも大変です。
逆に高圧ホースが長すぎるとホース自体が絡みやすくなり、傷める原因ともなります。使用する環境、目的などを合わせて検討してください。
【4】そのほかの機能や性能をチェック
高圧洗浄機を選ぶ際には、水流の調節や静音性、使える水の温度も忘れずにチェックしましょう。
▼水流調節機能
洗浄の効率アップを目指すなら、「水流調節機能」がある高圧洗浄機を選びましょう。水流を細く絞れば勢いが強くなり、水流を広げると勢いが弱くなるので、洗う場所や汚れ具合に合った水流の強さや形状の変更ができます。
なお、水流の強さや形状の変更が都度ノズルを付け替えるものではなく、ノズルを回すだけで調節できると使いやすくておすすめになります。
▼許容水温
高圧洗浄機は常温の水のみに対応していますが、車のタイヤや頑固な油汚れなどを落としたい場合、許容水温が高い製品を選びましょう。
なお、一般的な家庭用高圧洗浄機の許容水温は40℃前後の場合が多いものの、製品によって若干異なるので、購入前にチェックしましょう。
エキスパートのアドバイス
住まいづくりナビゲーター/一級建築士・インテリアコーディネーター
高圧洗浄機に慣れてきたら外壁の洗浄を
駐車場や犬走りなどの土間コンクリートの洗浄から、洗車に至るまで活躍してくれる高圧洗浄器です。一度使ったら手放せなくなるほど、この洗浄力にはほれぼれしてしまいます。
ここでやはりおすすめしたいのが外壁の掃除です。外壁を洗浄するのはなかなか困難ですが、2階建てくらいであれば高圧洗浄機を使って洗うことができます。
外壁の汚れはもちろんのこと、落としづらいサッシの汚れも外側からあっという間にきれいになります。網戸は弱いので圧力を弱めて洗いましょう。
□人気メーカー・ブランドはどれ?

本項では、高圧洗浄機の人気メーカーをご紹介いたします。特に人気のメーカーは下記になります。
・KARCHER(ケルヒャー)
・RYOBI(リョービ)
・IRIS OHYAMA(アイリスオーヤマ)
それでは解説していきます。
▼KARCHER(ケルヒャー)
高圧洗浄機の代表的なメーカーに「KARCHER(ケルヒャー)」があります。ケルヒャーは、清掃・洗浄機器業界ではトップシェアを誇るドイツの企業で、高性能かつスタイリッシュなデザインが特徴的です。
家庭用から業務用まで多くの種類が展開されていますが、特に家庭用では用途に応じた豊富なアタッチメントなどその製品ラインナップが魅力です。商品選びに迷ったら、ケルヒャー一択でも好みのものが見つかると思います。
▼RYOBI(リョービ)
RYOBI(リョービ)は、1943年12月にダイカストメーカーとして出発し、独自の技術を培いながら、主に自動車産業向けにさまざまな構成部品をつくり出してきた日本の企業です。
高圧洗浄機にもこうした経験が活かされており、高い技術力と耐久性の高さが魅力です。家庭用から業務用まで幅広くラインナップ。国内メーカーを探している人にはおすすめです。
▼IRIS OHYAMA(アイリスオーヤマ)
コスパ重視ならリーズナブルで使いやすい商品を多く展開している「アイリスオーヤマ」なども人気です。家電や家具をはじめとし、他メーカーと比較しても低コストなのが最大の魅力です。
また、コンパクトな軽量モデルが多く、収納場所あまり気にしなくていいのも人気のひとつです。気軽に高圧洗浄機を購入し試してみたいという方におすすめです。
□モーターによっては使えない地域があるってほんと?

日本の電気は静岡県の富士川と新潟県の糸魚川を境に、東日本が50Hz、西日本が60Hzと周波数が異なります。そのため、高圧洗浄機のモーターによっては、使用できない場合があるので注意しましょう。
基本的に、モーターは「インダクションモーター」と「ユニバーサルモーター」の2種類です。
モーターの種類 | 使用環境 | 特徴 |
インダクションモーター |
東日本(50Hz)のみ |
使用環境は限定的。しかし、パワーが強く、耐久性があり、また、動作音もやや静か。 |
ユニバーサルモーター |
東日本・西日本どちらでも使用可能 |
どの使用環境でも使える一方で、動作音が大きい傾向がある。 |
自分が購入する商品がどちらのタイプか、事前に確認するようにしましょう。
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まとめ
本記事では、高圧洗浄機の基礎知識や選び方、そして、おすすめ商品をご紹介いたしましたが、いかがでしたか。
高圧洗浄機は、洗車がメインの場合、敷石や外壁などの掃除がメインの場合のどちらが自分にピッタリなのか、まずは用途を確認しましょう。その上で、下記の5つのポイントをおさえておきましょう。
【1】電源タイプ
【2】給水方式
【3】洗浄力(吐出圧力)
【4】高圧ホースの長さ
【5】そのほかの機能や性能
高圧洗浄機は、洗車や庭先の塀・壁、ベランダや網戸など、幅広い用途があり、一台あると大変便利。パワーである吐出圧力だけでなく、ホースの取り回しの良さ、どの機能を重要視するかで選ぶ商品も変わってきます。ぜひ本記事を参考に、便利な商品を選んでくださいね。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
住宅メーカー、ゼネコン設計部、設計事務所等で約300棟の新築設計実績と現場代理人女性としては希少な現場監督経験を生かしリフォーム物件も約70棟手がける。 住宅や暮らし方、環境整備をテーマに、これまで一般企業研修・公的機関・学校等にて講師としてこれまで述べ5000人以上を指導。 整理収納アドバイザー、ルームスタイリスト資格認定講師として800名余の資格者を認定。また資格試験対策として二級建築士やインテリアコーディネーターの受験指導も行っている。手描き図面やイラストでのプレゼンにも定評があり、多くの文具を試してきた。 多趣味が高じて醗酵教室や手抜き家事教室を開催し好評を得ている。 子ども3人。A型・獅子座