「ポテトカッター」のおすすめ商品の比較一覧表
ポテトカッターの選び方 タイプ・形・使いやすさをチェック!
キッチンまわり評論家のさわけんさんへの取材をもとに、ポテトカッターの選び方のポイントを4つご紹介します。
用途に合わせてタイプを選ぶ
ポテトカッターには「カットタイプ」と「押し出しタイプ」の2種類があります。使用目的に合ったものを選べるように、それぞれの特徴を説明します。
手軽さ・扱いやすさならカットタイプを
「カットタイプ」には包丁、スライサー、ピーラー型があります。どのタイプもつけ合わせや炒めものなどに使う少量カット向き。手軽にポテトカッターを使いたい方に適しています。
使い方がかんたんなので初心者にも使え、形もシンプルで収納しやすいです。お手入れもしやすいため、誰にでも使えます。
ただし1個ずつカットするので時間はかかります。
たくさんカットするなら押し出しタイプを
「押し出しタイプ」は一度にたくさんのポテトスティックを作りたいときに便利です。じゃがいもをセットして押し出すだけで、大量のカットが可能。カットされた形も整っているので、見た目もきれいに仕上がります。
ただし一度にカットするので、押し出すときに力が必要です。腕力のない方は、押しやすいレバー型が向いています。また底に滑り止めがあると、力を入れても作業しやすいです。
ジャガイモをどんな形にしたいかで選ぶ
ポテトカッターを選ぶときは、カットされた形状にも注目してください。おもに3つの形状があるので、それぞれの特徴を説明しましょう。
キッチンまわり評論家/科学する料理研究家
ひとくちにポテトカッターといっても、カットの形状はさまざまです。
棒状、一般的な太さよりも細い棒状、六角形、スパイラルカットなど、できあがる形やカットのしやすさも異なります。
まずは、どんなポテトが食べたいかを考えてポテトカッターを選びましょう。
アタッチメント式なら何種類かの形にカットできるので、どんな形状のポテトカッターを選ぶか迷っている人にはおすすめです。
食感を楽しみたいならストレートカット
フライドポテトの定番といえるのがストレートカットです。細長いスティック状で、切るのがかんたん。短時間で大量に作れます。
ストレートカットはいろいろなシーンで使えるので便利。メインで食べるのも、料理のつけ合わせにするのにもぴったり。幅広いメニューに対応できます。
じゃがいも本来のおいしさを味わえるカットタイプです。
華やかにみせたいならクリンクルカット
クリンクルカットは切り口が波形模様になるカットタイプ。ストレートタイプよりもおしゃれ感のあるポテトフライになります。表面がギザギザになるので、ソースが絡みやすいのが特徴。
カットの仕方で見た目の変化を出せます。じゃがいもの向きを変えてカットすれば、華やかなワッフル状に。薄く波形にカットすればカリカリ食感が楽しめます。
見た目を楽しませるならトルネードカット
トルネードカットは見た目のインパクトが特徴。スパイラル型、ツイスト型、ハリケーン型などがあります。パーティーなど多勢が集まるシーンのおつまみ向きです。
見た目は派手ですが、表面積が広くなるので食べごたえがあります。トルネードカットタイプはセットに時間がかかるのと、収納スペースが必要な点に要注意です。
ストレスのないサクサクの切れ味かどうか
じゃがいもは水分量が少ないため、硬くて切りにくいこともあります。カットするときにケガをしないように、刃が手に触れない構造のものを選びましょう。カットするときにストレスを感じないものが使いやすいです。
押し出しタイプは、持ち手がしっかりしており刃がむき出しになっていない構造のものを選びます。レバーで操作するタイプは、滑り止めがあるものを。スライサータイプはじゃがいもを押さえるホルダーつきがいいでしょう。
キッチンまわり評論家/科学する料理研究家
ポテトカッターを使用するときに、ストレスなくサクサク切れるか。これが一番重要かもしれません。
生のポテトは意外とかたいので、切れ味が悪いとかなりの力が必要になります。スパッと切れない場合はバキッとジャガイモが割れてしまったり、本体や刃が歪んでしまったりすることも。
なるべく切れ味がよく、思ったとおりにサクッと切れるほうがストレスがなくていいでしょう。
ポテトカッターには、小さいカッターをジャガイモに押しつけてカットするタイプと、ハンドルを操作して押し出す比較的大きいタイプがあります。
カットするのが楽なのは押し出しタイプですが、本体が大きいのがデメリット。また、本体や刃が弱いと押し出す力に負けて刃が曲がったり本体が破損することもあります。
小さいカッターは刃がジャガイモに当たる本数と長さが少ないので、ジャガイモの抵抗が少なくコツと力が必要ですが、切りやすいというメリットも。
いずれにせよ、多少の工夫が必要ですので何回かは練習と割り切って使ってみましょう。
洗いやすさと収納性で選ぶ
ポテトカッターは洗いやすさも選ぶポイントです。構造が複雑で洗いにくいので、パーツに分解できるものが便利。パーツに分解可能なら、汚れやすい刃だけ洗えます。
分解できると収納もしやすくなり、スペースのないキッチン向きです。調理器具は取り出しにくい場所にしまうと、面倒になって使わなくなります。その点でも、パーツに分解できれば手の届く場所に収納できるでしょう。
キッチンまわり評論家/科学する料理研究家
ポテトフライの本場といえばベルギーです。そんなベルギーのポテトカッターは、さすがによく切れて作業がはかどります。
しかし、サイズが大きいのです。日常的にポテトをカットしてポテトフライを作るベルギーのキッチンなら少々大きくてもいいのですが、「そんなに毎日食べないなぁ」という場合は結構邪魔になります。
日本の場合、収納スペースも小さいのでかたづけやすさは重要でしょう。
ポテトカッターの場合はパーツが多く、複雑な形をしている場合もあるので「できるだけシンプルな構造で隅々まで洗いやすい」というのもポイントですね!
ポテトカッターのおすすめ6選 押し出し式やスライサータイプなど!
うえで紹介した選び方のポイントをふまえ、キッチンまわり評論家のさわけんさんと編集部で選んだおすすめのポテトカッターを紹介します。

下村工業『フルベジ なみじゃがナイフ』












出典:Amazon

タマハシ『ベジフル フライドポテトカッター』








出典:Amazon
ジャガイモをズバッと押し切る
見てのとおり、ジャガイモに押しつけてカットするタイプのポテトカッター。カットするときにジャガイモに当たる刃が多いので、力が必要です。
一般的なイメージどおりのフライドポテトを作るには、ジャガイモを縦にカットする必要があり、切りはじめが不安定になりやすいでしょう。ジャガイモの皮をむき、端をまっすぐにカットしてから縦に置き、少し押しつけてカッターに食い込ませてからカットすると比較的キレイにカットできます。
長いジャガイモはカットしている途中で折れやすく不安定なので、小さめのジャガイモを選ぶといいでしょう。シンプルな作りで比較的収納しやすいポテトカッターが好みの方におすすめです。

プログレッシヴ『ジャンボ ポテトカッター』












出典:Amazon
ゲフ『ベジタブル フライドポテトカッター』






出典:Amazon
小久保工業所『くるりんカッター』








出典:Amazon
清水産業『スパイラルカッター』
















出典:Amazon
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ポテトカッターの売れ筋をチェック
Yahoo!ショッピングでのポテトカッターの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ジャガイモは結構かたいので注意しましょう! キッチンまわり評論家からアドバイス
キッチンまわり評論家/科学する料理研究家
ポテトカッターは、ジャガイモをフライドポテト用にカットするアイテムです。
実はポテトカッターを使っても、ジャガイモのカットはそうかんたんではありません。なぜならジャガイモは結構かたいからです。
ジャガイモの皮をむいてセットしてレバーを引く、あるいは上から押すとサクッと切れそうですが、実際にジャガイモを一気にカットするにはかなりの力が必要。ジャガイモに当たる刃が多ければ多いほど抵抗が増えて力が必要になり、その分本体や刃の強度も必要に。
サクサク切れる業務用のカッターは日本のキッチンでは置いておけないほど大きく重いものなのです。
家庭用の小さいカッターはある程度コツや使い方の工夫が必要なので、最初は苦労することを念頭においておきましょう。
ジャガイモなど、いろんな野菜を麺状にカットできるアイテム
ベジヌードルとは、野菜を麺状にカットし、麺として見立てたもの。ヘルシー志向の方であれば、興味をもっている方も多いことでしょう。ベジヌードルはベジヌードルカッターがあれば誰でもかんたんに作ることができます。ただし、カットできる麺の形状やカッターの大きさ、デザインにいたるまで種類もさまざまです。こ...
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フランスの星付きレストラン、イタリアンカフェのシェフを経て料理研究家に。 科学的に料理を考えて、狙った通りの料理を作るレシピ作りの達人。 低温調理など調理理論と最新機器やキッチングッズに精通。 2010年より毎月30品~50品の食品や調味料を実食検証し、キッチングッズなども頻繁に検証する。 フレンチ・イタリアン・アメリカ料理・唐揚げ・肉のスペシャリスト。