生ハムフードスライサーとは
生ハムはスライスされる前の状態だと大きな塊。包丁だけでは食べやすい薄さに切るのもひと苦労です。
そんなときに活躍するのが生ハムフードスライサー。生ハムのブロックやローストビーフなど、肉の塊をセットするだけで食べやすい薄さにスライスできます。大きいサイズのまま使える商品も展開されています。
生ハムフードスライサーの選び方 生ハムなどの食材のカットに利用できる
生ハムフードスライサーを選ぶときのチェックポイントをご紹介します。
ポイントは下記の通り。
【1】生ハムがスライス可能か
【2】電動式なら手軽に調理可能
【3】スライスできるサイズ
【4】丸刃は生ハム向き
【5】生ハム用なら薄くスライスできる商品を
【6】洗いやすいものなら食中毒を防げる
【7】日本仕様か
上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。自分が使うシーンに合ったものを選びましょう。
一つひとつ解説していきます。
【1】まずは生ハムがスライス可能か確認
市販のフードスライサーには、生ハムのスライスが可能かどうか明記されていないものがあります。気に入った商品に生ハムがスライスできると記載されていない場合は、スライス可能かどうか必ずチェックしましょう。
一般的に商品名がミートスライサーの場合は、生ハムも対応していることが多いです。
【2】電動式なら手軽に調理可能
ミートスライサーは、セットされた包丁で薄切りにする手動式の商品のほか、電動式の商品もあります。電動対応のミートスライサーは、食材をスムーズかつ均一にスライスできるのが特徴。
薄さも好みの数値を設定できます。そのため、薄さを調節するのが難しい生ハムも手軽に調理できますよ。
【3】スライスできるサイズも確認
ミートスライサーは、商品ごとにセットできる食材の大きさが異なります。大きな食材をそのまま使えるほうが手間は少ないですが、その分ミートスライサー本体が大きくなるのがネック。
自分がどういうスペースで使用するのかを考え、バランスの取れた商品を購入しましょう。
【4】丸刃は生ハム向き
ミートスライサーの刃部分は、丸型とノコギリ型の2種類があります。ノコギリ型は冷凍の食品を切断するのに向いている一方、生ハムをスライスするのには若干不向き。
丸刃を使用した丸型なら、よりきれいに生ハムを調理することができます。
【5】生ハム用なら薄くスライスできる商品をチョイス
市販のミートスライサーは、スライスできる素材の厚みをミリ単位で自由に設定できるものが多くなっています。
生ハムは薄いほうが食べ慣れているという方も多いかもしれませんが、ぜひ好みの厚さに調節して楽しんでみてください。
【6】洗いやすいものなら食中毒を防げる
ミートスライサーは生の食材を切ることがほとんど。そのため、しっかりと分解・洗浄ができるものを購入しましょう。
洗い方が中途半端だと食中毒の原因になってしまいます。とくに直接食材に触れる刃部分やテーブル部分は、入念な洗浄が必要です。
【7】日本で使えるかどうかも確認
電動のミートスライサーを購入する際は、日本でそのまま使用できるかどうかもチェックしましょう。海外製の多い商品ですが、海外のものは電源プラグの関係で日本ではそのまま使用できません。
海外製品の使用には、専用の変換パーツが別途必要になりますので、買ってすぐに使いたい方は注意してください。
>> 料理クリエイターからアドバイス
生の食材を扱うから、衛生面をチェック!
生ハムや冷凍肉をスライスするときに便利なミートスライサー。いざ選ぶとなると、どうしても使いやすさなど機能面に注目しがちですが、忘れてはいけないのが衛生面です。
生の食材を扱うので、日常的にお手入れがしやすいかどうかも購入時にはしっかりチェックしておきましょう。
生ハムフードスライサーおすすめ6選 自宅用から業務用まで
生ハムフードスライサーのおすすめ商品をご紹介します。
家庭で使えるものから、業務用のものまでピックアップ。電動のスライサーだけでなく、手動で冷凍の食品に対応した商品も選んでいますので、ぜひ参考にしてくださいね。

安吉『キプロスター 業務用ミートスライサー』は、本格的な業務用仕様の電動スライサー。
付属のリムーバーを使用すれば安全に刃の取り外しが行なえるので、日常的に使う機会が多いという方におすすめです。
業務用に設計されたフードスライサー
安全カバーつきで怪我の心配がない業務用のフードスライサー。丈夫な4つのゴム足なので、机の上に置いて作業をしても安定するため、安心して使えるでしょう。
本体部分には刃を研磨してくれるパーツがついているため、長い期間にわたって切れ味を保つことが可能。丸型のブレードは生ハムのスライスに適していて、かんたんに取り外せるので洗浄もラクラクこなせます。
電動式のフードスライサー
食材をセットするだけで自動でどんどんスライスしてくれる電動式のフードスライサー。切断する食材の厚さを1~20mmまで設定できるので、生ハムだけでなくパンやチーズなども好みの厚さに切ることができます。
大人数分のサンドイッチなどを作りたいときに活躍すること間違いなし。電動式ですが、外装はABS樹脂でできているので重量が軽減されています。

ミナト電機工業『家庭用ミートスライサー』は、使用用途によってブレードの使い分けが可能な万能スライサー。コンパクトで見た目もおしゃれなので、手軽に家庭で使用したい方におすすめです。
日本製の家庭用製品
生ハムをはじめとしたさまざまな食材から冷凍食品までスライスできる、電動式のフードスライサー。
ハンドルを操作するだけなので、スライスが苦手という方でもコツいらずでかんたんに食品をスライスできますよ。幅広い厚さに対応しています。
置き場所に困らないコンパクトサイズなのもうれしいポイント。使わないときも収納場所に困りません。包丁ではスライスが難しい食品も、家庭でかんたんに好みのサイズに切れます。

KUWAN『手動ミートスライサー』は、おもに冷凍したお肉をスライスするのに使いたいという方にぴったりのスライサー。
オールステンレス鋼で水洗いOKなのもうれしいポイントです。
手動で冷凍肉もスライス可能な製品
生ハムだけでなく、家庭ではスライスの難しい冷凍肉も切断可能な手動式のフードスライサー。効率化を追求し自動的に肉を送ることができるので、プロの現場での使用にもじゅうぶん耐えうるモデルです。
セッティング台に食材を固定するための装置も、素材の形状に合わせて調節可能。0.3~25mmまで幅広い厚さに対応しているのも特徴のひとつです。
生ハムを薄くスライス調理できるスライサー
手動で生ハムをはじめとした各種食材をスライスできるフードスライサー。刃部分はステンレス鋼を使っているので、肉を切る際の摩擦で有害成分が混ざることがない安心仕様です。
セット台は蝶ナットとガスケットの組み合わせで手軽にセット可能。手動とはいえとても扱いやすく、毎分120枚前後の生ハムをスライスすることができます。
ステンレス製の手動スライサー
横断面が170mmの肉までスライスすることができる、手動式のフードスライサー。テーブルに食材を固定するための装置はVグリップ式で、さまざまな形状のものを安定した状態でセッティング可能になっています。
置く場所に困らないコンパクトタイプで、家庭での使用に適しているのも特徴のひとつ。304ステンレス鋼の刃を採用しているので、衛生的で安心して食材をスライスできます。
おすすめ商品の比較一覧表
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まとめ
本記事では、生ハムフードスライサーのおすすめをご紹介しました。
生ハムフードスライサーは、まず生ハムをスライス可能か、どのくらいの厚さまで切れるのかをチェック。手動式か電動式かでも使い勝手が大きく変わります。
あなたがほしい生ハムフードスライサーを見つけてくださいね。
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