アップルカッターを選ぶポイント
ひと口にアップルカッターといっても、商品ごとにサイズなどの違いがあり、用途によって適した商品が変わってきます。素材や持ち手の形状、カットできる数など、チェックすべきポイントをまとめましたので、ご紹介します。

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素材で選ぶ
まずは素材についてチェックしましょう。アップルカッターの刃の部分に使われているのは、ほとんどがステンレスです。しかし、持ち手部分の素材には、ステンレス以外にプラスチックが使われていることもあります。それぞれの素材の特徴について詳しく見ていきましょう。
軽量で扱いやすい「プラスチック製」
プラスチック製のアップルカッターの特徴は、軽量で扱いやすいことです。ステンレス製よりも形状のバリエーションが多く、自分にフィットするものを見つけやすいでしょう。また、仮に落としたとしても床を傷つけにくいのもポイント。
ただし、熱にはあまり強くないので、食洗機や食器乾燥機が使えないものもあります。
頑丈で長く使える「ステンレス製」
ステンレス製は、頑丈なのが特徴です。強い力を加えても持ち手部分が壊れにくいため、長く使用することができるでしょう。また、食洗機にも入れられるので、後片づけもかんたんです。アップルカッターを使う頻度が多い方は、ステンレス製を選ぶとよいでしょう。
用途でサイズを選ぶ
アップルカッターには、大小さまざまなサイズがあります。カッターの内径より大きいリンゴは切れないので、事前のサイズ確認は重要です。よく購入するリンゴのサイズをイメージしながら、ベストなサイズを選んでください。
カットしてそのまま食べるなら大きめの「内径11cm以上」
カットしたものをそのまま食べることが多いのであれば、カッターサイズもできるだけ大きめのものを選ぶとよいでしょう。
リンゴのサイズはものによりさまざまですが、大きいもので10cmを超える程度。余裕をもって、内径が11cm以上のアップルカッターであれば安心です。
小さいリンゴをカットするならジャストサイズ
ジャムやお菓子作りなどで小さいリンゴをよく使う方は、小さめのアップルカッターがおすすめ。大きければ汎用性は高くなりますが、小さいリンゴには使いにくい場合もあります。また、収納スペースの観点からも、必要以上に大きいものは邪魔になりがちです。
自分がよく購入するリンゴの大きさを確認して、ちょうどいいサイズのものを選ぶとよいでしょう。
カット数もチェックして
アップルカッターの刃の枚数も重要です。枚数によってカットした際のひと切れのサイズが変わるので、用途や好みに合わせて選びましょう。
6枚切りや8枚切りは、そのまま食べるのにちょうどよいサイズ感。12枚切りは、お菓子作りや薄いリンゴを食べたい人などに向いているでしょう。
持ち手部分が広めのものを選ぶ
持ち手部分は、リンゴをカットするときに力が加わる場所。持ち手が小さすぎたり細すぎたりすると、力を充分に伝えるのが難しくなります。
比較的広めで、力を入れても手が痛くならない持ち手のアップルカッターを選ぶようにしましょう。
洗いやすさも大切
アップルカッターは、洗いやすいものを選ぶとストレスなく使えます。カッター部分を取り外せるものは洗いやすく、継ぎ目がないものはリンゴの皮が隙間に詰まらないので衛生的に使いやすいでしょう。ステンレス製であれば、食洗機で洗うことも可能。洗いやすさもチェックして選びましょう。
持ち手の握りやすさや使いやすさに注目 フードコーディネーターからのアドバイス
アップルカッターは、リンゴの芯取りとくし形切りが一度にできる便利なキッチングッズ。持ち手の握りやすさや押しやすさに注目し、使い勝手のよいものを選びましょう。
プラスチック製のものは軽量で扱いやすく比較的安価ですが、耐久性や衛生面ではステンレス製のほうが勝ります。カッター部分のサイズも要チェック。小さいリンゴを使うお菓子作り用でなければ、大きいリンゴもカットできる大きめサイズをおすすめします。
アップルカッターのおすすめ10選
アップルカッターのおすすめ商品をご紹介します。シンプルで使いやすいものから、リンゴ以外のものもカットできる使い勝手のいい商品まで、さまざまなアイテムを選びました。ぜひ自分に合った商品を探してみてください。
『フルベジ りんごカッター』はしっかりと握りやすい持ち手が特徴。女性にも使いやすい安心設計がうれしいですね。軽くてリーズナブルながら、大きいリンゴもカットできるサイズです。

しっかり握れる持ち手の形状が魅力
リンゴを8つにカットできるアップルカッター。持ち手部分が車のハンドルのようにしっかり握ることができる形状で、押し込む力を伝えやすく安定しています。力に自信のない方でも扱いやすいでしょう。
持ち手がプラスチックで作られているので、95gと軽量。ただし、食洗機非対応なので、洗うときは注意してくださいね。
『りんごの形のアップルカッター』はキッチンに映える真っ赤なリンゴ型のデザイン。軽量なプラスチック製なので手軽に扱え、フラットな形状は収納に便利です。

小ぶりのリンゴも切りやすい
カットしやすいように持ち手がついた、リンゴ型のアップルカッター。内径は9.5cmと比較的小さめで、お菓子作りなどで小ぶりのリンゴをよく使う方におすすめ。
芯をカットするリングの直径幅が2.5cmと大きすぎないので、食べる部分を多く確保できますよ。
『トマト/アップルカッター POMO』はギザギザ状の刃が切れ味よく、トマトや梨のカットにも使えます。かんたんに12等分できるので、お菓子やジュースを作るときに重宝します。スライスしたリンゴがトレイに収まるのもポイント。

ギザ刃で食材がずれにくい!
ドイツのキッチンツールメーカーである、GEFUが作ったアップルカッター。カッターはギザ刃となっており、食材にしっかりと食い込んで横滑りを防ぎます。持ち手部分は耐久性のあるステンレスで、手のひらを使ってしっかりと押し込める形状になっているのもポイント。
下まできっちりカットできる専用容器つきもうれしいですね。使った後は食洗機に入れて洗えるので、手間がかかりません。
頑丈な業務用! パインもカット可能
リンゴを食べ応えのある6分割にできるアップルカッター。非常に頑丈な作りになっている業務用の商品で、パイナップルのような比較的かたい果物でもカットすることが可能です。
直径11cmまでのサイズに対応しており、大きいリンゴを食べたい方に適したアイテム。カット専用のまな板セットつきなのもうれしいポイントです。
5つのカッターを使い分けることが可能
ステンレス製で、リンゴ以外の食材もカットできるアップルカッター。リンゴを8分割できるカッターを含む、5種類のカッターが付属。さまざまな食材に対応できるので、料理の下準備にかかる時間を大幅に短縮できるでしょう。内径は小さめなので、使う食材のサイズには気をつけてくださいね。
カッター部分は取り外すことができるため、隙間に入った皮などもきれいに洗えます。衛生的に使いたい方にうれしいアイテムです。
滑りにくい持ち手でらくらくカット!
持ち手の部分にTPR素材を使用しており、滑りにくくなっている商品。手にかかる負荷も少なく、しっかりと握ってカットできるので、かためのリンゴにも使いやすいでしょう。
カット後のリンゴを覆うような形状になっているのも特徴のひとつ。リンゴがばらけず、盛りつけなど次の作業に移りやすいですよ。効率よくリンゴをカットしたい方は要チェックです。
ひとつで10役のアップルカッター
10個のツールをひとまとめにした商品で、アップルカッターは8分割が可能。安心の日本製で、葉っぱの部分はピックになっているので、リンゴをカットしたらすぐに食べられますよ。
レモンやグレープフルーツのスクイーザーに、皮に切れ目を入れるシトラスカッター、すりおろしに使えるグレーターなどもそろっていて、ひとつで何役もこなしてくれる便利なアイテムです。フルーツをよく食べる方は、購入を検討してみてはいかがでしょうか。
12等分で薄めにカットできるアップルカッター
リンゴやナシなどを12等分にカットできる商品です。6等分や8等分より薄めで、子どもでも食べやすいサイズ。ケーキなど、お菓子作りのデコレーション用としても使いやすいですね。
オールステンレス製で、お手入れがしやすく頑丈なのもうれしいポイント。気軽に使いやすいので、リンゴをよく食べるご家庭におすすめの一品です。
大きめハンドルで使いやすい
大きめハンドルを採用することによってしっかりホールドすることができるので、とても安定感があり、安心してリンゴをカットできるアップルカッターとなっています。カッター部分もしっかりとしているので、軽い力でもしっかりとカット可能です。また刃は外に出ていないので安全性も抜群です。使いやすいアップルカッターを求めている方におすすめ。
オーソドックスなアップルカッター
包丁いらずで簡単にリンゴを8等分にカットできるオーソドックスなスタイルのアップルカッターです。リンゴを安定した場所に置いて、上から押し当てるだけの簡単操作で、安全性もしっかり配慮されているのでお子様でも安心して使用できます。ハンドル部分がしっかりとしており、やや上部にせり出しているので、力を入れやすくなっているという点もポイント。
「アップルカッター」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの人気ランキング アップルカッターの売れ筋をチェック
Amazonでのアップルカッターの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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アップルカッターを便利に使おう
アップルカッターのおすすめ商品をご紹介しました。
素材の確認以外に、カットできるサイズやカット数、持ち手部分の形状なども確認しましょう。また、使い終わった後のことも考えて、洗いやすいかどうかも要チェックです。
ご紹介した情報を参考に、使いやすいアップルカッターを選んでみてくださいね。
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日本フードコーディネーター協会常任理事。 2000年よりフードコーディネーターとしての仕事をスタート。 商品開発、レシピ開発、スタイリング・撮影、食イベントの企画運営、講演会講師、料理教室講師など、食に関する業務に広く携わり、「食の楽しさと大切さ」を伝えています。 新しいもの、便利なものを取り入れながら、古き良きもの、伝統的な食文化も重んじるのが私のスタイル。 ここでは、豊かなフードライフスタイルの実現に役立つ提案を行っていきたいと思っています。