絵本セットおすすめ4選【0歳から】
絵本セラピストの福井一恵さんに選んでもらったおすすめ商品、編集部で選んだ商品を紹介します。ストーリーはもちろん、子どもの年齢や興味に合った絵本を探してみてくださいね。

だるまさんと一緒に、体を動かしことばも覚える
「だ・る・ま・さ・ん・が」の次のページをめくるとドテッと転んだり、びよ〜んと伸びたり。0歳の赤ちゃんにも人気のシリーズです。
絵本のなかのだるまさんと一緒に「だ・る・ま・さ・ん・が」と左右に体を揺らしたり、びよ〜んで「高い高い」をしたり、絵本を読み聞かせながら体を使った遊びができます。
「が」のあとにだるまさんがどうなるのか、ワクワクしながらページをめくりましょう。「が」「の」「と」をシリーズでそろえると、自然に助詞の使い方を感覚で覚えるようですよ。赤ちゃんにも幼児にもおすすめです。

ものには名前があることを自然に理解できる絵本
手のひらにすっぽりおさまるサイズのちいさな絵本のセット。「いきもの」「のりもの」「しぜん」「せいかつ」の4冊の小さな絵本が、ブックバンド型のケースにまとめられています。
シンプルなイラストに、ものの名前が書かれているだけの絵本ですが、赤ちゃんの頃からこの絵本セットを読み聞かせることで、ものには名前があるらしいということに自然に気づ、自分の身近なものの名前を自然に覚えていくのではないでしょうか。とてもかわいいセットなのでプレゼントにもおすすめです。
発達心理学と児童心理学研究からうまれた絵本
「Sassyのちいくえほん」は、発育学と児童心理学研究から生まれた、赤ちゃんの目を通して心と脳を育む絵本。赤ちゃんが一番先に認識する色といわれている黒と白を多く使った、ハイコントラストな配色が特徴的です。
赤ちゃんの好きな顔と模様、オノマトペがいっぱいの3冊セットで、いろ・かず・かたちを楽しく学べます。4種類(両面・2枚)のおふろポスターが付いているので、赤ちゃんにお風呂を好きになってもらうためのお助けアイテムとして活躍しそうですね。
0歳から4歳までずっと使える図鑑
2冊セットになっていて、1冊目では動物や虫、乗り物など子どもが外で見かけるもののイラストと名前を紹介しています。2冊目では食べ物やおもちゃ、身につけるもののイラストが載っています。
絵を見て名前を当てたり、描かれているものからお話を作ったりして親子で楽しむことができます。英語表記もあるので、英語の勉強を始めるのにもよいでしょう。言葉に親しみはじめる0歳からおしゃべりを楽しむ4歳まで長く使えます。
絵本セットおすすめ3選【1歳から】
はっきりした色遣いとリズムのいい言葉が魅力
オランダ生まれの大人気絵本です。有名なキャラクターなので親しみをもって読み聞かせができそうです。力強いデッサンと美しい色彩、簡潔でリズミカルな言葉づかいは、絵本を読み始めた子どもの興味をひくことでしょう。
うさこちゃんシリーズは対象年齢ごとのセットがあります。1歳児向けのものは、うさこちゃんの毎日の暮らしや日常の出来事についてシンプルなストーリーで語られています。
イヤイヤ期を迎えたお子さんに読んであげたい絵本
赤ちゃんに身近なテーマをユーモラスに描いた、せなけいこさんの「いやだいやだの絵本」シリーズ。ちぎり絵風の独特な手法が使われていて、あたたかみのある作品です。こちらは誕生50周年を記念して刊行されたプレゼントBOXで、いやだが口癖の女の子ルルちゃんが主人公の「いやだ いやだ」を含めた絵本4冊とかわいいイラスト入りのミニトートバッグがセットになっています。
マチ付きの丈夫なバッグに4冊の絵本がすっぽり入ります。ソフトカバーで軽いので、小さい子どもでも開きやすく、おでかけのお供にも!
子どもの成長に合わせて長く楽しめる絵本セット
ことばをリズムで楽しめる、KADOKAWAブランドの知育絵本です。かず・いろ・大きさに初めてふれる赤ちゃん向けで、発売後すぐに重版がかかったという人気絵本「とりがいるよ」と、初期の読み聞かせにぴったりの「たまごがあるよ」、おともだちが気になりだす時期に読ませたい「いっしょにするよ」の3冊セット。
絵本のレベルが段階的に上がっていくので、子どもの成長に合わせて長く楽しめるとママたちに好評です。ハードカバーでしっかりしているので、長期保存に適しています。
絵本セットおすすめ3選【2歳から】

「くだもの」「やさい」「おかし」のことば遊び絵本
ことば遊び絵本を数多く手がけている石津ちひろさんの文の絵本です。3冊セットに登場するのはちがうキャラクターで、それぞれ「くだもの」「やさい」「おかし」が主人公になります。同じ世界に住んでいる仲間のように感じる山村浩二さんのユーモラスな絵が特徴です。
3冊ともに、リズミカルで楽しいことばと絵を楽しめます。たべものが主人公のシリーズなので、食べることが大好きな子どもにはもちろん、おやさいなどを食べることが苦手な子ども、食べることにあまり興味を持てない食の細い子どもにも読んでほしい絵本です。

はらぺこあおむしを歌で楽しめるCDと絵本のセット
一度聞いたら楽しいリズムとメロディーが耳に残る「はらぺこあおむし」の歌は、子どもの歌の作曲家として活躍中の新沢としひこさんの作曲です。
元保育士の新沢さんはたくさんの子どものためのうたを作っていますが、「はらぺこあおむし」は絵本をめくりながら読むのにもぴったり。子どもの「もういっかい!」にも「じぶんでめくる!」にもしっかり対応できる厚紙でできたボードブックとCDのセットがおすすめです。
風邪をひいて声が出ないときの読み聞かせがわりにも活躍します。CDの歌に合わせて大人がめくるのもいいですが、自分で好きなようにめくらせても、やぶれにくいので安心。また、ボードブックは小さめなので、持ち運びにも便利。電車で移動中にちょっと絵本を見せたり、病院の待合室でちょっと持たせておいたりと、大活躍です。
にゃんたくんと一緒にしつけについて考える
猫の「にゃんたくん」が、友達とボールを取り合ったり、おじいちゃんの植木鉢を壊してしまったり、といったお話の中で、「こんなときはどうすればいいかな?」ということを子どもと一緒に考える機会を与えてくれます。
この絵本を読むことで、子どもの気持ちを考えることが出来たり、「ありがとう」「ごめんなさい」という言葉の意味を教えたりすることが出来るでしょう。
絵本セットおすすめ2選【3歳から】

自然と季節が感じられるねずみの家族のくらし
ねずみの大家族が自然とともに生きる暮らしを描いた絵本の12冊セットです。いわむらかずおさんが「自然の恵みに感謝し、家族とともにつつましく暮らすこと」をテーマに書き続けてきたというシリーズです。
みんなで力を合わせて家を作った「14ひきのひっこし」は初版が1983年。小さいころ、大好きだったという若いおかあさんの声も聞きます。何度も繰り返し読んでいると、ふと絵のなかで発見することもあり、大人も一緒に楽しめる絵本。「もちつき」「おつきみ」「あきまつり」など季節感もたっぷりなので、ぜひ、セットでそろえて楽しみたいシリーズ絵本です。
昔から愛されてきた世界中で人気のベストセラー
野ねずみのぐりとぐらが、野原や山を舞台に元気いっぱい過ごしている様子が大人にとっても楽しめるような絵本です。その人気は日本のみならず世界中の子どもたちからも親しまれています。
シリーズ最初の作品である「ぐりとぐら」から最新作の「ぐりとぐらとすみれちゃん」までがセットになった商品です。対象年齢は、読んであげるなら3歳から、自分で読むなら小学校低学年からとなっています。
絵本セットおすすめ2選【児童向け】
親から子へ語り継がれてきた不朽の名作
昔話を読んでもらった経験のある人は多いはず。それは昔話が子どもたちにとって魅力的なものだったからでしょう。子どもが物語に触れるにあたって、昔から親しまれてきたお話を正しく語り継いでいきたいという思いから作られたシリーズです。
耳で聞いてわかりやすいような語り口を忠実に再現しています。リズミカルな文章は、読み聞かせにぴったりですね。
勇敢で心優しい男の子の冒険を描いたベストセラー
「エルマーのぼうけん」シリーズは、9歳の男の子エルマーがりゅうの子を助けに行くところから始まる愛と勇気の冒険物語三部作です。1963年の初版から半世紀以上たった現在でも世界中の子どもたちに愛されています。
ユニークたっぷりのお話に、親子そろって引き込まれること間違いなしです。読んであげるなら5・6歳から。子どもが自分の力で読むはじめての一冊としてもおすすめです。赤い縁取りのきれいなケースに入っていて、インテリアとして飾っておきたくなります。
「絵本セット」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 絵本の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの絵本の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
絵本セットの選び方 人気シリーズ、好きなキャラクター、プレゼント用途など
絵本セラピストの福井一恵さんに、絵本セットを選ぶときのポイントを教えてもらいました。1冊ずつ選んで購入するのとは異なるので、失敗したくない人は選び方をチェックしてみてくださいね。
人気のシリーズで選ぶ 名作や定番など
お気に入りキャラの別の活躍が楽しめる
シリーズ化されている絵本のセットを選びましょう。ひとつずつ読み進めていく過程で、おなじ登場人物が別のお話に登場することは安心感も与えますが、今度はどんなお話になるのだろうかというワクワク感にもつながります。
自分の家の絵本の棚にシリーズで並んでいる絵本があるということは「一緒に絵本を読んだ」という幼いときの大切な記憶として残っていくでしょう。
童心社『14ひきのシリーズ』
ねずみの大家族の日常が季節やイベントにあわせたシリーズになっているので、年間とおして楽しめます。こまかく描かれた豊かな自然が魅力的な絵本です。
>> Amazonで詳細を見る好きなキャラクターや好きな題材で選ぶ ディズニー作品ほか登場人物になじみがある
子どもにお気に入りがなければ、パパママの好みを
自宅用にセットの絵本を買いたい! という場合は、好きな登場人物やキャラクターのものを選ぶといいでしょう。たとえば、動物が好きなら動物が主人公のシリーズ、虫が好きなら虫が主人公のシリーズ、歌が好きならCDとセットのものなどはいかがでしょうか。
今はとくに子ども自身のお気に入りのものがない場合でも、大人が購入したセットをきっかけに子どもが好きになることもありますよ。
プレゼントの場合は豪華さで選ぶ CDやぬいぐるみなどのグッズセットも
グッズがついた豪華版はプレゼント向け
絵本のセットをプレゼントとして贈ると、豪華な印象になりますね。たとえば、同じ作者の同じキャラクターの作品を何冊かそろえたシリーズでもいいですし、絵本とCDや絵本とぬいぐるみなど、絵本に関連したグッズをセットにしているものもあります。
絵本1冊だけではプレゼントとしてちょっと寂しいとき、数冊セットのシリーズやCDなどの関連グッズとのセットになった商品で豪華さを出してみてはいかがでしょうか。
偕成社『はらぺこあおむし+CD絵本うた プレゼントパック』
お出かけにも持ち運べるボードブックと車でも楽しめる絵本うたのCDがついています。しっかりとした箱に入っているのでプレゼントにもぴったりですね。
>> Amazonで詳細を見る買い手が好きなものを選ぶのもおすすめ! 絵本セラピストからのメッセージ
自分の「大好き」をプレゼントするのもあり!
絵本のセット購入を考えるのは、プレゼントのためかもしれませんし、もっと楽しんでほしいからかもしれませんね。いずれにしても、選ぶ人が「大好き」なもの、読む子どもに好きになってもらいたいものを選ぶのが一番ワクワクする選び方だと思います。
シリーズ絵本のセットやCDなどの関連商品の絵本セット、もっと絵本の時間を楽しくすごすために企画された絵本など、ご自身の「好き」を選んでください。
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元NHK松山放送局キャスター。 現在は、アナウンサーとして司会やナレーションの他、コラムや記事のライティング、音声や映像コンテンツの製作や編集などを行っている。また、絵本セラピスト協会認定絵本セラピストとしても活動中。