「コンベクションオーブン」のおすすめ商品の比較一覧表
コンベクションオーブンとは
コンベクションオーブンは、ヒーターで発熱させて、ファンで内部を循環させて調理するキッチン機器。高温の熱風で食材を包み込んで調理できるため、焼きムラがなく美味しく仕上がるのが特徴です。
パンはふんわりと、ピザはサクサク・トロトロに、魚やお肉もしっかりとジューシーに熱が通ります。コンベクションオーブンは、オーブン調理に加えてグリル調理にも対応できるので料理の幅も広がります。
また、油を使わずにノンフライ調理ができるモデルもあるので、とんかつやからあげを低カロリーで楽しみたい方にもおすすめ。そのほかに、冷えたお惣菜の揚げ物を揚げたてのように温める機能も便利です。
オーブントースターとの違いは?
コンベクションオーブンはヒーターの熱と、ファンによる熱風・循環で食材を加熱します。
一方、オーブントースターにはファンが搭載されておらず、熱風による熱循環ができません。ここがコンベクションオーブンと大きく異なる点。そのため、焼き方にムラができるため、トースターやピザといった表面に焦げ目をつける料理に相性がいいです。
ちなみに、オーブンレンジの場合は、マイクロ波を使って食材を温めるキッチン家電。コンベクションオーブンにはレンジ機能がありませんので、違いを理解した上で自分に合ったコンベクションオーブンを選びましょう。
コンベクションオーブンの選び方
それでは、コンベクションオーブンの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記。
【1】サイズ
【2】調理機能
【3】庫内の形
【4】お手入れのしやすさ
上記のポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】サイズをチェック
せっかく希望の機能がそろったものを選んでも、適したサイズでなければ意味がありません。ここでは本体と庫内のサイズについて紹介します。
本体サイズ|設置スペースに余裕を
コンベクションオーブンは、ファンを搭載しているので本体サイズが大きめで、本体から熱を発するので周囲の空間を確保することが必要になります。
幅や奥行きだけでなく、高さにも着目して選びましょう。設置場所に余裕があるかを事前に確認しておくことをおすすめします。
庫内サイズと容量|調理内容にあわせて
庫内サイズと庫内容量の違いについても、わかりにくいですがしっかり確認しましょう。
庫内サイズは、内部の空間を指し、庫内容量は食材を入れられるサイズになります。コンベクションオーブンは内部にヒーターとファンが設置されているため、容量も確認しないと食材を入れられない場合もあります。
目安としては、5Lで小さめサイズ、8Lで通常のサイズ、15Lほどで大きめのサイズに分類されるでしょう。ローストチキンを作りたいのであれば、14Lほどの容量があると便利です。
【2】代表的な調理機能をチェック
現在のコンベクションオーブンは、メインのコンベクション機能のみならず、オーブン機能やグリル機能など、多機能なモデルがほとんどです。
そのため、目的の調理ができる機能があるかどうか確認することが大切です。ここからは代表的な機能について解説していくので、どんな調理機能が必要なのかを考えてみてください。
オーブン機能|上下のヒーターで火を通す
オーブン機能は、上下にあるヒーターを使って効率よく火を通す調理方法。食材の中までしっかりと火を通したい料理にぴったりの機能で、ローストビーフやグラタン、蒸し焼きなどに相性がいいです。
通常であれば表面はパリッとした食感になりますが、コンベクション機能をオフにできるタイプだとしっとりした仕上がりにもできますよ。
【 作れる料理 】
・ローストビーフ
・グラタン
・中華マンなどの蒸し焼き料理
など
グリル機能|上部のヒーターで表面に熱を加える
グリル機能は、上部に設置されたヒーターが直接食材の表面を熱する調理方法。
こんがりした焼き目をつけることができるため、ピザや焼き魚といった焼き目を作れる料理にぴったりの機能です。
【 作れる料理 】
・ピザ
・焼き魚
など
スローベーク機能|下部のヒーターでゆっくり加熱する
スローベーク機能は、下部に設置されているヒーターだけを使って、じんわりと調理してくれる機能。
ゆっくりと火を通していくので、スポンジケーキや茶わん蒸し、煮物などを作るのに向いています。また、下からの熱で調理するため、底面をしっかり焼き上げたい料理にもぴったりです。
【 作れる料理 】
・スポンジケーキ
・茶わん蒸し
・煮物
など
【3】庫内の形にも注目

出典:マイナビおすすめナビ
せっかく料理をするなら美味しさにもこだわりたいですよね。コンベクションオーブンの庫内の形状は天井の一部に傾斜がある「ドーム型」と、傾斜のない「スクエア型」の2種類に分けられます。
一概には言えませんが、庫内の形がドーム型の方が熱効率がよく、素早く出来上がるので、水分が飛びづらく美味しい仕上がりになる傾向
があります。おいしさにこだわりたい場合は、庫内の形にも注目してみましょう。
【4】お手入れのしやすさも重要
お手入れの仕方に関しても、購入前にしっかりとおさえておきましょう。
機種によっては、内部がホーロー加工になっていて汚れがつきにくく、軽くサッと拭くだけで汚れが取れるものや、中の網はもちろん、前面の扉まで取れてお手入れできるものもあります。このあたりも見ておけば、購入後の満足度が高まるでしょう。
人気メーカー・ブランドの特徴
本項では、コンベクションオーブンの人気メーカーの特徴について解説していきます。こちらもぜひ確認してください。
日立(HITACHI)
日本のメーカーで機能性をとにかく重視したい方におすすめです。焼き網の下にオーブン皿が搭載されているので、ノンフライ調理ができます。
ほかにも、低音調理機能など調理モードが豊富に用意されており、料理の幅を広げることができるのもポイント。機能性は高いですが、操作感はシンプルなため初心者の方でも安心して使えますよ。
デロンギ(DeLonghi)
イタリアのメーカーで、機能性を兼ね備えながらもインテリアとしても楽しめる要素を持っているデロンギは、おしゃれさも重視したい人におすすめです。
熱風対流はおだやかで、食材の中までしっかりとムラなく火を通すことが可能。スクエア型のヒーターが中の温度を素早く上昇させ、予熱にも時間がかからないのも特徴です。効率的に料理したい方にもぴったりでしょう。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
生活の中にある問題を解決する目的で家電を作っているメーカーで、消費者目線で作られるため使いやすくリーズナブルな商品が多いです。
機能にも幅があり、総菜を出来立てのように温める機能がついていたり、ノンフライ機能があったりと普段の生活に合わせて選ぶことができます。
コンベクションオーブンおすすめ18選
それでは、コンベクションオーブンのおすすめ商品をご紹介いたします。ぜひ参考にしてください。
シンプル・高性能。扉が外れてお手入れかんたん!
おしゃれ家電を次々に発表している「siroca(シロカ)」のコンベクションオーブンで、トースト2枚焼きモデルと4枚焼きモデルがあります(4枚焼きはST-4A251)。
タイマー時間は15分と短めですが、最高加熱温度はコンベクションオーブンのなかでは上位の280℃。「すばやき」という名のとおり、トーストをおよそ1分で焼き上げてくれるその早さは圧巻のひと言です。さらには網と前面扉が外れてお手入れが可能で、つねに清潔な状態を保って使用することができます。
機能もデザインもいたってシンプル。高温での高速調理を可能にしてくれるコンベクションオーブンですが、とにかくそのすごさに触れたい方におすすめです。
コスパ優秀。幅広く使える一台
日立の「コンベクションオーブントースター HMO-F100」は、庫内が広く角型パンなら4枚同時焼きが可能なことに加え、メニューに合わせ4パターンの調理モードが選択できるなど、非常に利便性が高い商品です。
さらに、使い方が書かれているマイコン制御の6つの「オートメニューキー(メニューは14種類)」を使えば、より手軽な調理が可能です。
また、時間表記などもデジタル表示を採用しているので、あとどれくらいで完成するかがひと目でわかるのもポイントが高いです。コストパフォーマンスにすぐれた商品です。
さらに40℃という低温調理も可能なため、パンの発酵にも使用できるのも大きな魅力。高温は250℃まで対応しているので、さまざまなシーンで活躍してくれる一品です。
おしゃれな見た目にパワフル出力
イタリアの家電メーカー「De'Longhi(デロンギ)」から、かわいいルックスのコンベクションオーブンのご紹介です。
こちらの最大の特徴は、なんといっても1,400Wの大出力で全体をムラなく焼き上げてくれること。加えて、「コンベクション」、「オーブン」、「グリル」、「スローベーク」の4つのモードに加え、自然解凍モード(ファン運転のみ)も搭載しており、機能が豊富です。
さらには保温(60~80℃目安)にも対応しており、先に作ってしまったものでも熱々の状態で、ほかの料理と同時に提供するということも可能。
3つの赤いツマミがついたおしゃれなフォルムと性能の高さから、さまざまな人に支持されているコンベクションオーブンです。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする コンベクションオーブンの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのコンベクションオーブンの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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自宅でも本格的な料理を楽しめる
コンベクションオーブンは、熱を循環させて食材に火を通す製法で調理する家電です。レンジ機能はありませんが、グリルやノンフライ調理、燻製機能など様々な調理機能が搭載されています。
機能を最大限に生かせば、自宅でも本格的な料理を楽しむことができ、今よりも料理に幅が出ることでしょう。料理にレパートリーを増やして、自宅での食事をもっと充実させたいのであれば、コンベクションオーブンを検討してみるのがおすすめです。ぜひ本記事を参考に、自分にピッタリの商品を見つけてくださいね。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。