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それでは、選び方やおすすめ商品を解説していきます。
ソケットレンチとは
ソケットレンチは、ソケットとハンドルで構成されており、ボルトやナットを締めたりゆるめたりする工具です。ソケットは金属製で円柱型、空洞で内側に溝があります。ハンドルは金属製の棒を組み合わせたものや、ギヤが仕込まれたラチェット式ハンドルなどが主流です。
使い方はスパナやレンチと同じですが、ソケットレンチの特徴は長いハンドルを持って、きつく締まったボルトやナットをゆるめたり、きつく締めたりがかんたんにできることです。
ソケットレンチの選び方
それでは、ソケットレンチの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の5つ。
【1】差し込み角のサイズ
【2】ヘッド形状
【3】ソケットの溝
【4】柄の長さ
【5】ネジの種類
上記の5つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】差し込み角のサイズをチェック
レンチソケットセットを選ぶときには、まずは差し込み角のサイズをチェックしましょう。差し込み角とは、ハンドルに差し込む部分のことです。差し込み角をハンドルのサイズに合わせないと、使うことができません。
▼1/4インチ|口径が14mm以下
差し込み角が1/4インチのソケットレンチは、口径が14mm以下のソケットに使います。6、7、8、10、12、13mmなどの口径がありますが、これらを締めたりゆるめたりするときに使うのが1/4インチです。
差し込み角では小サイズの1/4インチですが、ミリサイズに換算すると6.35mm。身の回りの作業でも使うことが多いサイズといえるでしょう。
▼3/8インチ|口径10~24mm
差し込み角が3/8インチのソケットレンチは、口径が10~24mmのソケット用です。3/8インチとはミリサイズに換算すると9.5mmになります。ネジ径ではM6~M16までの一般的によく使用されるネジサイズです。
バイクや車の整備でよく使われるのが3/8インチなので、一家にひとつ持っておくと何かと便利でしょう。
▼1/2|口径13~36mmまで
差し込み角が1/2のソケットレンチは、口径が13~36mmまでのソケットに使われます。一般的にはあまり目にしませんが、工場の機械用などによく使われるサイズです。ミリ換算すると12.7mmになります。
大サイズの1/2インチを使うときは、ロングラチェットや長めのハンドルが必要です。大サイズのソケットレンチがあれば、3/8インチ用としても使えると考える方もいますが、やはり大・中・小とそろえた方が使い勝手がよいでしょう。
【2】ヘッド形状をチェック
ソケットレンチには丸型ヘッドと小判型ヘッドの2種類があります。それぞれ特徴が異なるので、自分に合ったヘッド形状を選びましょう。
▼丸型ヘッド|狭くて動かしにくいスペースで活躍
ヘッドが丸くなっている丸型の特徴は、スペースがとりにくい狭い場所での作業がらくなこと。丸型はラチェットギアの歯数が多いため、角度を小さくしてギア送りができるからです。
一方、回転を切り替えるレバーがラチェット側にあるので、左右の回転の違いがわかりにくく、両手を使わないと切り替えできない場合もあります。ソケットを外すボタンがないので、ソケット交換がしにくいです。
▼小判型ヘッド|親指一本でも操作可能
小判型ヘッドの特徴は丸型よりもラチェットギアの歯数が少ないことです。狭いところの作業では扱いにくいのですが、回転の切り替えレバーがヘッドの付け根にあるので、親指で操作ができ、回転方向もひと目でわかります。
差し込み軸にプッシュボタンがついており、かんたんにソケットが外せる仕様の製品が多いです。丸型か小判型かの選択は、使用目的によって異なってきます。
【3】ソケットの溝をチェック
ソケットレンチには、ソケットの内側に刻まれている溝が少ないタイプと多いタイプがあります。溝の数が多くても少なくても絞める、緩めることは可能ですが、使い勝手などが微妙に異なります。
▼回しやすいのは8角以上
ボルトを回しやすいのは、ソケットの内側に刻まれた溝が8角以上のタイプになります。角が多いのでいろいろな角度でボルトを回すことができるのが特徴です。
機械の組み立てや整備、自動車やバイク、自転車などのメンテナンスをスムーズに作業したい場合に便利です。溝が8角のほうが効率よくボルト・ナットを締めつけたり、ゆるめたりが行えます。
▼しっかり締めるなら6角
ソケットの内側の溝が6角のタイプは、角が少ない分ネジの頭にぴったりフィットします。強い力でネジを締めたりゆるめたりしても、ネジ頭をなめづらいのが特徴です。
ネジ頭をつぶすと作業がはかどらないので、しっかりとボルトやナットを締めつけたりゆるめたりしたい方には8角タイプよりも6角タイプのほうが向いています。
【4】柄の長さをチェック
ソケットレンチは柄の長さが短いショートタイプ、標準的なレギュラータイプ、長いロングタイプがあります。使用目的によって柄の長さを選ぶのがポイント。
ショートタイプは狭い場所や障害物があって作業しにくいときに適しています。ロングタイプは力を入れやすいので、硬く締まったボルトやナットを外すときに便利。また奥まった場所での作業向き。
一般的に使用されるレギュラータイプは長さが20cmぐらいで、家庭に一本常備しておくと重宝します。
【5】ネジの種類をチェック
ソケットレンチを選ぶときは、ネジに合うかどうかもポイントです。ネジの種類について知っておくと選びやすくなります。
国産の車やバイク、機械などによく使われているのはミリネジです。家庭にひとつ選ぶとしたら、ミリネジ専用のソケットレンチは外せないでしょう。
輸入車などに使われているのがインチネジです。必ずしもインチネジが使われているわけではないので、ソケットレンチを購入する前に確認する必要があります。インチネジの場合はインチネジ専用のソケットレンチを選んでください。
エキスパートのアドバイス
使用頻度と価格帯に注目!
安価なものから高価なものまでありますが、使用頻度によっては、耐久性のある高価格帯のセットを購入することを検討するとよいでしょう。
セットに含まれているもので足りない場合やよく使用するサイズで磨耗してしまった場合などはその都度追加購入して補充することになります。
DIYで使用する程度でしたら、高精度のものは必要としないので、比較的手に入りやすい価格のものを1セット持っていればよいでしょう。
人気メーカー・ブランドの特徴
ソケットレンチにはさまざまなメーカーがありますが、おすすめの2メーカーを厳選しました。購入時の参考にしてみてください。
KTC|特許取得済み技術を搭載
「KTC」は創業1950年の歴史ある工具メーカーです。ソケットレンチ製造の特許を出願しており、質のよい工具で知られています。長年の実績があるメーカーなので選択肢のひとつとなるでしょう。
強さや使いやすさだけでなく、美しさもコンセプトに開発を続けています。とくにラチェットハンドルは握りやすく、動きもスムーズで使いやすいと好評です。
TONE|ホームセンターなどで購入可能
「TONE」も大阪にある国産メーカーです。TONEの工具はモータースポーツでの整備に使用されている実績があります。また、ホームセンターなどでも手に入る一般的な工具なども扱っており、充実したラインナップです。
特徴は機能の価格のバランスが取れていること。工具をそろえたい初心者に適したメーカーといえるでしょう。
ソケットレンチおすすめ6選
選び方を参考にした、おすすめのソケットレンチをご紹介していきます。形状やサイズなど、さまざまなポイントに着目して見ていきましょう。
ボタンひとつでソケット交換ができる
ソケットとハンドルの材質にサビにくくて品質のよいCR-Vを採用しています。熱処理が施されているので耐久性のあるソケットレンチセット。12種類のソケットがついており、さまざまなサイズに対応可能です。
ソケットの脱着はボタンを押すだけなので、スムーズな交換ができて作業効率も上がります。エクステンションバーは75mmあるので、狭い場所や入り組んで届きにくい場所での作業向き。機械の点検・修理や自転車のメンテナンス、DIY用に便利です。
サビと腐蝕を防ぐクロムメッキ製
質の高い専用の鉄ケースに収納でき、保管と携帯がしやすいソケットレンチセットです。各種ボルトやナットの締めつけとゆるめ作業に便利な工具。車やバイクのメンテナンス、自動車の修理や機械などの点検にも使えます。
8種類のソケットつきで、材質はクロームパナジウム鋼を採用。サビにくく腐蝕しにくいようにクロムメッキされています。ボタンのワンプッシュでソケット交換ができるので作業もやりやすいです。

コストパフォーマンス良好の初心者向けアイテム
コストパフォーマンス重視の方におすすめのソケットレンチです。「使用頻度がとても少ない」、「はじめてソケットレンチを購入しようと考えている」、「とりあえず車に積んでおきたい」など使用目的があまりはっきりしない方やいざというときのために持っておきたという方にも、こちらの商品をおすすめいたします。
比較的価格が安く、耐久性はそれほど期待できませんが、たまに使用するのであればじゅうぶんな商品といえます。

DIY初心者にもおすすめな高コスパソケットレンチ
比較的手に入りやすい価格の商品でありながらセット内容が充実しているソケットレンチです。DIYで使用するためなら、こちらのセットを購入しておけば満足のいく作業ができますよ。
ラチェットタイプのハンドルなので回転の効率がよく、狭い場所での作業がしやすいのもポイントです。なお、このセットだけで不足がある場合やよく使用するサイズなどは、別途追加での購入を検討してもよいでしょう。DIY以外に自転車、車やバイクなどの点検に向いています。

使いやすさ抜群なT字タイプのハンドル
ハンドル部分がT字になっていて、手で握り込んで回転させるソケットレンチです。とてもコンパクトなのが特徴で、狭い場所での作業や障害物が多くほかのレンチではハンドルを回すことが困難な場合などに威力を発揮してくれます。
精密ドライバーのビットやL型六角レンチなどがついているのもうれしいポイント。コンパクトで持ち運びやすく収納にも便利です。狭い場所での作業や精密な作業を行なう方におすすめです。

手が疲れない電動タイプ用アイテム
こちらは、電動ドライバーやインパクトドライバーに取りつけて使用するタイプのソケットビットです。私も実際に使用していて、便利なのでご紹介いたします。
電動ソケットレンチとして使用すると、手が疲れることなく連続して作業ができるため、数をこなさなければいけない場合などに威力を発揮します。取りつけ部分は六角チャックになっているため、インパクトドライバーにワンアクションで簡単に装着できます。
奥まった場所で届かない場合などには、延長ドライバービットなどを併用するといいでしょう。電動ドライバーやインパクトドライバーで作業をされる方におすすめです。
※ソケットアダプターのみの販売のため、実際の利用には別途電動ドライバーやインパクトドライバーが必要になります。
おすすめ商品の比較一覧表
各通販サイトのランキングを見る ソケットレンチの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのソケットレンチの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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まとめ
自転車などの修理で、硬く締まったボルトやナットが外せなかった経験はありませんか。どうにもできなくて、買い替えてしまった方もいるでしょう。そのような場面で役立つのがソケットレンチです。
選び方からおすすめ商品まで紹介してきましたが、用途に合ったソケットレンチを見つけてください。実際に使ってみれば、その便利さに驚かれるはずです。
ケースつきのセットなので持ち運びにも便利ですし、ソケット数もそろっているので修理・メンテナンス・DIYにも使えます。これを機会にワンセット用意しておいてください。
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