「オーガニックコーヒー」のおすすめ商品の比較一覧表
オーガニックコーヒーとは? 厳しい基準を満たしたコーヒー
オーガニックコーヒーとは、農薬や化学肥料などを使わず有機栽培されたコーヒー豆から作られるコーヒーのことをいいます。
オーガニックコーヒーかそうでないかを見極めるには、オーガニック認証を取得しているかどうかを確認しましょう。日本では農林水産省が定めた有機JAS規格というものがあり、品質や成分などその規格を満たしたものは「有機JASマーク」を表示することができます。
また、海外にもオーガニック製品の認証機関があり、国によって規格や表示マークが異なります。
オーガニックコーヒーの選び方 産地や焙煎方法、カフェインの有無などに注目!
ここからは、オーガニックコーヒーを選ぶときのポイントを紹介します。自分好みの味を探す手がかりとして、ぜひ参考にしてくださいね。ポイントは下記。
【1】原産地による味の違いで選ぶ
【2】焙煎方法による風味の違いで選ぶ
【3】用途に合う形状を選ぶ
【4】ストレートかブレンドかの好みで選ぶ
【5】妊娠・授乳中の方や就寝前にはカフェインレスコーヒーを
上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】原産地による味の違いで選ぶ
コーヒーの生産は、中南米、東南アジア、アフリカを中心とした「コーヒーベルト」と言われる地帯に集中しています。寒い地域ではコーヒーが育ちにくく、コーヒーベルトは熱帯や亜熱帯気候、年間降水量が約1,500~2,000mm、平均気温20度前後とコーヒーの生産に恵まれている地域です。
オーガニックコーヒーの栽培はコロンビア、ブラジル、グアテマラなど中南米が多く占めています。コロンビア産のコーヒーはフルーティな甘みと酸味。グアテマラ産はすっきりとしたさわやかな酸味。ブラジル産は控えめな酸味とほどよい苦みがあるなど、地域が同じでも原産国の気候風土により、味に違いがあります。
好みの味を味わえる産地を知り、選ぶ基準にするとよりコーヒーのおいしさを堪能できます。
原産地ごとの味の特徴とは
代表的な銘柄を挙げると、タンザニア産の「キリマンジャロ」は強い酸味とコクがあり、野性味あふれる味わいが魅力。ジャマイカ産の「ブルーマウンテン」は、香り高く、調和のとれた味わいであることから「コーヒーの王様」と呼ばれています。
また、アメリカ・ハワイ産の「コナ」は、強い酸味と甘い香りが特徴的。イエメンやエチオピアが原産国の「モカ」は、フルーティーな酸味と香りに、甘みとコクが加わります。そのほかに、「ブラジル」「コロンビア」「グアテマラ」などの銘柄も人気です。
【2】焙煎方法による風味の違いで選ぶ
生豆は焙煎(ロースト)時に化学変化が起こり、コーヒーの酸味や苦味を作り出し、色、味、香りなどの独特な風味が生まれます。
焙煎方法は、熱をかける時間や程度で、一般的に以下の3種類、8段階に分かれます。
・浅煎り(ライトロースト、シナモンロースト)
・中煎り(ミディアムロースト、ハイロースト)
・深煎り(シティロースト、フルシティロースト、フレンチロースト、イタリアンロースト)
煎り方が浅いと色は薄く酸味が強くなり、深く煎るほど色は濃く苦みが強く感じられるようになります。焙煎の状態を確認し、好みにあったコーヒーを選びましょう。
【3】用途に合う形状を選ぶ
オーガニックコーヒーには、豆や粉、インスタントコーヒーなどさまざまな形状のものが販売されています。用途によって選ぶとよいでしょう。
コーヒー豆:ミルがあれば挽き立てのコーヒーを楽しめる
コーヒーのおいしさにこだわりたい方には、豆タイプがおすすめです。ミルを挽く手間がかかるものの、挽き立てだからこそのフレッシュな味わいや香りを堪能できます。
また、保存時に酸化しにくいのも豆タイプのメリットです。風味の劣化が少ないため、長期保存に適しています。コーヒー豆の鮮度をしっかりキープしたい場合は、キャニスターを利用するといいでしょう。
コーヒー粉:手軽に本格的な味を楽しめる
「本格的なコーヒーを味わいたいけど、ミルを使うのは面倒」という方には、粉タイプが向いています。豆を挽いて粉にした状態で販売されているため、豆を挽く手間がかかりません。粉タイプは、ドリッパーにペーパーフィルターをセットして、適量のコーヒー粉を入れたあと、お湯を注いで抽出します。
さらに手軽さを求めるなら、「ドリップバッグ」もおすすめです。直接カップにセットして、お湯を注ぐだけでおいしいコーヒーが楽しめます。
インスタント:お湯を注ぐだけで飲める
手間をかけずに気軽にコーヒーを楽しめるインスタントタイプは、忙しい朝や仕事の合間にも便利です。作り方はかんたんで、カップにコーヒーの粉末を入れたら、あとはお湯を注ぐだけ。きれいに溶けるので、豆や粉のように残りかすが出ません。
インスタントタイプはボトル状の容器に入っている商品が多く、量や濃さの調整がしやすいのもメリットです。
【4】ストレートかブレンドかの好みで選ぶ
オーガニックコーヒー豆といっても、産地や品種が1種類のストレートのもの、いくつかの種類をあわせて作るブレンドものがあります。
ストレートは豆特有の個性を味わえ、ブレンドものは飲みやすさやミルクとの相性がよいなど幅広い楽しみ方ができます。その日の気分や好みで飲み分けるのもおすすめです。
【5】妊娠・授乳中の方や就寝前にはカフェインレスコーヒーを
時間を気にせずコーヒーを飲みたいという方や、妊娠・授乳中の方でも楽しめるのは、カフェインレスコーヒー。オーガニックコーヒーにも、カフェインレスのものがあります。
カフェインを気にする方や苦手な方にもおすすめです。
オーガニックコーヒーのおすすめ12選 ギフトにぴったりの商品も!
ここからは、オーガニックコーヒーのおすすめ商品を紹介します。気になるものがあれば、ぜひチェックしてみてくださいね。

インスタントでありながら本格的な味わい
伝統的な有機農法を用いて、高地で栽培されるアラビカ種コーヒー豆を使用した、カフェインレスのインスタントコーヒー。すっきりとした酸味にきりっとした舌に残るコクが加わった風味が特徴です。ゆっくりとていねいなローストにより、豆本来のバランスのとれた豊かな香りが生み出されています。
最新の自然製法により、インスタントコーヒーでありながらバランスのいい風味、コクを楽しめます。また、フェアトレード認証を取得。一杯のコーヒーを飲むことで社会貢献にもつながりますね。
水に溶けやすくアイスコーヒーにも最適で、お菓子づくりや料理にもおいしく使える用途の幅が広いコーヒーです。インスタントコーヒーとは思えないコクと香りを手軽に楽しめます。
軽やかでマイルドな味わい
マイルドな味わいで飲みやすい有機インスタントコーヒーです。上質で豊かな香りとほどよい酸味、さらに軽やかさをあわせもっています。生産国はコロンビアで、北部の街サンタマルタの高地にて有機栽培されたアラビカ種豆を使用しています。
インスタントタイプなので、お湯を注ぐだけで手軽に飲めて便利です。パン作りやお菓子作りにも活用できます。

ペーパードリップに使いやすい中細挽き!
アメリカンコーヒーにぴったりな、浅煎りのオーガニックコーヒー。ペルー、ブラジル、ガテマラ産のコーヒー豆を贅沢にブレンドしており、まろやかで飲みやすい味わいが特徴です。
ペーパードリップやコーヒーメーカーでの抽出に向いている中細挽き。使いやすい挽き具合で、毎日のコーヒータイムにも使いやすい商品です。
本格的な味わいのインスタントコーヒー
オーガニックコーヒーの代表的ブランド「マウントハーゲン」が手掛ける、インスタントのオーガニックコーヒーです。伝統的な有機農法で高地栽培された、アラビカ種豆のみを使用しています。
ゆっくりとていねいにローストすることにより、豆本来が持つ、深く豊かな香りを引き出すことに成功。インスタントでありながら本格的な味わいが楽しめます。
豆の個性を感じやすいミディアムロースト
ペルー産のオーガニックコーヒー豆を使用しており、苦みとコクのバランスが取れた一品。浅めのミディアムローストで焙煎されており、豆の個性が味わいやすいのもポイントです。
ドリップパックなので特別な道具も必要なく、いつでもおいしいオーガニックコーヒーが楽しめます。130袋入りの大容量セットなので、家族みんなでコーヒーを楽しむご家庭の常備用にいかがでしょうか?

こだわりの豆を使った無印のオーガニックコーヒー
無印良品のオーガニックコーヒー豆。有機アラビカ豆を深煎りにし、さわやかな酸味と程よいコクがある味が特徴です。カフェインを97%カットしています。
カフェインレス以外にも、オリジナルブレンド、ダーク、ラテ用ブレンドと種類があるので、好みや飲むシチュエーションに合わせて選ぶのもおすすめです。

キャラメルを思わせる甘い風味!
バリスタチャンピオンシップ優勝者の焙煎士によるオーガニックコーヒー。上質なスペシャルティコーヒーを焙煎士が精選・ローストし、香りと味わいを引き出しています。
ペルー産のコーヒー豆をシティローストで仕上げており、キャラメルのような甘い風味が特徴。酸味と苦みのバランスがいい焙煎深さなので、ブラックコーヒーで楽しむのもいいですね。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする オーガニックコーヒーの売れ筋をチェック
楽天市場、Yahoo!ショッピングでのオーガニックコーヒーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
オーガニックコーヒー|料理家に聞いてみた
料理家・栄養士・国際中医薬膳師
フードペアリングでよりおいしさアップ!
コーヒーと合わせて一緒にいただく食べものによってコーヒーを選んでみると、相乗効果でよりおいしさがアップします。
たとえば、ダークチョコチップが入ったスコーンやクッキーには、コクがありココアのような味わいのコーヒーを。チェリー系のマフィンには、酸味のあるコーヒーがよくあいます。
また、深いコクのあるコーヒーはミルクとの相性がよいです。コーヒーをひと口飲み、フードを口に入れ、またコーヒーをいただく。全体の味がほどよく混ざりあい、おいしさの世界が広がります。
コーヒー用品のおすすめ商品はこちらもチェック!
お気に入りのオーガニックコーヒーを見つけよう!
オーガニックコーヒーの選び方とおすすめの商品を紹介しました。コーヒーの味や香りは、原産地、豆の種類、焙煎方法などによってさまざまです。いろいろなオーガニックコーヒーを試しながら、お気に入りを探すのも楽しいでしょう。
また、豆・粉・インスタントから自分に合ったタイプを選ぶのもポイントです。自宅でのくつろぎタイムには豆や粉、会社用には手軽に飲めるインスタントなど、シーンに合わせて使い分けるのもいいですね。
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ココロとカラダが元気になる食と生活のサロンを運営。 毎日作って毎日食べられるお料理、素材の味を大切にしたお料理、子どもと楽しめるお料理など、無理なく続けられるヘルシーでシンプルな食生活を提案している。 サロンにての料理教室の他、レシピ提案、開発、執筆、食・料理講習会講師など食に関わる仕事全体に携わっている。 また、生活を豊かにする生活雑貨・日用品など食と生活に関わる事項において幅広く活動している。