「インスタントコーヒー」のおすすめ商品の比較一覧表
インスタントコーヒーの選び方
インスタントコーヒーを選ぶときのポイントを紹介します。どのようなインスタントコーヒーにしようか考えている方はぜひ参考にしてください。ポイントは以下です。
【1】パッケージのタイプ
【2】製法の違い
【3】焙煎の深さ
【4】コーヒー豆の種類
【5】カフェインの量
それぞれ詳しくみていきましょう。
【1】瓶?スティック?タイプから選ぶ
市販のインスタントコーヒーのパッケージは、瓶やパウチなどの袋(パウチ)タイプやスティックタイプなどがあります。使う場所や1日に飲む回数を想定して、自分にとって使いやすいものを選びましょう。
高コスパ!好みに合わせて量を調整できる「瓶・袋(パウチ)タイプ」
瓶に入ったインスタントコーヒーは、中身が見えるものが多いので、容量を一目で把握することができます。大容量のものが多いのでコスパが高く、頻繁にコーヒーを飲む方におすすめ。また、詰め替え用を購入して瓶を再利用すれば、エコ活動にも繋がります。
さらに、量の配分も自分好みに調整できる点もポイント。濃いめや薄目など、好みがはっきりしているならこちらのタイプを選ぶことをおすすめします。ただし、味や風味が劣化しやすいので、粉末がなるべく空気に触れないよう工夫しながら保管する必要があります。
オフィスやアウトドアで大活躍!1人前の「スティックタイプ」
スティックのインスタントコーヒーは、封を切ってコップにお湯を注ぐだけでかんたんにコーヒーを作ることができ、持ち歩ける点が魅力です。また、ひとつひとつ個包装になっているので、保存方法もかんたん。コーヒーの劣化を気にせず楽しめます。
自宅はもちろん、オフィスで気軽にサッと入れたてコーヒーを作れるのが嬉しいですね。さらに、キャンプなどのアウトドアでもかさばらないので大活躍します。
最近多くなってきているスティックタイプにはブラックだけでなく、砂糖や甘味料、クリーミングパウダーなどが調合してあるフレーバータイプも多くある点も魅力です。
【2】製法の違いで選ぶ
インスタントコーヒーの製法は大きく分けて「スプレードライ」と「フリーズドライ」の2種類があります。好みに合わせて選ぶことをおすすめします。
香りや味をぎゅっと閉じ込めた「フリーズドライ製法」
粒の大きいほうはフリーズドライ製法という方法でつくられています。こちらはコーヒー液を凍らせてこまかく砕いたのち、真空状態で水分を昇華させ乾燥するので、コーヒーの風味が状態よく保存されるのが利点。粒が大きい分、溶け残りがあるという点を除けば、ホットでしっかりコーヒーのコクや風味を味わえるのはフリーズドライのほうです。
冷たい牛乳や水にもサッと溶けやすい「スプレードライ製法」
スプレードライ製法のインスタントコーヒーは、コーヒー液をスプレーで噴射し、熱風で水分を飛ばしてつくられています。こまかい粉なので溶けやすいという利点があり、アイスコーヒーにしたり、冷たいミルクと混ぜてアイスカフェラテにしたりするのにぴったりです。
フリーズドライ製法と比べると、大量生産できる分価格は安めですが、熱によって風味や味が少し落ちてしまうのが惜しいところです。
【3】焙煎の深さで選ぶ
豆の焙煎度合いによって、同じ豆であっても味や香りがまったく異なります。特に、苦味と酸味のバランスに違いがみられるので、好みのタイプの焙煎度合いを確認しましょう。
苦味が少なく、酸味が強い「浅煎り(ライトロースト)」
コーヒーの風味は好きでも苦いのが得意ではない方におすすめなのが「浅煎り(ライトロースト)」です。
苦味が少なく、焙煎をはじめたときに形成される酸味が強いのが特徴。フルーティーで爽やかな味わいを楽しむことができます。
浅煎りは焙煎が難しいため、インスタントコーヒーではあまり見かけませんが、見つけたときは一度挑戦してみてはいかがでしょうか。
苦味と酸味のバランスが取れた「中煎り(ミディアムロースト)」
苦味と酸味のバランスがよく、日本人にもっとも好まれているのが「中煎り」。そのため、インスタントコーヒーもこの「中煎り」であることが多くなっています。どの焙煎にするか迷ったときは、飲みやすい中煎りにするのがいいでしょう。
中煎りのコーヒーは、豆本来の味わいや香りを楽しむために、ブラックで飲むのがおすすめです。
苦味が特徴、砂糖やミルクとの相性抜群の「深煎り(ダークロースト)」
「深煎り」のコーヒーで特徴的なのは「苦味」です。深いコクとすっきりとした切れ味を楽しむことができます。コーヒーの酸味が苦手な方は深煎りがおすすめです。
深煎りは苦味が特徴なので、起きたての目覚めたい朝に飲むのもいいでしょう。また、濃いめに出して砂糖やミルクと合わせたり、カフェオレとしてアレンジするにも向いています。
▼深煎りタイプのおすすめ商品はこちら
Nestle(ネスレ)ネスカフェ『エクセラ ブラックロースト』
【4】コーヒー豆の種類にも注目!
主に流通しているコーヒー豆は「アラビカ種」と「ロブスタ種」の2種類です。
「ロブスタ種」:インスタントコーヒーに使用されていることが多く、苦味が強く、アラビカ種とブレンドされていることも。
「アラビカ種」:酸味が強く、豊かな風味を味わうことができる。
栽培方法の違いから、アラビカ種は虫や乾燥に弱い面もあり、ロブスタ種の方がリーズナブルな価格で購入することができます。
【5】カフェインが気になるなら「カフェインレス」「デカフェ」を
カフェインが入っていないコーヒーには、「カフェインレス」「ディカフェ(デカフェ)」「ノンカフェイン」といった表記がされています。
「カフェインレス」:一般的にはカフェインを90%以上取り除いたもの。
「ノンカフェイン」:カフェインが原料に一切含まれていないもの。
「ディカフェ」:カフェインを取り除いたコーヒー全般のことを指すため、微量ながらカフェインが含まれているものも対象となっている。
配合量が気になる妊婦さんなどは、コーヒーに表記されているカフェインの量を確認するようにしましょう。
インスタントコーヒーおすすめ12選|スティックタイプ
ここからは、市販のインスタントコーヒーのおすすめ商品を紹介します! 業務用スーパーなどで安い値段で買えるものや、プレゼントにぴったりのものなど幅広く厳選しました!
まずはスティックタイプのインスタントコーヒーおすすめ商品を紹介します。
ブラックコーヒータイプ7選|甘くないコーヒーがお好きなあなたに
はじめに、ブラックコーヒータイプからご紹介します。職場で甘いものと一緒にコーヒーを飲みたくなるときはありませんか?そんな時にもぴったりの商品をご紹介します。もらって嬉しいギフトセットもあります!

スタバのコーヒー2種をおうちで楽しめるセット
みんなが大好きなスターバックスのコーヒーをおうちで味わえるインスタントコーヒーセットです。お店で出されているものと同じ高品質のアラビカ豆を100%使用しています。
数多くのインスタントコーヒーを手掛けるネスレの「挽き豆包み製法」でお店で飲むような香りと味わいを楽しめます。
そして、この商品は2種類の焙煎度のインスタントコーヒーの詰め合わせなので、気分や好みに合わせて楽しめるのも嬉しいポイントです。中煎りの「ミディアムロースト」はミルクチョコレートとナッツを感じるなめらかな味わい。さらに焙煎度を上げた「ダークロースト」は、ダークチョコレートを感じる力強くコクのある味わいが楽しめます。
コーヒー好きの方にプレゼントしたらきっと喜んでもらえますよ!
カフェラテタイプ5選|ミルク入りでほっと一息
次に、インスタントコーヒーとクリーミングパウダーなどがブレンドされ、お湯を注ぐだけでカフェラテを楽しめるカフェラテタイプをご紹介します。砂糖が入っているものが多いので、ブラックコーヒーが苦手な方におすすめ。
冷たい水や牛乳にも溶かしやすいカフェラテ
UCCのカフェブランド「ビーンズ&ロースターズ」シリーズのスティックタイプは、本格的なカフェの味を自宅で簡単に楽しめるのでおすすめです。とくにこちらの『カフェラテ』は、濃厚なミルクの味とコーヒーの深みがふんわり口に広がります。
スプレードライでつくられているため、ホットにもアイスにもできます。このインスタントコーヒータイプのよいところは、ミルクや砂糖を入れなくても、プロの絶妙な計算で、一番おいしい量でしっかり調合されているところ。
このシリーズのなかでも、ブラックではなくフレーバー・ミルク系のコーヒーを楽しみたい方、アイスにもしたい方はこちらがおすすめです。

インスタントコーヒーおすすめ16選|瓶タイプ
ここからは瓶タイプのインスタントコーヒーおすすめ商品を紹介します。




インスタントコーヒーおすすめ4選|カフェインレスタイプ
ここからはカフェインレスタイプのインスタントコーヒーおすすめ商品を紹介します。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする インスタントコーヒーの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのインスタントコーヒーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
インスタントコーヒーの美味しい入れ方 自宅で本格的な味
まず、乾いた清潔な計量スプーンで約2g程度のインスタントコーヒーをカップに入れましょう。
お湯は新鮮な水を沸騰させ、少し時間が経って約90度になってからカップに注ぎます。水道水でもいいですが、カルシウムやマグネシウムの濃度が低めのミネラルウォーターを使うとよいでしょう。
最後にインスタントコーヒーが溶けきるまでしっかりとかき混ぜてください。しっかりとかき混ぜることでおいしいインスタントコーヒーを味わえます。
インスタントコーヒーの保存方法 なるべく密閉した状態をキープ
瓶タイプのインスタントコーヒーは、開封する際に内蓋シールが付いています。途中まで開けておくのではなく、すべて取ってしまうか、一カ所小さな穴を開けておきましょう。はがし残しがあることで、蓋をしてもシールの隙間から空気や水分が入ってしまい、味わいに変化が生じてしまいます。
なるべく密閉した状態にしておき、高温多湿を避けた冷暗所で保存しましょう。このとき香りが強い食品のそばに置いてしまうと、においを吸収してしまうので注意しましょう。
冷蔵庫での保存は温度の変化によって容器の内部に水滴がつき、湿気を含んでしまうことも。粉が固化してしまうので、できるだけ冷蔵庫での保存は避けましょう。
ドリップタイプやペットボトルコーヒーのおすすめはこちら! 【関連記事】
自宅でカフェ気分、お気に入りの1杯を見つけて
わざわざ外に出なくても、自宅で気軽にカフェ気分を味わえるインスタントコーヒー。毎日コーヒーを飲む方におすすめの大容量タイプや持ち運びに便利なスティックタイプなど、さまざまなインスタントコーヒーをとりあげました。
この記事で紹介した「製法」「焙煎度合い」「豆の産地」なども確認しながら、あなたにとって一番美味しいインスタントコーヒーを見つけてくださいね。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
コロラド大学大学院で日本語教育学を学び、2009年から外務省専門調査員としてシアトル日本国総領事館勤務。 趣味で立ち上げたコーヒーのトリビアをイラストで紹介する『I Love Coffee』が月間訪問者数60万人のサイトに成長しアメリカで書籍化される。 中国語、韓国語、ロシア語に翻訳出版されている。 日本語著書に『シアトル発ちょっとブラックなコーヒーの教科書』。 宝島社リンネルwebやTABI LABOでコーヒーコラム連載中。