ドリップコーヒーの選び方
では、好みの味のドリップコーヒーを選ぶにはどうすればいいのでしょうか? コーヒーの味は、「苦味」「酸味」「甘味」「コク」で構成されています。それらは、産地や焙煎方法などで異なってくるので、下記ポイントを参考にしてみてください。
【1】豆の産地
【2】豆の種類
【3】焙煎のタイプ
【4】淹れ方
【5】ブレンドかストレートか
【6】パックの粉の量
【7】その他の特徴
さて、早速ひとつずつ解説していきます。
【1】豆の産地による味わいの違いで選ぶ
コーヒーは世界各国で生産されており、栽培された土地や品種などでさまざまな銘柄が存在します。ここでは、よく知られている有名な3つの産地とそれぞれの地域にある銘柄、その特徴を簡単に紹介していきます。
特徴 | |
中南米 |
万人受けする味や酸味で初心者でも飲みやすい |
アフリカ |
フルーティーな香りとすっきりした酸味が特徴 |
アジア |
酸味は控えめで、苦味は強めな個性的な味わいが楽しめる |
(★)希少な最高級コーヒーも紹介!
上記で紹介したコーヒー豆は、どれも特定の限定された品質の高いコーヒー豆であることは間違いありませんが、希少価値が高いのが下記のコーヒーになります。
・コピ・ルアク:インドネシアで栽培されたコーヒーチェリーを野生のジャコウネコが食べ、消化されずに糞と一緒に出てきた豆をきれいに洗浄・乾燥させたもの
・モンキーコーヒー:サルがアフリカで栽培されているコーヒーチェリーを食べ、こちらも糞に含まれた豆からできたコーヒー
・タヌキコーヒー:タヌキがベトナムで栽培されているコーヒーチェリーを食べて吐き出したもの
そのほか、象の糞からとれるブラック・アイボリーも希少価値が高いコーヒーになります。
【2】コーヒー豆の種類で選ぶ
ドリップコーヒーに使われるコーヒー豆にはさまざまな品種があります。主に飲用として流通しているのは「アラビカ種」と「ロブスタ種(カネフォラ種)」です。それに「リベリカ種」を加えたコーヒーノキが、3大原種と言われています。
特徴 | |
アラビカ種 |
酸味が強く、花のような甘い香りが楽しめる。 |
ロブスタ種(カネフォラ種) |
苦みが強く、香ばしい香りが楽しめる。 |
リベリカ種 |
風味豊かで酸味が強め。 |
【3】焙煎のタイプで選ぶ
ドリップコーヒーには、深煎り、中煎り、浅煎りの3タイプの焙煎方法があります。好みの味わいのものを選びましょう。
味わいの特徴 | |
浅煎り |
酸味が強くフルーティーな味わい。苦みが苦手な方や、すっきりとした味わいが好みの方に。 |
中煎り |
苦みと酸味のバランスが取れていて、口当たりがよい。色々な飲み方に。 |
深煎り |
強い苦みと深い味わいが魅力。エスプレッソやカフェラテを楽しみたい方に。 |
【4】浸水型? ドリップ型? 入れ方で選ぶ
ドリップコーヒーには、浸水型とドリップ型があります。飲み方や重視したいポイントに合わせて選びましょう。
浸水型|お湯に浸して作るタイプ
浸水型とは、お湯を注いだときにドリップパックがコーヒーのなかに浸かるタイプです。一般的なドリップコーヒーは浸水型が多くなっています。
カップにパックがフィットするためお湯を注ぎやすく、コーヒーの成分を抽出しやすく手早く作れるのがメリット。電気ケトルなどから抽出をしなければいけないときも、失敗なくコーヒーを淹れることができますよ。一方パックを上げるときに液体がしたたり、テーブルなどが汚れやすいデメリットがあります。
ドリップ型|お湯につからないタイプ
ドリップ型のドリップコーヒーは、ドリップパックがコーヒーのなかに浸からないタイプです。パックを引き上げたときに液体がたれるのを防ぎたい人に向いています。
よりおいしく楽しむためには、蒸らし作業やパックのうえからゆっくりとお湯を注いでいく作業が必要です。手早くコーヒーを楽しみたいときには向いていません。一方、ドリップの練習をしたときや、手間をかけてもおいしく飲みたいときにはぴったりです。
【5】ブレンドかストレートかで選ぶ

出典:マイナビおすすめナビ

出典:マイナビおすすめナビ
ブレンドコーヒーは、複数のコーヒー豆を混ぜて作ったコーヒーです。それぞれの豆の持ち味を生かした、コーヒーに仕上がります。
一方、ストレートコーヒーは、1種類のコーヒー豆しか使っていないので、その味わいを存分に堪能することができます。代表的なコーヒー豆として、「ブルーマウンテン」「キリマンジャロ」「ハワイコナ」「グァテマラ」「エメラルドマウンテン」「マンデリン」「モカ」などがあげられます。
【6】粉の量で選ぶ
コーヒーの濃度は、ドリップバッグの粉の量で変わってきます。市販されているドリップコーヒーバッグは、約7~12gが多いです。アメリカンコーヒーのようなさらっとした薄めの味わいが好きなら7g程度、ガツンとした濃い味わいが好きなら10g以上がおすすめ。
【7】その他の特徴で選ぶ
上で紹介した生産国や焙煎方法以外にも、カフェインを気にせず飲める「デカフェタイプ」や健康を気にする方向けの「オーガニックコーヒー」などの種類もあります。また、コーヒーの濃度など、ほかのチェックポイントもあるので確認していきましょう。
デカフェタイプ|妊娠中や授乳中の方に
妊婦の方や授乳中の方や、寝る前にもコーヒーを飲みたい方にはデカフェタイプがおすすめ。コーヒーの苦味が少ないシンプルな味わいが特徴で、一般的に「やさしい」「飲みやすい」と多くの人が評価しているコーヒーでもあります。カフェインが取り除かれたデカフェコーヒーは口当たりが軽いため物足りなさを感じる場合もありますが、最近は技術の発展により、その味わいの違いの差は少なくなってきているのだとか。
苦味の元であるカフェインが少ないのでミルクや砂糖の味わいが際立つのでカフェラテやカプチーノが好きな方にもおすすめです。
オーガニックコーヒー|化学肥料や農薬を使用していない
オーガニックコーヒーは、農薬や化学肥料を使わずオーガニック農法によって生産されたコーヒーの生豆を使用したコーヒーのことを指します。オーガニック農法は一般的な農法に比べると手間がかかるため一般的なコーヒーよりもコストがかかります。しかし、世の中に食の安全と健康志向の人が増えるにつれて、オーガニック食品の需要が伸びているのも現状です。
オーガニックコーヒーの場合は、OCIA(国際的認証機関)やUSDA(オーガニック認定全米統一基準)などの機関のほか、多くの認定機関が各国に設立され、きびしい品質チェックが行われており、許可されたものだけがラベルを貼付することができます。健康を考える方はこれらの認証マークをチェックしてみてくださいね。
プレゼント用ならおしゃれなパッケージのものを
コーヒーミルやドリッパーなどの器具を使わず美味しいコーヒーが楽しめるドリップコーヒーは、贈り物にも向いているアイテムです。贈り物としてドリップコーヒーを探している場合は、おしゃれなパッケージに入っているものや、ギフト用の個装がされているものを選びましょう。
アソートやバラエティパックなら、見た目も華やか、いろいろな味のコーヒーが楽しめるので贈った相手からも喜ばれるでしょう。
ドリップコーヒーを日常に コ―ヒーを愛するコラムニストからアドバイス
コーヒーを淹れるための器具もコーヒー豆も、用意する必要はなし。バッグを開けて、カップに載せて、お湯を注ぐだけで本格的なコーヒーが味わえるドリップコーヒー。インスタントコーヒーのようにすでに調合された、いつも同じ味ではなく、豆の産地や焙煎の違いによって、ドリップコーヒーは味が違うことを知る必要があります。
また、お湯を注ぐスピード、お湯の温度の違いなどで味が変わることもだんだんわかってくるでしょう。インスタントの気軽さと、本格的なドリップコーヒーの風味と味わいを併せもったドリップコーヒー。飲んでいるうちに、もしかするとドリップの器具を揃えて、自分でコーヒーを淹れたくなるかもしれません。
ドリップコーヒーおすすめ22選
ここからは、市販のドリップコーヒーのおすすめ商品をたっぷり紹介します! コーヒーのプロが厳選したものや、産地やメーカーのこだわりが感じられるもの、ギフトにぴったりのドリップパックコーヒーをピックアップしています。
いろいろ比較して、自分の好みのドリップコーヒーに出会ってくださいね。

はじめての方に優しい、安定感のあるドリップ型
ほとんどのドリップコーヒーはパッケージから取り出したあと、パックの上部を切り取りコーヒー粉が入っている部分を開けます。その際うまく切り取ることができないと、コーヒー粉をこぼしてしまうことも……。
こちらの商品にはそんな切り取り作業がありません! ドリップコーヒーをはじめて飲む人にはやさしいですね。さらにドリップ型でありながらカップにひっかける部分がとても安定しているので、お湯を入れながらドボンとパックごとカップの中に沈没してしまうという失敗もありません。
深みと甘みのある濃いめのコーヒーが好きな方におすすめです。

毎日飲んでも飽きないバランスのよいコーヒー
コク、酸味、苦味のバランスがよく、クセのないドリップコーヒーです。味の決め手は時間帯によって焙煎の温度を変える、AGF独自の「T2ACMI(たくみ)焙煎」。この方法で、苦味や酸味を抑え香りを引き出して、日本人の好みに合うように作られたコーヒー豆が使われています。
毎日飲んでも飽きのこないやわらかい飲み口です。ミルクとの相性もよいので、ミルクを混ぜてカフェオレにするのもよいでしょう。
ドリップ初心者の方やブラックが苦手な方にもおすすめできる商品です。

味わいまろやか、アメリカンで飲む方に
「まろやか、マイルド」とうたっているだけあって、ドリップ・ブラック初心者向けの味です。
パックは切り取り式なので、コーヒー粉を振ってパックの下の方に集めてから、コーヒー粉をこぼさないように丁寧に上部を切り取ってください。浸水型で蒸らしながらゆっくりコーヒーを抽出します。
スッキリした味わいなので重くならず一日に何杯も飲めてしまうので、コーヒー好きな方にもおすすめです。
※Amazonは6袋セット、楽天・Yahooは24袋セットです

6つの味を試せる詰め合わせ
6種類の味が楽しめるバラエティパック。コロンビア、ブラジル、エチオピア、インドネシア、メキシコなど産地の違うコーヒー豆が入っているので、お気に入りの一杯が見つかるきっかけをくれるかもしれません。
一度テイスティングしてそれぞれの味がわかれば、2杯目からはその日の気分によって飲むコーヒーをチョイスすることができるようになります。また、こちらは「イージーオープン」式で左右にひっぱるだけでバッグが開くので、コーヒー粉をこぼす心配がありません。

バニラとマカダミアが香るハワイアンコーヒー
日本製ドリップの味とは一線を画す、長年ハワイで愛されているフレーバーコーヒー。ほんのり甘いバニラと香ばしいマカダミアの風味を楽しめるハワイアンコーヒーです。
砂糖などで味をつけて販売されているインスタントコーヒーに対して、こちらは焙煎過程で風味をつけているため、ほんのり甘い風味を感じながらも、はっきりとした苦味もあるブラックコーヒーです。
ライオンコーヒーはこのバニラマカダミアだけでなく、チョコレートマカダミア、バニラキャラメル、ヘーゼルナッツなどいろいろなフレーバーがあるので、ほかもぜひ試していただきたいです。
※Amazonは10袋、その他の通販サイトは12袋入りのリンクになっています。

有名コーヒーショップのお徳用ドリップコーヒー
街角でよく見かけるドトールコーヒーもドリップコーヒーを出しています。お店に行かなくても、自宅で手軽にドトールのコーヒーがいただけるのはうれしいですね。
そしてこちらは100袋入りのお徳用サイズ。クセのないまろやかブレンドを選んでおけば、毎日飲んでも飽きがこないですし、お客さんが来たときに出しても好みを選ばないのでよろこばれるでしょう。酸味が少なくコクがあるので、ミルクとも相性がいいです。
リピートしたくなるイタリアンロースト
コーヒーの酸味が苦手で、苦味やコクが好きな方におすすめしたいのがこちらのコーヒー。有機栽培されたグァテマラのコーヒー豆を、もっとも深煎りした個性あるプレミアムコーヒーです。
製品化されるまでの全工程を有機JAS認定されており、より安心できるコーヒーを飲みたい方に向いている商品だといえます。
自家製ドリップバッグコーヒーをお手軽価格で!
コーヒーは鮮度が命。高い鮮度と深い味わいのドリップバッグコーヒーをなんと約30種類も取り揃えているのが、このやぶ珈琲の特徴です。
お試しセットは、マイルドなブラジルサントスとブラジルショコラ、コクが自慢のグァテマラSHB、苦みとコクが特徴のマンデリンG1、すっきりした酸味のエチオピアモカシダモなど、違った味や香りを楽しめるよう厳選したコーヒーで構成されています。フレッシュで香り高いドリップバッグコーヒーをぜひ飲み比べてみてください。
3種類の味が楽しめる本格派カフェインレスコーヒー
コーヒーは楽しみたいけど、カフェインは避けたい、という方におすすめなのがこの飲み比べセットです。豆からカフェインを抽出する方法はいくつかありますがコトハコーヒーではウォータープロセス法を採用。化学薬品不使用のため、安全で風味豊かな豆が出来上がります。
さわやかな酸味のオーガニック カフェインレス モカ、奥行きのある苦みと深い香りのカフェインレス コロンビア、しっかりとしたコクと香り、さわやかな甘みが特徴のカフェインレス ブラジルの3種類の味が楽しめます。お世話になった方へのプレゼントとしてもピッタリです。
苦味のきいたイタリアンロースト
ホットでもアイスでもおいしくいただける「カフェカルディ イタリアンロースト」。カルディのコーヒーのなかでも、人気の高い深煎りコーヒーです。
甘い香りと深いコク、スッキリした苦味を楽しむことができます。コーヒーたっぷりの1袋10g入りなので飲みごたえがあってパンチが強く、苦味を重視する人に満足いただけるドリップコーヒーといえるでしょう。
おいしさに定評、何度も飲みたくなる味わい
ブレンドとモカの両方が楽しめる「有機珈琲 アソートセット ドリップコーヒー」。オリジナルブレンドは6カ国、フェアトレードモカブレンドは2カ国の生産地の豆を使用しています。
適度な濃さと味わいが魅力です。ブレンドはまろやかな深みがあり、コクが強め。一方モカは、香ばしさを前面に出しています。
格安!日に何杯も飲む人に嬉しいお得な大容量タイプ
コーヒー豆をじっくり焙煎し、コーヒー本来の甘みやコクが十分に引き出されているので、カフェオレにも合います。
コーヒーの香りとコクにこだわった「Wロースト製法」を採用。異なる方法でローストした後にブレンドして、深みのある味わいと芳香な風味が特徴。ご家庭やオフィスでも手軽に本格コーヒーが楽しめます。
※Amazonは3個、楽天・Yahooは12個セットです
人気の10銘柄を楽しめるお得なセット
ブルックスの10銘柄を試せる、たっぷり52袋が入った楽しい詰め合わせ。ひとつの産地から収穫された豆だけの「ストレートコーヒー」と、数種類のコーヒー豆をブレンドした「ブレンドコーヒー」の商品から、それぞれ5銘柄ずつがセットになっています。
味わいは深いものからあっさりしたものまで、酸味は少ないものや多いものなど、個性豊かな商品を幅広くセレクト。いろいろな味を試してみたい方はもちろん、コーヒー通の方も満足できるお試しセットです。保管に便利なボックス入りでギフトにもいいですね。
グァテマラの高地で栽培された香り高く甘みが特徴
中米グァテマラ南部サンタロッサ地方のコーヒーで、標高1300~1600mという高地で栽培され、豆が比較的大きいのが特徴です。ナッツのような香ばしさの中に甘みがしっかりあり、酸味、苦みもバランスよく味わえます。パロットコーヒーは、自家焙煎しているコーヒー豆専門店。
ここでは、全体の3~5%しかないスペシャルティクラスのコーヒー豆を使い、ハンドピックで豆を選別するなど、品質保持にも格別の注意を払い、他では味わえない上質のコーヒーを実現しています。
苦味と甘味、コクのバランスが取れたコーヒー
マンデリンの特徴的な香りとともに、苦味やコクも際立つ「グルメドリップコーヒー」。スマトラで取れる、上質で希少なアラビカ種のマンデリン、ラジャ・シボルガを焙煎した商品です。
焙煎から24時間以内にパックしているので、香り高い新鮮なコーヒーが味わえます。苦味とコクに加えて甘みもある、味わい豊かなコーヒーです。
カフェインを99.9%カットしたドリップコーヒー
デカフェのコーヒーギフトが人気の大阪にあるコーヒー制作所「辻本珈琲」。
エチオピア産のコーヒー豆「モカ・シダモ」を使用している商品です。フルーティーな香りとやわらかな酸味が特徴。軽めの口当たりが好きな方におすすめです。
カフェインを99.9%カットしたこちらのコーヒー豆は、コク・苦味・甘みのバランスが取れているので、カフェインが苦手な方でもおいしく飲むことができます。
※amazon・Yahoo!は100杯分、楽天は50杯分の商品です
奈良の老舗による4種のコーヒーセット
昭和49年に奈良で創業した老舗、ロクメイコーヒーによるブレンドコーヒーセット。焙煎技術を競う大会で優勝した焙煎士が厳選しています。
深みの強いコーヒーや、フルーティーなコーヒーなど、異なる4種類がセットになっているので、気分やシーンに応じて選ぶのも楽しそうです。
見た目もおしゃれなので、ギフトとしても喜ばれること間違いなしです。
本格的なコーヒーを楽しみたい方に
厳選され、こだわりぬいた豆をコーヒー鑑定士が絶妙にブレンドしてあるのに、値段はリーズナブル、という一品。老舗の珈琲店を思わせるような味と香りを実現したドリップコーヒーです。深煎りすることで豊かなコクと甘みが引き出され、濃い香りとともに驚くほど澄んだ繊細な味わいが楽しめます。
一人の時間を大切に、そして贅沢に過ごしたい、そんな瞬間にぴったりのコーヒーです。どなたでも手軽に本格派コーヒーを堪能できます。包装も高級感のあるデザインですので、引っ越しなどのご挨拶などギフトにも使えます。
※楽天は5個セットです
高級ホテルのコーヒーを自宅で楽しめる嬉しさ
格調高いホテルオークラのコーヒーをご家庭で手軽に楽しめるドリップコーヒー。さわやかな風味が特徴の中南米産のコーヒーをブレンドした「リッチマイルド」、コクと苦みが調和するブラジル産のコーヒーをブレンドした「リッチボディー」、奥行き深い味わいのインドネシア産のコーヒーをイタリアンローストしブレンドした「リッチビター」の3種の味を堪能できます。
ゆったりした時間を過ごしたい時、友人と語り合う時など、どんな時でも豊かな味わいと香りで、リッチなコーヒータイムを演出してくれます。金額感的にも本格的なギフトとして間違いなく喜ばれるコーヒーです。
おなじみのスタバの味を家庭で
「スターバックス オリガミ」は、豆の挽き方や分量を追求し、香り豊かなコーヒーを手軽に味わえるドリップタイプのコーヒー。好みに合わせて選べる複数の味わいの商品がラインアップされています。
こちらは、ほどよい酸味と軽めのコクが特徴の「ライト ノート ブレンド」。ココアや炒ったナッツがほんのり香る、やわらかで穏やかな味わいの親しみやすいブレンドで、ナッツやミルクチョコレートとよく合います。ほかにパイクプレイス ロースト、カフェ ベロナ、ディカフェ ハウス ブレンドなどが展開されているので、飲み比べてみるのも楽しそうですね。
金箔が映えて金沢らしさが華やぐおしゃれなコーヒー
華やかなギフトを探している方に、ぜひ知っておいてほしいのがこちらの商品。金沢に本社を構え、業務用コーヒーの販売などを手がけるダートコーヒーの「金澤美人珈琲」です。キレのある味わいの特製ブレンドのドリップコーヒーバッグに、トッピング用の金箔がついているのがとってもユニーク。抽出したコーヒーに金箔を浮かべれば目でも楽しめる一杯になりそうです。
「舞」のほかには「華」と「醸」があり、セット商品も用意されています。もちろん、いずれも金箔つき。"和"の雰囲気が漂うパッケージは、海外の友人へのギフトにもぴったりです。
お店の味を気軽に自宅で
東京・恵比寿に店舗を構える猿田彦珈琲。店舗で提供しているコーヒーのなかで、リピート率の高い「大吉ブレンド」のドリップコーヒーです。 店舗と同じていねいな火入れによる深入り、よりコーヒーの味わいを楽しめるように多めの粉量と、さまざまな工夫がほどこされています。
しっかりとしたボディながら、キャラメルやチョコレートの甘い風味がプラスされた、絶妙なバランスの一杯が自宅で気軽に楽しめます。
「ドリップコーヒー」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ドリップバッグの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのドリップバッグの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ドリップコーヒーとは? インスタントコーヒーと違いも解説
ドリップコーヒーは、好みのコーヒー豆を焙煎、粉末にすることから始めます。その後、ドリッパーと呼ばれる円錐型の器具にペーパーフィルターを設置し、先ほどのコーヒー粉末にお湯を注ぎます。お湯を注いだ重さだけで豆の成分を抽出させるので、エキスをしっかりと抽出したおいしいコーヒーを楽しむことができます。
手間はかかりますが、お湯を注ぐ速度、粉末状にしたコーヒー豆の量、お湯を注いでからの蒸らし時間、使う水などで味が変わるので、淹れるたびに発見を楽しむことができるでしょう。
また、ドリップバッグコーヒーならカップ1杯分のコーヒー粉が紙フィルターに詰まっており、お湯を注ぐだけで美味しいコーヒーを楽しむことができます。手軽なうえに美味しさも兼ね備えているのが魅力です。
インスタントとの違いとは?
インスタントコーヒーは、焙煎後のコーヒー豆から抽出したコーヒー抽出液を、凍結乾燥(フリーズドライ)や噴霧乾燥(スプレードライ)させ、水分を取り除きますが、この点がドリップコーヒーとの違いです。
なお、抽出液を一度顆粒や粉にしているため、香りや風味がドリップコーヒーよりも劣ります。カップに入れて、お湯を注げば手軽にコーヒーを楽しむことができる手軽さでは、インスタントコーヒーに軍配が上がりますが、休日の朝などに美味しいコーヒーを飲むならドリップコーヒーがおすすめです。
ドリップバッグコーヒーの上手な淹れ方
より美味しいドリップコーヒーを楽しむために、淹れ方のコツを紹介します!
ホットコーヒーの淹れ方
まずは90~95℃のお湯を用意します。カップにドリップバッグをセットし、はかりに乗せて目盛りを「0」にします。電気ケトルやポットからドリップパックにお湯をそそぎ、20~30g表示になったら一度お湯を止めます。そのまま30秒蒸らしましょう。
30秒経ったら、2~3回に分けてできあがりの量までお湯を注いで完成です。1杯あたり3分でのできあがりを目安にドリップしてみましょう。
アイスコーヒーの淹れ方
ドリップバッグコーヒーでも、美味しいアイスコーヒーを楽しむことができます。
まずはドリップバッグの下部分が触れない場所までグラスに氷を入れます。ドリップバッグのなかの粉を下に寄せてから、ミシン目を開封しグラスのふちにセットします。
熱湯を少量注いでから、約20秒そのまま蒸らします。20秒蒸らしたら、80ccをゆっくりと注ぎます。ドリップパックをグラスから外し、よくかき混ぜて完成です。
ドリップコーヒーに必要な器具をご紹介
ドリップコーヒーを淹れるのに必要な道具は下記の5つです。
焙煎したコーヒー豆:お好みのコーヒー豆を焙煎しておきましょう。
コーヒーサーバー:お湯を注ぎ、抽出したコーヒーをためておくのに使用します。抽出スキルにかかわる道具ではないので、自分好みのデザインで選ぶのがいいでしょう。なお、容量は一人暮らしには400ml、実用的な600mlと覚えておきましょう。
ドリップポット:お湯を注ぐ際の繊細(微細)なコントロールがしやすい細口タイプだと、味にぶれが出にくく、毎回美味しいコーヒーを楽しめます。
ドリッパー:素材や形状など様々な種類がありますが、初心者はまずプラスチックか陶器の2種類から選びましょう。
フィルター:ドリッパーと同じ形状を選びましょう。可能であれば環境にやさしい茶色のフィルター(漂白につけずに作る方法)を選びましょう。
なお、コーヒー豆を購入する際、焙煎して粉砕したものなら不要ですが、自分で飲む分だけ焙煎したコーヒー豆を粉末状にするなら、コーヒーミルも必要な道具になります。
コーヒーの保存方法に関するQ&A
ドリップバッグコーヒーは個包装になっているので、開封しない限りはパッケージに記載のある賞味期限内に使い切れば美味しく飲めます。
しかし、コーヒー豆や粉などは賞味期限が短い食品のため、鮮度はすぐに落ちてしまいます。ここでは、コーヒー豆や粉、インスタントの賞味期限と保存方法について紹介していきます。
コーヒー豆の賞味期限と保存方法

■未開封の場合
未開封のコーヒー豆は、焙煎してから約1年が賞味期限と言われています。好みの豆をその場で焙煎してもらう場合は、その日から約1年後になりますが、焙煎してあったものを購入した場合は、お店に確認する必要があるので、注意しましょう。
■開封後の場合
開封したコーヒー豆は、約1~約3か月後が賞味期限となることが多いようです。開封することで、空気に触れてしまい、酸化していくのが未開封のコーヒー豆よりも賞味期限が短い原因となります。
■保存の方法
開封した袋と一緒に密閉容器に入れておきましょう。
コーヒー粉の賞味期限と保存方法

■未開封の場合
こちらもコーヒー豆と同じく、約1年後が賞味期限となりますが、梱包が完璧ではない場合もあるので、なるべく早めに飲みきった方がよいでしょう。
■開封後の場合
この場合、約1~約2週間と極端に賞味期限が短くなります。粉末状になっていることで、酸化スピードが豆の状態よりも約10倍になっているので、開封後はなるべく早く飲みきりましょう。
■保存の方法
開封した袋の開封口をしっかりふさぎ、密閉容器に入れた上で高温多湿とならない冷暗所で保存しましょう。なお、開封後に飲みきれない場合は、冷凍保存するのがおすすめです。ジップロックに入れ、しっかり空気を抜いて冷凍庫に入れるだけ。解凍する必要がないので、飲みたいときにそのまま使えます。
ドリップコーヒーが賞味期限切れ!いつまで飲める?

賞味期限切れでも未開封で1年以内のものであれば、体に害はないと言われています。ただ味・風味はかなり変わっているので注意しましょう。賞味期限が近いものや、すでに切れてしまっているコーヒーを飲む時は保管している環境を必ず確認しましょう。
コーヒー粉に水分が含まれていないか、カビが生えていないか、一口飲んでみていつもと違う酸味を感じたり、変な味がしたら飲むのはやめましょう。
コーヒー豆や粉などのおすすめ商品はこちらをチェック!
ドリップコーヒーで気軽においしい1杯が楽しめる
ドリップコーヒーの選び方のポイントと、おすすめ商品を紹介しました。ドリップコーヒーは商品によって豆の産地や焙煎タイプ、ドリップのタイプが異なります。酸味、深み、苦み、コクと自分好みの味わいに合わせた商品を選びましょう。
スタバなどでバリスタが入れてくれたコーヒーを飲むのもいいですが、家でもドリップコーヒーで本格的な味わいを楽しめます。成城石井などのスーパーやコンビニなどで購入できますが、ネット通販なら豊富なラインアップの中からお気に入りを見つけられますよ。ぜひこの記事を参考に、自宅や職場などで気軽に美味しく飲めるドリップコーヒーをぜひ選んでください。
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