「ドリップバッグ」のおすすめ商品の比較一覧表
手軽に美味しいドリップバッグコーヒー! オフィスやアウトドアでもおすすめ
ドリップパックはすでに挽いたコーヒー豆がフィルターの中に入っていて、コーヒーカップに載せてドリップするだけで香り高いコーヒーを楽しむことができます。それぞれに道具を用意することもないので楽です。
1回使い切りでさまざまな種類のコーヒー豆を一緒にできるので、1箱でいろいろなコーヒーを楽しめるのもメリットでしょう。
ドリップバッグコーヒーの選び方 手軽にコーヒーが味わえる!
ここからはドリップパックの選び方をみてみましょう。ぜひ参考にしてみてください。
コーヒー豆の産地から選ぶ
コーヒーの豆にはたくさんの産地があります。産地ごとの特徴をご紹介しましょう。
甘い香りと酸味が特徴の[グァテマラ]
中米に位置するグァテマラは、火山と熱帯雨林があることで知られています。コーヒーの生産地域は多様で、そのぶん味わいもバラエティに富んでいるのが特徴です。
全体的には、甘い香りやしっかりめの酸味、ほどよいコクが魅力。華やかでキレのいい後味があるので、すっきりと味わえるコーヒーをお探しの人に適しているでしょう。
酸味の強い[キリマンジャロ]
タンザニアのキリマンジャロ山で栽培されたコーヒー豆です。日本では、一般的にタンザニア産のコーヒーをキリマンジャロと呼んでいます。標高1,000mを超える山岳地帯で育まれた、強い酸味と豊かなコクが魅力。
野性味を感じるような風味もあります。深めに焙煎すると、苦味がメインとなり、浅い焙煎とはまた違った味わいが楽しめます。
高級豆の[エメラルドマウンテン]
コロンビア産コーヒーのなかでも、農業NGO団体「FNC」による厳格な基準をクリアしたものだけが、「エメラルドマウンテン」と認定されます。
生産量のうち、わずか1~3%しかない高級なスペシャルティコーヒー豆で、貴重な存在です。名称は、コロンビアの名産品であるエメラルドとアンデス山脈にちなんでつけられています。
深いコクの[マンデリン]
インドネシアのスマトラ島で採れる「マンデリン」。高級なアラビカ種のコーヒーとして知られており、日本でも高い人気を誇っています。コク深さとほろ苦さが中心となっており、バランスのとれた味わいが魅力。
酸味がないため、酸味のあるコーヒーが苦手な人も飲みやすいでしょう。マンデリンの独特な後味も、楽しんでください。
フルーティーな香りの[モカ]
コーヒーの原産地であることから、世界でもとくに古くから知られている「モカ」ブランド。イエメンの「モカ」から輸出されているコーヒーであることから、この名称がつけられています。
フルーティな香りとモカ特有の酸味が特徴です。また、甘みとコクも感じられます。モカにはさまざまなコーヒーが含まれており、なかでもイエメン産「マタリ」やエチオピアの「ハラー」「シダモ」がメジャーです。
コーヒーの王様[ブルーマウンテン]
ジャマイカの、ブルーマウンテン地域で採れるコーヒーです。コーヒー栽培に適した環境に恵まれており、優雅な香りや甘みがあります。
口あたりの軽さとなめらかな喉ごしも感じられるなど全体的にすぐれた味わいで、コーヒーの王様と呼ばれるほどの高い品質が特徴です。ブルーマウンテンのなかでも、質によってさらにランク別にわけられています。
焙煎(ロースト)の度合いから選ぶ
コーヒー豆は、焙煎の度合いによって、風味が大きく異なります。焙煎は、生のコーヒー豆を加熱する工程で、ローストとも言います。違いを見ていきましょう。
酸味が少なめでコクのある「深煎り」
コーヒー豆は深煎りすることで香ばしい風味が増していきます。煎ることでコク深く、苦味のある味わいになるのでコーヒーの苦味が好きな人にはおすすめです。酸味も少なくなるので酸味が無い方が好みの人も飲みやすいでしょう。
朝などで目を覚ましたいときや一息休憩するときなどで気分をスッキリしたいときに飲むのがよいです。
豆自体の味が楽しめる「浅煎り」
豆自体が持っている味わいを体験したいときには浅煎りのコーヒー豆が入ったドリップパックを選んでみましょう。煎ったときの独特な風味は少なく、豆の味をよく感じられます。酸味もあって口当たりがよいでしょう。
コーヒー豆の苦味自体は抑えられるので苦味がない方を好む人には浅煎りのタイプがおすすめです。
ドリップバッグのタイプから選ぶ
ドリップバッグには、ドリップバッグをカップにかけて、湯を注ぎながら抽出をおこなう「ドリップ型」と、湯をコーヒーカップに注ぎ、ドリップバッグを浸水させて抽出する「浸水型」があります。
お湯を注いで作る「ドリップ型」
ドリップ型のいい点は手軽にハンドドリップするように、コーヒーの香りを楽しみながら、コーヒーを抽出できる点です。香りだけでなく、コーヒーの味も透きとおったコーヒー本来の味を楽しめるのでおすすめです。
ドリップ型の場合、電気ポットから抽出しようとすると、ドリップバッグが外れてしまったり、湯が急に出て、ドリップバッグからあふれてしまったりすることもあります。オフィスなどでコーヒーを淹れるときには、浸水型がおすすめです。
お湯に浸して作る「浸水型」
浸水型は、湯にコーヒーが浸かるので、濃い目にコーヒーを淹れることができますが、取り出すのを忘れて浸しすぎてしまうと、苦味がでてしまうこともあります。しかし、電気ポットなどから抽出をしなければいけないときに、失敗なくコーヒーを淹れることができます。
コーヒー豆の量も注目!
コーヒーの味わいは量によっても変化します。そのため、ドリップバッグの1袋の中に挽いたコーヒー豆がどれくらい入っているのかを確認しましょう。メーカーや意図する仕様などによって量は大きく変わります。
ドリップバッグは、一般的には1袋あたり8gに設定されています。そのため、濃い方が好みという人は、1袋が10gほどになっている商品を選んでみましょう。いろいろと試してお気に入りの製品を見つけてみてください。
妊婦さんやカフェインが気になる方はデカフェを
カフェインを含んでいないタイプとしてデカフェタイプがあります。こちらは、ゆっくりした時間などで就寝前にコーヒーを楽しみたいという人にはよいでしょう。ほかにもカフェインの摂取を控えなければならない人にもおすすめです。
デカフェタイプの場合、カフェインを除去するときに風味などに変化がおこることがあります。コーヒーの風味をよく感じたい人はいろいろと試してみましょう。
こだわる人はオーガニック製品を
ドリップパック製品の中にも、オーガニック栽培にこだわったものがあります。有機栽培で育てられたコーヒー豆を使用しているので肥料や農薬などが気になる人は確認してみましょう。
オーガニックの製品であることは各国で認められたマークが入っているのでそれを確認することでわかります。日本ではJASマークがそれにあたるので、覚えておくとよいでしょう。
プレゼントするなら詰め合わせセットがおすすめ
ドリップパックは個包装のものが多いのでセット品として販売されていることがあります。キャラクターの違うコーヒー豆のパックがたくさん入っているのでいろいろ試してみたい人はセット品を最初に買うとよいでしょう。
お友達などへの贈り物としてもドリップパックのセットはおすすめです。産地の違うコーヒーが入っている製品を選ぶことで贈った相手のお気に入りだけでなく、自分が好きなコーヒーを紹介することもできます。
大容量を買うなら賞味期限も忘れずにチェック!
ドリップパックは、商品ごとに賞味期限が異なるため、購入する際はどのくらい長持ちするのかもしっかりチェックしておきましょう。賞味期限が過ぎたドリップパックは、味わいが劣化してコーヒー本来の味が楽しめません。
自分の消費ペースを考えながら、賞味期限内に飲み切れる量を選ぶようにしてください。また開封すると、コーヒーが空気に触れて劣化が進みやすいため、すぐに飲むことが大切です。
ドリップバッグコーヒーのおすすめ15選 価格が安い商品やおしゃれなパッケージなど!
うえで紹介したドリップバッグの選び方のポイントをふまえて、フードコーディネーターの三井 愛さんと編集部がおすすめする商品を紹介します。気になるドリップバッグがあれば、ぜひ味わってみてくださいね。
AGF『「ちょっと贅沢な珈琲店®」レギュラー・コーヒードリップパックアソート40袋』


















出典:Amazon

UCC『おいしいカフェインレス ドリップコーヒー』




















出典:Amazon
DOUTOR(ドトール)『香り楽しむバラエティパック 40P』












出典:Amazon
澤井珈琲『ドリップバッグコーヒー』
















出典:Amazon
UCC『職人の珈琲 ドリップコーヒー 深いコクのスペシャルブレンド』

出典:楽天市場

MONCAFE(モンカフェ)『バラエティ パック』

出典:Amazon

STARBUCKS ORIGAMI(スターバックス オリガミ)『CAFFE VERONA(カフェ ベロナ)』

出典:Amazon

DOUTOR(ドトール)『香り楽しむバラエティパック 』

出典:Amazon

UCC『職人の珈琲 まろやか味のマイルドブレンド』
















出典:Amazon

KALDI COFFEE FARM(カルディコーヒーファーム)『カフェカルディ ドリップコーヒー マイルドカルディ』






出典:Amazon
加藤珈琲店 『ちょっとお試しドリップバッグコーヒー 5種類』






出典:楽天市場
KILAT 『ドリップバッグレギュラー』






出典:Amazon
味の素AGF 『マキシム ちょっと贅沢な珈琲店 コーヒーバッグ』

出典:Yahoo!ショッピング
UCC上島珈琲 『おいしいカフェインレス ドリップコーヒー』




















出典:Amazon
セイコー珈琲 『ドリップコーヒー ヨーロピアンブレンド』


















出典:Amazon
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ドリップバッグの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのドリップバッグの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ドリップコーヒーの淹れ方 美味しいコーヒーを飲むなら!
ドリップバッグタイプのコーヒーは、ゆっくりと時間をかけて抽出する時間も楽しむのがおすすめです。コーヒーを淹れるときは、沸騰した熱い湯を細口のドリップポットで時間をかけて、注いでいくのがポイント。一度にたくさん湯を注がず、「の」の字を描くように湯を2~3回に分けて注ぎ、コーヒーを蒸らすようにしましょう。
逆に時間がないときに慌てて抽出すると、湯を注ぎすぎてドリップバッグから湯があふれてしまったり、抽出に時間がかかることでイライラしてしまったりすることも。忙しいときには、ドリップバッグよりもかんたんにコーヒーを楽しめるインスタントコーヒーのほうが向いているでしょう。
淹れ方にこだわるならカフェケトルを!
ドリップバッグでコーヒーを淹れるなら、コーヒーポットやカフェケトルがあると、美味しく淹れられます。おいしく淹れられるように、注ぎ口が細くなっています。
コーヒーポットの注ぎ口は、おもに細口タイプと鶴口タイプの2種類あります。それぞれ湯量のコントロールの仕方が変わってきますので、自分のレベルに合ったもの、好みのコーヒーの味を淹れられるタイプのものを選びましょう。
ドリップバッグは自作できる! コーヒー豆は自分で用意!
カリタ『コーヒーフィルター かんたんドリップ』
コーヒー豆は自分で用意して、ドリップバッグだけ購入したい方におすすめ!
>> Amazonで詳細を見るコーヒー豆が入っていないドリップ用の簡易バッグも販売されています。100均でも購入することができますよ! お気に入りのコーヒー豆で飲みたいけれど、コーヒーサーバーやコーヒーメーカーの後片付けが面倒という人にぴったりです。
ゆっくり抽出する時間を楽しみましょう おいしい淹れ方アドバイス
ジャパン・フードコーディネーター・スクールチーフプロデューサー
ドリップバッグタイプのコーヒーは、ゆっくりと時間をかけて抽出する時間も楽しむのがおすすめです。コーヒーを淹れるときは、沸騰した熱い湯を細口のドリップポットで時間をかけて、注いでいくのがポイント。一度にたくさん湯を注がず、「の」の字を描くように湯を2~3回に分けて注ぎ、コーヒーを蒸らすようにしましょう。
逆に時間がないときに慌てて抽出すると、湯を注ぎすぎてドリップバッグから湯があふれてしまったり、抽出に時間がかかることでイライラしてしまったりすることも。忙しいときには、ドリップバッグよりもかんたんにコーヒーを楽しめるインスタントコーヒーのほうが向いているでしょう。
ドリップパックでおいしいコーヒーを手軽に
ドリップパックは、特別な器具がなくてもかんたんにおいしいドリップコーヒーが淹れられる、便利な商品です。1杯分ずつ個包装されているため、職場や外出先にも持ち運んで利用しやすいのが魅力。
商品ごとに焙煎度合いや原料豆の産地が異なっているため、自分の好みに合う味わいを見つけてください。今回ご紹介した選び方とおすすめ商品も参考にしながら、ぜひあなたもドリップパックを活用して、おいしいコーヒーを楽しみましょう。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
食品メーカーでの商品開発を経て、フードコーディネーター、栄養士として、料理教室の企画・運営、スタイリング・撮影、栄養カウンセリング、メニュー開発、商品開発、コラム執筆など、食にかかわる業務を手がける。 栄養バランスがよく、手軽に作れる家庭料理に定評がある。