スマートに使えるメンズの折りたたみ傘 ビジネスマンなら持っておきたい!

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「そろそろビニール傘を卒業して、いつも使える傘を購入したい」
「ビジネスマンとして、おしゃれな折りたたみ傘を持ち歩きたい」
スーツスタイルやカジュアルスタイルに関わらず、ビジネスをする上で、おしゃれな折りたたみ傘はとても人気のアイテムです。しかし、通販サイトなどで商品を見てみても、全ておしゃれに見えて「区別がつかない・・」という方も多いです。
実際、メンズ用の折りたたみ傘は、一つひとつ個性的なデザインが施されていますが、選ぶ基準はわかりにくいです。
本記事では、そんなメンズ用の折りたたみ傘について、有名ブランドごとの特徴やおすすめ商品、選ぶポイントなどをご紹介。本記事を読めば、王道・有名どころの商品の知識を抑えることができるので、ぜひ参考にしてください。
メンズ折りたたみ傘おすすめ17選
それでは早速、おすすめ商品を紹介します。どこで買うか、どのようなデザインの折りたたみ傘を買うか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてくださいね。
壊れにくく丈夫、総合的によくできた1本
折り畳み傘を世界で最初に発売した、折り畳み傘の代名詞的メーカー「クニルプス」の代表的な1本です。
ワンタッチ自動開閉、グラスファイバー製の親骨、ビスなどの細かい部品まで自社開発しているため、クラフトマンシップが感じられます。
無理な力を感じさせずスムーズに開閉し、風にも強く、グリップは滑りにくく、使えば使うほどよくできた傘であることを実感できます。
壊れにくく長持ちするので、長く快適に使い続けられます。サイズと重さのバランスもよく、大人の男性が長傘の代わりに使用できるサイズ感です。
リュックを背負っていても濡れにくい大きさ!
傘専門店のウォーターフロントが作る、男性用のタフな作りの折りたたみ傘です。親骨と受骨にはFRPを使用しているため丈夫。
広げたときの大きさは116cmなので、リュックを背負っていても濡らさずに使用できるのもポイント。
かっこいいカラーの種類も多く、ブラウン、グリーン、ブラック、ネイビーから選べます。
高品質で軽く、コンパクト
「クニルプス」の軽量シリーズの1本です。骨が8本から6本へと少なくなっていますが、基本的な素材や品質、メカニズムは、クニルプスのフラッグシップシリーズと同様。それを基本に軽量化とスリム化を図った商品です。
クニルプス社の社長自身も、自分が持つなら、この『TS.220』か先ほど紹介した別モデルの『T.220』だと述べています。やはり毎日持ち歩くとなると、多少の耐久性や耐風性は犠牲にしても、軽い傘を持ち歩きたいということでしょう。
実際に両者を持ち比べると、この『TS.220』の方が明らかに軽いので、品質は落とさずとにかく毎日持ち歩ける傘を、ということであればベストな選択かもしれません。
自動開閉で便利! 超撥水力で雨水もすっきり
デザイン性にすぐれたレイングッズで人気の高いWpc.の折りたたみ傘。こちらの商品は、通勤時に使うことを想定して作られたメンズ用折りたたみ傘です。「濡らさない傘」をコンセプトの傘は、撥水度試験5等級をもつ高密度繊維を採用し、とても軽いことも特徴です。
スーツにもなじむカラーラインナップとなっており、ロゴプリントもおしゃれです。自動開閉で差したり閉じたりもスムーズ。一振りで雨水がきれるのもうれしいですね。
持っていないかのように軽い!
人気アウトドアブランドの折りたたみ傘は、重量がわずか150gととても軽く、ビジネスシーンはもちろん、ふだん使いにもぴったりです。親骨は8本で耐久性にもすぐれており、傘地にはUV加工が施されており、晴天時も使用できます。防水性にすぐれた縫製なのもうれしいですね。
鞄にもすっぽり入る大きさで、持ち手にはストラップがついているので収納にも便利。カラーはスーツとも相性のよいベージュとグレーの2色展開です。
わずか128gの超軽量折りたたみ傘
アウトドアブランド・モンベルのわずか128gの超軽量折りたたみ傘です。トレッキング時にリュックに忍ばせておいても重さを感じません。
デザインはシンプルでカラーバリエーションも豊富なので、ビジネスユースに適した色のものも見つけられます。黒系のほかには赤系と青系から選べます。
風に強い構造に加え、安全性に配慮した機能も
折りたたみ傘ですが8本の親骨を使っているので、強風にも負けない構造で作られています。
傘の開閉がラクに行えて、開閉の際に指をはさまない安全ハジキが採用されています。
傘カバーも付属しており、フック付きなのでなにかと便利。雨水も染み出ない超高撥水テフロン加工が施されています。
超軽量で旅行や出張時に大活躍!
アウトドアブランドモンベルの折りたたみ傘は、鞄に入れても、入ってないんじゃないかと思うくらい超軽量なのが特徴。旅行や出張の雨天対策にもぴったりの折りたたみ傘です。ビジネスバッグにポンと入れておけるコンパクトなサイズ感もうれしいですね。
世界最高レベルの撥水力をもつPOLKATEX(ポルカテックス)が施されており、傘としての性能にもすぐれています。カラーはブルーブラック、サンセットオレンジ、ホワイトの3色展開となっており、男性にも使いやすいカラーラインナップです。
おしゃれで安価! かつ、しっかりとした性能
あまり有名なメーカーの製品ではありませんが、サイズ、重さ、価格、どれも文句のつけようがなく、毎日持ち歩いて負担にならない折り畳み傘です。
ワンタッチ開閉、10本骨、105cmの直径など、折り畳み傘に必要とされる基本的な機能はひととおり押さえられているし、デザインも悪くない。骨にはグラスファイバーが使われ、うっかりなくしてしまっても痛くない程度には安価です。
耐久性には少々不安がありますが、とりあえず2シーズンくらい使えればいいという場合にはおすすめの商品です。
傘をたたむと全長約26cmとコンパクト
約260gという軽量化を実現しながらも、親骨にグラファイバーを使うことで強度も確保しています。
自動開閉を採用しているので、ワンタッチで開くことが可能。急な雨でも、すばやく傘を広げられるので、濡れる時間が少なくてすみます。
傘をたたむと約26cmとコンパクトなので、持ち運びもラクでかばんにもすっぽり入るでしょう。

おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキング Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングをチェック!
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのメンズ用折りたたみ傘の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
メンズ折りたたみ傘の選び方 軽量性や強度をチェック!
ここからは、メンズ折りたたみ傘の基本的な選び方を見ていきましょう。折りたたみ傘といっても、サイズや重さ、傘骨の強度など、チェックすべきポイントはさまざま。ポイントは下記の7つ。
【1】重さは300g前後
【2】直径と収納時のサイズ
【3】強度は傘骨の本数に比例
【4】傘骨の素材
【5】耐風性と撥水性をチェック
【6】自動開閉式か
【7】機能
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】重さは300g前後のものを選ぶ
折りたたみ傘にとっての「持ち運び」とは、普段使いの荷物の中に忍ばせることができることです。
普段の通勤バッグとは別に持たなければならない場合は、持ち運びを苦だと感じてしまうことも。持ち運びを苦だと感じない仕様のたたみやすい折りたたみ傘を探してみましょう。
折りたたみの重さは300~400gくらいが多いので、軽さを重視するならなるべく300gを目安に選びましょう。また、かばんに入れやすい大きさは25cm前後でしょう。
【2】直径と収納時のサイズをチェック
持ち歩くときにはとてもコンパクトで小さいにもかかわらず、開いてみたら大きいサイズになる商品もあります。雨になるべく濡れたくないというのであれば、直径も気にして探してみましょう。折りたたみ傘だとおよそ90~100cmサイズが一般的で、雨に濡れにくい大きさを選ぶなら120cm以上の傘を検討しましょう。
また、収納時のサイズが25cm~28cm程度の長さのものがおすすめ。ビジネスバッグにすっぽり入れやすいサイズになっています。万が一の雨に備え、いつも携帯しておきたい方は収納時の長さもチェックしておきましょう。
【3】強度は傘骨の本数に比例する
折りたたみ傘は軽量で携帯しやすい反面、強風に弱く、通常の傘よりも壊れやすいという弱点を持っています。そんな中、折れないように工夫され、雨や風をしのげる耐久性にすぐれた折りたたみ傘もあります。
骨の本数が強度に関係しているのですが、コンパクトサイズなら8本前後の骨の傘を選ぶとよいでしょう。24本と多めの傘は強度がかなり高い一方で、重量も重くなります。
【4】傘骨の素材にも着目!
傘骨の素材もまた強度に関係しています。しなやかで丈夫な骨組みが使用されているか、また傘に入った風を抜くために、ダブルキャノピー(※)など、風を受け流す構造になっているかを確認しましょう。「風で壊れない」というだけではなく、「強風でも安定してさしていられる」ことが重要です。
【主な素材】
アルミ……軽いが耐久力が弱い
ステンレス……アルミよりも丈夫だが重い
グラスファイバー・カーボン……軽量ながら風で折れにくく反り返りにくい
※ダブルキャノピー:カバーが2重になった傘のこと。強い風が吹きこむとカバーとカバーの間から風が抜ける仕組みになっています。
【5】耐風性と撥水性をチェック

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折りたたみ傘だから風に弱いというわけではなく、強度のある素材を使うことで軽量・耐風性にすぐれる折りたたみ傘も多数あります。
強風や大雨の中で使うことを想定し、折りたたみ傘を選ぶときには「耐風」や「高撥水加工」に関する表示にも気を配りましょう。
【6】自動開閉式だと便利
折りたたみ傘は、傘を手動で開閉するタイプのものばかりと思っている方も多いと思いますが、折りたたみ傘の中にもワンタッチで開閉を行えるものがあります。
傘の開閉を素早くラクにしたいという方は、「自動開閉」機能を持つ傘を探してみましょう。
長いタイプの傘との機構の違いや、手動の折りたたみ傘との使い勝手の違いなども確認し、購入を検討しましょう。
【7】そのほかの独自機能もチェック
メーカー独自の機能を備えた商品にも着目してみましょう。
傘地に撥水加工が施された超撥水タイプや、晴天時にも活躍する晴雨兼用タイプ、逆折り式など特徴のあるタイプの折りたたみ傘など、さまざまな機能があります。
また、閉じたときのデザインにも凝った折りたたみ傘は、鞄からチラッと見えたときに楽しい気持ちにさせてくれるでしょう。
メンズ折りたたみ傘の人気ブランド トーツ、Wpc.など!
メンズ用折りたたみ傘には、有名なブランドがいくつか存在します。周りのビジネスマンの方でも持っている方は多いと思いますので、ぜひ確認してみてください。
トーツ(totes)
1924年にアメリカで創業したレイングッズメーカー。機能性とデザイン性が人気となり、世界中にファンがいるメーカーです。特に機能面は、丈夫な骨で強風に耐えられるもの、乾燥速度が速いものなど、様々な種類があります。
ドップラー(doppler)
1947年にオーストリアで創業されたアンプレラメーカー。デザイン性もさることながら、一番の魅力は最先端技術のある機能性です。例えば、アルミやグラスファイバーを使用した超軽量モデル、大きいサイズで自動開閉も可能なタイプまで、使い心地の良さが人気です。
クニルプス(Knirps)
1928年にドイツで創業されたメンズブランド。「初めて折りたたみ傘を発明した」とされており、人間工学を活用した機能性重視のアイテムが多いブランドです。また、スーツスタイルに良く合うシックなデザインから、ドット柄、モダン柄など、人気のデザインも多いです。
ワールドパーティー(Wpc.)
1985年に日本の大阪で創業されたレイングッズメーカー。傘を展開するワールドバーティーだけでなく、レインコートが人気のkiuなど、ファッション性の高いブランドです。傘を傘としてでなく、ファッションとして使用できるアイテムが揃っています。
小宮商店(KOMIYA SHOTEN)
1930年に東京で創業された傘の専門メーカー。昭和初期から、当時一般的ではなかった海外の洋傘の技術を持ち込み、「ファッションの一部」として制作を作り続けてきました。職人が一つひとつ手作りで制作し、デザイン性が優れた、趣深いアイテムが豊富にあります。
おしゃれなメンズは良い傘を長く愛用 エキスパートからのアドバイス
使い比べると分かるのですが、コンビニのビニール傘とちゃんとした折り畳み傘では、普通に雨の中を歩いているだけでも、濡れ方や歩きやすさなどに差が出ます。耐久性も段違いです。
使い捨ての500円の傘を年間5本買えば2,500円なので、2年使うと考えれば5,000円の傘は高くありません。もちろん、いい傘は5、6年は当たり前に使えますから、さらにお得ということになります。そして、雨の中を歩くストレスがかなり軽減されますので、そういった意味でもお得感があります。
こういった理由から、思いきって5,000円から8,000円クラスの傘を買ってみることをおすすめします。ビニール傘を持つよりも、持っていてうれしい傘を選びましょう。
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本記事では、メンズ用の折りたたみ傘の有名メーカーやおすすめ商品、選び方などを解説しましたが、いかがでしたか?
商品を選ぶ際は、王道ブランドなどの特徴を踏まえた上で、重さやサイズ、傘骨の強度などは必ずチェックすると、おしゃれで使いやすい折りたたみ傘を選ぶことができるはずです。さらに耐風性・撥水性、自動開閉式かどうか、独自機能などもチェックすると、より使いやすくて便利な商品を選べるはずです。
ビジネスマンのおしゃれは、靴やバッグ、時計などの他にも、折りたたみ傘でも演出することができます。ぜひ本記事を参考に、自分にピッタリの折りたたみ傘を見つけてくださいね。
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