ツーリングテントの選び方 アウトドアライターが伝授!
アウトドアライターの大森弘恵さんに、ツーリングテントを選ぶときのポイントを3つ教えてもらいました。自分にぴったりのツーリングテントを探すために、ぜひプロの意見を参考にしてみてください!
バイクや自転車の場合は収納サイズは55cm以下がおすすめ ツーリングテントの選び方1
アウトドア&旅ライター・編集者
手持ちバッグやボックスに入るサイズを知る
オートバイや自転車の荷台に直接コードで結びつける場合、積載荷物は「荷台+左右各15cmまで」が目安になります。オートバイの荷台の幅次第ですが、収納サイズは55cm以下に収めると安心です。
また、オートバイのリアバッグやサイドボックスの内寸は、幅40cmがひとつの目安となっています。バッグやボックスには斜めにいれることができ、テントのポールの折り寸が40cm以下なら収納できる可能性も。ソフトバッグのテントなら多少変形できるので、手持ちのバッグやボックスに入るサイズを知ることが大切です。
ヘルメットなどを置くので室内はより広めに ツーリングテントの選び方2
アウトドア&旅ライター・編集者
荷物はテント内に置けたほうが防犯面でも安心
クルマでのキャンプなら、荷物を車内にいれておくことができますが、オートバイではそれができません。ヘルメットやプロテクターはもちろん、運転時に着用する厚手のジャケットをテント内にいれる必要があります。
タープ下に保管してもいいですが、着用時に虫が入っているとやっかいなのでなるべくテント内にいれておきたいです。徒歩キャンプよりもテント内にいれる荷物が多くなるため、ソロキャンプであってもテントは広めのほうが過ごしやすいです。
ogawa(オガワ)『ステイシーST-2』
イスとテーブルのセットなどを置くことができる、大型前室が特徴。もちろん内部も広く荷物を置いても余裕があります。
前室は広め&高めだとブーツの着脱がしやすい ツーリングテントの選び方3
アウトドア&旅ライター・編集者
前室があれば、何かと便利
街乗りとは違い、オートバイのキャンプ旅ではブーツを着用していることでしょう。スニーカータイプが流行していますが、くるぶしをカバーするハイカット、オフロードブーツとなると膝のすぐ下までの高さとなっており、テントの前室が狭いと置き場所に困り、脱ぎ履きに時間がかかります。
晴れた日ならテントの外でゆっくり履けばいいですが、雨の日は前室で準備を終えたいものです。そのためブーツを置けて脱ぎ履きのしやすい広い前室のものが便利です。
雨天で最後までヘルメットを守るために アウトドアライターからアドバイス
アウトドア&旅ライター・編集者
テント撤収時にヘルメットを濡らさないテントを
オートバイでのキャンプ旅では特に雨がやっかいです。テント撤収時にうっかりヘルメットを濡らしてしまうと運転時の視界不良につながってしまいます。
ヘルメットをタープ内に保管できればいいですが、軽量化のためにタープを持たないことを選択するなら、インナーだけを先にたたみ、最後にサッとフライを収納できるタイプのテントだと安心です。
ツーリングテントのおすすめ7選 アウトドアライターが徹底解説!
うえで紹介したツーリングテントの選び方のポイントをふまえて、アウトドアライターの大森弘恵さんに選んでもらったおすすめ商品を紹介します。自身のツーリングスタイルに合った1品を見つけてみてください!

Coleman(コールマン)『ツーリングドーム ST』 おすすめツーリングテント1






出典:Amazon
本体サイズ | 幅210×奥行210×高さ100cm |
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収納サイズ | 直径23×高さ54cm |
材質 | 75Dポリエステルタフタ、68Dポリエステルタフタ |
重量 | 4.4kg |
付属品 | ペグ、ロープ、キャリーバッグ |
対応人数 | 1~2人 |
カラー | グリーン、ホワイト、オリーブ |

Coleman(コールマン)『エクスカーションティピー 210』 おすすめツーリングテント2

出典:Yahoo!ショッピング
本体サイズ | 幅210×奥行150×高さ170cm |
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収納サイズ | 直径17×高さ50cm |
材質 | 75Dポリエステルタフタ、68Dポリエステルタフタ |
重量 | 約4.0kg |
付属品 | ペグ、ロープ、収納ケース |
対応人数 | 1~2人 |
カラー | グリーン、ホワイト |

PaaGo WORKS(パーゴワークス)『NINJA NEST』 おすすめツーリングテント3

出典:Amazon
本体サイズ | 幅180×奥行190×高さ100cm |
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収納サイズ | 幅27×奥行11×高さ11cm |
材質 | ナイロン30D シリコンコーティング |
重量 | 0.62kg |
付属品 | スタッフバッグ |
対応人数 | 2人 |
カラー | ダークグレー |

MSR(エムエスアール)『ハバツアー1』 おすすめツーリングテント4














出典:Amazon
本体サイズ | インナーテント:幅223×奥行86×高さ96cm 前室:最大奥行き 147cm |
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収納サイズ | 幅53cm×高さ17cm |
材質 | 20Dリップストップナイロン、7000 シリーズアルミ、30Dリップストップナイロン |
重量 | 最小重量(フライ/本体/ポール):約1.8kg 総重量:約2.0kg |
付属品 | - |
対応人数 | 1人 |
カラー | ホワイト×レッド |

ogawa(オガワ)『ステイシーST-2』 おすすめツーリングテント5


















出典:Amazon
本体サイズ | 幅230×奥行300×高さ130cm |
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収納サイズ | 幅44×奥行21×高さ21cm (フレーム折り寸40cm) |
材質 | ポリエステル75D、7001アルミ合金 |
重量 | 幕体:約2.7kg、ポール:約1.2kg |
付属品 | ピン、張綱、セルフスタンディングテープ(前室部)、収納袋 |
対応人数 | 2~3人 |
カラー | ブラウン×サンド×レッド |

LOGOS(ロゴス) 『SOLOドーム(カモフラ)』 おすすめツーリングテント6

出典:Yahoo!ショッピング
本体サイズ | 組立サイズ:幅210×奥行170×高さ100cm、インナーサイズ:幅210×奥行100×高さ95cm |
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収納サイズ | 幅37×奥行18×高さ18cm |
材質 | 7001ジュラルミン、難燃性68Dポリエステルタフタ、68Dポリエステルタフタ、ポリエステル |
重量 | 2.5kg |
付属品 | 収納バッグ |
対応人数 | 1人 |
カラー | カモフラージュ |

snow peak(スノーピーク)『ヘキサイーズ1』 おすすめツーリングテント7


































出典:Amazon
本体サイズ | - |
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収納サイズ | 幅62×奥行19×高さ23cm |
材質 | 210Dポリエステルオックス、75Dポリエステルタフタ、68Dポリエステルタフタ、210Dポリエステルオックス |
重量 | 5.2kg |
付属品 | キャリーバッグ、ポールケース、ペグケース |
対応人数 | 1人 |
カラー | ブラウン |
【2kg以下】ツーリングテントのおすすめ3選 とにかく軽い!
ARAI TENT(アライテント)『トレックライズ0』 おすすめ1人用ツーリングテント1

出典:Amazon
本体サイズ | 幅205×奥行80×高さ100cm |
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収納サイズ | 幅28×直径13cm |
材質 | 28dnリップストップナイロン、30dnリップストップナイロンPUコーティング、40dnナイロンタフタPUコーティング |
重量 | 1.25kg |
付属品 | - |
対応人数 | 1 |
カラー | クリーム |
snow peak(スノーピーク)『ラゴ Pro.air1』 おすすめ1人用ツーリングテント2






出典:Amazon
本体サイズ | 幅210×奥行105×高さ105cm |
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収納サイズ | 幅14×奥行14×高さ33cm |
材質 | 20Dシリコンポリエステルミニリップストップ、20Dポリエステルミニリップストップ、30Dナイロンリップストップ |
重量 | 0.95kg |
付属品 | コの字フレーム(×1)、メインフレーム(×2)、サブフレーム(×1)、ジュラルミンペグ(×9)、自在付ロープ(×2) |
対応人数 | 1 |
カラー | カーキ |
Naturehike(ネイチャーハイク)『Cloud UP 2 Ultralight Two Men Tent (Upgrade)』 おすすめ1人用ツーリングテント3














出典:Amazon
本体サイズ | 幅210×奥行125×高さ100cm |
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収納サイズ | 幅40×直径13cm |
材質 | 20Dシリカゲルナイロン、210Tチェック柄ポリエステル、高密度B3ナイロンガーゼ、20Dシリカゲルナイロン |
重量 | 1.89kg |
付属品 | 固定ボタン、ロープ、ペグ、専用シート、キャリーバッグ |
対応人数 | 2 |
カラー | グレー、グリーンなど |
【設営カンタン】ツーリングテントのおすすめ2選 疲れていても大丈夫!
DOD(ディーオーディー)『ライダーズバイクインテント(T2-466)』 設営が簡単なツーリングテント1
















出典:Amazon
本体サイズ | (約)幅215×奥行260×高さ140cm |
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収納サイズ | (約)幅58×直径20cm |
材質 | 40Dナイロン、ポリエステル通気性生地、210Dポリエステル、アルミ合金、スチール |
重量 | (約)5.5kg |
付属品 | ペグ、ロープ、ポール、キャリーバッグ、グランドシート |
対応人数 | 2 |
カラー | ブラック |
mont-bell(モンベル)『ムーンライトテント 2型』 設営が簡単なツーリングテント2

出典:Amazon
本体サイズ | 幅220×奥行150×高さ110cm |
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収納サイズ | 幅16×直径46cm |
材質 | 70デニール・ナイロン・リップストップ、70デニール・ナイロン・タフタ、75デニール・ポリエステル・タフタ |
重量 | 2.6kg |
付属品 | ペグ8本 |
対応人数 | 2 |
カラー | グリーン、アイボリー |
【通気性重視】ツーリングテントのおすすめ2選 梅雨や夏も快適にすごせる!
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)『リベロツーリングテントUV』 通気性がよいおすすめツーリングテント1










出典:Amazon
本体サイズ | (約)幅210×奥行260×高さ130cm |
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収納サイズ | (約)幅40×直径16cm |
材質 | フライ:ポリエステル70D、インナーテント:ポリエステル70D、ポール:グラスファイバー |
重量 | (約)3.1kg |
付属品 | ペグ8本、ハンマー1本、ペグ用収納袋1枚、ポール用収納袋1枚、キャリーバッグ1枚 |
対応人数 | 2 |
カラー | - |
TARAS BOULBA(タラスブルバ)『ツーリングテント ALRP(』 通気性がよいおすすめツーリングテント2


















出典:Amazon
本体サイズ | 幅250×奥行210×高さ90cm |
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収納サイズ | 幅18×奥行18×高さ55cm |
材質 | フライ・フロア:ポリエステル(裏面:ポリウレタンコーティング)、インナー:ポリエステル、ポール:8.5mmアルミ二ウム合金 |
重量 | 2.6kg |
付属品 | ペグ8本、ロープ2本、収納ケース |
対応人数 | 2 |
カラー | ブラック |
「ツーリングテント」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ツーリングテントの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのツーリングテントの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
おすすめのブランド別テントもチェック! DODやモンベルも!
ツーリングテントのおすすめに関するQ&A
ツーリングテントの選び方のコツはなんですか?

ツーリングテント選びの際には、次のポイントをチェックするとよいですよ。(1)バッグやボックスに入るサイズを選ぶ(2)室内は広めがよい(3)広め&高めの前室(4)タープなしを選ぶなら、最後にフライを収納できるタイプ。さらにくわしくは、こちらをご覧ください。
おすすめのツーリングテントを教えてください!

アウトドアライターの大森 弘恵さんに、おすすめのツーリングテントを厳選していただきました。軽量タイプや設営が簡単なタイプなど、さまざまな商品をご紹介いただいています。こちらからチェックしてみてください。
さまざまなツーリングテントを比較してほしいです。

アウトドアライターの大森 弘恵さんに選んでいただいたツーリングテントの一覧表をこちらに掲載しています。一目でスペックや価格などの比較ができるので、ぜひ参考にしてみてください。
おすすめのツーリングテントブランドは何ですか?

モンベルやDOD、スノーピークなど、おすすめのブランドはたくさんあります。こちらでブランドごとに厳選されたテントをご紹介しているので、チェックしてみてくださいね。
ツーリングテントを選ぶときのポイントは?

ツーリングテントを選ぶときには、荷台におさまるサイズを選ぶとよいですよ。また、ヘルメットなどほかの荷物も入れることを想定して選び、前室の広さをチェックするのがおすすめです。さらにくわしくは、こちらをご覧ください。
選ぶときの3つのポイントおさらい アウトドアライターからのアドバイス
1)オートバイや自転車の荷台におさまるよう収納サイズは55cm以下が理想
2)ヘルメットなどの荷物を入れることを想定して広さを選ぶ
3)ブーツを置けて脱ぎ履きのしやすい広い前室がベター
ツーリングテントは収納サイズに注目して選ぶのが大切。前室の有無や、広さと軽さのバランスも考慮したいところです。ツーリングのスタイルにあわせて理想的なテントを選んでください。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページなどで商品情報を確認できない場合は、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※マイナビおすすめナビでは常に情報の更新に努めておりますが、記事は掲載・更新時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。修正の必要に気付かれた場合は、ぜひ、記事の下「お問い合わせはこちら」からお知らせください。(掲載:マイナビおすすめナビ編集部)
※2020/11/29 一部コンテンツを追加しました(マイナビおすすめナビ編集部)
オートキャンプ雑誌、アウトドア雑誌の編集部を経て、フリーランスに。 現在はアウトドア(おもにキャンプとウインターアクティビティ、野外料理)、旅をテーマに雑誌やWEBマガジンで活動。 趣味は30年ほど前からはじめた国内外でのオフロード・ツーリング&キャンプ。最近、ハンモック泊の心地よさに感激。