コールマンテントの魅力
コールマンのテントは、初心者から上級者まで対応した豊富な種類と安い価格帯が魅力。簡単設営モデルや耐水性・遮光性など機能性にすぐれたハイスペックモデルなどシリーズごとにラインナップされているため、目的に合わせた商品を選びやすいメリットがあります。
スペースを広げたいときに便利なタープなどのセット購入も可能です。自分のキャンプスタイルに合わせたモデルを選んでみてください。
コールマンテントの選び方
それでは、コールマンテントの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の5つ。
【1】収容人数で選ぶ
【2】キャンプスタイルとシリーズラインナップで選ぶ
【3】テントの形状で選ぶ
【4】耐水性を確認して選ぶ
【5】タープを兼用するかどうかで選ぶ
上記の5つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】収容人数で選ぶ
コールマンのテントは商品情報に記載されている収容人数に着目して選びましょう。ワンポールテントは1~2人用のモデルがラインナップされています。1人用のソロキャンプや2人用テントをお探しなら、この形状から選ぶといいでしょう。
3~4人以上のファミリーキャンプ用のテントを選ぶなら、スペースを確保できるドーム型がおすすめ。大型モデルには8人用の大人数の収容が可能な商品もあります。また、リビングと寝室をわけられる2ルームテントは、4人家族でも広々と使うことが可能です。
【2】キャンプスタイルとシリーズラインナップで選ぶ
コールマンのテントにはさまざまなキャンプスタイルに応じたシリーズがラインナップされています。それぞれの特徴をご紹介します。
▼タフシリーズ
タフシリーズはコールマンのテントでも高機能&コスパのよいモデルを展開しています。ひとりでも設営できるタフドームは、キャンプ初心者やソロキャンパーにぴったり。ほかにもリビングが作れるファミリーキャンプ向けの2ルームテントなどラインナップも豊富です。
大人が立てるほど天井が高いのに風に強く、暑い時期でも快適に過ごせるサークルベンチレーションシステムを搭載。撥水性のある生地を使用しているため、雨が降っても使えるなど多機能さが魅力のシリーズです。
▼マスターシリーズ
マスターシリーズはウェザーマスターにつぐ、全天候型の高機能モデルをラインナップ。キャンプに慣れてきた中級者以上のファミリーキャンプにおすすめのシリーズです。
強風に負けないアルミ合金ポールやベンチレーションシステムで通気性を確保。耐水性にすぐれたフライシートは雨水からテントを守り、室内の暖気を外へ逃さないため室内空間を快適にたもてます。オールシーズンキャンプを楽しみたい方はマスターシリーズから選んでみてください。
▼ダークルームシリーズ
ダークルームシリーズは遮光性にすぐれた素材がほどこされた生地を使用したダークルームテクノロジー搭載のモデルをそろえています。外からの光を90%以上ブロックするため、室内の温度上昇を防ぐことが可能です。同等製品よりも温度差を13.5度も抑えることが可能。紫外線も99.9%さえぎってくれるので日焼けが気になる真夏のキャンプにぴったりです。
また、光を透過させないため、夜間のプライバシーをたもてます。ソロキャンプ向けのコンパクトなテントや2ルームテントなどラインナップも豊富です。
▼コンパクトシリーズ
コンパクトシリーズは1~2人用などソロキャンプ向けやツーリング用に持ち運びしやすいテントがそろっています。1人でも設営しやすいアシスト機能を備えたものや、遮光コーティングがほどこされたものなど機能性にもすぐれていながらも、お求めやすい価格帯が魅力です。
ピクニック時の日差し対策用から居住性の高いテントまで、バリエーションも豊富です。シーンに合わせて選んでみてください。
▼インディゴレーベルシリーズ
インディゴレーベルシリーズは、デザイン性のすぐれたインディゴデニムや藍色を基調としたテキスタイルが特徴。テント以外にチェアやシートなど展開しているため、統一感を持たせたおしゃれなサイト作りが可能です。
自宅でも使えるアイテムが豊富なのも魅力のひとつ。アウトドアでも自宅で過ごしているようなリラックスできる居住空間を作れます。キャンプサイトで個性を演出したい方におすすめです。
【3】テントの形状で選ぶ
コールマンのテントはキャンプ初心者にぴったりのドーム型や広さを確保できる2ルーム型、おしゃれなキャンプサイトを作れるティピー型の3つの形状があります。ドーム型は設営しやすく雨天時も使えますし、ファミリーキャンプにも対応したテントなどラインナップも豊富です。2ルーム型は広さを確保できますが、設営には少々慣れが必要。ドーム型からステップアップを考えている方におすすめです。
ティピー型は天井が高くテント内は快適ですが、ひさしがついていないため、タープと組み合わせて設置するなど工夫が必要です。
【4】耐水性を確認して選ぶ
キャンプ中に急な雨に降られても室内を守れるように、コールマンのテントは耐水性を備えています。耐水性は「耐水圧」をチェックすれば知ることが可能です。小雨から傘が必要な雨に耐えられる耐水圧は約1,500mm。タフドームシリーズは約2,000mmの耐水圧があるため、雨天時も使えることがわかります。
通常の雨よりも過酷な雨量が考えられるときや天候の変化を気にせず使用したい方は耐水圧が3,000mmと高いマスターシリーズを選びましょう。
【5】タープを兼用するかどうかで選ぶ
コールマンのテントは、タープを兼用することで開放的な空間を作ることが可能です。コールマンのタープは強風に強い形状や虫対策機能、耐水性、遮光性などの機能を備えた豊富なラインナップが魅力。タープは商品によって張り方もさまざまなので、ひとつ持っておくと便利なのでテントに合わせて用意してみてもいいでしょう。
タープを兼用したい方は、したのコールマンタープのおすすめ商品もチェックしてみてください。
エキスパートのアドバイス
キャンプ/釣りライター
プラスアルファでテント内をさらに快適に
コールマンテントの特徴は、テントの下に敷くグランドシートや、テント内で使うインナーシートなどの純正オプションも充実していること。当然ジャストサイズなので、まずこれらを敷いた上に、お気に入りのブランケットやマット、エアベッドなどを置いて寝やすくするといいでしょう。
ペグやロープに至るまで純正品が用意されているので、はじめての場合はコールマンでそろえるといいでしょう。入門用に、テントとシートなどをパッケージにしたお得な商品もあります。慣れてきたら、ほかのメーカーや手持ちのものなどと組み合わせてカスタマイズすると、さらに楽しくなります。
おすすめ9選|ソロ・ファミリータイプ 1人~6人用
ここからは、コールマンテントのおすすめ商品を紹介します! ソロ・ファミリー向けと大人数向けの商品に分けてピックアップしました。
設営かんたん! 機能性&コスパもよし
ソロキャンプやツーリングにぴったりの『ツーリングドーム/ST』。収納時は約49cmとコンパクトになるため、持ち運びにも便利です。ポールを固定できるポールポケットがついているので、設営もかんたん。キャノピーポールをもっていれば、前室にスペースを作れます。
耐水圧も約1,500mmあり、雨天での利用も可能。ソロキャンプデビューにおすすめのテントです。

高コスパの組み立てかんたんテント
アウトドア専門店だけでなく、ホームセンターなどでもよく販売されているモデルです。4~5人用のテントとしては非常にコスパが高いのですが、さすがコールマンだけあって基本性能にぬかりはありません。耐水圧も約1,500mmとよほどの大雨でなければ問題ありませんし、シンプルなデザインなので設営もかんたんです。はじめてのテントとしても、おすすめできるものです。
インナーテントのフロアは270×270cmで、これは4人用テントの基準となるサイズです。『タフワイドドームIV/300』などでは、フロアを300×300cmにすることでゆとりを生み出しているわけですが、たとえば親子3人というのであればこのサイズでも問題ないでしょう。

性能のバランスがいい人気の中心モデル
キャンプ場でよく見かける大定番モデルですが、居住性のよさに定評があります。タフシリーズは、日本の高温多湿な環境に対応するため、優れた換気性能と雨に強いという相反する性能を両立しています。
インナーテントまで大人でもかがまず出入りできるだけの室内高があり、子どもの着替えなど煩雑(はんざつ)に出入りする状況でもストレスがありません。それでいて風に強いドーム型テントの利点はそのままで、安心して過ごせます。
この『タフワイドドーム』は、タフシリーズのなかでも室内のフロア面積を多めに取ったモデルで、家族4~5人が並んで寝たうえで、枕元や足元に荷物を置くじゅうぶんなスペースがあります。極端な低温下を除けば通年でも使いやすく、ファミキャンにおすすめです。

人気のトンネル型にダークルームテクノロジーを搭載
トンネル型テントといえば、登山遠征隊のベースキャンプなどでよく見られたものでしたが、最近では一般のキャンプ向けモデルも登場してきています。居住性のよさと耐風性の高さなどで、大人数でのキャンプにも使いやすいものが増えているのです。
このモデルはひさし機構があって雨の日でもオープンにしたままにでき、換気性能も優れています。必要に応じて寝室に外気や光を取り入れる窓などがあるため、ダークルームテクノロジー搭載で暗いだけではなく、明るい室内にすることもできるのです。まさにマルチな使い方ができるテントで、最後の撤収もしやすいなど隙のない設計となっています。縦方向の全長が6m60cmとかなり大型のモデルです。
おしゃれ&高機能なティピー型テント
ウェザーマスターのすぐれた機能性とおしゃれな見た目を備えたティピー型テントです。天井が195mと高く、大人が立ち上がってもゆとりがあります。寒い時期はスカートつきフライシートで室内の暖気を外に逃がさずあたたかく過ごせますし、暑い時期は前後に大きなメッシュスクリーンとサークルベンチレーションシステムにより暑さがこもりません。
オールシーズン快適にキャンプを楽しみたい方におすすめのコールマンテントです。

最高の素材・機能を追求したフラッグシップモデル
コールマンテントといえばグリーンのイメージですが、最近はシックなカラーのモデルがあって「あれっ?」と思ったことがあるかもしれません。それがマスターシリーズで、過酷なアウトドアで快適に過ごすためのコールマンのノウハウが詰まったものです。氷点下の冬から盛夏まで対応する機能と、耐久性のある素材を惜しげなく使ったモデルなのです。
その中でもこのモデルは超大型のツールームテントとして、すべてこれで完結できる装備になっています。サイドウォールつきの入り口のキャノピーや、つけ外し可能なルーフフライなどであらゆる気象条件に柔軟に対応できます。価格はそれなりになりますが、長く愛用できるテントだと思います。
ブルーとレッドのカラーリングがかっこいい
ダークルームテクノロジーを採用した、遮光性が高いテントです。夏のキャンプでは強烈な日差しをカットし、テント内の温度上昇を抑えてゆっくりと休むことができるでしょう。夏だけでなく、冬場の防寒にも力を発揮してくれます。
コールマンのテントには珍しい、ブルーとレッドの配色がスタイリッシュで印象的。キャンプサイトで目を引くだけでなく、自分のテントの位置がわかりやすいのもメリットです。ソロ用の「S+」も販売されています。
ファミリーで快適に過ごす2ルーム
広いリビングを備えた2ルームテント。ひとりでもかんたんに設営ができる工夫が施されていて、ファミリーキャンプにぴったり。室内に光を取り込めるサイドウィンドウや空気の循環をうながすサークルベンチレーションなど、ファミリーが快適に過ごせる機能が充実しています。
遮光性が高いダークルームテクノロジーも採用され、通販サイトでは「寝室が暗くなってぐっすり眠れる」「子どもを寝かせるのに役立つ」などの口コミも。家族でキャンプの楽しさを存分に味わえるテントです。オリーブ×サンドなど、異なるカラーの商品も展開されています。
おしゃれなキャンプサイトを作れる
デニムパッチワークのテキスタイルを全面にプリントしたコールマンのインディゴレーベルのテント。ベンチレーションシステムを採用しているため、暑い時期も快適に使えます。さわやかなインディゴカラーはキャンプはもちろん、ビーチにもぴったり。
別売りで同じデザインのヘキサタープと組み合わせれば日陰空間を広く作れます。チェアやテーブルなど同じシリーズで統一できるのでおしゃれなサイトを作れるでしょう。
おすすめ3選|大人数対応大型タイプ 定員10人用のモデルも
所要時間1分!? ワンタッチでかんたん組み立て
「キャンプは好きだけどテントの設営が苦手で……」。そんな悩みを解消してくれそうなのがこちらの商品。あらかじめポールが組み込まれていて「1分で組み立てが可能」な8人用の大型テントです。
コールマン独自のウェザーテックシステムを採用し、雨や風に強いのも特徴。ポリエステル製の防水生地や糸が使われ、縫い目はすべてシーム加工済み。通気性にもすぐれた快適な空間を、あっという間に確保できます。さらに2部屋への分割が可能な親切設計。2ファミリーや男女のグループなど、大人数でのテント箔に適した一張りです。
「広さ」を重視するキャンパーにおすすめ
広々とした空間を確保できる8人用の大型ドームテントです。付属の部品を使えば最大3室への展開が可能な居室は、8畳を超える広さ。1室での使用ならセミダブルサイズのエアマット2枚をらくに敷けるほどの余裕があります。高さは約180cmで大人が室内を歩くのにも充分。
ウェザーテックシステムが採用され、防水・透湿性もばっちり。最大風速56km/hの暴風や荒天にも耐えてくれます。機能が充実したテントでありながら、組み立てがかんたんなのはコールマンの製品ならでは。このテントがあれば、大人数のキャンプがさらに楽しくなりそうです。
10人まで収容可能な大型テント
ソロ用から大人数用まで、選択の幅が広いのがコールマンのテントの魅力のひとつ。こちらは10人を収容できる大型のテントです。中心の高さは2mもあり、立って移動できる空間を確保。特許を取得しているヒンジとファスナーを組み合わせたD型の扉が、出入りをスムーズにしてくれます。
このテントも防湿や透水性にすぐれたウェザーテックシステムが採用されていて、どんな天候でもなかは快適。ポールが色分けされていて、かんたんに設営できるのもポイントです。あえて4~5人で使ってゆったり過ごすのもいいですね。
「コールマンテント」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする コールマンテントの売れ筋をチェック
楽天市場、Yahoo!ショッピングでのコールマンテントの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
キャンプスタイルに合うものを選ぼう
コールマンテントの選び方とおすすめの商品を紹介しました。ソロテントから大型テントまで、幅広い商品をピックアップ。ファミリーで楽しむか、ソロキャンプか、ツーリングで使うのかなど、使用目的に合うシリーズや形状のものを選んでくださいね。
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青年期に始めた釣り新聞への寄稿を始めとして、サイトAllAboutでのフィッシングガイドを務める。 ほかにも雑誌『Salty!(ソルティ)』やアウトドア系の雑誌やWeb媒体などでの執筆多数。 今も休日には必ず海山湖を駆けまわっている自然派で、あらゆるジャンルの釣りを体験し、季節に合わせて日本中の旬な魚を追っている。 キャンプ用品は、あえて払い下げのミリタリー系ギアで揃えるマニアな一面も。