「豆乳」と「豆乳飲料」の違い
豆乳飲料とは、豆乳にフルーツやコーヒーなどを入れて作られたドリンクのことです。果汁が入っていない場合は大豆固形分が4%以上、果汁が入っている場合は大豆固形分が2%以上で豆乳飲料となります。
調製豆乳や豆乳との違いは、大豆固形分の含まれている量です。3つで比べると、豆乳飲料がいちばん大豆固形分が少ないため、飲みやすいです。
料理家/栄養士/スポーツ栄養学講師
一般的に「豆乳飲料」は、調製豆乳や豆乳(無調整豆乳)よりも大豆の成分が少ないことが特徴です。商品選びの際は、まずパッケージにある「大豆固形分」に注目してみましょう。
「豆乳」で8%以上、「調製豆乳」で6%以上の大豆固形分を含むのに比べ、豆乳飲料は大豆の使用が少ないぶん飲みやすいといわれます。豆乳本来の味を楽しみたい方は大豆固形分が多い商品を、豆乳特有の豆臭さが苦手な方はできるだけ大豆固形分がより少ない商品を選んでみてください。
豆乳飲料の選び方 おいしく飲める
栄養士の玉利紗綾香さんに、豆乳飲料を選ぶときのポイントを3つ教えてもらいました。
フレーバーや原材料で選ぶ
料理家/栄養士/スポーツ栄養学講師
豆乳飲料は、大豆以外の調味原料が加えられるため味のバリエーションが豊富。そのおかげで、毎日飽きずに豆乳生活を楽しめる点が魅力のひとつになっています。各メーカーがさまざまなフレーバーを販売していますので、好みに応じて選んでみましょう。
カロリーにも着目する
料理家/栄養士/スポーツ栄養学講師
健康志向で、豆乳飲料を生活に取り入れている方も多いかと思います。しかし、注目していただきたい点は「カロリー」です。
フレーバー付きだとカロリーも大きく違ってくることがあります。パッケージを確認する際には「エネルギー(kcal)」と記載された項目にも目を向けましょう。
健康なカラダづくりの一環として飲んでいる方や、おやつ代わりにしている方などはとくに注目してみるとよいでしょう。
大豆など原材料にこだわって
料理家/栄養士/スポーツ栄養学講師
素材の味にもこだわるなら、原材料に着目しましょう。有機栽培の原料を使用したものや、その土地の特産品をブレンドしたもの、複数の調味原料でスイーツのような味を再現したものもあります。
いろいろなフレーバーを楽しみながら、豆乳飲料で手軽に良質なたんぱく質を摂取しましょう。
豆乳飲料の有名メーカー シーズンごとに出る新商品もチェック!
豆乳製品を扱う企業で、日本で代表的なのは「キッコーマン」と「マルサンアイ」の2社。それぞれの商品に大きな特徴や違いがありますので、ぜひチェックしてください。また、新商品へのリンクあるので、ぜひ各社の新商品も確認してみてください。
キッコーマン:幅広いラインナップと王道の味が魅力
●キッコーマン豆乳の新商品をチェック
大手食品メーカーであるキッコーマン。豆乳製品の分野において特徴的なのが種類の多さです。無調整の豆乳から、様々なフレーバー、オリジナルレシピまで、幅広い商品が販売される代表メーカーです。
2021年2月下旬には、はちみつやチーズケーキといった新フレーバーなども発売。レシピと合わせて訴求するなど、豆乳の楽しみ方と合わせて展開。子供から大人まで楽しめるラインナップとクセのない王道の味が魅力です。
マルサンアイ:濃厚で少しクセのある豆乳の味が魅力
●マルサンアイの新商品もチェック
豆乳製品の分野において同じく人気なのが、マルサンアイです。キッコーマンと同じく各種フレーバーの展開やアレンジレシピ、その他、プロテイン、豆乳チーズなども展開しています。
キッコーマンとの大きな違いは豆乳の味の濃さ。好みでかなり分かれるところですが、豆乳の濃厚で少しクセのある味は、ファンの方にとっては根強い人気を誇ります。2021年3月にはカカオやシチリアレモンといった新フレーバーも販売。こちらも人気のメーカーです。
豆乳飲料のおすすめ9選 人気のバナナや紅茶などのフレーバー!
うえで紹介した豆乳飲料の選び方のポイントをふまえて、栄養士の玉利紗綾香さんと編集部で選んだおすすめ商品をご紹介します。

キッコーマン『豆乳飲料 バナナ』










出典:Amazon
内容量 | 200ml×18本 |
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大豆固形分 | 4%以上 |
カロリー | 134kcal(200mlあたり) |

ふくれん『豆乳飲料 博多あまおう』






出典:Amazon
内容量 | 200ml×24本 |
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大豆固形分 | 4%以上 |
カロリー | 97kcal(200mlあたり) |

スジャータ めいらく『有機大豆使用 きなこ 豆乳飲料』

出典:Amazon
内容量 | 330ml×12本 |
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大豆固形分 | - |
カロリー | 69kcal(100mlあたり) |

マルサンアイ『ことりっぷ 豆乳飲料 黒ごまさつま』






出典:楽天市場
内容量 | 200ml×24本 |
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大豆固形分 | 4%以上 |
カロリー | 53kcal(100mlあたり) |

森永乳業『豆乳とミルク バナナミックス』

出典:Amazon
内容量 | 240ml×10本 |
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大豆固形分 | - |
カロリー | 150kcal(240mlあたり) |

アルプロ社『プロヴァメル オーガニック 豆乳飲料 チョコレート味』






出典:Amazon
内容量 | 250ml×15本 |
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大豆固形分 | 6%以上 |
カロリー | 67kcal(100mlあたり) |

マルサンアイ『豆乳飲料 麦芽コーヒー カロリー50%オフ』










出典:Amazon
内容量 | 200ml×24本 |
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大豆固形分 | 4%以上 |
カロリー | 25kcal(100mlあたり) |
キッコーマン『豆乳飲料 紅茶』






出典:Amazon
内容量 | 200ml×18本 |
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大豆固形分 | 4%以上 |
カロリー | 123kcal(200mlあたり) |
キッコーマン『豆乳飲料 キャラメル』






出典:Amazon
内容量 | 200ml×18本 |
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大豆固形分 | 4%以上 |
カロリー | 106kcal(200mlあたり) |
「豆乳飲料」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 豆乳飲料の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの豆乳飲料の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
魅力がたっぷりな豆乳生活をはじめてみませんか? 栄養士からひとこと
料理家/栄養士/スポーツ栄養学講師
豆乳飲料を日々の生活に取り入れている方が増えてきています。豆乳生活を始めると、各メーカー、豊富な味のバリエーションから選ぶ楽しさ、飲む楽しさを味わえます。
ダイエット目的や、健康志向で飲んでいる方は「カロリー」チェックもお忘れなく。お気に入りの商品を見つけて、日々の豆乳飲料生活をお楽しみくださいね。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページなどで商品情報を確認できない場合は、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※マイナビおすすめナビでは常に情報の更新に努めておりますが、記事は掲載・更新時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。修正の必要に気付かれた場合は、ぜひ、記事の下「お問い合わせはこちら」からお知らせください。(掲載:マイナビおすすめナビ編集部)
※2021/02/17 コンテンツ追加のため、記事を更新しました。(マイナビおすすめナビ編集部 加藤佑一)
栄養士免許取得後、食品会社に勤務。プライベートブランド商品の開発過程に携わる。 その後、料理研究家のもとで修行後、栄養士、料理家として独立。 現在は、自身のスポーツ経験、栄養士の知識を活かし、 スポーツ専門学校でスポーツ栄養学の講師や、CM、書籍、雑誌、料理教室等を開き、多方面で活動中。