「豆乳飲料」のおすすめ商品の比較一覧表
「豆乳」と「豆乳飲料」の違いとは
「豆乳飲料」とは、豆乳にコーヒーや紅茶、フルーツなどの味をプラスして飲みやすくしたドリンクです。
また、よく聞く「調製豆乳」と「豆乳」の違いは、大豆固形分の含まれている量です。ちなみに、「調整豆乳」ではなく「調製豆乳」という表記が正しいです。
大豆固形分の含まれている量は、「豆乳」が8%以上、「調製豆乳」が6%以上、「豆乳飲料」は果汁なしが4%以上、果汁入りが2%以上という基準になっています。商品選びの際は、まずパッケージにある「大豆固形分」に注目してみましょう。
大豆固形分の多い商品はタンパク質が豊富で、イソフラボン含有量も多くなります。より豆乳の味わいが濃く、豆乳好きにおすすめです。反対に、豆乳初心者は「豆乳飲料」など大豆固形分の少ないものから挑戦してみるとよいでしょう。
豆乳飲料の選び方
「豆乳」といっても、たくさんの商品が並んでいると迷ってしまいます。豆乳初心者の方は、まずは好きな味や飲みやすい味を探しはじめるといいでしょう。食にこだわりがある、いつもと違う豆乳にチャレンジしたいという方は、原材料の大豆に着目してみると、自分に合ったお気に入りの1本が見つかるかもしれません。
好きな味・フレーバーで選ぶ
豆乳飲料にはさまざまな味が展開されています。定番はコーヒー、紅茶、ココアなど。フルーツ系として、バナナ、いちご、フルーツミックス、マンゴー、メロン、白桃などもあります。
和風テイストのものでは、抹茶、黒ごま、焼きいも、おしるこなども。そのほかバニラアイス、甘酒、チョコミント、きなこ餅、プリン、杏仁豆腐、モンブランなどほかの食べ物の味を再現したものも作られています。
「カロリー控えめ」など、カロリーにも注目して選ぶ
豆乳にはカルシウムやイソフラボンなど豊富な栄養成分が含まれていますが、カロリーが低いとは限りません。とくに甘い味付けのしてある豆乳飲料は、予想以上の高カロリーの場合もあるので注意が必要です。
ダイエット中や糖質制限中の方は、「カロリー控えめ」の文字にもしっかり注目して、お気に入りの豆乳を見つけてみてください。
原材料の大豆にこだわって選ぶ
豆乳飲料のようにフレーバーがない、豆乳や調製豆乳にこだわりがあれば、原材料の大豆に注目して選ぶのがおすすめです。
国外産のイメージが強い大豆ですが、国産の大豆を使用した豆乳もあります。また、遺伝子組み換えでないことやオーガニックなど、体にやさしい豆乳もたくさんあるので、こだわり豆乳を探してみてください。
遺伝子組み換えでない大豆
遺伝子組み換えとは、人工的に遺伝子を組み替えて、栄養価の高い性質や日もちのする性質などを取り入れることです。人体や環境にとって、あまりよくないということで、遺伝子組み換えかそうでないかが記載されています。
少しでも体にいいものを取り入れたいという方は、まず「遺伝子組み換えでない」の1文に目を向けてみてください。
国産大豆
輸入大豆は遺伝子組み換え商品が多いなか、国産大豆に遺伝子組み換え商品はありません。遺伝子組み換えが気になる方は、「国産大豆」の文字がある豆乳を選びましょう。
また、国産大豆から作られた豆乳は、高タンパクで味わいがまろやかで美味しい豆乳に感じられます。豆乳飲料以外にも豆乳を飲んでみたい方は、国産大豆使用を選ぶと飲みやすいでしょう。
オーガニックの大豆
オーガニック大豆は、遺伝子組み換えでないことはもちろん、化学肥料や農薬にも厳しい制限があるため、体にやさしく作られています。小さな子どもがいる家庭や体の健康が気になる方は、オーガニック大豆を使用した豆乳に注目してみてください。
海外製の豆乳の中にも、有機JASやEUオーガニック認証などの認証を取得したものが多くありますので、一度試してみるのもいいでしょう。
豆乳飲料の有名メーカー
豆乳製品を扱う企業で、日本で代表的なのは「キッコーマン」と「マルサンアイ」の2社。それぞれの商品に大きな特徴や違いがありますので、ぜひチェックしてください。また、新商品へのリンクあるので、ぜひ各社の新商品も確認してみてください。
キッコーマン:幅広いラインナップと王道の味が魅力
●キッコーマン豆乳の新商品をチェック
大手食品メーカーであるキッコーマン。豆乳製品の分野において特徴的なのが種類の多さです。無調整の豆乳から、様々なフレーバー、オリジナルレシピまで、幅広い商品が販売される代表メーカーです。
はちみつやチーズケーキといった新フレーバーなども新しい味の商品も次々発売されています。レシピと合わせて訴求するなど、豆乳の楽しみ方と合わせて展開。子供から大人まで楽しめるラインナップとクセのない王道の味が魅力です。
マルサンアイ:濃厚で少しクセのある豆乳の味が魅力
●マルサンアイの新商品もチェック
豆乳製品の分野において同じく人気なのが、マルサンアイです。キッコーマンと同じく各種フレーバーの展開やアレンジレシピ、その他、プロテイン、豆乳チーズなども展開しています。
キッコーマンとの大きな違いは豆乳の味の濃さ。好みでかなり分かれるところですが、豆乳の濃厚で少しクセのある味は、ファンの方にとっては根強い人気を誇ります。カカオやシチリアレモンといった新フレーバーも販売。こちらも人気のメーカーです。
豆乳飲料のおすすめ10選
うえで紹介した豆乳飲料の選び方のポイントをふまえて、栄養士の玉利紗綾香さんと編集部で選んだおすすめ商品をご紹介します。




番外編|期間限定・新商品おすすめ1選
近年では、期間限定商品や新商品も続々登場しています。定番の美味しい豆乳だけでなく、季節の味や新たに定番商品の座を狙う新商品なども見逃せない商品ですので、ぜひ参考にしてください。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 豆乳飲料の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの豆乳飲料の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
豆乳飲料選びのポイント! エキスパートのアドバイス
料理家/栄養士/スポーツ栄養学講師
豆乳飲料を日々の生活に取り入れている方が増えてきています。豆乳生活を始めると、各メーカー、豊富な味のバリエーションから選ぶ楽しさ、飲む楽しさを味わえます。
ダイエット目的や、健康志向で飲んでいる方は「カロリー」チェックもお忘れなく。お気に入りの商品を見つけて、日々の豆乳飲料生活をお楽しみくださいね。
豆乳の気になるコトQA&
豆乳といえば「体にいい」と耳にすることがありませんか? 豆乳ダイエットといって飲んでいる方もいますが、反対に「豆乳を飲むと太る」という声もあります。
実際に豆乳はどのような効き目があるのか、気になる疑問にお答えします。また、1日の適正摂取量や開封前、開封後の賞味期限についても一緒に紹介します。豆乳のことをもっと詳しく知って、毎日の豆乳習慣を楽しみましょう。
1日の適正摂取量はどのくらい? 飲み過ぎはよくない?
豆乳の1日の摂取量に上限はありませんが、200mlを1〜3回ほどが適量です。ほかの食事や飲みものとのバランスをみて、豆乳の摂取量を考えることをおすすめします。
大豆に含まれるイソフラボンを摂取しすぎるとよくないと耳にしたことがあるかもしれませんが、従来の大豆食品であれば危険性はないと言われています。
豆乳はダイエット効果がある?
「豆乳を飲めば痩せる」というわけではありませんが、豆乳にはダイエット中にうれしい特典がたくさんあります。豆乳は満腹感を与えてくれるので、食事前に飲めば食事量を減らせる可能性があります。
低カロリー、低糖質を売りにしている商品もあるので、罪悪感少なくおやつ感覚で楽しむこともできるでしょう。味の展開も豊富で、飽きずに続けられるのもポイントです。
豆乳の賞味期限は?
牛乳が数日の賞味期限なのに対して、豆乳の賞味期限は未開封で3カ月ほど長持ちするものが多くあります。開封後は3〜4日ほどで飲み切ってください。
長持ちするからといって保存料がたくさん使われているというわけではありません。製造工程の中でしっかり殺菌処理を行い、出荷時には容器の内側のアルミ層が外気から遮断してくれます。製造から出荷まで一連の流れの中で工夫を凝らし、賞味期限の長さを保っています。
豆乳メーカーやほかのヘルシー飲料、口コミもチェック
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種類やカロリーから自分好みの豆乳を見つけてみよう!
豆乳、調製豆乳、豆乳飲料の違いから、おすすめの豆乳製品まで幅広く紹介してきました。豆乳はバリエーションが豊富なので、豆乳初心者の方はもちろん、新しい豆乳に挑戦したい方も自分好みの豆乳をとことん追求できるはずです。
大豆イソフラボンやビタミンDなどうれしい栄養成分がたっぷりなので、体への影響が気になる方、ダイエット中の方の間食としてもおすすめです。その際は大豆の種類やカロリーなどに注目して、自分に合った豆乳を探してみてください。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
栄養士免許取得後、食品会社に勤務。プライベートブランド商品の開発過程に携わる。 その後、料理研究家のもとで修行後、栄養士、料理家として独立。 現在は、自身のスポーツ経験、栄養士の知識を活かし、 スポーツ専門学校でスポーツ栄養学の講師や、CM、書籍、雑誌、料理教室等を開き、多方面で活動中。