おすすめ商品の比較一覧表
「調製豆乳」とは? 「無調整豆乳」との違いは? 大豆固形分の含有量などをチェック
豆乳には「豆乳(無調整豆乳)」「調製豆乳」「豆乳飲料」があり、「大豆固形分」と呼ばれる製品から水分を取り除き、残った大豆成分の割合でそれぞれ分類されます。
※「無調整」と「調製」で「整」「製」の字が違います!
調製豆乳を選ぶ前に、それぞれの違いをおさえておきましょう!
豆乳(無調整豆乳)|濃厚な大豆の味わいが楽しめる
大豆と水だけのシンプルな材料で作られた豆乳。油脂や塩分、糖分などが加えられていない、大豆固形分が8%以上のものが無調整豆乳に分類されます。
大豆の濃厚な味わいが特徴で、加熱してにがりを加えれば自家製豆腐もつくれるのがポイント。一方で、大豆そのものの味がするので、人によっては飲みにくいと感じることもあります。甘くない豆乳が好きな人や、牛乳の代わりに料理に使いたい人にぴったりです。
調製豆乳|甘さ控えめながらマイルドで飲みやすい
無調整豆乳に糖分や塩分などを加えて飲みやすく調製したものが、調製豆乳です。大豆固形分が6%以上含まれ、油脂や塩分、糖分などの調味料が加えられています。大豆の栄養もほどよく残っており、飲みやすさと栄養のバランスがよい豆乳です。
無調整豆乳のクセが気になる人で、豆乳に含まれる栄養もほどよく摂取したい人は、調製豆乳を選ぶとよいでしょう。
豆乳飲料|さまざまなフレーバーがある
大豆固形分が4%以上で、調製豆乳に果汁やフレーバーなどの風味原料が加えられて、飲みやすくなっているのが豆乳飲料です。
フルーツの味や甘さが感じられ、豆乳のクセが苦手な人でもおいしく飲めるのがポイント。最近では、さまざまなフレーバーの豆乳飲料が市販されており、味に飽きやすい人でも無理なく飲めます。
ただし、無調整豆乳や調製豆乳よりも大豆の栄養価は少なくなっており、カロリーも高いです。
豆乳に含まれる栄養素や効果とは?
豆乳にはたくさんの栄養素が含まれています。その中でもよく耳にするのが、タンパク質、レシチン、イソフラボンなどです。ここではなぜ豆乳が健康意識の高い方におすすめなのか詳しく説明していきます。
毎日摂取したい「タンパク質」が豊富
人間の体に必要不可欠な栄養素の一つで、筋肉や血液、髪の毛などを作る「たんぱく質」が豊富に含まれています。
たんぱく質は肉やプロテインなどから摂取することができますが、毎日豆乳を飲むことは手軽にたんぱく質を摂取できる方法としておすすめです。一日のたんぱく質の摂取量の目安としては男性は60g、女性は50gとなっています。
豆乳を毎日の食事に取り入れて良質なたんぱく質を日常的に摂取するように心がけてみましょうね。
必須脂肪酸が多い「大豆レシチン」にも注目
豆乳には「大豆レシチン」といった必須脂肪酸が豊富な栄養成分も含まれています。こちらの栄養素はコレストロールを含まない特徴があるため、健康維持に最適です。
脂溶性ビタミンや脂肪酸などを包み込んで吸収をサポートしてくれるのでこちらの栄養素も注目してみてくださいね。
女性の健康維持におすすめな「イソフラボン」
女性が気になる美容に効果が期待できるイソフラボンは、昔から注目されている栄養素のひとつです。イソフラボンは女性ホルモンとよく似た働きをするので、女性の健康維持におすすめ。
大豆製品を毎日たくさん摂取するのは大変ですが、豆乳であれば手軽に摂取できるのでこの機会に豆乳を定期的に飲んでみましょう。
ビフィズス菌のサポートをする「オリゴ糖」
オリゴ糖は、おなかのなかのビフィズス菌や乳酸菌のエサになります。オリゴ糖を毎日取り入れてそれらをサポートすることで、より健康的な毎日を送れるでしょう。
腸内の環境を良好に保つビフィズス菌は、運動不足や偏食などで減ってしまいます。健康志向の方は、毎日の食事に豆乳を取り入れるだけでなく、食事のバランスや運動の頻度も見直してみましょう。
健やかな肌に欠かせない「ビタミン類」
豆乳には、ビタミンEやビタミンBなど、さまざまな種類のビタミン類も豊富に含まれています。美肌を目指す人はもちろん、ビタミン不足が気になる人も、豆乳から摂取することができるのがうれしいポイントです。
調製豆乳の選び方 糖質やカロリーもチェック
豆乳の種類と違いを知ったところで、調製豆乳を選ぶポイントを紹介します。おいしい調製豆乳を見きわめるためにチェックしておきましょう!
原料の大豆、成分を確認して選ぶ 有機大豆や遺伝子組み換えなど
「健康に役立てたい」「食生活を改善したい」という目的で、豆乳を飲まれる方もいるのではないでしょうか。そんな人ほど、質のよい豆乳を選びたいですよね。
そこで大切なのが「素材」を見ながら豆乳を選ぶこと。大豆の生産方法や、内容成分をチェックすることで、質のよい豆乳が選びやすくなります。「オーガニック」「有機大豆使用」「添加物不使用」「遺伝子組換えでない」「非遺伝子組換え」など、各商品によってこだわりもさまざまです。
パッケージの記載も参考にしながら、イメージに合った豆乳を選んでみてください。
●栄養成分表示でチェックできるものの例
カロリー(熱量)、脂質、コレステロール、レシチン、大豆サポニン、イソフラボン
●商品パッケージでチェックできるものの例
大豆の産地、遺伝子組み換えかどうか
豆乳のカロリーや脂質をチェックして選ぶ
調製豆乳は無調整豆乳に砂糖や塩、油などのを加えてあるので、無調整豆乳よりも飲みやすくなっています。その分、無調整豆乳よりもカロリーや脂質がやや高くなっています。カロリーなどを気にする方は、商品ごとのパッケージを確認して比較してみるとよいでしょう。
飲み方、使い方で容量を選ぶ
豆乳は開封したあと傷むのが早いです。自分の生活スタイルに合わせて豆乳の商品の容量を選びましょう。
たとえば仕事場などで手軽に飲みたい人や、豆乳初心者で味に慣れたい人は、飲みきりサイズの200mlが便利です。大容量を選ぶと飲み切れなくなる可能性があるので、ムダにしないためにも少量からはじめてみてください。
毎日豆乳を飲んだり、料理やお菓子作りに豆乳を使ったりなど、使用頻度が多い人は惜しみなく使える1,000mlがおすすめ。最初は量が多く感じるかもしれませんが、意外とあっという間に消費できてしまいます。ぜひ適切な容量で豆乳をお楽しみください。
調製豆乳のおすすめ11選
ここからは、調製豆乳のおすすめ商品を紹介します。スーパーなどで安い値段で購入できるものもありますよ!







ふくれん『九州産ふくゆたか大豆 調製豆乳』
調製豆乳を飲んだリアルな口コミを紹介!
ここで何商品か、実際に飲んでみた方の口コミを見てみましょう。※口コミはあくまで個人の感想です。
マルサン『調製豆乳 カロリー45%オフ』の口コミをチェック!

出典:LIPS
ダイエットのお供に
マルサンアイ
調製豆乳がオススメです!
カロリー45%オフの豆乳。
あたためて、ホット豆乳にするのがおススメです!
低糖質で、100mlあたり
糖質1.2グラム
カロリー35キロカロリー
イソフラボンがとれて、ノンコレステロール!
しかも、200円くらいで買えます。
ただし、イソフラボンの過剰摂取には注意するようにしてます。
キッコーマン『調製特濃豆乳』の口コミをチェック!

出典:LIPS
コレステロールが気になる人向け
特農豆乳!!
はじめて見かけたので買ってみた!
いつもは無調整と調製してあるやつしかみたことなかったなぁ。
味はほんと無調整と調製調整豆乳の間の濃さ笑
元々豆乳好きじゃないから
割と厳しいけど、飲めないわけではない。
私はコレステロール値高いわけではないけど
これからはこの特濃豆乳にしようかなと思ってます。
やっぱり調製豆乳だと大豆の成分が足りない気がして。
こちら
コレステロール値が高い方におすすめです。
キッコーマン飲料『調製豆乳』の口コミをチェック!






出典:LIPS
豆乳を飲んでダイエット&お肌もキレイに
私は豆乳そのままで飲むわけではなく、コーヒーに入れてソイラテとして飲んでいます
これがまた美味しい
コーヒーに入れるまでは味のついた豆乳(紅茶味と抹茶味が大好き)しか飲めず、
こちらの調製豆乳こそ、そのままの豆乳だからとコーヒーに入れたらはまり、
毎日1杯飲んでいます
コーヒーは大好きで以前は牛乳で割っていましたが、
牛乳も以外にカロリーがあるんですよね…
低脂肪牛乳とかもありますが、味が全然違って薄くて美味しくない
そんな時にたどり着いたのが豆乳でした
スキンケアは外側からのケアですが、内側からのケアも大事です
こちらの調製豆乳は1000mlで
安い時はスーパーで178円(税抜き)くらいで購入できます!!
高い時でも300円しないので、小さい味がついている豆乳を3本買うよりお得です!!
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 豆乳の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの豆乳の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
調製豆乳のおいしい飲み方
調製豆乳をそのまま飲むのに飽きてしまったときは、温めたり、いつもの飲みものに加えたりして味わいを変えてみましょう。次の飲み方であれば、特別な材料を用意しなくても簡単に試せます。
・コーヒーに入れてソイラテにする
・紅茶やココアに加える
・ジュースで割ったり、フルーツといっしょにミキサーにかけたりしてスムージー風にする
・温めてはちみつを加える
・牛乳の代わりにシリアルにかける
栄養がたっぷりの豆乳も味に飽きてしまうと毎日飲み続けられません。身近にある飲みものや調味料で味を変えて、おいしく調製豆乳を飲み続けましょう。
調製豆乳を使ったアレンジレシピ
調製豆乳はあらかじめ飲みやすいように加工してあるのがメリットです。そんな調製豆乳のメリットを生かした料理レシピを簡単に紹介していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。
豆乳とじゃがいものポタージュ
用意するものはじゃがいも、かつおだし、調製豆乳、薄口しょうゆ、ハーブ。じゃがいもは皮をむいて弱火でゆでて、温かいうちにかつおだしと一緒にミキサーにかけておきましょう。ミキサーでペースト状にしたものは冷蔵庫で冷やしておきましょう。
冷やしたペーストに冷たい豆乳をくわえて薄口しょうゆとハーブで味を調えて完成です。夏には冷製スープとして食べるのがおすすめですが、冬は温めて食べるのもおいしいですよ。
豆乳ヨーグルトのパンナコッタ
用意するものは砂糖、プレーンヨーグルト、調製豆乳、粉ゼラチン、水、お好みのジャム。
耐熱ボウルに粉ゼラチンと水を混ぜて電子レンジで溶かして砂糖を加えて混ぜ合わせましょう。粗熱が取れたらヨーグルトと豆乳を混ぜ合わせます。混ぜ合わせるときに氷水の上で混ぜるのがポイントです。
液がとろりとしてきたら容器に流し入れて冷蔵庫で冷やし固め、食べる直前にお好みのジャムを乗せて完成!
豆乳クリームパスタ
こってりとした味わいのクリームパスタも、豆乳を使えばあっさりと仕上がります。作り方は簡単で、クリームパスタの牛乳や生クリームを豆乳に変えるだけなので、調製豆乳を購入したら試してみましょう。
ベーコンやエビ、ブロッコリーなどは豆乳とも相性がよい具材です。
調製豆乳を使ってクリームパスタをつくるときは、なるべく甘さ控えめのものを選んでください。甘すぎる調製豆乳だと、パスタや具材との相性があまりよくありません。
調製豆乳に関するQ&A
豆乳の1日の摂取量は?

豆乳の摂取量はとくに決められていませんが、1日200~600mlを目安に飲むとよいでしょう。サプリメントなどと異なり、飲み過ぎたからといってイソフラボンの過剰摂取につながることはないと言われています。
ただし、飲みすぎは食事の栄養バランスを崩してしまうので注意が必要です。豆乳にはたくさんの栄養が含まれていますが、豆乳だけで体に必要な栄養をすべて補うことはできません。ふだんから食事のバランスに気を配り、上手に豆乳を取り入れていきましょう。
豆乳はいつから赤ちゃんに与えてもよい?

赤ちゃんに与える豆乳は、調味料が含まれていない無調整のものを選んでください。無調整豆乳であれば、生後7~8カ月頃から調味料として加熱したものを与えられます。赤ちゃんに与えるときは、アレルギーを起こす可能性もあるので少しずつ与えるようにしましょう。
飲みものとして与えるのは、1歳になってからが望ましいです。その際も、小さじ1杯程度の少量から与えるようにしてください。
毎日おいしく飲める調製豆乳
調製豆乳は甘めに調製しているので、豆乳初心者の方でも飲みやすく、毎日続けやすい商品が多いです。料理やお菓子作りにも適しているので、生活に幅広く豆乳を取り入れたい人は調製豆乳を選ぶとよいでしょう。
豆乳は開封後あまり日持ちがしませんので、飲み切りたいときは200ml、料理やお菓子に使うなら1,000mlなど、適切なサイズを選んでムダなく使い切りましょう。各商品によって大豆の味わいが異なります。
ぜひ飲み比べも楽しんでお好みの豆乳と出会ってください。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
栄養士免許取得後、食品会社に勤務。プライベートブランド商品の開発過程に携わる。 その後、料理研究家のもとで修行後、栄養士、料理家として独立。 現在は、自身のスポーツ経験、栄養士の知識を活かし、 スポーツ専門学校でスポーツ栄養学の講師や、CM、書籍、雑誌、料理教室等を開き、多方面で活動中。