【注目成分】レチノールコスメのおすすめ15選｜シワ改善や毛穴ケア、乾燥くすみに！

レチノールはビタミンAの一種。主に下記のような特徴があります。

（１）お肌のターンオーバーをサポートする
（２）コラーゲンやヒアルロン酸の生成をサポートする
（３）皮脂バランスをサポートする

（１）や（２）の特徴からお肌のシワ改善や、お肌にピンとしたハリやもっちりとした弾力を与える効果が期待できます。また、（３）の特徴により、ニキビや毛穴トラブルケアも期待できます。

このように、お肌の生まれ変わりを促し、ハリ感をサポートするレチノールは、キメの1つ1つが整った、みずみずしく澄んだ印象のお肌に導きます。

次に、シワ改善効果と保湿・お肌のハリケアについて具体的に説明していきます。

レチノール（純粋レチノール）は「シワを改善する」効果が厚生労働省によって承認されている医薬部外品の有効成分です。

加齢によってお肌のヒアルロン酸が減少し、お肌に水分がキープされにくくなると、お肌はゴワついて乾燥し、乾燥小ジワが目立ちやすくなります。これが、シワ発生のメカニズム。

また、加齢によってお肌のターンオーバーが乱れると、みずみずしいお肌を保つために必要なコラーゲンも減少します。すると、目元や口元、眉間、首などといった日頃から動きが激しい箇所にシワが刻まれやすくなります。

レチノールは、お肌のターンオーバーをサポートし、コラーゲンやヒアルロン酸の生成をサポートするため、シワ改善の効果が期待でき、ふっくらした若々しいお肌に導きます。年齢サインが気になりだした方にまさにうってつけの成分です。

レチノールは、いきいきとしたお肌を保つために重要な、お肌のターンオーバーをサポートします。表皮の新陳代謝をサポートすることで、古くなった角質が取り除かれ、お肌のゴワつきをケアして、キメの整ったなめらかなお肌を目指すことができます。

また、ピンとしたハリと潤いに満ちたお肌に必要なコラーゲンやヒアルロン酸の生成もサポートしてくれるのが特徴。

ここからは、レチノールコスメの選び方を紹介していきます。

レチノールは、呼び方の違いから、純粋レチノールやピュアレチノールなどと呼ばれることがありますが、これらは全て同一の成分であり、ビタミンAです。

純粋レチノールは、資生堂によって2017年に日本で初めて「シワを改善する」という新効能の認可を受けた成分。分子が細かく均一であるため、角質層のすみずみまで浸透します。ヒアルロン酸やコラーゲンの生成を積極的にサポートするため、気になるシワ部分を潤いで満たして柔らかくし、ふっくらとしたなめらかなお肌に導きます。

また、シワができているお肌のターンオーバーをサポートすることで、お肌リズムを整え、いきいきとした若々しいお肌状態を目指せます。

純粋レチノールは、デパコスの医薬部外品をメインに配合されているため、価格が高めのものが多いですが、シワ改善効果を目指すならば、医薬部外品のレチノール配合コスメがおすすめです。

レチノイン酸や酢酸レチノール、パルミチン酸レチノールなど、純粋レチノール以外の成分はビタミンAではなく、ビタミンA誘導体です。

ビタミンA誘導体とは、レチノール（ビタミンA）の構造を変えたものを言います。ビタミンA誘導体にすることでビタミンAの美容効果を高めたり、ビタミンAが貯留しやすくなります。

それでは、ビタミンA誘導体の主な成分の特徴を紹介します。

レチノールを安定化させた成分で、多くの化粧品に使われています。安定しているため、扱いやすいメリットがあるものの、美容効果は比較的弱め。市販のプチプラクリームなどにも配合されることが多いです。

トレチノインとは、レチノイン酸のことを言います。レチノールの50〜100倍もの効果があると言われており、アメリカではお肌のシワやシミ、ニキビの治療医薬品として認可されています。

しかし、日本ではお肌に塗布するトレチノインは市販されておらず、入手したい場合は美容皮膚科に行く必要があります。

レチノールは、敏感肌の方にとっては刺激が強く感じられることも。敏感肌の方は、レチノール濃度が0.5％以下のものを選ぶと良いでしょう。また、レチノール以外の成分として、保湿に優れたヒアルロン酸やグリセリン、セラミド、アミノ酸などの成分を含んだものがおすすめ。

さらに、石油系合成界面活性剤や防腐剤（パラベン）などお肌の刺激となりうるものを含まない低刺激処方のレチノール配合コスメを選びましょう。

ここからは、レチノール配合コスメのおすすめ商品を紹介します。
ケアしたいお肌悩み別に紹介しているので、自身のお肌状態と照らし合わせてチェックしてみてくださいね。

まずは、シワ改善有効成分のレチノールを配合したコスメを紹介します。シワに悩む方は要チェックです。

みずみずしい潤いでお肌を保湿することで乾燥くすみを目立たなくし、ピュアで澄んだ印象に導くレチノール配合コスメを紹介します。レチノールのほかに、美白*有効成分を配合したアイテムも要チェックです！

*メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐこと

続いては、たっぷりの潤いで保湿することでお肌をキュッと引き締め、毛穴を目立たなくするレチノール配合コスメを紹介します。毛穴が気になる脂性肌・混合肌の方にもおすすめです。

最後に、ニキビや乾燥によるゴワつきといった肌荒れを防ぐレチノール配合コスメを紹介します。抗炎症成分が配合されたものも要チェックです！

楽天市場でのレチノールコスメの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。

※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。

ここからは、レチノール配合コスメの使い方についてお話します。使い方を間違えると思わぬ肌トラブルを招く可能性もあるため、しっかりと確認してくださいね。

レチノール配合コスメは、基本的には化粧水や乳液のあとに使い、シワやお肌のハリ不足が気になる箇所に指の腹を使ってやさしくなじませます。

レチノールは、下記で紹介する「レチノイド反応」を起こす可能性があるため、レチノール配合コスメを初めて使う場合、最初の1週間はお肌の様子をよく観察しながら、2、3日に1回くらいのペースで使うのが良いでしょう。お肌に問題がなければ毎日使用することができます。

また、レチノール配合コスメを使用しているお肌は、紫外線からの影響を受けやすいので基本的に使用は夜のみ。日中に使う場合は、日焼け止めはもちろんのこと、帽子やサンバイザー、日傘などを使用して紫外線対策を徹底しましょう。

ここからは、美容ライター中村沙織さんに、レチノールコスメに関するあらゆる疑問に答えていただきます。

レチノールの魅力について迫りつつ、レチノール配合コスメの選び方やお肌悩み別のおすすめ商品を紹介しました。

レチノールは使用に際し気を付けなければならない点はあるものの、さまざまな角度からお肌悩みにアプローチしてくれるため、女性としての階段を上がっていくこれからのお肌にぴったりのアイテムです。
上手に取り入れて、輝くようなハリに満ちたお肌を目指しましょう。

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