青汁は体にいい? 青汁の健康効果とは
青汁とはビタミンやミネラル、食物繊維を豊富に含む緑色野菜から作られています。ただし、工場での加工工程で野菜そのままから摂取するよりも栄養素は失われてしまっています。
そのため、青汁のみで野菜や栄養不足を解消することはできません。野菜不足や、日ごろの食事での栄養バランスが気になる方は、日ごろの食生活にプラスする補助食品として飲み続けることが重要です。
青汁を飲むおすすめのタイミングはいつ?

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青汁はとくに飲むタイミングは決められていません。ライフスタイルや飲みやすい時間などに合わせて、好きなタイミングで飲めます。
栄養素を吸収しやすい朝のタイミング、食事の前に飲んで食べ過ぎを防ぐ、就寝前に水分補給として、運動後の水分やミネラル補給など、目的に合わせたタイミングを選びましょう。いずれの場合も、青汁は習慣化するのが重要です。
青汁の選び方
医療ライター・西村テツジさんに取材をして、青汁の選び方のポイントを教えていただきました。成分や飲みやすさをよくチェックすることが大切です。ポイントは下記。
【1】味
【2】目的に合わせる
【3】飲みやすさor価格
【4】栄養素の高い急速冷凍タイプ
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】飲みやすく続けやすい味を選ぶ
青汁は飲む習慣を付けることが重要です。飲みやすく続けやすい味のものを選びましょう。
大麦若葉ベース・抹茶配合|癖がなく飲みやすい
青汁のベースとして使用されている緑色野菜は、大麦若葉やケール、明日葉、桑の葉などがあります。なかでも癖が少なく飲みやすいのが、大麦若葉ベースの青汁です。さらに青汁に抹茶を一緒に配合することで、青臭さをやわらげて飲みやすくなっているものもあります。
毎日習慣化するためにも、飲みやすい青汁を選びましょう。
オリゴ糖・フルーツ配合|飲みやすいが糖分をチェック!
緑色野菜のみで作られている青汁は、どうしても青臭さが気になって飲みにくいという人もいるでしょう。青汁のなかには、オリゴ糖やフルーツ、甘味料などで甘みを加えて飲みやすくした商品もあります。
ただし、甘みを加えている青汁は緑色野菜のみのものよりも糖分が多くなる傾向にあります。甘みによる飲みやすさを重視したいときには、糖分の量もかならずチェックするようにしましょう。
【2】青汁を取り入れる目的に合わせたものを選ぶ
青汁を取り入れる目的に合わせて、青汁に配合されている成分をチェックしましょう。
お腹の調子を整えたい|食物繊維やオリゴ糖入りを

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なんだか毎日すっきりしない、と感じている人にも青汁は向いています。青汁にはお腹の調子を整えてくれる食物繊維が豊富に含まれているためです。さらに、青汁は「水溶性」と「不水溶性」の食物繊維両方ともバランス良く含んでいる特徴もあります。
ほかにも、オリゴ糖や乳酸菌などお腹の調子を整える成分が配合された青汁もあります。
血糖値やコレステロール値が気になる|水溶性食物繊維を

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食物繊維には水溶性と不溶性があり、水溶性食物繊維のなかにはトクホの成分としても取り上げられている難消化性デキストリンがあります。難消化性デキストリンをはじめとした水溶性食物繊維が含まれている青汁もあります。
水溶性食物繊維は糖や脂肪の吸収スピードをおさえる働きを持つ、血糖値やコレステロール値にアプローチしてくれる成分です。血糖値やコレステロール値が気になる人は、水溶性食物繊維を含む青汁を選びましょう。
ダイエット中|糖質をチェック!

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人間の活動エネルギーの元となる糖質は、余るとインスリンの働きによって脂肪として蓄積されてしまいます。青臭さをやわらげて飲みやすくするために砂糖や甘味料などを加えている青汁は、糖質が高くなる傾向にあります。
ダイエット中の場合には、青汁に加わっている糖質の種類や糖質の量も合わせてチェックしておくのが重要です。
体のため|保健機能食品を

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保険機能食品とは、一般食品と医薬品の中間に位置する一定の機能をもった特定保健用食品、機能性表示食品、栄養機能食品を合わせた食品群の総称です。保険機能食品である青汁もあります。
青汁の配合されている成分によって、体への機能が異なります。保健機能食品の青汁を選ぶときには、配合成分や機能、配合量なども合わせてチェックしましょう。
【3】飲みやすさか価格かでタイプを選ぶ
青汁には水などで溶かして飲む粉末タイプ、そのまま飲めるストレートタイプがあります。粉末タイプは価格を抑えられる一方、溶かすのに手間がかかるのが特徴です。ストレートタイプはそのまま飲めるため溶かす手間はかかりませんが、粉末タイプよりも価格は高い傾向にあります。
続けやすさや飲みやすさ、価格と重視したいポイントに合わせて青汁のタイプを選びましょう。
【4】栄養素の高い急速冷凍タイプも
緑色野菜から絞った青汁を急速冷凍したタイプは、しぼりたてそのままの鮮度に加えて、粉末タイプよりも配合されている栄養素の量が多いのが特徴です。粉末タイプやストレートタイプよりも、多くの栄養素を摂取したいときに向いています。
ただし解凍するのに手間がかかる、やや飲みにくいのがデメリットです。青汁で重視したいポイントに合ったものを選びましょう。
医療ライターがアドバイス
青汁は食物繊維やビタミンが豊富なことで有名ですが、味が苦くて苦手という方も多くいらっしゃいます。しかし、青汁の素材には、大麦若葉やケール、明日葉、桑の葉など多くの素材があり、素材の種類によっては苦みが無く飲みやすいものや、味の改良や他の栄養素を足したものなど、種類はさまざまです。
ご自身の食生活の悩みに合わせて、飲みやすさや栄養素をもとに上手に使い分けてみましょう。
青汁のおすすめ商品はコレ!
選び方をふまえて、青汁のおすすめ商品を紹介します。いろいろなメーカーから厳選していますので、納得の青汁選びにぜひ役立ててください。
▼おすすめ33選|溶かして飲むタイプ
▼おすすめ6選|そのまま飲めるタイプ
▼おすすめ2選|急速冷凍タイプ
▼おすすめ33選|溶かして飲むタイプ
まずはコスパの良い商品が多い「溶かして飲む」タイプの青汁からご紹介します。飲みやすい商品をセレクトしているのでぜひチェックしてみてください。

日本薬健『金の青汁 日本薬健のみんなの青汁』は、青汁素材の中でも苦みが無く飲みやすい大麦若葉が原料です。さらに豆乳を配合して自然な甘みがありますので、お子様からお年寄りまで、家族で飲める青汁です。
家族みんなで飲める青汁
純国産の大麦若葉をベースに使用、豆乳をブレンドすることでまろやかな口当たりにした青汁です。はじめて青汁を取り入れたいときにも、飲みやすくなっています。
香料や着色料、甘味料は使用せず、大麦若葉は契約農家が無農薬で栽培したもののみを使用しています。家族みんなで飲める青汁を探しているときにも向いています。

伊藤園『鉄分がとれるほうれん草の青汁』は、原料にほうれん草を使用していますので、青汁がどうしても苦手という方におすすめです。抹茶をブレンドなのでお茶感覚で飲める鉄分も採れる青汁です。
鉄分不足が気になるときに
ほうれん草に抹茶をブレンドすることで、青汁の青臭さを抑えて飲みやすく仕上げた青汁です。ほうれん草、抹茶ともに国産の原料のみを使用しています。
香料、保存料、着色料、糖類は使用していません。さっと溶けるタイプの粉末を採用しているため、好きなタイミングで飲みやすいです。鉄分不足が気になるときにも習慣づけしやすくなっています。
※Amazonは1箱、楽天市場・Yahoo!ショッピングは2箱の価格です。

アサヒグループ食品『青汁と21種の野菜』は飲みやすい大麦若葉を原料に、21種類の緑黄色野菜やフルーツをバランス良くブレンドした栄養豊富な青汁です。野菜の栄養をバランス良く摂りたい方にお勧めです。
たっぷり21種類の野菜を使用
栽培期間中に農薬や化学肥料を使用しない、大分県産の有機栽培の大麦若葉を使用。ほかにもにんじん、ほうれん草、アスパラガス、赤ピーマンなどの21種類の野菜、りんご、オレンジ、レモンのフルーツも使用して作られた青汁です。
フリーズドライ製法を採用しているため、大麦若葉の風味や栄養素をできるだけ損なわずに仕上げられています。
ミルクやはちみつを加えてもおいしい!
生葉搾り製法を採用した、溶けやすさと飲みやすさにこだわって作られた青汁。飲みやすいだけではなく、おなかに届く食物繊維とガラクトオリゴ糖を配合しているのも魅力のひとつです。
またこちらの商品は、青汁にガラクトオリゴ糖を加えることで「ほのかに甘い」味わいになっているのも嬉しいポイント。フレーバー付きは苦手だけど飲みやすい青汁をお探しの方はぜひチェックしてみてください。
すっきりヨーグルトテイストで飲みやすい
ヒトの免疫司令塔であるPDCに働きかける作用を持つことが論文報告された「プラズマ乳酸菌」を2パックあたり1,000億個配合した青汁です。免疫機能の維持をサポートしてくれるほか、食物繊維、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンB群の栄養素もふくまれています。
癖のない大麦若葉をベースに、すっきりとしたヨーグルトテイストに仕上げられています。
▼おすすめ6選|そのまま飲めるタイプ
ここからは、コスパよりも簡単に飲めるものがほしい方におすすめな「そのまま飲めるタイプ」をご紹介します。
▼おすすめ2選|急速冷凍タイプ
最後に栄養素が多い商品をお探しの方におすすめな「急速冷凍タイプ」をご紹介します。
「青汁」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 青汁の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの青汁の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
青汁をもっと飲みやすく! アレンジや工夫を紹介
青汁はそのまま飲むだけでなく、いろいろなものと混ぜてアレンジして飲むこともできます。青汁のアレンジを紹介します。
牛乳やヨーグルトと混ぜるとまろやかに
青汁の青臭さが気になるときには、牛乳や豆乳で割るとまろやかな味わいになります。牛乳や豆乳と混ぜても、青汁の栄養素が壊れてしまうことはありません。冷たい状態でも、ホットミルクでも可能です。
プレーンヨーグルトに粉末の青汁を入れて、はちみつをかけて食べる方法もあります。カルシウムや乳酸菌も一緒に摂取できます。
たんぱく質を意識したいならプロテインと一緒に摂取
筋トレなどでたんぱく質摂取を意識したいときには、青汁とプロテインを混ぜて飲む方法もあります。プロテインと青汁を混ぜても、栄養素が壊れることはありません。
プロテインと青汁を一緒に取ると、たんぱく質と一緒に筋トレ後に失われてしまったミネラルを一緒に摂取できるメリットもあります。トレーニングと青汁摂取を習慣化してみましょう。
気軽に取り入れたいなら青汁ゼリーも
青汁の青臭さがどうしても苦手な人や、より手軽に青汁を日常生活に取り入れたい人に向いているのが、青汁ゼリーです。青汁ゼリーとは青汁をゼリー状で摂取できる食品で、持ち運びに便利なもの、ハンディタイプで好きなタイミングで食べやすいものなどさまざまな商品があります。
女性にうれしい美容成分などが配合されている青汁ゼリーもあります。
【関連記事】健康維持に役立つ商品はこちら
習慣化しやすい商品もたくさん
医療ライター・西村テツジさんと編集部で青汁の選び方とおすすめ商品を紹介しました。青汁は野菜不足が気になるときや体のケアをしたいときにぴったりの商品です。ただし、青汁は生の野菜よりも含まれる栄養素は少なくなるため、ふだんの食事の補助的な用途で取り入れましょう。
飲みやすいものや成分で選ぶと、続けやすく習慣化できる青汁選びにもつながります。自分にぴったりの商品を選んで、青汁を日常生活に取り入れてみましょう。
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新薬の企画開発を10年経験。その後、日用品メーカーで医薬部外品、化粧品、健康食品の商品企画、マーケティング、新事業開発を18年経験。 健康関連のスペシャリストとして、青汁マイスター・ソムリエ、薬膳コーディネーターの資格を有し、これまでに執筆は100事案を超え、商品企画提案などにも含め幅広く活動中。